皆様あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
年始の演奏はじめは1月5日の蟹笛ライブでした。
蟹笛を人前でちゃんと演奏するのは初めてのことでしたので、この日のお客様は人類史上初めて蟹笛の生演奏を聴いた人となりました。
しかしライブは本当に難しかったです。
環境の変化で蟹笛にどういうことが起こるのか。蟹笛用に小さなドライヤーを買おうと思います。
あとマイキングですね。
音をちゃんと入れようと思うと息がどうしてもあたっちゃうんですよね。
ポップガード持っていけばよかったのかしら。
また機会があれば試してみようかと思います。
ともあれ蟹笛世界初演の機会をくださったジェヴァンニ=オノさんに感謝です。
来年また同じ企画をされるそうで、今度は蟹鍋付きでやろうという話になっているので、実現した際にはまたお知らせいたします。
今年のお正月は母がインフルエンザにかかりまして、うちの実家に帰れなかったので、ずっと妻の実家にお世話になっておりました。
うちの実家で食す予定だった蟹も妻の実家の方に送ってもらって食し、そのうちとりあえず3本だけを先行販売ということでライブに持っていきました。
1本100円で販売したのですが、前作も含め7−8本は売れたと思います。
興味を持っていただけてありがたいです。
そんなわけで毎年上げている私がポニーに乗る動画や薪割りの動画は今年はありません。
うちのポニーはこんなこです。
蟹笛歴2日の演奏です。
そう、蟹笛って去年の元旦に生まれたんですよね。
これがその時の動画で、リツイ元を見ていただいたら分かる通り、蟹笛ってフジツボに影響されてやたんですよね。
いつか共演したいです。あとタカアシガニディジュリドゥの方とも共演したい。
生物楽器演奏会やりたいなあ。あとはキハーダとか、法螺貝とか。
その前にもっといろんな蟹が吹きたいな。
タラバとか、毛蟹とか、花咲蟹とか。
今画像見たらめっちゃトゲトゲしてて痛そう。
今週は10日に光岡先生の講座があります。
こちらは声と身体に関する講座で、私が最近言ってる「身体の古楽」の発想の元となっています。
やればやるほど、昔の音楽は昔の身体でやらないとできないですね。不可能。
現代人の身体のままやったらそれはそれは現代音楽にしかならんです。
ストイックに古楽を突き詰めるとそこに辿り着かざるを得ないと思います。
果てしない話ではありますが。
そうでなくとも、なんとなく現代社会嫌だな、生きづらいな、なんかおかしいんじゃないかな、っていう疑問のある方は是非お越しください。
いろいろ明らかになってスッキリする部分と、絶望が深まる部分と両方あると思います笑。
私のこれまでの人生の中で、自分が肯定されたな、お前間違ってないよって言われたなって思った経験が何回かありまして、1回目は広島大学の1年生の時に受講した哲学の授業で、古東哲明先生が開口一番に言った「皆さんご存知のように、生きている意味なんてネーのですが」という言葉です。
2回目は小林道夫先生に言われた「いいリハーサルをしてるね。信じて、続けなさい」です。
光岡先生は言葉を通してというか、稽古を通して、それを感じています。
「そうなんだよね。そういうことなんだよね」というのと、「ああ、自分の疑問の正体ってこれだったのか」というのが両方あります。毎回の稽古に。
でこういうこと言ってると思想とか哲学とか宗教みたいに思われるんですが、まあもちろんそれもあながち間違ってはないのですが、光岡先生の場合それを抽象度ゼロの現実の経験として提示してくれるというところが他にないところです。
もちろんそれも受け取り方次第ではあるのですが。
武術って生きるか死ぬかで、果てしなくシンプルなので、その現実性の前ではぐうの音も出ないんですよね。
定員まであと5名ほどですのでご予約はお早めに。
光岡英稔BUGAKUスピンオフ- 課外授業
「異なる身体観による言葉、声の変化を体感する会」第8弾
2025年1月10日(金)
時間:12:00-18:30(19時より懇親会)
会場:江戸川区内の施設(お申込み時お知らせいたします)
11:45 受付開始
12:00 講座開始
18:00 講座終了
18:30 質疑応答終了
19:00 懇親会(希望者のみ)
講師:光岡英稔
参加費:25,000円 定員:15名
お申し込み:https://forms.gle/CeCWHL3Bdx3Qfbmr9
お問い合わせ:g.sakurai.office@gmail.com(櫻井)
また今週土曜日は京都のヘクサコルドWSです。
ちなみに今年のヘクサコルドWSびらきは蟹笛ライブと同日午前に開催しました某広域指定合唱団のWSでした。はるこんでマショーをやるそうです。楽しみですね。
京都の講座は今回は第7旋法です。最も複雑な旋法です。
教会旋法の極北って感じ笑
西洋の旋法の音楽ってこういうこと!だ!っていう講座になると思います。(あかん。新幹線とらな。)
お申し込みはこちら↓
そして来週末は合唱団エレウシスの演奏会です。
2回目の演奏会になりますが、今回はドイツ3大Sの作品をメインに、前半はジョスカンのミサからデュエットのBenedictusを取り出して、グレゴリオ聖歌のSanctusとカップリングさせて演奏するというなかなか面白いことをやります。
こちらもぜひお越しください。