知のバトン

知のバトン

今からしょーもないことを言います。

時間を無駄にしたくない方は読まないことをオススメします。


クレイジー・ジャーニーっていうテレビ番組、好きで録画して見ているのですが、〈遺体科学〉の回、最初はグロい話かと思ったらめっちゃ感動的な話でした。

学問というのは、知のバトンを渡すことなのだそうです。

音楽は学問じゃないけど、似た側面を持っているように思う。

ツイッターに、シタール奏者のH. Amit Royという方のボットがあって、私フォローしてるんですが、この先生も似たようなことを仰っています。

俺の弾いてる音楽、俺のもの何もない。全部先生からのもの。先生から預かって、また次の人に渡す。音楽、そういうもの。俺が!とか俺の!とか、そういうものじゃない。

https://twitter.com/amit_roy_bot/status/938639586724417536

俺の先生も、先生の先生も死んじゃった。俺ももうすぐ死んじゃう。みんな必ず死ぬね。音楽だけがずっと生きてる。

https://twitter.com/amit_roy_bot/status/940316187203792897

なんか名言好きな奴はしょーもないみたいなことを言ってる人がいたけど、僕は名言好きです笑

好き、というか、言葉で感動したり、救われたって思ったり、励まされたり、いいじゃんね。

武満徹がこんなこと言ってたなあとか、道夫先生だったらこう言うだろうなあとか。そういう連なりの中に自分も関われた気がして、やっぱりこういうことも自分のものだけにしておくのはもったいないから、あの人がこんなこと言ってたよって、バトンを渡したくなる。

あ、そうそう。バトンの話でしたね。

僕も結局、自分が言ってることのほとんど全部、先生が言ってたことだし。何か新しいことを言ったり、やろうというような気はサラサラないのです。

こう見えて。(どう見えてると思ってんだ)

教わったことをやってるだけ。

ただ一人の人から全てを学んでいるわけではないので、ある一面ではこの人から、別の面では別の人から教わったことをやる。その取捨選択が自分のオリジナリティなのかなあと思っています。

それで、何が言いたいかっていうと、バトン持ったまま死なないでねってことでした。

多分そういう人もんの凄く多いんじゃないかな。

まあある意味仕方ないと思うけど、それって凄くもったいないと思う。本人は知ったことではないだろうけど。

誰にもわからないようなことだったとしても、とりあえずなんらかの形でアウトプットすべきだと思う。

直感的にそう思う。

というか、僕が知りたいからか。

僕はバトンを受けとりたい。

握りしめたまま死なないで。せめて探せば拾えるところに置いといて、死んでほしいと思う。

こいつに話してもわかんないだろうって、諦めないで。わかんなくなたっていいからそのわかんない話僕にしてほしい。

20年後わかるかもしれないしね。

今年は忘年会の数が少なくってさみしい。

という話だったのかもしれない。

酔ってなかったらしなかったかもしれないような話、酔ってなかったら聞く耳を持たなかったかもしれない話って、あるよね。

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Salicus Kammerchor

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公演情報

次回定期公演は2018年5月の第4回定期演奏会です!

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昨年10月に開催されたLa Musica CollanaとのジョイントコンサートのライブCD

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