Facebookページでやっている企画のまとめです。
声の神秘に魅せられて46
石松三十石船 / 二代目 広沢虎造
喉歌というとやはり中央アジアに多いですが、イタリアにもあるしアフリカにもあるし、日本にもあるんですね。
浪曲の広沢虎造がそうで、この世界では「胴声」というそうです。
喉詰め発声を練習するのに、やはり日本人としては日本語で練習するほうが身近でいいかもしれません。
というかやりたくなりますよね、これ聴いてたら。
私も耳コピでセリフを書き出して、しばらく練習してました。
これ全部覚えてしゃべるというだけでほんと凄い。でもまあオペラ1本暗譜するくらい?でもオペラでも自分の役以外は暗譜しないでしょうし、これ全部一人でやってますからね。うん。やっぱり凄いわ。この芸能は。
それでこれ他にも山のようにお話がありますからねえ。全部でどのくらいを覚えてるもんなんだろう。
西洋も東洋も、昔の人の記憶力ってどうなってんでしょうね。
声の神秘に魅せられて47
Hana Blažiková – The Ultimate Goth
ハナ様です。BCJで初めて見て、素晴らしい歌い手だなと思っていたのですが、ハープの弾き語りを見て更に惚れましたね。
それでこの動画の説明文に、ロックバンドでベースも弾いてますって書いてあって、ご丁寧にそのバンドの演奏のURLまで貼ってあったのですが、これマジですかね?
ほんとだとしたらより尊敬するけど、ハナ様のWikiには書いてないし、同姓同名の別人じゃないかなあと思うのですが、この画質では判別つかず。
どなたかご存じの方いらっしゃいませんか?
声の神秘に魅せられて48
Sing! Day of song – Bobby McFerrin – Improvisation
ビートボックス聴いてて、ああこれBobby McFerrinだなあと思うことよくあります。
ものすごく影響与えてますよね。
ビートボックスってある意味Bobby McFerrinの進化系みたいな側面もありますよね。
ただやはり歌としてのテクニックとか、音楽そのものについてはこの人を超える人はまだいないんじゃないかなあ。
声の神秘に魅せられて49
UNITEAM | Grand Beatbox Battle Tag Team Champion 2019 Compilation
ビートボックスにはソロ、タッグ、チーム、ループなどの部門があって、それぞれ結構楽しみ方も楽しませ方も変わってくるのですが、実は今までタッグってあまり魅力を感じてませんでした。
役割分担がしっかり別れてるのも、ふたりとも同じようなことやってるのもなんかこう中途半端な感じがしちゃってあんまり好きになれなかったんですよね。
そんなわけでこれまでソロ、チーム、ループに関しては紹介してきたのですが、タッグはどうしようかなあと思ってました。
しかしここまできたらタッグも紹介したいなあと思って改めて食わず嫌いを克服して見てみたら、2019年チャンピオンええやないか。笑
曲がまずよくできてますよね。それで二人ならではの表現になっていてそれがわかりやすい。曲自体はめちゃ複雑だけど、二人だからこそできている複雑さ、という意味でわかりやすい。
9’10あたりからの複雑なリズムパターンを違う音でホモフォニックにやってからの片方休んで片方はわざわざ指で5拍子やってますアピールしてからのそこにもうひとりが重なってくるとことかほんと二人というのがめっちゃ活きてて、わかりやすくて複雑。
あとステージングがおもろい笑
3’35 あたりでピンポンやってるのとか。8’30あたりそこそこのヨーデルやっちゃうのとか。
ヨーデルってもうなんというか強制的に人をハッピーにする魔力があるじゃないですか。その特徴を最大限に生かした緊張と緩和ですよね。
かと思ったらちゃんとバトルしてる。5’50あたりとか。
ギャップよねー。惹きつけるよねー。
ビートボックスって大半の人が、テクニックの安定性とか音の綺麗さとか、他人が出せないオリジナルの音とかに目がいきがちだと思いますが(私もそうですが)、このタッグは「いい曲といい演奏」を見せつけてくれます。
それで私は意外だったのですが、ビートボックスのバトルの評価基準は「音楽性、オリジナリティ、ステージング」なのだそうです。
「テクニック」が入ってないんですよ。
ぼかあこれを知ったとき軽く感動をおぼえました。
声の神秘に魅せられて50
Wildsbok (Psalm 42) – World Youth Choir 2007
演奏もさることながら、この曲の白眉は50秒くらいのところで聴こえる赤ちゃんの声です。
しかも鳴き声じゃなくて、これ笑ってますよね。
なんって幸せな瞬間でしょう。
WYC、この時も5−6人日本から行ってると思いますが、ホント羨ましい。