あと1週間

サリクスの演奏会まであと残り1週間となりました。

昨日はリハーサルに少し早く着いたので、湯島の会場近くのコンビニにでかけていったら、立派なお寺と立派な桜に出会いました。


癒された。しばし。

癒しと安らぎと慰めと憐れみを求める毎日です。

まさに祈りの日々、宗教音楽を演奏するには最適です。

13キロのキーボードを転がして次のリハーサルへ。夕暮れの上野公園は息ができないくらい美しかった。


上野公園の桜並木を通ってきましたが、偽僧侶はいませんでした。

目を皿のようにして探したんですが。残念。

間に合わないかと思われたサリクスのブログ、第3回定期演奏会曲目解説シリーズですが、今日第4回を書いて、終わりが見えてきました。

第35回 第3回定期演奏会 各曲について(その4)

次回で完結です。

今回の演奏会のためには、選曲コンセプトの記事を二つ、そして曲目解説を5つ、書きました。

第30回 第3回定期演奏会の選曲コンセプト(その1)

第31回 第3回定期演奏会の選曲コンセプト(その2)

第32回 第3回定期演奏会 各曲について(その1)

第33回 第3回定期演奏会 各曲について(その2)

第34回 第3回定期演奏会 各曲について(その3)

よかったらご覧ください。

そして演奏会にお越しください。

これらを読んでから聴くと、また印象が変わると思います。

僕たちほんと細部にこだわりまくっているので、よく聴かないと違いわかんないかもしれない。

いや、いやいや、もちろん何も予備知識なくても十分楽しめますよ!

いつも自画自賛なんですが、今回も超面白いプログラムです笑

伝われーこの面白さーーーー!!

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Salicus Kammerchor第3回定期演奏会

『J. S. バッハのモテット全曲演奏シリーズvol. 3 〜詩編モテットと葬送モテット〜』

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Salicus Kammerchor主催 第3回ワークショップ終了

Salicus Kammerchor主催 第3回ワークショップ終了

Salicus Kammerchor主催ワークショップ第3回

グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニー

〜古ネウマをポリフォニー演奏に生かす〜

一昨日ですが、無事終了いたしました。

3回目ということもあって内容も充実してきたのではないかなと自画自賛しております笑

過去2回はサリクスのレパートリーの柱、「グレゴリオ聖歌」「ルネサンス・ポリフォニー」「J. S. バッハの声楽作品」という3つのセクションに分けて、この約800年の歴史を6時間で辿るという物凄い企画だったのですが、今回は前半の二つ、「グレゴリオ聖歌」「ルネサンス・ポリフォニー」に的を絞った内容でした。


午前中は渡辺くんのセクション、「古ネウマでグレゴリオ聖歌を歌う」で、3時間かけて古ネウマをしっかり学びました。理屈はともかく、ネウマの見た目から受けるインスピレーションを大事に、書いてある通りに歌ってみるというアプローチで、それほど脳がパニックを起こさずに古ネウマに取り組めたのではないかなと思います。


午後は私の担当でゼンフルのモテットを、グレゴリオ聖歌の歌いまわしを生かすということで、午後もほとんどの時間を、ポリフォニーの中のひとつの旋律をいかに歌うかということにかなりの時間を費やしました。

結果10時から始まった講座でしたが、複数の声部で歌い始めたのは4時くらいだったでしょうか。お昼休みが1時間あったので、約5時間を単旋律を歌うということに費やしたことになります。

皆さんも学ぼうという意欲が素晴らしく、最後の通しではかなりちゃんとポリフォニーしてる実感が得られたのでゃないかと思います。

ここに最後の通しを貼っておきます。

ネウマのうねり、片鱗でも感じて頂けると嬉しいです。

この曲はサリクスの演奏会でも演奏します。こちらも是非是非お越しくださいませ。


終了後は打ち合わせと称して打ち上げをしてまいりました。

みんなおんなじTシャツ着て恥ずかしいですね笑

奇跡的に全員違う色を着てきました。

 

 

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Salicus Kammerchor第3回定期演奏会

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いろいろありました 2

いろいろありました 2

サリクスの公演が近づいてまいりまして、日々忙しくしております。

またしてもブログの更新が滞ってしまっています。

ここ最近はほんと何をやったかも覚えてないくらいです。

何やったっけなーうーん。

ほんとに思い出せないので写真フォルダを見てみましょう。


春ですねえ。なんでしょうねえこの写真は、、

は!

そうだ!

これは入谷の交差点の歩道橋ですね。ミレニアムホールの打ち合わせに行った時に撮ったんでした。

ということで一つ思い出しました。

ミレニアムホールの打ち合わせに行きました!

10月にも使わせていただいたので、もう大体同じ感じで大丈夫ですねーてなもんであっさりと終わりました。


次の写真は、、


春ですねえ、、

これは谷中霊園ですね。

そうそう!カンタータクラブの新歓演奏会のゲネプロを見に行ったんでした。

新入生沢山入ったかな?

今回はなんと新歓で器楽曲をやったそうです。チャレンジャーですねえ。難しいことにチャレンジするのは素晴らしいですね。


ええと、次の写真は、、


あ、これもう昨日ですね。

写真もあんまり沢山撮ってなかったみたい。

昨日のことは思い出せます。

昨日は朝5時に起きて、奥沢(7:30集合)までチェンバロの運搬お手伝いに伺いました。

凄い金箔貼りの美しいチェンバロで、運ぶのにとても緊張しました。

カンタータクラブの先輩に頼まれたんですが、チェンバロソロの録音を出されるそうです。

五反田文化センター、実は初めて入ったのですが、とても良いホールですね。サイズもちょうどいいし、サリクスでも使いたいな。

チェンバロ運搬を終え、旗の台のえびらホールに、今度はうちのローランドのキーボードを取りに行きました。

今回サリクスのリハはえびらではなく公共施設を使っているので、キーボード運ばなきゃならないんですよね。

13キロほどあります笑

重いです(°▽°)

そう。昨日は通低の入った初めてのリハでした。

今回はオルガンとヴィオローネ。なんだかんだ毎回違う通低楽器使ってます。

第1回はオルガンとチェロ、第2回はオルガンとチェロとテオルボ、そしてジョイントはオルガンとチェンバロとチェロとヴィオローネ。

次回はヴィオローネとリュート使いたい。お金ない(°▽°)

今回ヴィオローネは、いろいろあって2種類使うことになりそうです。

前半は8フィートのヴィオローネ、後半は16フィートのヴィオローネ。調弦が変わるので運指も変わって、結構大変なんだそうです。申し訳ないm(_ _)m

前半のメインのモテット、Lobetはどうやら16フィート入れてなかったみたいなんですよね。

あ、16フィートというのは、記譜された音程のオクターブ下を弾くということ、モダン楽器でいうところのコントラバスのことです。

8フィートというのはそれに対して記譜された通りの音を弾く、チェロと同じ感じですね。

8フィートヴィオローネというのは、記譜された通りの音を弾くということはチェロと一緒なんですが、楽器自体がチェロより大きく分厚く、弦が6弦で(その点ではガンバと同じ)音域もチェロの4度下まで出るので、「場所によってはオクターブ下も弾ける」というオプションのついたような楽器なのです。

なぜLobetが8フィートだったと思ったのかというと、この曲、通低のパートに歌バスのオクターブ下が記譜されているというところが結構あるんです。

つまり既に16フィートが記譜されている、記譜された音をそのまま弾けば16フィートになる、ということなんです。

これを更に16フィートのヴィオローネで記譜された音のオクターブ下を弾いてしまうと、歌バスのオクターブ下にオルガン、その更にもう1オクターブ下にヴィオローネ、というとんでもなく分厚い音が鳴ってしまうので、きっとこれは8フィートだったのだろうということが想像できるのです。

それに対して後半に演奏するDer Geist hilftはそう行った箇所が1箇所もなく、音域も16フィートのヴィオローネの音域を超えることがないので、きっと16フィートだったのだろうというわけです。

と、いうわけで角谷さんには大変申し訳ないんですが2台の(しかも大きな)楽器を持ってきていただかねばならなくなってしまったのですが、聴き手や、演奏してる方としても、変化があってとても面白いです。

今回の通低はこのお二人!


角谷朋紀

 

東京藝術大学器楽科卒業。オランダ、デン・ハーグ王立音楽院大学院修了。その後ヨーロッパのさまざまなオーケストラやアンサンブルで演奏活動を行ってきた。

 2011年デン・ハーグピアノ五重奏団のメンバーとしてファン・ワセナール国際アンサンブルコンクール(オランダ)に参加し、第1位、同時に最優秀演奏者賞を受賞。現在日本の様々なオーケストラやアンサンブルにて演奏活動を行っている。


 

村尾芽衣

神奈川県藤沢市出身。 東京芸術大学附属高等学校ピアノ科、同大学古楽 科チェンバロ専攻を卒業。ベルリン芸術大学にてドイツ国家演奏家資格 を取得。

 ピアノを角野裕、チェンバロをテシュネ=ローラン、鈴木雅 明、大塚直哉、ミッツィーメイヤーソン女史、各氏に師事。

 第10回大阪 国際音楽コンクール古楽部門第二位、藝大卒業時にアカンサス音楽賞、 2013年ベルリン古楽アンサンブルコンクール第三位、2014年Alice Sumter Stiftungコンクール第二位受賞。

(野田さんが事情により参加できなくなって、代わりにジョイントでも弾いてくれた村尾芽衣さんがのってくれることになりました。)


さて、上の中華屋の写真の説明にようやく入ります。

サリクス第2回定期演奏会がDVDになります!

昨日はリハの後ライプニツレコードのN村氏(写真の人物。顔出ししているのに謎のイニシャルトーク)と会って、ディスクを受けとりました。

なかなか良く撮れてるし、良く編集できてます!ご期待下さい!50枚作ったので完売するといいな!(助成金全部落ちて実は存続の危機にあるのでマジで是非とも買ってください笑)

演奏会でも販売しますが演奏会特別価格ですのでこの機会に是非!

そして、上の写真(N村氏の)、ちょっといい写真だと思いませんか?

N村氏に教えてもらったアプリでiPhoneで撮りました。

Facebookにアップしたらけんしさん(剪画作家でサリクスのチラシのデザイナー)が才能を無駄遣いしてポスター風にしてくれました笑

ココのコメント欄です。

これから写真撮るのがちょっと楽しくなりそうです。

 

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いろいろありました

いろいろありました

皆様お久しぶりです。

4日ぶりの更新ですね。

マメさに定評のある私ですが、えー、忙しさにかまけてブログの更新を怠っておりましたm(_ _)m

昨日締切だったサリクスの解説がまだ半分しかかけてません笑


えー岩崎邸の本番の日、先週の土曜ですね、帰りがけ御徒町の松坂屋で靴を買いました。


ヴィブラム・ファイブフィンガーズです。

https://www.barefootinc.jp/

この靴”Born to Run”という5年くらい前に読んだ本に登場していまして、もうずっと、ずーーっと欲しかったんです。

ついに買ってしまいました。えー。最高です。端的に言って。

凄い気持ちいい。全部の指が地面に必ず着地するのでグリップ感が違う!軽い!通気性がいい!

五本指靴下2枚履いて歩いてるような感覚です。

ランニング用ですが、普通に普段ばきしてます。


20日の月曜日、父が広島から東京に来まして、伯母と妻と4人で食事をしました。

お店は不動前のティスカリというお店です。

https://s.tabelog.com/tokyo/A1317/A131710/13203472/top_amp/

このお店のシェフとは、知り合いというか、なんとも不思議な縁がありまして。説明がヤヤコシイのですが・・・。

先日アガリアム合唱団で、サルディーニャのスイーツ、セアダスの専門店でライブをさせていただきました。

そこへタロスという渋谷のサルディーニャ料理屋さんでシェフをしている伊藤さんという方が聴きにいらしていて、というか徳久ウィリアムさんとセアダスフラワーカッフェを繋いだのが伊藤さんだったそうなのですが。

そこで伊藤さんとは知り合って、facebookで繋がったんです。それが昨年9月でした。

そして今年1月、広島に「合唱団そら」のメサイアを歌いに帰った時のブログを伊藤さんが読んでくださったようで、コメントをいただきました。

「ひょっとして広島駅前のスペイン料理屋で毎週飲んでませんでしたか?」

そらというのは飲むために歌ってるのか、歌うために飲んでるのかわからないような団体でして、毎週練習後に飲むんですね。

その頃はその「バルセロ」という広島駅新幹線口のスペイン料理屋で毎週飲んでいました。

なんでまたそんなことを伊藤さんがご存知なのかと思いましたが、なんと伊藤さん、その頃バルセロのシェフだったのだそうで。

もうビックリ仰天。

縁というのは不思議です。

そしてそもそも徳久ウィリアムさんと私が出会ったのは伯母ですし、その伯母と、広島から来た父と、毎週バルセロに通っていた私と妻が、元バルセロのシェフのお店でお料理をいただくことになろうとは。

そう。そして私、伊藤さんはてっきりタロスにいるんだと思ってタロスを予約したのですが、つい昨年末にティスカリという新しいお店をオープンされたということで、タロスにはいないとのこと。

これも伊藤さんがタロスの予約台帳を見ていて、おそらくカタカナ書きであったでしょう(電話で予約したので)私の名前を発見してわざわざご連絡くださったのです。マメだ、、。

お店では、もうオマカセで、サルディーニャのビール、サルディーニャのワインとともにサルディーニャ料理をいただきました。

どれも食べたことのない味で、超美味しかったです。それはもう発狂的に。

イチマイモシャシントッテナイケドネ!

サルディーニャってイタリアの西にある島で、ほうぼうから攻められ続けた歴史があるそうなんですね。

それで、もともとサルディーニャにいた人たちは、どんどん内陸へと追いやられていった。

海岸の方は新しい外来の文化が沢山入ってきたけど、内陸にはサルディーニャのオリジンがあるとのこと。

そういうコンセプトのお店なので、島の料理なのに魚介類が全然ないんです。

いただいたのは、馬のステーキ、羊のフリット、生ハム(豚)、チーズ、トマト、おかひじき、ルッコラ、そら豆、ひよこ豆、なんかの豆、それからパスタ、あと念願のセアダス!

セアダスはモッツァレラチーズの入ったパイみたいのにハチミツがたっぶりかかったスイーツでした。

ワインにあうーーー笑

あの、お店の内装なんかも最高なので是非行ってみてください。ほんと、素敵。


伯母は声明、白拍子、ディワン、竜笛なんかをやっている音楽家で、お察しの通り貧乏です。

真ん中の帽子かぶってるのが伯母です。

自分の未来を見ているようで勇気をもらえました。でも声明の方が古楽よりニッチだよね!そうだよね!

そして父はほんとに僕にそっくりで、しょうがないやつだなーと思いました。

自分がした話を「へーそうなんだ」みたいに聞いてるとことかそっくりです。

あと、僕が生まれる前に亡くなった祖父は、生前、他人が絶対にやってないことをやれ、が家訓だったそうです。

だから貧乏なんですよね笑

その血は間違いなく受け継がれていますから、祖父も草葉の陰でほくそ笑んでいることでしょう。

ほんと血は争えません。

僕がなんか言ったことに対して、二人が声を揃えて、「そう!」と言った時は笑いました。

大体僕が何か言っても、「そう?」と言われるのが普通ですから笑


えー21日の火曜は午前中、4月22日サリクスで使わせていただくリリスホールに打ち合わせに行ってきました。


ほんとびっくりするくらいゴージャスなホールでした。


壁が大理石で天井が超高い、客席の傾斜がかなり急角度で、後ろの方で聴いてもかなり上質な響きが聴けそうでした。

ホールのファンという方もいらっしゃるそうで、ホールに預けていたチケットは売り切れ寸前でした。たまげました笑

あと建物がデカイ!無駄スペースが多い!スケールが凄かったです。


都心からはちょーっと遠いですが、お近くの方はどうぞお越しください。お近くでない人もぜひお越しください。


その日の夜は国際音楽学会東京大会の企画のひとつ、Memento moriというタイトルで死にまつわるバロック以前の作品を集めた演奏会に足を運びました。

そう、グレゴリオ聖歌はやってませんでしたが、コンセプトがサリクスそっくりなのです。

おまけに今度演奏するガルス・ドレスラーという作曲家の作品も演奏するということで、外せない演奏会だったんです。

古楽科の先生や櫻田先生、そしてサリクスメンバーはじめ知り合いが多数出演していましたしね。


ふう、ようやく昨日です。

昨日は一日中サリクスの通低パート譜づくりと発送、そして解説を書いていました。

コーヒーいっぱい飲みました。

他に書くことはーーーーーーなし!よし!


はい!今日です!

今日は午前中解説の続きを書き、午後はサリクスのリハーサルでした。

今までやってきた成果が出てきた部分と、まだまだ全然出来てない部分と、両方ありました。ほんとに道のりは長いです。一朝一夕にはいきません。ネウマは一日にしてならず。すべての道はネウマに通ず。おお!ローマをネウマにしたらそれらしい格言が出来た!

ただひとつ言えるのは、今回のテノールはほんとに凄いです。マジでヨダレが出るほど上手いです。

バッハの”Lobet”に、Ewigkeitという言葉にロングトーンがあてられている部分があるのですが、ただ音伸ばしてるだけでにやにやしちゃうくらいいいです!ほんと!ありがたい。

チケットまだまだございますので是非お買い求めください。

私に直接言ってくださっても大丈夫です。


明日から広島でシグナスの練習です。みっちり合宿かっていうくらい歌います。アルトを。8月にまた録音する予定なので、そのための準備です。

自分のカウンターの声がCDになるとか震えますね・・・。テノールもまだなのに。笑

 

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イザーク | 鼻血

イザーク | 鼻血

イザークに鼻血が出そうな話です。

この時点でキモッと思った方は今すぐブラウザの戻るボタンをクリック!!


今年はイザーク没後500年ということで、私はミサを4曲演奏するのですが、そのうちの1曲はMissa “Virgo Prudentissima”という6声のミサです。

FF古楽道場と計歌会という2つのグループが合同で11/23に演奏します。

今日はそのクレドの譜読みをしたのですが、これがモウ。鼻血。ただの鼻血。

もう最高、エグい、かっちょいい、渋い、痺れる。

歌詞つけずに音だけ鳴らしただけでこれですからね、もう言葉付けた日にゃあ失禁もんですよ。

もうなんなんでしょう。スキ。

巡り合わせに感謝、というか、自分が生きてるうちにたまたまイザーク没後500年のメモリアルイヤーがなければ歌わなかったかもしれないし、ほんとありがたいです。

こんないい曲歌っちゃっていいのかしら?!ってくらいいい曲です。

もうなんなのかしら。スキ。

先日カペラで演奏したミサ カン・ジェ・オ・クールで出てきた大ゼクエンツ祭り、のような派手さはありませんが、そこかしこにイザーク節が効かせられた重厚で神秘的な作品です。


イザークの作品をいくつか演奏していると、共通点というか、さっきも言ったようなイザーク節とはなるたるか、というのがわかってきて嬉しいです。

こういう音形好きだよなーとか、このパートの組み合わせよくあるな、とかこの歌詞の時は前もこんな感じだったな、とか。

以下はカンジェオクールの時にご紹介したジッパーリガトゥーラ(造語)です。


これを知っていると、下のような楽譜を見るとニヤッとします。こちらはVirgo prudentissimaです。


また以下はカンジェオクールの時にコントラテノールに出てきたフレーズです。ジェットコースターみたい。


そしてこちらはVirgo prudentissima

イザークキターーーー!って感じしますよね笑

加線2本ってあんまり見たことないかも、いや、初めて見たかも?

でも確かにこの音形の途中にクレフ変えられたらイラっとくるかもしれませんね笑

あーーー今日は我ながらキモい記事を書いた。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。


イザークは直近ではサリクスの演奏会で取り上げます。

昨年の今頃、東京都美術館でカペラが演奏したQuis dabit capiti meoです。

ロレンツォ・ディ・メディチの死を悼む哀悼歌なのですが、これも、ほんとに、うん、人が死んだんだな、って思わせる物凄く説得力のある歌です。

今回は男声のみで演奏します。

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