指揮法

指揮法

台風は関東を逸れ、岩手に上陸したそうですね。

東北の皆様どうぞお気をつけ下さい。

近所でめちゃめちゃはっきり虹が出てました。それも2つも!こんなにはっきりした虹を見たの初めてかも。

反対側の空も美しいです。


昨年から今村能先生のもとで指揮法を習っています。毎週火曜の午後。今日もレッスンでした。

今村先生は花井先生が紹介して下さった、斉藤指揮法の先生です。

今村先生の教室では10人くらいが12-17時まで30分間ずつレッスンを受け、その間ほかのレッスン生の方のレッスンを聴講できます。

その中で段々、わかってきたことがあります。

「叩き、平均運動、しゃくい、ひっかけ、ワルツ打法、四分打法」ができれば大概のことはなんとかなる。

ほとんどの人がこのどれかでつまずいています(自分も含め)

特に四分打法に費やされるレッスン時間の多さは凄いです。

ほんのちょっとだけ解説してみると、、

叩き:点前が加速し、点後が減速する。打点でほとんど180度運動を折り返す。筋肉を使うのはこの点の瞬間だけで、あとは脱力して重力に任せている。裏拍がちょうど折り返し地点にあり、そこで止まる訳ではないが、一度速度がゼロになる。

平均運動:点前点後に加減速がない等速運動。打点がはっきりしないため柔らかい音を出したい時に適している。点を通り越したあたりで音が出る。

しゃくい:平均運動と叩きの中間的な打法。叩きより打点は深くなり、弓なりの軌道を描く。

ひっかけ:点の瞬間が速度が速く、点後は減速し続ける。裏拍を叩くことなく引き出す打法。

ワルツ打法:通常の叩きが、点から点の1/2が減速、1/2が加速なのに対し、ワルツ打法では減速が2/3で残りの1/3が加速する。一回の叩きの中に音を3つ入れる際に用いる。

四分打法:同様に四分打法では減速が3/4で加速が1/4となる。一回の叩きの中に音を4つ入れる時に用いる。

他にも山ほどテクニックはあるのですが、これさえできれば他のテクニックは身につけるのはそれほど難しくないと思います。

逆にたったこれだけのことができない人が如何に多いことか、、、(自分もその一人)

1年やってますが、まだ練習課題の6番です。ページにして8ページしか進んでません( ̄◇ ̄;)

基礎からみっちりやりたい人には超オススメです。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~chikara/Material%20Imamura/Chikara/sub11.html

あと今日先生がものすごい極論を仰ってました。

「テンポさえ示せればなんとかなる!」

オオウイイエア!


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軽井沢国際合唱フェスティバル全日程終了

軽井沢国際合唱フェスティバル全日程終了

軽井沢国際合唱フェスティバルが終わりました。

最終日は6人組女声ヴォーカルアンサンブル、Latvian Voicesのプレミアムコンサートを鑑賞させていただきました。

一週間限定で動画が見れるようです。

https://youtu.be/5eXLnIVu2gw

この動画の15分辺りから彼女達のパフォーマンスです。

(私たちの動画も公開されちゃってます、下の動画の2時間45分辺りです)

https://youtu.be/SVkgploCSEg

Latvian Voicesのホームページ

彼女たち歌は当然素晴らしいのですが、衣装も素晴らしい。

メンバーの方がデザインされたそうです。

ほんとに衣装って重要だと思います。ずっと見てられる美しさでした。なかなか演奏会聴いててずっと演奏者を見てるってこともないのですが、彼女たちは見ていて飽きないのでずっと見てました。

それは衣装だけでなく動きなど飽きさせない工夫をしていることもあります。

種々の打楽器を使ったり、というのは視覚的にも楽しめるし、変化を与えられます。

でまたこのパーカッションが上手いんだ。そういうとこも含めて物凄く練習を詰めてる。素晴らしい。

あとは編曲、これも物凄く大事。これも、衣装をデザインした同じ方がされているそうです。

6人の声の個性が物凄く強いので、その個性を強烈に活かした編曲をすることで、演奏の効果を最大限高めていました。


なんとなくイメージしていたのと違っていたのは、意外とみんな発声がクラシカルだったということです。

声門閉鎖の強い地声を終始使っていたのは1人だけで、後のメンバーは地声とファルセットを組み合わせて使っていて、1人はほとんど普通のクラシックの発声でした。

それでも箇所箇所によって音色、音質、音量、音程を絶妙に工夫して変化させていて、それも見事でした。

その上でブレンドを実現するために、全体として浅く広めの母音で統一していたようでした。母音、大事ですね。


あと特筆すべきは、声のダイナミクスについて。

凄く、声が、小さい!

このダイナミクスで歌ってたら普通声震えちゃう。くらいの音量。

でもこの音量だからこそできるコントロールを遺憾なく発揮していました。一瞬でその音程に達する声帯のコントロールがほんと凄いです。完璧です。

これならツアーでどんだけ歌っても疲れないだろうなと思いました。


あとは選曲。

本人たちは民謡と、クラシカルなものの2本柱だと言っていましたが、それ以上に多彩だと思いました。ポップスも歌っていたし、全くクラシックな曲は今回1曲のみで、クラシックと民謡の中間のような曲も非常に魅力的でした。ラテン語を使うというのは、民謡よりかなり私たちに身近になりますし、普遍性を得られると思います。

そういう意味でも上手い。素晴らしいアイデア。そしてここでもメンバーの作曲能力のえげつなさが光ります。

衣装デザイン、編曲、作曲、これだけのことを一人のメンバーが出来るというのだから人件費の節約たるや半端ないです笑。

もちろん一人の人間がそれら全てを担当することでグループの統一感が生まれ、目指すところがくっきりはっきりでした。


今回の軽井沢国際合唱フェスティバルで、最後に彼女たちのパフォーマンスを見れてよかった。

いろんなことを学ばせていただきました。盗みます。


今回の軽井沢滞在では、メンバーのご親族(奥田健次という行動分析学者の方)が経営されている施設で大変お世話になりました。

「行動コーチングアカデミー」という合宿所のようなところで、宿泊、食事から会場までの送迎まで何から何までお世話になりました。

↑看板の前で


↑緑に囲まれた施設


↑超美味しい朝食
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軽井沢国際合唱フェスティバル2日目

軽井沢国際合唱フェスティバル2日目

2日目は午前中アンコンでの模範演奏、夜にプレミアムコンサートと2回の本番でした。

もちろん午後はみっちりリハーサルです。

これで2日で5公演をコンプ。灰になりましたがハイにもなりました。

疲労ってここがピークだなって思ったところから結構イケるんですね。車のガソリンメーターみたい。

打ち上げも盛り上がりました!交流しました!

3日目は何にも本番が入っていないので、純粋にフェフ、いやフェスを楽しみます!


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軽井沢国際合唱フェスティバル1日目

軽井沢国際合唱フェスティバル1日目

本日の日程。

10-12時リハーサル

移動

13:30-14:00ホールリハーサル

移動

14:30-15:00教会コンサート

移動

16:30-17:00オープニングセレモニー(1曲披露)

移動

17:00-18:30リハーサル

移動

19:30-20:00野外コンサート


という凄い日でした。

お昼はおにぎり2個。だったので夕飯で来た洋食屋さんでベーコンハンバーグドリアという超高カロリー食をいただきました。

世の中には凄い食いもんがあるもんだ(笑)


明日も2公演。

2日で5公演って、今まで経験ないかも(笑)
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軽井沢国際合唱フェスティバル

軽井沢国際合唱フェスティバル

明日から行われる、軽井沢国際合唱フェスティバルに招待合唱団、シグナス・ヴォーカルオクテットとして参加させていただきます。

明日朝からリハーサルするために、前乗りで今日軽井沢に入ります。

メンバーに軽井沢在住者がいますのでそこでお世話になります。

シグナスはメンバーが各地に散らばっているので、リハーサルをコンスタントにできません。

どのくらい散らばっているかというと、大分1人、広島2人、愛媛1人、長野1人、東京3人、という感じです。

明日のためのリハーサルは、5月に別の本番で集まった時にやりました。

その時の記事はこちら

10年来の仲間なのでお互いの声がよく分かっていて、なんというか、ノーストレスです(笑)

昨年CDも出しましたので、よろしければコチラからどうぞ。

そういえばこれを録音したのは声種変更する直前だったので、バリトン時代のものとしては最後の録音ということになりますね。

動画も沢山上がってますのでよろしければ”cygnus octet”とかで検索いただければと思います。

こちらにはこれを上げておきます。

演奏可能な最小編成でのコンダリラです。

あとこれも

録音は悪いですが演奏はまぁまぁです(笑)

原村、下田と続いた夏の旅もこれで終わり。

きばってきます。

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