先日ガザ法要にて死者のためのミサ(通称レクイエム)を独りでやりました。
ミサは普通会衆を含め司祭、助祭、聖歌隊などに役割が割り振られており、歌う部分ももともと独りで歌うものではありません。
それどころか
司祭:Dominus vobiscum. (主があなたがたとともにありますように)
会衆:Et cum spiritu tuo.(またあなたの霊とともにありますように)
といったコール&レスポンスまであり、これを独りでやるのはなかなかおかしなことなのですが、試みてみました。
もともとグレゴリオ聖歌というのは独りで歌う部分は少なく、殆どの部分は複数人で歌いますが、最近独りでグレゴリオ聖歌を歌うことが多くなってきています。
カニササレアヤコさんとの企画サレガマパダミサもそうなのですが、それにしても交互唱のところは笙と交互に、さっきのコール&レスポンスのようなところはカニさんに歌ってもらっています。
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というわけで今回最初から最後まで朗読や祈祷も含めて全部独りでやるというのはなかなかチャレンジングだったわけですが、それに加え、ガザで亡くなった方のお名前を一人ひとり読み上げていく中という更に特殊な状況で、なかなか凄まじい経験となりました。
それで、独りでミサをやるというなかかなかの機動力と、やってやれないことはないという手応えから、依頼があればどこへでも私独り(とタンプーラ)で出張するということを始めようかと思います。
ということでWork&Priceのページを更新しました。
・お好みのミサ(50分前後)
・タンプーラでの歌唱
・準備期間1ヶ月以上
・100,000円+交通費
という条件で、やってほしいという希望があれば伺います。
依頼お待ちしております。→g.sakurai.office@gmail.com