第2回リモートアンサリ!

第2回リモートアンサリ!

皆様こんにちは。

サビのない曲収集家の櫻井です。

ここ1年位、朝録画したNHKのシャキーンという子ども番組を見るのが日課なのですが、その中のシャキーンミュージックというコーナーの中で最近流れている「野原の星」という曲がある意味サビがインストでした。

演奏がYou Tubeにあがってるかと思ったらあがってなかった。残念。

https://sakinkd.com/noharanohoshi/wakuseikazoku

シャキーン録画してください。

この曲は同番組でやっている「惑星兄弟」というシュール過ぎて鳥肌が立つアニメのジングルから生まれた曲で、このアニメを制作している土屋萌児さんが作詞作曲だそうです。

凄い人がいるよなあ本当に。アニメも曲も詩も凄いです。

曲の構成はAメロBメロサビが単純に3回繰り返されます。

1番のサビがラララララーで2番のサビがインスト、3番はまたラララララーで後奏なく終わります。

2番のサビはサビでありながら間奏でもあると。

味わい深いなあ。

シャキーンといえば、先日馬喰町バンドの曲が流れているときに、画面の左下に「演奏協力:あがさ」って出てたんですね。

でまさかと思って検索したらあのあがささんでした。

すげーー。

https://agatha2222.exblog.jp/28542929/


第2回 “Remote” Ensemble Salicus Live
〈40声のモテット大発表スペシャル!〉

https://is.gd/TZL2mI

第2回やります。7月9日の20時です。

この日も実はEnsemble Salicusの本番が予定されていた日でした。

今回は第1回演奏会に参加してくれていた拓さんと喜基を加えた6人編成でやります。

曲は↓の動画の続きにあたる、Offertorium “Viri Galilaei”とパレストリーナの教皇マルチェルスのミサよりサンクトゥスです。

この曲は私のルネサンス音楽原体験みたいな曲で、広島の合唱団そらでやってたんですね。そのころ私はどこのパートを歌っていただろう。

そらには最初アルトで入ってテノールも1年位やってその後バスを歌っていたので、メサイヤはその3パートで本番に乗ってると思います。

そのうちソプラノ歌う機会もあるかなあ。

芸大も卒業までバスで、それからテノールに声種変更したと言いつつも最近はバスからアルトまでほとんど同じくらいの割合歌ってるんじゃなかろうか。

声種なんてそんなもんだぜって言いたい。

はい。そして今回はEnsemble Salicusの演奏だけでなく、今総勢69名(アンサリの4人含む)で制作中のタリスの40声のモテットも発表します。

編集が間に合うかどうかドキドキでございますが、69人分の録音を私編集いたします。

初心者がいきなりこんな大規模な編集をすることになるなんて恐ろしいですが、こういう無茶なことをするのが私の通常営業です。

やりがいしかない。

ただただ締切までに皆さんの録音が送られてくるのを祈るのみ笑

あとこの企画30分オンラインレッスンをセットにしているのですが、60人くらいのレッスンを1ヶ月の間にやるというのも私初めてのことで、これもワクワクします。

意外と大半の方がはじめましてなので、初対面で短時間で効果的なレッスンをするというスキルが身につきそうです。

レッスン継続してくれる人がいると嬉しいなあ。

特に来週に集中していて、1日5・6人レッスンする感じなんですが、このくらい本業ボイトレの方は日常なんだろうなあと思うとほんと皆さん凄い。

7月9日の配信はSalicus KammerchorのYou Tubeチャンネルでやります。

まだの方はチャンネル登録お願いします!

https://www.youtube.com/channel/UCeWlQtnOnETy6Q2uZUVq4jA


イニツィウム・オーディトリウム

今月は忙しくなりそうです。先月も先々月も忙しかったけど。仕事があるということは有難いことだ。

ほんと世間は動き出しましたが、音楽家のお先は真っ暗なままですよ。特に歌の分野は。

僕も危機感持っていろいろ企画してますが、柳嶋さんがやられているinitium auditoriumもなんか凄いですよね。

新型コロナから若手音楽家を守るため、イニツィウム・オーディトリウムを立ちあげたい
https://camp-fire.jp/projects/view/277017

クラウドファンディングで現在128万円。

これの凄いところは、想像もつかないような新しいことをやろうとしているところです。

最初このクラウドファンディングの文章読んだときに、何をするのか全くわかりませんでした。

正直今も理解しきれてないですが、そのくらい新しいことをやろうとしているということなんですよね。


芸大のクラウドファンディング

クラウドファンディングといえば、芸大の始めたクラウドファンディングも注目です。

目標金額5千万円のクラウドファンディング。規模が凄い。

【東京藝術大学】若手芸術家支援基金、始動!#POWER TO THE ARTS
https://readyfor.jp/projects/power_to_the_arts

クラウドファンディングで5千万円というと凄い規模のようですが、やろうとしていることから考えるとそれでも少ないくらいですよね。

うおー100万円の寄附者が2人もいる。すげえ。

芸大って他にも山のようにクラウドファンディングやってたんですね。知らなかった。数百万円規模のをボンボン成立させてて凄い。

中には1千万規模のものも。

https://readyfor.jp/lp/tokyogeidai/


対面リハーサルの再開

対面リハーサル、少しずつ始まっています。いずれも細心の注意を払いながら。

カペラは6月公演は中止になってしまいましたが、7月に配信をやろうということになって準備を進めています。

実現できますように。

ジョスカンのミサ〈パンジェ・リングワ〉。私はコントラテノールを歌います。

エレウシスでも来週から人数を制限して(パート練・セクション練)始める予定です。

参加できない方にはライブ配信・・・できればいいんですけど、ネット環境の問題でそこまでできるかどうか・・・。5Gが待ち遠しい。


櫻井元希へのお仕事・レッスンのご依頼ご相談、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

第1回 “Remote” Ensemble Salicus Live|終演

終演と言っていいのかどうかわかりませんが、昨日Ensemble Salicusのライブ配信が終わりました。

この写真いいですよね。みんないい顔で笑ってる。

10年後の自分はこの写真を見てどう思うだろう。

このブログ、始めてから、だいたいイベントがあるごとに記事を書いてて、この2ヶ月位はそのイベントがことごとく無くなってしまって、書くことといえばこの状況で自分が何をしてるかってことで。

なにかのイベントの終了報告をこのブログでするのは、3月20日のノイズのライブに行ってきましたっていう記事ぶりなんですね。

あのイベント本当に素晴らしかったな。密の極みみたいなライブでした。

ところで三密って仏教用語だったんですね。

走ってて通りかかったお寺の石柱に書いてあってビビりました。

はい。すぐ脱線するーー。

自分の本番の終了報告はその前の叔母との声明とグレゴリオ聖歌の演奏会が最後です。

いや、イベントができるっていいなあ。と思いました。

なんかやって、やりきって、疲れたーっていうの。久しぶりでした。

配信後そのままZoomで打ち上げして。前はあんなによく飲んでたのに、酔っ払った友達の姿を見るのが久しぶりすぎてもはや懐かしかったです。


〈転んでもただでは起きない者たち〉

配信そのものについてですが、何しろなにもかも初めてのことで、最初っからまだ配信始まってないのに話し始めちゃってたりして。

歌いも指揮もしない、本番?というのも初めてでした。しかもお客さんの顔が見えない。

え、これしゃべっていいの?みたいな感じでした。これ1人でやってる人ってほんとすごいですね。延々独り言言ってるみたいなもんだもんなあ。

だけど音流してる間、コメントが流れてくのを見る、というのが新鮮で。演奏会だとお客さんがリアルタイムで感想言い合うって無理じゃないですか。

そういう意味で視聴者同士が一体感を得たり、出演者もリアルタイムでフィードバックを得ながらトークを進めていくっていう体験は、今まで経験したことのないものでした。うん。これ、楽しいですね笑

もう僕はめちゃくちゃ緊張しちゃって、サリクスのことサリプスって言うし笑、団体名で噛むって多分初めてじゃないかと思うけど、もうありとあらゆる単語を噛み倒しました笑

内容は結構面白くなったんじゃないかと思います。先週同じ台本でゲネプロをやったんですけど、その時とは違う話もたくさん出て。

準備もギリギリまでやってて、当日音源の最終チェックしてたら、パニング逆にしたほうがいいとか急に思いついちゃって、よく見たらリバーブの設定も間違えてたりして、あ、ついでに音量バランスも変えちゃったりして、午後になってそれをかぶちゃんに投げて、動画の編集をしてもらったので、ほんとに直前まで迷惑かけました。申し訳ない。

最後に出したご案内の図も、直前15分前とかに、お知らせが多いから画像にまとまってたほうが良くない?ってことになってトミーが急遽作ってくれて、そしたらofuseが「お布施」って漢字になっててそれリアルお布施やんってなったりしてほんとバタバタで申し訳なかった。

第1回ということでお許し頂きたいm(_ _)m

このofuseというサービス、すごく素敵なサービスで、投げ銭と同時に、メッセージをもらえるんです。でofuseにログインした方には、そのメッセージに返信できるんですね。

なんてハートウォーミングなんでしょう!

この交流、胸アツですわ。

ofuseのリンクは以下です。いつでも利用できるみたいなのでぜひよろしくお願いいたします。

https://ofuse.me/users/salicuskammerchor

リモートで多重録音。売れるものを作ろうと思ったのは、この状況がこの先ずっと続いたとして、それでも音楽家として生きていける、そういう仕組を作らないといけないと思ったからで、そりゃ、コロナ禍が収束して、元通り活動ができるようになればそれに越したことはないけど、そうならなかったとき、ただ待ってるだけでは音楽家は絶滅するぞと思ったのです。

今回の試みは結構いい線いったんじゃないかなと思います。

これから規模を拡大して、Salicus Kammerchorとしてライブ配信で収益を上げていけるようにまた工夫していきたいです。

多重録音そのものも、もっとうまくできるし、多重録音ならではの工夫の仕方があると思います。

もっと生き生きとした、ため息の出るほど美しく、胸が一杯になるような作品を作っていきたいです。

今回の作品は、以下のサイトから買うことができます。

https://salicus.thebase.in/categories/2466900

また配信自体も1週間限定でアーカイブを残しておくので、よかったらまた覗いてください。

https://www.youtube.com/watch?v=bjbA3RPRr8k

いやー面白かったなあ。


多重録音の可能性

さて、最近いろんなところでリモートアンサンブル、リモート合唱の試みがなされていますが、私の周りで一番イカれてるプロジェクトはこれです。

100人喉歌チャレンジ。この時点でまだ37人分ですが、既に超面白い笑

今はもっと凄いことになってます。

これはコエダイr合唱団のバージョンですが、一般参加バージョンもあって、こちらはどなたでも参加できるのでよろしければ入れてみてください。

それで、結構これにひけをとらないくらいイカれたプロジェクトだと思ってるのが、タリスの40声モテットの企画で、只今47名様に応募いただいています。希望者全員に30分ずつレッスンすることになっているので、6月の私の予定は既にパンクしそうです笑

https://is.gd/6NEVy7

女声は定員に達しましたが、男声のお申込みはまだまだ大募集しております。

ぜひこの壮大な作品を一緒に作り上げましょう!

これ、マニュスクリプトなんですが、縦長すぎて笑えますよね。

タリスって控えめな人だったらしいですが、どういう人がなんのためにこれ発注したんですかね。

謎です。それに応えられるタリスの技量もとてつもない。

そして多重録音は合唱団の練習にも取り入れてますが、最近J. S. バッハのコラールを録音しました。

もう大好きなんですよねこのコラール。

オルガン入れると結構ごまかせます笑

うちのローランドちゃんが少し活躍しました。

私鍵盤ほんと弾けないので宝の持ち腐れなんですよね。

サリクスのリハーサルで通低弾いてもらうために買ったので、まさか自分がこんなに弾くことになるとは、蕨にいた頃を考えられませんでした笑

今回あげた動画はこれ1曲ですが、こんな感じで作った多重録音が、エレウシスの方では今12曲あがっています。

もう1曲、音源だけあげちゃおう。

それぞれ好きなバランスで聴けて、一緒にカラオケできて、録音できます。

団員募集中ですので、やってみたい方はご連絡くださいませ。

g.sakurai.office@gmail.com

多重録音のススメ

多重録音のススメ

こんにちは

今日わたし、久しぶりに歩きました。

ほんと家から出なくて、出るときは走りに行くか、自転車でスーパーに行くかだったので、気づいたら多分2週間くらい歩いてなかった気がします。

今、歩いてみたら足の関節という関節がバラバラになってて笑いました。

で試しに走ってみたんですけど、そうするとバチィって身体がまとまるんですよね。

走ることと歩くことってこんなに違うんですね。

まあまあそこそこ運動はしてると思ってましたが、走るだけじゃなく歩くこともしなきゃならないと思いました。

驚きました。ほんと。


さて、前回のブログで書きましたドイツの友達の話なのですが、もう一つ印象的だったことがあったのですが前回書くのを忘れていました。

電話で彼、「こういう状況になって何かポジティブに捉えられることあった?」て聞いて、私「うん。ないね。」ってその時わりと即答したんですね。

でその言葉が心の片隅にあって、翌日か翌々日か、あったんですよ。ポジティブに捉えられることが。

その時のツイートがこれです。

いやあ。これが引き寄せってやつなんでしょうか。

実際驚きましたね。こんなに多重録音の練習効果が高いとは。

やっぱり他人よりも自分の耳が自分に一番厳しいんですよね。

他人は感じたままを言わないけど、自分は自分に罵詈雑言浴びせられますしね。

これまでもたいていのリハーサルは録音して後で聞きなおすようにはしてたんですが、自分の声だけにこんなに長時間向き合うってことはなかったですからね。

リハーサル録音の場合はある程度時間がたってから、たいていは電車の中で聞いてて、その場では声出せないですけど、多重録音やってると、歌った直後にすぐ聴いて、発声体感と実際の音響の誤差を確認してその場でその誤差を埋めるということができるんですね。

でそれを何度も何度も繰り返す。そりゃあ上手くもなるわと思います。

自分の足りない部分がわかって、そこを埋めればまあまあ聴けるくらいのことはできるということがわかってきたし。これは小さな光かもしれない。

自分の下手さに打ちのめされて、けどそれをリカバーするチャンスがある。

ある意味理想的な練習なのではないだろうか。

あとは編集ですね。

歌った後ズレとかなんかを編集で手直ししたり、音響効果を加えていろんな音響で聞いたりできるんですけど、その過程にまた学びが大きい。

視覚的に波形が見えたり、何セント音が高い低いというのがわかるし、どういう倍音が出てるかもわかる。

そうすると自分の声の特性とか歌い癖、音程の取り方なんかが見えてくる。

それもすべてのパートを自分でやってるので、音域ごとにできること、できないこと、特徴ってのが実践を通してわかってくる。

実はそういう機会ってないですよね。僕も普段いろんなパートを歌ってますが、今日はアルト、今日はバス、とか、午前はテノールで午後はバスとかそういうことはあっても、バス歌って10秒後テノールでまた10秒後アルトでまた10秒後ソプラノでまた10秒後バスとかそういうことはないですもんね。笑

発声練習ではかなり広い音域を練習しますが、やはりこれは型であって実戦ではない。

他にもいろんなことがわかりました。今タリスの40声のモテットを多重録音してるんですが、私の担当はバリトン7・8とバス1-8の10声なんです。

これ音域がほぼ同じでそれが10声分それぞれ10分あるので、ほんとに1日中おんなじ音域をずーっと歌ってる感じになるんです。

これね。発声のバランスを崩しました。ちょっと高いほう練習してからまたバスに戻るというようなことをやった方がうまくいく。

つまりソプラノからバスまで全部歌ってる時の方がうまく歌えていて、ずーっとバス歌ってる時の方がうまくいかない。

そういうこともわかってきました。

以上自分自分の多重録音の実践を通して得たことですが、これはこういう状況が生んだポジティブと捉えられることです。


更に、ここまでは自分の練習としての多重録音ですが、もう一つ、合唱団の練習としての多重録音も、以上のことに加えてメリットがあると思います。

今合唱団で使ってるのはsoundtrapというサービスなのですが、これ作った人に僕は一生足を向けて寝れないくらいお世話になってます。笑

もうほんとに素晴らしい。ありがとう。超ありがとう。感謝。超感謝。

それで合唱団としてのメリットなのですが、これ自主練がはかどるみたいです。

普段対面練習だけ行っている状況だと、なかなか自主練ってやらないですよね。もちろんやってる人もいると思います。でもお仕事されてる方の多くはかなり難しいですよね。週に30分でも合唱の練習の時間作るの。

それも一人でそもそも練習できるという人とそうでない人がいますし、やっぱり合唱の個人練習にモチベーションがわかないという人も多いと思います。(これは指導者の大きな課題でもあります。いかにしてメンバーの個人練のモチベーションを上げるか)

soundtrapに私が仮歌を入れておけば、読譜力に難ありの方でも一緒に歌うことができます。いわゆる耳コピですが、ある意味グレゴリオ聖歌の練習としてはオーセンティック!(しかし読譜力向上の課題は未解決のまま。。。)

あとsoundtrapって参加者が更新するとメールが飛ぶんですね。それで、あ、今○○さんやってんだなーというのがわかる。

こっちとしてはヨシヨシって安心するし、メンバー同士だと、あ、私もやんなきゃな、とか、ちょっとした焦りを感じることもあると思います。

鬼のようにsoundtrapで自主練してる人と、全然やってない人とで実力差が開いていけば、soundtrapで自主練すれば、うまくなるんだということの証明にもなる。

そう。だから今私が思っているのは、私が上手くなることが、多重録音の練習効果を証明することになるんだということ。

それもモチベーションになってます。絶対うまくなってやるんだと。私が上手くなれば、みんな多重録音で練習しようという気になるでしょう?

あの糞みてえな歌しか歌ってなかった櫻井が最近結構聞けるらしいよ。どうやら多重録音をやってるそうな。え?多重録音ってそんなにいいの?私も試してみようかしら。みたいな笑

それで、ここ2か月くらいの自分の成長の証を残すために一つ、コラールを歌ってみました。1パート2人ずつのオレ。オルガン8フィートのオレ、16フィートのオレ、コラール旋律をオルガンで弾くオレ。です。

https://youtu.be/BQgPZ9j3UwA

まだソプラノは糞下手くそだし、バスも全然ダメなんですけど笑、それでも2か月前のオレからは飛躍的に上手くなってます。

また1か月後くらいに、メルクマールとして残していけたらいいなと思います。多重録音の練習効果を知るためのビフォーアフターですね。

この曲は今合唱団エレウシスでやってる曲で、この録音はそのままsoundtrapにアップして練習に使います。


それで最後に、この多重録音を使った企画を二つ、紹介したいと思います。

一つは今週末、サリクスの第6回定期演奏会をやる予定だった5/22に行うEnsemble Salicusのライブ配信です。

多重録音で作った作品を発表し、4人でzoomでトークします。

トーク&ライブみたいな雰囲気になれば。

録音はなかなかの出来になったと思います。この状況でしか生まれない作品を、残しておく必要があると思うんですよね。

というのはこの方法ということではなくて、この状況の私たちの心気体の状態でしかできないことがあるということです。

必ずしも、順風満帆の時の演奏が、いい演奏とは限らないですよね。

詳細こちらです↓

https://www.salicuskammerchor.com/post/%E7%AC%AC1%E5%9B%9E-remote-ensemble-salicus-live-%E8%BB%A2%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%A7%E3%81%AF%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1


もう一つ。多重録音を利用したアマチュア参加企画を立てました。

タリスの40声のモテットSpem in alium、なかなか演奏機会がなくて、私もいつかやりたいなあと思っていたのですが、多重録音なら可能だし、僕みたいにこの曲にあこがれを持ってるアマチュアの方にも参加してもらえれば、この時期にしかできない面白い録音作品が出来上がるのではないかと思いました。

この楽譜笑えますよね。縦長すぎだろ笑

募集3日ですでにソプラノは当初の予定の1.5倍の12人の方にお申込みいただいておりまして、驚いておりますが、ひとまずソプラノも含め募集を継続し、ほかのパートの集まり具合も見ながらどういう編成で作品作りをするか検討したいと思います。

パートバランスなんかも、結構どうにでもできるというところもまた多重録音の強み。フレキシブルに対応していきたいと思います。

まだ男声の方のお申し込みが少ないですが、この曲男声のパートの方が多いので(女声16パート、男声24パート)、奮ってご参加いただければと思います。

リアルで演奏することがますます難しい40声のモテット。これは千載一遇のチャンスかもしれません。

曲としては非常に壮大ですが、一つ一つのパートそれぞれはそんなに難しいことはありません。音域的にも、音の動きにしても。

全く臆することはないです。ぜひ一緒に作り上げましょう!

詳細こちらです↓

https://www.salicuskammerchor.com/post/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4-ensemble-salicus%E3%81%A8%E6%AD%8C%E3%81%8640%E5%A3%B0%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%88

合唱団エレウシスでの取り組み

合唱団エレウシスでの取り組み

みなさんこんにちは。

何かイベントがあるたびにこちらに書いてきましたが、イベントがないので更新が滞っております笑

しかし書くことがないわけではなく、お知らせしたいことはたくさんあります。

先程サリクスの方のブログを更新しまして、コロナウィルス感染拡大を受けてサリクスが取り組んでいることについて書きました。

https://is.gd/O2rGBk

こちらのブログでは、合唱団エレウシスで取り組んでいることについて書こうと思います。

ちなみにこういう状況ですが、団員は絶賛募集中ですので、記事を読んでみて面白そうと思ったら、どうぞ一緒に楽しみましょう。

ソプラノ:4人、テノール:3人、バス:3人を募集しております。


対面リハーサルの中断

来れる人だけでもと思って続けておりましたが、対面のリハーサルは3月25日を最後に中断しております。

リスクを減らせるかと思い、透明のマスクを買ってみましたが、これを使って練習をするのももう少し先になりそうです。(マネキン怖い)


コンセプト、練習方法の共有

合唱団エレウシスではサークルスクエアというウェブサービスで出欠管理や練習報告などを行っていましたが、その中にあるブログ機能を利用して、メンバー向けに団体のコンセプトと練習方法についての記事を書くことにしました。

これはこれから新しいメンバーを迎えた時にも役立ちますし、合唱という、団体の成長を個々人の努力に依存した形態の活動にとっては、自主練のメニューを共有するということは意義があると思います。

これまで週に1本のペースで記事を書き、「発声(動法)」、「発声(観法)」、「グレゴリオ聖歌・古ネウマについて」の3本を今アップしています。

今後ポリフォニーについて、J. S. バッハの声楽作品について、ドイツ語の発音について、フレンチラテンの発音について、音律について、旋法について、など書いていこうと思っています。

私の書いた文章ってほとんど垂れ流しで、有料になってるものはないし、クローズドになっているのもサリクスのメルマガ記事くらいなので、このエレウシスで書いてる記事はそういう意味ではレアです。

多分全部書き終えたら私のやることなくなっちゃうんじゃないかなって思うくらい笑

これ見れば自分で練習できるし、なんならだれでもボイストレーナーや合唱指揮者になれちゃうかも笑


Zoomでの遠隔練習

4月3日に、海外での遠隔練習の記事を合唱仲間の方が紹介されているのを見て、取り入れてみました。

以前から1対1のレッスンが遠隔で可能であるということはわかっていたのですが、1対多という形態でどういうことができるのかわからなかったので手探りでしたが、8日にテストし、これまで4回練習を行って、大体できることがわかってきました。アラミレでもこれまで2回ほどやってみました。

これは、やらないよりマシというものではなく、ある面では対面よりもメリットがあります。

まず、結局さあみなさんで歌いましょうというときには進行役以外をミュートにするので、常に自分の声と進行役の声とのアンサンブルになります。OVPPの2重唱といった感じです。

ですから進行役の力量が相当問われます(私も鍛えられます)。

合唱団員同士の声も聞こえないので、必然的に自分の声に集中することになります。おそらくこれだけ集中して自分の声に向き合ったことのなかった方も多かったのではないかと思います。

先程も書きましたが、合唱団は団員個々人の力量が伸びない限り成長しませんから、個々人が自分の声に向き合うということは非常に意義深いです。

1対多で歌っているときは進行役には何も聞こえないので、フィードバックができません。ですから時折それを確認するために、どなたかお一人で歌ってください。ということをやります。

私対面では基本これやらないんですけど、一人で歌ってもらうという免罪符を得た気分です笑

つまり1対1のレッスンを他のメンバーが聴講しているという形になります。

他のメンバーとして、ああ、この人こういう声でこういう音程感でこういう発音で歌ってんだなってことがわかりますし(歌を聴けばその人がどんな人かは大体わかります、相互理解!)、それをこちらが指導していくわけですが、どういう状態の時にどういう指導がなされるかということを客観的に学ぶというのはなかなか意義深いです。

ああ、そういうところを聞いているのか、今のはこうなってたのか、というのがわかりますし、それを続けることで、自分の歌もそのように聴くことができるようになると思います。


soundtrapを利用した練習

さて、ここまでは単旋律の練習です。進行役とメンバー一人ひとりがつながっている状態では、進行役とユニゾンか進行役と2重唱かどちらかしかできません。

3声以上の曲をどうしよう。

最初は私が多重録音して、1パート抜いたカラオケ音源を作ってアップしたりしていました。

しかしそれだと4声の曲1曲アップするのにファイルが4つもいるので煩雑だし、結局進捗具合を私が確認できないので、フィードバックができません。

そこで思いついたのが、メンバーにも多重録音をしてもらうということで、それを行えるサービスsoundtrapに行き着きました。

このサービスはウェブ上で1つのプロジェクトを共有することができ、自分の声を録音して保存しておくことができます。

ほんとにこのサービスがなかったら私の仕事量は5倍位になっていたでしょう。感謝感激課金しなきゃ。

まず私が多重録音で全パートを歌って、その音源をsoundtrapにアップします。

譜読み段階では、自分のパートだけを再生して練習することもできますし、慣れてきたら自分以外のパートを流しながら、カラオケ的に練習することができます。つまり4世の曲の場合、3人の私と1人の団員のOVPPアンサンブル練習という感じです。

それで大体歌えるようになったなあというところで自分の歌を録音してもらいます。

全員分が集まれば、合唱団エレウシスとしての仮想アンサンブル作品を堪能することができます。

それで週1回のzoom練習の時に、それを再生しながら、私が指導して、また改めて録音して、ということを繰り返します。

ここまでがたった1個のリンクでできるんです。

なんて素晴らしいんでしょう。開発者に拍手を!

ということで私の多重録音が今の所7曲あがっています。

これ遊び放題。楽しそうでしょ。

●Josquin? “Diligam te Domine” (1声→2声)

●Anon. “Deus meus Eripe me” (1声→2声)

●Anon. “Te Deum Pater in genitum” (1声→3声)

●Verdelot? “Da pacem Domine” (1声→4声)

●BWV227-1

●BWV227-4

●BWV227-8

バッハ以外はフランドルポリフォニーのカノンです。

フランドルはともかくバッハはソプラノが高いので死ぬ思いで録音してます。

早くホイッスルを身に着けなければ。。。

でまあ私の日々がほとんど多重録音の録音と編集に費やされているということがすでにおわかりかもしれませんが、エレウシス、アラミレの練習のための録音の他に、Ensemble Salicusでsmart accompanistというカラオケサービスにも参加していて、その録音、また作品としてEnsemble Salicusの多重録音もしていますし、まだオープンにはしてませんが、タリスの40声のモテットを4人で多重録音するというのもやっているので、もうほんと一日中多重録音してます。

samart accompanistについてはこちら↓
https://filmuy.com/smartaccompanist


モテットカラオケ

昨年サリクスでJ. S. バッハのモテット全曲録音CDをリリースしましたが、その素材を利用したマイナスワン音源を作って販売しております。

これをリリースは、エレウシスだけでなく世界中のアマチュア歌手がアンサンブルをする場を失っていることを憂慮したためというのが大きな理由ですが、3割位はエレウシスのためです。

というかこれをつくるきっかけになったのがエレウシスというべきか。

サンプル版を作って皆さんにはモニターもやっていただきました。

そこで多く出た意見が、自分のパートだけの音源も欲しいということで、そういうことであれば多重録音のあのサービス使えるじゃんと。そういう流れです。

もちろんzoomにしてもsoundtrapにしても、スマホやタブレットやPCといったデバイスとネット環境があるということが前提になっているので、それがない方は参加できません。

そういう方は今の所一番上に書いた自主練メニューをひたすらにやっていただくしかないのですが、今後どうしていくかまた考えなくてはなりません。

ただ別の希望もあります。

これ、全てがWeb上で完結しているので、全部自宅でできるんです。つまり地域格差がない。

どこに住んでいても、海外ですら、この活動には参加できます。

外出できないこの状況では、どこに住んでいても条件は一緒です。

この状況が長く続けば、こういった方法で日本中、世界中のメンバーを集めた合唱団ができるかもしれません。

どこに住んでいても、好きな合唱団に入れる。受けたい人に指導を受けられる。

そういう可能性を見出すことができたということだけでも、一筋の光明かと思います。

将来的には日本各地のメンバーが遠隔練習を行い、本番は日本のどこかで、ゲネプロ本番で演奏会が行われるような、そんな団体ができるかもしれません。

本番は旅費がかかりますが、普段の練習に交通費と会場費がかからないので、普通の合唱団の形に比べて意外とそれほど費用の差はないかもしれません。

ちょっと、ワクワクしますよね。

さて、今日書こうと思ったのはそんなところです。

エレウシスの仲間に入りたいと思ったそこのあなた!ご連絡お待ちしております。↓↓↓

リモート合唱の試み

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

私は相変わらず、今できることは何か、できることのうち最も効果的なのかを模索する日々です。

サリクスの演奏会が延期にせざるを得なくなって、かなり落ち込みましたが、メンバーに対する寄付もかなりの方にお申し出頂き、また身を起してできることを一生懸命やろうという思いです。

前回の記事はこちら↓
新型コロナウィルス感染拡大を受けて


ウェブ会議アプリ(Zoom)を使った練習

合唱団エレウシスとアンサンブルアラミレでZoom練習を試してみました。

Zoomは個人練レッスンでも使っているアプリで、設定さえうまくやればなかなか音質がいいです。

会議のためのアプリなので、誰かが音を出している間は他のマイクに音が入らなくなるため、大人数で声を出すと、切れ切れに誰かの声が聞こえるという状態になります。

そのため練習の進め方としては、リーダー(指導者)だけマイクをオンにし、ほかのメンバーはミュートにして、リーダーと一緒に歌うという形がメインになります。ホストには、ほかのメンバー全員をミュートにしたり、ミュートを解除するという機能があるので、便利です。

曲の説明をしたりするときは他のメンバーは声を出していないのでミュートする必要はありません。なのでこの時はメンバーの反応を聞くことができます。

ただ歌う段になると、メンバーの声が全く聞こえないので、フィードバックができません。メンバーが歌えてるのかどうか、また歌っているのかどうかさえ分かりません。

これがかなり孤独です。

いうなればオンライン講義と放送大学を交互にやっているような感じ。笑

アラミレでは研一郎にグレゴリオ聖歌指導の進行をお願いしたので、私は指導を受ける側にまわったのですが、受ける方としては結構楽しいです。純粋に指導者と一対一で声を合わせるという感じなので、普段の大勢の練習とは全く違った感覚があります。

また、自分の声が他のメンバーには聞こえていないという安心感もあるので、かなり思い切った表現などをやっても平気です。むしろいつもより少し開放的に歌える感じすらあります。

ただ多くの方がイヤホンをつけながら歌っていたので、結構これは歌いにくいと思います。

メンバーの方をミュートにしている限りは音が混線することはないので、歌う段階では、イヤホンを外してスピーカーでやるのがいいかなと思いました。(ただし進行役はインプットアウトプットが両方生きているのでヘッドホンをするのが望ましいです)

ヘッドホンをつけたまま歌うということを今月になって初めてやったので、慣れるまでかなり大変でした。

Zoom練は一対一の練習に優れているので、誰か一人が歌って、それをリーダーが指導する、というのを全員で見学するというスタイルも効果的だと思います。

基本的に大勢で同時に歌うということはできず、リーダーと一緒に歌うか、リーダーの歌うパートに対して他のパートを歌うかということしかできないので、グレゴリオ聖歌の練習とデュエットの練習はかなり効果的だと思います。

あとはパート練習。1パートの練習は普通にできます。今思いつきましたが、2パートも大丈夫ですね。つまりリーダーがアルトを歌うので、アルトの方は一緒にアルトを、ソプラノの方はリーダーの歌うアルトに合わせて自分のパートを歌いましょう。ということができます。

3声以上の練習はほとんどできることがないと思います。特にポリフォニーの場合は。ホモフォニックな曲の場合は、リーダーの歌うバスに合わせて自分のパートを歌いましょうということはできますが。

そこで、私は3声以上のポリフォニーの練習は、多重録音が効果的ではないかと思います。


Soundtrapを使った多重録音による練習

合唱団のかたに音楽の全体像を把握してもらうため、多重録音を始めたのですが、これ、驚くほど難しいんです。

めちゃめちゃ鍛えられます。

自分の音を何度も何度も再生しながら一緒に歌うので、自分の歌のまずいところもよく把握できます。

今Appleがテレワーク推奨のためにLogic pro Xを90日無料トライヤルをやっているので、かなり高度な編集もできるようです。(私は環境はあっても使いこなせていません笑)

それで、この多重録音をウェブ上で共有できるのがSoundtrapというサービスで、みんなで多重録音しようぜっていうのにはもってこいというか、そのために開発されたのでしょうね。

これだとウェブ上で擬似的にアンサンブルを楽しむことができます。すでに町村さんが、みんなでコラール、みんなでSicut cervusという企画を立てられて、結構盛り上がっていたようですが、これそのまま合唱団の練習に使えないかなということでございます。

アラミレでいまお試し中なのですが、まず最初が結構大変なので、私が多重録音(今回の曲はソプラノが高いのでそこはキーボード)で全体を作る→そこから自分のパートをミュートにしてカラオケ状態で練習する→ある程度歌えるようになったら自分のトラックを足して、自分の歌も録音する。

これを全員ができれば、ウェブ上で疑似アンサンブルができます。

練習段階、録音段階では私の声に対してアンサンブルするという感じになるので、OVPPの練習になります。

これは結構ちゃんと練習になります。アンサンブル能力上がります。

それでこれからなのですが、全員の録音があがってきて、私の最初の録音を消せば、オリジナルメンバーによるアンサンブル録音の出来上がりです。

自分のパートをミュートにしてそれを流しながら歌えば、メンバーみんなで歌っている感覚が得られると思います。この状況下ではこの上ない喜びとなるはずです。

とにかくみんなと一緒に歌いたい!歌えない!というのがきついんですよ私たち。

ヘッドフォンを通してみんなの声が聞こえて、それに合わせて自分も歌ってるって、それだけでも今涙が出るほど嬉しいんです。(というのは今Ensemble Salicusでそれをやっているので・・)

しかもそれを録音して成果物として残せるので、モチベーションの向上にもなると思います。


Netduettoは?

というわけで自分の関わる団体では、Zoom練とsoundtrapを使った多重録音で練習を進めようと思います。

再三話題に上がるYamahaのNetduettoですが、通信環境の影響をかなり受けるようで、全員光回線でないと実用的でないようです。

試しにコエダイのメンバーでやってみましたが、人によっては音がブツブツに切れてしまって全くダメでした。

色んな人が集まっている合唱団で使うのはほぼ不可能だと思います。

ネット回線と機材を揃えられるお金に余裕のあるプロの少人数アンサンブルとかでは導入できるかもしれませんが。

ただ、会議ツールではなく最初からアンサンブルすることを目的としたアプリケーションということなので、今後に期待したいなと思います。


寄付金募集中

サリクスメンバーへの寄付金募集ですが、2日で30万円近くのお申込みを頂いております。

本当にありがたいです。

将来がどうなるかわからないのは私たちだけでないにも関わらす、こうしたお申し出をいただけるのは本当に、ありがたいです。

サリクスメンバーこれまでオンステしたのは合計38人です。引き続きご支援のご協力どうぞよろしくお願いいたします。

以下詳細です。


 フリーの音楽家の多くが、2月後半から収入ゼロの状態が続いています。このままでは数カ月後には家賃も払えずに廃業というケースが出てくるでしょう。これまでSalicus Kammerchorを支えてくれたメンバーがそうなってしまうのは耐えられません。メンバーはサリクスの財産です。そこで、Salicus Kammerchorとして皆様から1口5,000円で寄付を募ることといたしました。第1次締め切りを4月30日とし、それまでにお預かりした寄付金から事務手数料を引いた全額をこれまでサリクスの演奏会と録音にオンステしたメンバーに振り分けます。どうか皆様、これからの音楽界のために、才能ある音楽家がこんなことで将来を断たれてしまわないように、この危機的状況を乗り切るためにご支援ください。

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