声の神秘に魅せられて|まとめ8

Facebookページでやっている企画のまとめです。


声の神秘に魅せられて36

すらぷるため – 嫌だ、千欲しい beatbox

ビートボクサー紹介したい人は山のようにいるんですが、音楽的にやっぱり面白いっていうことと、この方が他の動画でやられてることもかなり興味深いので紹介したいと思います。

これ凄く面白いです。特にカペラの時、あんなに手動かす意味あるんですか?って言われるのですが、カペラでも検証してみたい笑

直立不動で歌ったときと普通に歌ったときと。

昨日ノイズボイスカラオケでたまたま立ち方(というか状態)とパフォーマンスを2種類やって検証できて、それが本当に感動的な変化だったので、一回やってみたいなー。やってくんないだろうなー笑

あとこれ

これ体感ですね。ビートボクサーの体感を知る貴重な証言だと思います。実際起こってることは違っても、本人がそういうように感じてるということは無視できないことだと思います。

あと全然関係ないですが、喋り方とか発想とか見た目とか、広大のホルン科の後輩にも似てて、この二人とても仲良くなれそう笑

好き♡


声の神秘に魅せられて37

Gorgoroth – Under the Sign of Hell

ちょっと前に話に出ました、Gorgorothです。

声も凄いですが、Drumが凄いです。

声フェチの私がDrumがすごいからという理由で好きな数少ないバンド。というか唯一のバンドですね。マジでスネアの音が意味不明ですよね。まな板をすりこぎで叩いてるみたいな音。

手首大丈夫?っていう音です。

GorgorothでこのドラマーVrolokが参加してるのはこのアルバムだけで、そういうわけでこのアルバムだけ好きです。ほかはそうでもない。

Gorgorothはビジュアルもほんとに素晴らしいのでぜひ画像検索してみてください。


声の神秘に魅せられて38

The Power of the Russian Oktavist

そういえばオクタビストってまだ紹介してませんでしたね。

一時期ちょっと気になって調べてた時期があったんですが、結局どういうことなのかわからなかったんですよね。

内視鏡とかMRIとかで撮った映像とかないのかな。と思って調べてみるとこういうのはありました。

ストローバスってエッジカルグラみたいなことですかね?

裏返り方がそれっぽいのですが。

いずれにしてもこの画質ではよくわからない。。


声の神秘に魅せられて39

Chirgilchi – Igor Solo, Oidupaa style

今更Igor Koshkendeyです笑。

大好きなんですけど好きすぎて当たり前過ぎてなぜかここに載せるの忘れてました。

そんでほんとに載せてなかったっけ?って思って今見返しましたがやはりまだ載せてませんでした。

これタイトルがOidupaa styleとなってて、アコーディオン持ってるだけでOidupaa styleとは言えなくない?って感じなんですが、3’40過ぎくらいからですね。Oidupaa styleやってるのは。

Oidupaaはスグットとかホーメイとかやらないので。

けどこの演奏の構成、完っ璧じゃないですか。これ以上ないくらい完璧。見事すぎる。指一本触れることができないくらい完璧。

Igorが本格的にOidupaa styleでやってるのはこちらの動画になります。

げきやばですね。

全く。

えっぐい。

なんて美しいんでしょう。

全身総毛立つとはこのこと。


声の神秘に魅せられて40

The Bulgarian Voices Angelite – Dragana I Slavei

そういえばブルガリアンボイスもまだ紹介してませんでした。

メジャーですから紹介するまでもないかもしれませんが。

来日公演を2年前くらいに聴きに行って、思ったのは、アンサンブルとしても発声としてもごく普通のことをやってるんだなということでした。

よくイメージするいわゆるブルガリアンボイス的な発声って上2つくらいで、低い方はそんなに分厚い倍音豊かな発声では歌ってないんですね。比較的柔らかい声です。

高い方を薄くならないようにしてるからこういう音色配置になりましたというだけ。な印象を受けました。何か凄く特別なことをしてるわけではない。

それでその後ブルガリアンボイスのワークショップを受けて、非常に感銘を受けたのは、この芸能における優先順位です。

1.言葉
2.こぶし
3.旋律
4.発声

声のことは言葉とこぶしと旋律の結果であって、最初からその声を狙ってるわけではない。というような話でした。

インド古典声楽でも、歌用の特別な声はないということなので、非常にそこはリンクします。発声は結果であって、発声が目的化してしまったらむしろその声にはならない。そういうものなのだと思います。

それから最近改めて気づいたのは、なんかこうブルガリアンボイスって装飾(やメリスマ)のところでやたらグロットしてるイメージがあったんですが、ちゃんと聴いてみると全然やってない笑

ほとんどやってない。

この動画でもソロの人がちょろっとやってるだけに聞こえます。音があんまり良くないのでちょっと判別できないところもありますが。

こういう発声でも歌いまわしはかなりなめらかですよね。

旋律をブツブツ切ったりすることはない。

非常に示唆の多い演奏だと思います。

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