昨日おとといと2公演行いました、男声アンサンブル八咫烏2nd concert!終演いたしました。
この冬一番の冷え込みという気候の中、ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
八咫烏らしさ満載の演奏になったと思いますが、特に湯山昭の「河童の歌」は私たちのキャラクターにぴったりで(真面目にふざける系、ぶさいくひたむきダサい逆にカッコイイ系)、最高に楽しかったです。
ただ個人的に2日間の公演の内、白眉だと思ったのは2日目のシュトラウスだと思いました。2日目のお昼のリハーサルの成果も出て、細部まで行き届いた、納得のいく演奏だったと思います。
お客様の感想の中で多かったのは、知ってる曲をやってほしいという声で、普段あまりキャッチーさという観点から選曲していない私にとっては、新鮮なでした。
というのも私にとってメンデルスゾーンやシューマンやシューベルトやシュトラウスなんかをやっている時点ですでにキャッチーで王道で超有名どころだと思っていたので、そういう意見が出ると思っていなかったので。
いかに自分の価値観や尺度で物事を判断していたかということを思い、反省しました。
あと感想で多かったのは、北欧ものをもっとやってほしいという意見でした。今回マデトヤに焦点を当てて、20分ほどのステージを組みましたが、De profundisが、大曲のわりに演奏時間は短いので、演奏している方としてはなかなかお腹いっぱいなのですが、聞き手としてはもうちょい聴きたい!と思われたようです。
今回発声を見直したことによって声のブレンドがかなり向上し、北欧ものサウンドに近づいてきたと思うので、これからも北欧ものは八咫烏の選曲の柱となっていくと思います。
八咫烏に演奏して欲しい曲、リクエスト募集中です。だんだん自分たちに合う曲、ジャンルが見えてきたように思いますが、まだまだ模索中、色んな可能性を残しながらの選曲となっておりますので、是非ご意見お寄せくださいませ。
写真は「八咫烏」の名のついた日本酒をいただいてご満悦の二人
そして山盛りの唐揚げに笑いが止まらないトミー
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演奏動画公開中!
Heinrich Schütz “Musikalische Exequien” op. 7 III. Canticum Simeonis / Salicus Kammerchor
Ensemble Salicus : Gregorian chant from “Proprium in ascensione Domini” / “Ordinarium missae I”
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主宰団体Salicus Kammerchorホームページはコチラ
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