ヴォーカル・アンサンブル カペラ 「ジョスカンのモテット・シャンソン演奏会」|明日

名人戦で羽生さんが負けてショックを受けている櫻井です。

通算100期目前で逃しましたね。

第6戦もジリジリとした展開で、2日目夕方あたりから少し羽生さんが良いかと思いましたが最後は結構急転直下、紛れのない一本道に入ってしまって、こういう負け方あんまり羽生さんの将棋で見たことない気がして、ショックでした。

しかし天彦さんの将棋は本当に不思議、どうしてこれで良くなるのか分からない手とか、一見一貫性の無い手が連続したりするんだけど、いつのまにか良くなってる。

本当に不思議です。天彦ワールドでしたね。


趣味の話はこれくらいにして、明日はカペラの由比ヶ浜公演、明後日はカテドラル公演です。

モテットとシャンソンの演奏会は3回目ですが、毎回テキストの量が多くて大変です笑

いつもはミサなので、大半のテキストは毎回同じなのですね。通常文の安心感笑

今回は嘆きや改悛にまつわるモテットと、同じく嘆きにまつわるシャンソンということで、テーマの重さという意味でもいつもと少し雰囲気が違うように思います。

昨年Salicus KammerchorでやったジョスカンのPater noster / Ave mariaもやります。サリクスとはまた違った雰囲気になってますのでご期待ください。

花井先生の解説が期間限定で公開されていますので是非ご覧ください→ https://fonsfloris.blogspot.com/2018/06/6.html


カペラが終わると八咫烏と八重桜のジョイントコンサートがあります。

もうリハーサル始まっているのですが、私は今回初めて全曲トップを歌うことになりました。

最初はバリトン、前回はセカンドだったので、きっと次回あたりバスを歌っていることでしょう(嘘)

何しろトップテナーは消費カロリーが凄いので、痩せないように頑張りたいと思います。


カペラではバス、八咫烏ではテナーを歌っていますが、シグナスではアルトを歌っています。

シグナスのCD、私のところにもまだ沢山在庫がありますので、お持ちでない方は是非!

そしてこちらのネタ動画も面白いので是非ご覧ください。

https://youtu.be/8np4WJ1Gia8

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Salicus Kammerchor

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次回はEnsemble Salicusの演奏会です!

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昨年10月に開催されたLa Musica CollanaとのジョイントコンサートのライブCD

第2回定期演奏会のライブDVD

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サリクス通信に加藤拓未、渡辺研一郎が登場!

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バッハカンタータアンサンブル第45回演奏会|明日

明日5/13はバッハカンタータアンサンブルの演奏会です。

前回10月の演奏会では私が代理で指揮させていただきましたが、今回は通常通り花井先生の指揮です。

いつもの早苗さんに加え、アルトソロは同級生の小巻、テノールはお馴染み金沢さん、そしてバスはいつもノヴァヴォーチェでお世話になっている藤井大輔さんです。

今回やる56番はバスのソロカンタータですので、大輔さん大活躍です。


そして実は明日の朝はサリクスのリハが入ってまして、いよいよ通奏低音と一緒になってのリハが始まります。

しつこいですがチラシ画像をまた貼っておきます。

と、言うわけでなんか毎年この時期恒例な感じですが、またあの13キロのローランドのキーボードを徒歩で運搬する苦行が始まります笑

うちのキーボードは普段旗の台に置かせて貰っていて、今日ちょうど旗の台でフォンスフローリス古楽院なので取りに行って、それを持ったまま夜は大森でアラミレのリハ、明日の朝浅草でサリクスのリハで使った後秋葉原まで運んで本番、打ち上げでベロベロになってフラフラで家まで持って帰るというなかなかの苦行をやります笑

救いは今日のアラミレが大森で、旗の台から近いというこですね。うちからも電車一本だし。これが田園調布とかだったらさらに僕の(内面の)世紀末感が増していたことでしょう。

嗚呼、車欲しい。それかもっとコンパクトなキーボード欲しい。

13キロという重さもそうなんですが、デカイんですよね。幅が1.5メートルくらいあるので運びにくいったらない。精密機械だから気も使いますしね。

ローランドさんお願いします。もっと軽くて小さくて音良くて調律も100種類くらいから選べる夢のマシンを開発してたも。できれば10万以内で、、、。無理か、、、。

僕が重そうな荷物持ってるの見かけたら、応援してください笑

汚ねえな笑

あ、そうそうこれとは別に、シグナスのCDも持ち歩いているのでそれも重いー。軽くしたいー。

買ってね(*゚▽゚*)

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ゴールデンウィークとは

ゴールデンウィークとは

今年のゴールデンウィークもよく働きました。

前半は広島、後半は東京で沢山りはとレッスンをやりました。

38時間リハーサル、6時間レッスン、本番1回、飲み会2回という内容だったようです。

世間的には大したことないと思いますが、私としては結構よく頑張ったほうだと思います。


そんな中、実はH井先生同様私も5/5だけポッカリとお休みで、渋谷にヨシダナギ展を見に行ってきました。

クレイジージャーニーの大ファンで、中でもヨシダナギは一二を争う推しなので、ツイッターとかフォローしちゃったりなんかしてるんです。

だからやってるのは知ってたけどあんまりミーハーだから行くのは無いなと思っていたのですが、妻が全然別ルートから情報を仕入れたらしく、やってるから行かなーい?って誘われたので、誘われたんだからしょうがない、と自分に言い訳をして、行ってきました。

なんというか。

写真は素晴らしいと思うんですよね。コンセプトも素敵だと思うし。美人だし。キャラクターもほんとに魅力的だし。

ただ売られ方があまりにえげつない。

と、思いました。

凄かったです。

西武渋谷店がA館もB館も総出であちこちにナギの写真があるし、それに合わせて民族衣装的なテイストの服や靴やなんか仕入れてきてTribal styleって銘打って一大イベント化。

グッズなんかも本当凄くて、そりゃあもうクリアファイルとかポストカードとか買っちゃって、スタンプラリーまでやっちゃいましたけど、もうそれはそれは凄かったです。

ほんとはトークショーとサイン会にも参加したかったんだけど。映画の時間と被ってなかったら絶対参加したんだからね!爆

まあようはただのミーハーなファンなのだけど、あんまり売られ方が凄いもんだから、ちょっとだけ心配になりました。


それで、文化村の映画を観に行ってきたのですが、これがなかなかな映画でした。

「ザ・スクエア」というスウェーデン映画です。

先日来日したバーバーショップカルテット、リングマスターズもスウェーデンで、最近なんだかスウェーデンづいてますね。

あ、そういえば今思い出しましたけど先日発売になったシグナスのCDにもスウェーデンの作品含まれてるらしいですよ。

Kung liljekonvaljeという曲で、アルトのパートソロから始まる超カッコいい曲らしいです。

櫻井元希という人がアルト歌ってるらしいですよ。

是非お買い求めくださいって言ってました。私が。

そう。それでその「ザ・スクエア」という映画なんですが、現代美術を扱う美術館のディレクター(?)が主役の映画なのですが、伏線をはりまくった挙句一個も回収せずに終わる系の映画で、きっとこの辺りからエピソードが繋がっていくんだろうなーってとこでズバッと終わりました笑

しかも終わって気づいたのですがこの映画結構長くて、2時間半もありました。

長くてストーリーもあるようなないような感じだけど、退屈しませんでした。

それはすごいなと思いました。

結局、人間ってしょうもないよね。でもみんな頑張って生きてるよね。誰も悪くないのに、うまくいかないこともあるよね。ってことなんだと思います。

去年のカンヌのパルムドールをとったんだそうですが、カンヌではこういうものが評価されるんですね。なんかすごい(語彙)

個人的には押し付けがましくなくて好きでした。


渋谷に行って、時間があれば、ブルードレスという洋服屋に行くことになっています。

ただし本当に時間がある時に限る。何故なら行ったが最後なかなか帰れないから。

広島のノルディックサウンド(北欧専門のCDショップ)に似てます。あそこも行ったら2-3時間は覚悟しなきゃいけない。

今回気づいたら4時間くらいいました。

閉店時間を30分オーバーしてました。

そんなに広くない店内で、なんでこんなに長居できるのか。全く謎です。

まあ謎というか、長坂さんのトークのせいなのは間違いないのだけど、それにしても4時間はおかしい。時間が時空に吸い込まれているとしか思えない。

興味が湧いてきた方は是非行ってみてください。

きっと感動すると思います。


そして私たちとしてはめずらしく、昼も夜も外食で、それも2食とも肉を食いました。

お昼はBunkamuraの真向かいのハンバーグ屋さん「まーさんの家」。ここのハンバーグはもうレアもここまで来たらユッケとの線引は?っていうレベルです。

そして夜はその名もずばり「ケバブカフェ」。こちらもBunkamuraのすぐ近くです。

ここはねえ。ほんとびっくりするぐらい狭いけどびっくりするぐらい美味しいですよ。

食べたことのない味。けどどれも美味い!あと安い。

フムスと、野菜のペーストみたいの、交互に食べながら、永遠にビールが飲めるやつでした。

あと今回は食べなかったけどスープが抜群にうまい。ランチについてるやつ。ほんとうまい。

おすすめです。


さて明日からまたSalicus Kammerchorのリハが始まります。

今回のプログラムはいつも通り超面白いプログラムですが、その上これまでになくキャッチーです。

なんてったってパレストリーナのミサをやります。

私たちのレパートリーのうち、多分バッハの次に有名なのがパレストリーナでしょう。

それに、「下手したらこれ本邦初演かも・・・」っていう曲が今回はありません。

バッハの親族の作品も一部では根強い人気があるようです。

そこのあなた!マニアックだなあ、、ニッチだなあ、、って敬遠するのはそこまでだ!

私たちのレパートリーの中ではこれ以上にキャッチーなものはない!それでもニッチだと感じる方はごめんなさい笑

でも抱いているイメージを少し変えるような演奏かもしれませんよ。

チケット発売中です!

TiGET(当日精算お取り置きでのお申込み)

5/20 ミレニアムホール https://tiget.net/events/21656

5/23 豊洲シビックセンターホール https://tiget.net/events/21657

 

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シグナス・ヴォーカル・オクテット 2nd CD発売記念コンサート in 広島 終演

シグナス・ヴォーカル・オクテット 2nd CD発売記念コンサート in 広島 終演

一昨日になりますが、シグナスのコンサート終演いたしました。

お越しくださいました皆様、誠にありがとうございました。

やっぱり広島はいいですね。川が、山が、空が美しい。

あとラーメンが美味い。

あとつけ麺が美味い。

あー!お好み焼きの写真撮るの忘れた!!

終演後駅ビルの貴屋家というところに行きましたが、生地と野菜はベチャベチャ系なのに麺がかつてないほどパリッパリのお煎餅みたいで、新食感でした。

今度うちでもやってみよう。

あーでもあの食感は生麺じゃないと出ないなあ。生麺でやると手間が倍増だからなあ。

いずれにしても大変美味しかったです。

広島は何食べても美味しいです。


シグナスは僕の活動の中では、なんかご褒美のような、ほんとただ楽しいだけで、こんなんでいいのかしらっていう。プレシャスタイムです。

今回も食べて飲んで歌って遊んで。満喫しました。

この感じは、多分演奏にも出てるんじゃないかなあと思います。

CD買ってね(๑>؂•̀๑)テヘペロ

ネット販売は10日からですが、私から直接だとそれ以前でも大丈夫ですので、お声かけくださいませ。

このジャケットすんごいいいですよねえ。

いつもチラシやパンフのデザインをお願いしている吉田健嗣さんの本職である剪画です。

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Ringmastersのコンサートに行ってきました

Ringmastersのコンサートに行ってきました

GWですね。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は明日から広島です。

月曜のシグナス・ヴォーカル・オクテットのCD発売コンサートのために行ってきます。

お近くの方は是非!


昨日はサリクスのリハーサルでした。

3回目のリハで、徐々に深いところにまで入っていきます。メンバーとのせめぎあいが続きます。

Jesu, meine Freudeはやっぱりすごい曲です。リハやってても精神的な消耗が凄い。

この曲、5年前くらいにカンタータクラブで演奏しました。その時よりいい演奏をしたいということが自分に対するプレッシャーにもなっていて、いいです。


サリクスのリハの後はトミーとリングマスターズの演奏会に。

2012年のバーバーショップのチャンピオンです。

去年に引き続いての来日で、前回は聴きに行けなかったので、今回楽しみにしていました。

CDは聴いていたのですが、CDのちょうど5億倍良かったです。

あとバリトンの彼がイケメン過ぎました。ジャスティン・ビーバーの6倍くらいイケメンでした。

テノールとバスのメンバーが今回来れなかったようで、2人は代役だったのですが、全く遜色ないどころか、上述のようにCDのちょうと5億倍良かったので、オリジナルメンバーだったら何億倍良いのでしょうか。

彼らスウェーデンのグループで、今年は日本とスウェーデンの国交樹立150周年だそうで、その記念で大使館で演奏してきたそうです。

彼らはバーバーショップカルテットですが、もともとはクラシックの合唱をやっていたそうで、今でもスウェーデンの合唱音楽もレパートリーにしています。

今度出るシグナスのCDにも収録したKung liljekonvailjeも演奏してくれましたが、男声版のトップテノール絶望的に難しくて歌える気がしねーーーって思いました笑

それにしても、彼らほんとに声が柔らかくて軽い。特にバリトンの彼はマジで鼻歌です。超絶コントロールの行き届いた鼻歌を聴いているようでした。それがもう素敵すぎ。虚飾無く、気負いなく、さりげなくスッと入ってくる。

あの調子なら(リード以外は)一日中年中無休で歌ってもなんともないでしょう。

いや、リードは大変なんですよ。ほんと、とんでもないテクニックなんですよ。

なんか私今バスからアルトまで歌ってますが、やっぱりテノールが一番難しいし、消費カロリーが全然違います。

6月のカペラはバスを歌いますが、先日のリハーサルで久しぶりにバスを歌って、「あーーーらっくちーーん」って思いました。

いや、ほんと久しぶりにこんな力いっぱい拍手しました。

2時間弱のプログラムで(それも1時間位に感じましたが)アンサンブルが乱れたのって3秒以内だったと思います。

まさに異次元。

それで、精度が高いだけじゃない、ほんとに聴いてて楽しい、気持ちがいい、この瞬間が永遠に続いたらいいのにって思わせてくれる。

心から歌うことを楽しんでいて、それを隠さない。

「人生ってほんと素敵だよね、素晴らしいよね、そう思わない?」って言ってるみたいでした。

無邪気で、疑いがない。

歌ってそういうことなんだよな。

ほんとに今回行けてよかったです。

これがなんと2500円!!!!!!!激安っ!

マネージメントしてくれた東京バーバーズに本当に感謝です。素晴らしい活動をされています。本当に。

バーバーショップってなんとなく一世代前に流行った懐かしい音楽って思われがちだけど、お客さんにも若い人すごく沢山いました。羨ましい。

あまりこの業界のこと詳しくないけど、Twitterなんか見ててもよく学生のグループが動画あげてるのを見かけるし(しかも凄いクウォリティをもったグループをいくつも見かけます)、結構若い人にも人気のジャンルなのかなと思います。

声楽アンサンブルの精度という意味では世界で最もシビアなジャンルだと思うし、先日の八咫烏の演奏会でも思い知りましたが、物凄いバカテクです。おっそろしいほどのテクニックを要求される。

八咫烏でも歌い続けていきたいレパートリーだし、いわゆる普通の合唱をやってる人たちにももっと楽しんでもらいたいなあと思うジャンルです。あ、あと声楽科の学生さんとかほんと聴いた方がいいと思う笑。生で。

やっぱり録音が悪いと思うなあ。スタジオ録音って圧迫感あって嫌。もっと生に近い録音の方法とか編集のやり方にしたほうがいいと思うのだけど。

東京バーバーズは毎年チャンピオンカルテットを呼んでいるので、情報を仕入れて、演奏会に行きましょう!是非!