昨日、ヴォクスマーナの定期終演致しました。
ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。
(↑ゲネプロ直前、なぜかオンステしてないはずの松井さんがいます笑)
(↑Lightroomというアプリで撮影、編集したのですが、やはり大変暗かったのでガサガサした感じになっちゃいますね)
個人的に感慨深い演奏会でしたが、作品はどれもそれぞれの難しさのある難易度の高い曲でした。
特に私は近藤譲さんの作品が飛び抜けて好きでした。プログラムノートにある近藤譲さんのコメントを見てまた好きになりました。
「そう意識して作曲したわけではないのだが、この音楽は、多分ドビュッシーとヨハネス・オケヘムの音楽に対する私の敬意を何らかの形で反映しているのではないかと想う」
ドビュッシーはよくわかりませんが、旋律に対して旋律を合わせていく繊細さ、あやうさ、規則的に、また絶妙に予想を外しながら旋律をずらして重ねていく作法など、オケゲムっぽさは凄く感じました。
でも、やっぱりとくに現代音楽については、どこがどうとかって言うのは難しくて、出てきた音の作る空間と、時間との関わりの中にその人が表れて、そこに求道心というか、やっぱり気合いって言ったほうがわかりやすいと思うけど、それがあるかどうかってことなんだと思うんですね。
それで、やっぱりそれはその時その場にいないと感じることの出来ないものだと思うんです。
録音にそれを閉じ込めることができるんだろうかと、思います。空間、までも。
打ち上げの模様です↑
この写真だと何の演奏会かわかりませんね。左の二人は、受付をやってくれたカンタータクラブの後輩です。こういうとき積極的にちょけるのは先輩の役目ですね笑
さて、来週は合唱団フォンスフローリスの演奏会です。
最近ルネサンスと現代音楽ばかりやっていたので、なんだかバロックが久しぶりです。合唱団の皆さんと一緒に歌わせていただきます。
ヴェルサイユのグラン・モテ
2017年7月30日(日)午後7時15分(午後6時45分開場
渋谷区文化総合センター大和田 4階 さくらホール
演奏曲目
□ニコラ・ベルニエ Nicolas Bernier (1665-1734)
「主に向かって新しい歌を歌え
“Cantate Domino canticum novum“
「わたしをあわれんでください、神よ」
“Miserere mei Deus“
□アンドレ・カンプラ Andrè Campra (744-1660)
「天の元后、喜んでください」
“Regina coeli laetare”
チケット料金
前売 3,500円 当日 4,000円 学生2,500円
詳細はコチラ↓
http://www.fonsfloris.com/choeur/
過去の演奏動画も聴けます。↑
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Salicus Kammerchor
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公演情報更新しました!
次回公演は10月18日、Ensemble Salicusのデビューコンサートです!
http://www.salicuskammerchor.com/concert
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サリクス通信に古楽演奏家 花井哲郎とヴォイスパフォーマー 徳久ウィリアムが登場!
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