一昨日、エマルシオンのデビューコンサートが終演いたしました。
ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
今回のプログラムは前々からとんでもないプログラムだとは思っていましたが、実際やってみて本当にとんでもないプログラムでした(笑)
予想以上に消耗してしまって、個人的には反省点が多いです。
バーバーショップをあれだけの量やったのも初めてでしたし、バス歌ってソプラノ歌ってバス歌うみたいなことも本番でやるのは多分初めてだったと思います。
やってみないとわからないことが、やってみていろいろわかりました。
今回舞台に乗った6人は、僕とトミー以外は声楽科卒ではありません。
あとの4人は邦楽科、楽理科、合唱指揮科、スティーブさんはウィキペディアによると文学部だそうです。
僕らの年代はヴォーカルアンサンブルのできる声楽科の人は少なかったけど、今はそうでもないみたいで、声楽科の中からもそういう人がたくさん出てきてくれると何となくうれしいようなそうでもないような気がします。
正直学校で学ぶことなんて限られてるし、どこで学んでても本人次第ですよね。
しかしまあ自分が声楽科卒であるということを恥ずかしく感じるような演奏をしてはいかんなと。
そんなことを感じたコンサートでもありました。
エマルシオンで歌うのはほんとに楽しくて、本番なんかなくてもただ集まって歌っていたいです。
こういう感じ、私が中学生だったころハモネプってはやってて、特に発表の場があるわけでもないのにトイレ(音響がいい)で集まって歌ってた感覚に近いんですよね。
Chord worshipという言い方を今回スティーブさんから教わりましたが、ほんと、ハモって楽しいじゃんねえという単純な喜び。それが原点なんですよね。
ここ数年、というか10年くらい旋律をどう歌うかということにかなり特化して活動してきたような気がしますが、いかに和音に語らせるか、というところにもう少し注力していきたいと思います。
さて、昨日は道夫先生のアカデミーでスタッフをしてきました。
合間を縫って少し聴講させていただきましたが、もうほんとに美しい、音自体も旋律も和音も。
その上受講生の歌を聴いて物凄い精度のアドヴァイスを入れていく。
めちゃめちゃ細かいですよ。耳の解像度が全然違う。
今日は仕事でうかがえませんでしたが、今年も素晴らしい刺激を受けました。
今日は古楽院講座の発表会前最後の回でした。
1年かけてイザークのコラーリスコンスタンティヌスからイントロイトゥスとコムニオを歌います。
今年は大森福興教会ですので、その響きもあわせてどうなるか楽しみです。
発表会ではアラミレも歌います。
よろしければお越しください。
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Salicus Kammerchor
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演奏会情報
次回演奏会は
5月の第6回定期演奏会です!
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