2023年大晦日

皆様年末いかがお過ごしでしょうか。

今年はヘクサコルド元年ということで教本が予想以上に爆売れしたりワークショップに100人を超える方が参加して頂けたりと、櫻井元希としては非常に充実した1年となりました。

一方私の主宰する団体Salicus Kammerchorといいますと、これがなかなか厳しい状況で、一時コロナの補助金で潤っていたのもつかの間、昨年のカンタータ公演で余剰金を使い果たし、今年は非常にヒヤヒヤする自転車操業でございました。

11月に行ったEnsemble Salicusの演奏会も、演奏はよかったと思うのですが、宣伝が遅れたり、開演時間が微妙だったりということがあったようでなかなか集客が上手くいかず、Ensemble Salicus史上初の赤字となりました。出演者がたったの3人で赤字というのはちょっとどうなってんの?と思われる方もいらっしゃるでしょうがこれはもう仕方がないです。

来年の定期演奏会はシュッツのシリーズの最終回という事で彼の最後の曲集、いわゆる「白鳥の歌」を全曲演奏いたします。

シュッツがその長い長い人生の最後に至った境地に迫りたいと思っています。

また、秋にはJ. S. バッハのカンタータvol.3を計画しております。

まだオープンになっていませんが3月あたりにはビッグなお知らせが控えてございます。

サリクスはほとんどその活動資金を定期会員の年会費によってまかなっておりまして、12月はその募集時期なのですけれど、毎年戦々恐々喧々諤々としながら過ごしております。

毎年目標を100名様と定めさせていただいておりますが、募集最終日の今日現在で62名様と、なかなか苦しんでおります。

皆様に最後のお願いでございます。

経済的バックグラウンドを持たない我々は本当に応援してくださる皆様のおかげで活動を継続できております。

来年再来年とますますSalicus Kammerchorの活動がさかんに行えますよう、どうぞご支援お願いいたします。

https://salicus.thebase.in/items/55552396

会員特典のライブ音源は下記の曲を収録してございます。

1.ジョスカン・デ・プレ「神よ、憐れみたまえ」
2.ハインリヒ・シュッツ「主よ、今下僕を去らせてください」SWV 432-33
3.ハインリヒ・シュッツ「これは確かに真実であり」SWV 277
4.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ カンタータ第4番 BWV4 第2曲「キリストは死の縄に括られた」
5.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ カンタータ第28番 BWV28 第2曲「わたしの魂よ、主を讃えなさい」
6.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ カンタータ第167番 BWV167 第5曲「賛美と称賛と栄光を」

なかなか充実した音源になりました。こちらの音源は非売品でございます。

ぜひ会員になって、こちらの音源もお楽しみいただければと思います。


また、年末年始企画といたしまして、これまだツイキャスで配信してきましたSalicus KammerchorとEnsemble Salicusの演奏動画のアーカイブを公開いたしました。

時間のある時にごらんいただければ幸いでございます。

https://twitcasting.tv/shop.php?search=salicus%20kammerchor

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