声の神秘に魅せられて|まとめ9

Facebookページでやっている企画のまとめです。


声の神秘に魅せられて41

SARUKANI – ULTRA POWER

一番最初に紹介したビートボクサー、so-soのグループです。

もう空前絶後としか言いようがありませんね。概算300種類の音に20種類くらいのエフェクトかけてるんでしょうか。

しかしね、最初聞いた時は、これどうやってんだろうな、この音は誰の音だろうな、とか考えながら聴いてるんですが、15秒くらいでそんなもんは弾け飛んで思考が停止するんですよね。そのくらい没頭できる音楽だと思います。

それでまたいかんいかん分析しようとか思い直して、最初から聴き始めるんですが、また15秒くらいで思考が停止してってそんなことを500回はやりましたかね。笑

でちょっと思ったのは、ハイハットの音で、これso-soのハイハットじゃないかなって思ったのがあって、これ利きハイハットとかやったら面白いんではないかと。

30人分くらいのビートボクサーのハイハットだけ集めて、ランダムで流して、当てるクイズ笑

楽しそー!


声の神秘に魅せられて42

Franzl Lang – Schweizer Yodel Ari

ついに王様を紹介する時が来たようですね。

いやこの動画ずっと探しててようやく見つけたというだけなのですが。

お忙しい方は1’08から見てください。

この曲歌詞がないので、真似するのが簡単で、確か高校生の頃よく練習してました。この1’08から始まる中間部のところは特にエチュードとして最適かと思います。

そしてこの曲一回だけ人前で披露したことがあります。芸大バッハカンタータクラブの春合宿の余興で。

爆笑をとりました。いい思い出です。覚えてる人いるかなー。


声の神秘に魅せられて43

Cuncordu e Tenore de Orosei – Regina Coeli Magnificat

サルデーニャの合唱で、特殊発声(喉詰め・カルグラ発声)を使っていないという建前で、宗教曲を歌うのがCuncorduというそうです。

有名なテノーレスは一番下のパートBassoがカルグラ発声、下から二番目のパートが喉詰め発声を使います。

ただ録音をよく聴くと、たしかに一番下のパートは普通の柔らかめの声を使っていますが、下から二番目のパートはこれ柔らかめの喉詰めなんじゃないかと思います。

曲によって、グループによってもその程度は様々ですが、一応建前としては普通の声、ということのようです。

この曲は完全にラテン語で、合唱やったことのあるひとなら聞き覚えのある言葉かと思います。

Regina caeliがalleluiaから合唱になるのはいいとして、Magnificat anima までソロでmeaから合唱になったり、しまいには言葉の途中から(第2節はspiritusのriから)合唱になったりするのはかなりの衝撃です。

solo「こんにち」

chor「わーー」

みたいな衝撃です。

面白いですよね。あとこの音色の構成はかなりブルガリアンボイスに近いなと思います。高いほうが地声感強めの倍音キンキンな感じ。下の方は柔らかい。

クラシックの合唱だと音色を均一化させていこうと努力しますが、そういう発想はまったくないですよね。

テノーレスなんかは発声の方法そのものを変えてしまって、それで合唱にしてしまおうというのですから、非常に示唆に富んでいます。


声の神秘に魅せられて44

How to sing Gamakas

声というか歌の神秘ですかね。

声は至って普通なんですけど、歌い方でこんな変わるか!ていう動画です。

短い動画ですが、インド音楽すげえって一発でわかる動画です。

同じ旋律でも音の運び方でまるで違ったものに聞こえる。

これはもう本格的に学ばないとだめですね。

早速レッスンを申し込まねば。。。


声の神秘に魅せられて45

REMIX 🇿🇦 | INSANE

南アフリカのビートボクサーRemixによるInsaneという曲のアレンジ?原曲があるのかないのかよくわかりません。オリジナルかも?

とにかく冒頭から喉ベースが低すぎる。男性の平均最低音のLow Dでカルグラしてます。そこからの展開も凄い。

特徴的な喉ベース、あるいは途中からはノイズベースっていうんですかね、違いがよくわかりませんが多分音的にはそう分類されるんだと思います。

他のテクニックももちろん素晴らしいけどベース音にかなり特化したパフォーマンスです。

驚くべきは彼16歳。

どんな仮声帯しとんのや。

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