いやーついに優勝しちゃいましたね。
広島県人として、まさかこんな日が来るなんて夢にも思いませんでした。
まあ僕が生きてるうちには無いかな、くらいに思ってました。
なんとまあ急に凄いことが起きるものです。7月辺りまでは、とても優勝なんて口に出来ませんでした。口にしてしまったら夢が醒めてしまいそうで。
マジックが点灯して、「嘘だろマジかよ、しちゃうのか、優勝、、、」もう内心ザワザワザワザワしてました。
でもカープはほんとに信じられないようなペースで勝っちゃって(で巨人が凄い負けちゃって)、あっという間に優勝しちゃいました。
ほんとに驚きました。
マジック2で広島がホームで勝って、そんな時に限って巨人が勝って、ホーム優勝がなくなった時も、まあ、なんていうか、広島らしいよね、とか思ったし、翌日巨人が負けたら広島まさかの移動日優勝か!?なんていうこともありました。
広島から出て行った大竹が頑張ってそれを阻止したというのもなんか笑えますよね。
いや、もう今世紀最大の感動です。今まで今世紀最大の感動は昨シーズンプレミアリーグのレスター優勝でしたが上回りました。多分奇跡度合いで言えばレスター優勝の方が凄いのかもしれないけど、やっぱり僕は広島人だからな。
なんというか久々に郷土愛爆発しました。
お好み焼き食べたいです笑
さて、今日は合唱団フォンスフローリスのリハーサルでした。
合唱団フォンスフローリスは、フレンチバロック専門のアマチュア合唱団で、先日のリュリのテ・デウムの公演は大好評でした(私は下田に行ってて参加できませんでしたが)。
次回の演奏会は、なかなかマイナーで演奏されることのないグランモテを演奏する事になりました。
今日練習したのはニコラ・ベルニエの”Miserere mei”と、ニコラ・クレランボーの”Regina caeli”でした。
この合唱団では時々オリジナル譜を使うことがあります。
今回のベルニエがまさにそれで、こんな感じです。
いやー見にくいですよねえ。まあでも字が読めるだけでバッハよりマシです。バッハの時代のドイツの筆記体は特殊過ぎてほんとに読めません。
Ich bin veracht der Herr hat mich zum Leidenと書いてあります。
読みづれえ。ぜんぜん読めねえ、、。
これ読めるようになれば自筆譜で演奏とかいうことも出来るんですけどね。演奏者全員にそれを求めるのはなかなか酷です。
それに比べればベルニエ余裕ですね。ラテン語だし。
で一番問題なのはクレフだと思うんですけど、特に難しいのは意外とHaute contre(アルト、上から2段目のパート)なんじゃないかと思いました。
なぜか。
実はHaute contreというパートはアルトと言うよりはハイテノールで、モダン譜の記譜はテノールのクレフ、ト音記号の下に8って書いてあるクレフで書かれています。
これとアルト記号(第3線にハ音記号)を比べると、2度違うんですね。1個だけずれてる。アルト記号だと第3線がCの音ですが、ト音記号の下に8の記号だと、Hとまり半音下なんです。
これはまどろっこしい、どっちかに統一されていれば良いものの、例えば同じ演奏会で両方の記号を読まなきゃいけないとなると、とっさに脳が大混乱します。まだ3度違い、5度違いとかだと大丈夫なんです。線と間は一致しているから。
つまり低音部譜表とバリトン記号は3度違いですが、例えば低いCの音はそれぞれ第2間、第3間です。一個ずれてますが両方間にあるんですね。だからまだ理解しやすいのですが、線と間がごちゃごちゃになっちゃうとほんと脳みそ大混乱。思考停止が訪れます笑
Haute contreの皆さんの苦労がわかったリハでした、、、。
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