バッハカンタータアンサンブル終演

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バッハカンタータアンサンブル、終演致しました。
ご来場下さった皆様、誠にありがとうございました。
今回個人的に思い入れの強いカンタータばかりだったということもあり、結構疲れ果てました。
次回は7番と115番だそうで、なんとも対照的な曲が選ばれたなぁと思っております。
7番は何度かカンタータクラブでも選曲会議に出たカンタータで、いわゆるド級の名曲です。
115番はなかなか謎カン(謎いカンタータ)で、まず冒頭合唱が、トラヴェルソ、ダモーレ、ヴァイオリンヴィオラユニゾンに通低という謎い編成です。
冒頭2音目からヴァイオリン最低音だし、ヴィオローネも4音目にいきなり最低音だし、合唱出だしいきなりオクターブ下がって上がってだし。
割と謎いです。
4曲目のトラヴェルソとチェロピッコロのオブリガートアリアなんかも相当謎編成。
あ、でももちろん超いい曲です。
当たり前ですね。言わずもがなでしたね。
あと1-2曲カンタータやるそうですが、何が来るか。楽しみです。
カンタータアンサンブルも、カンタータ全曲演奏まであと60曲程だそうです。
きっとあと10年以内には全曲演奏を達成されるでしょう。
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櫻井元希へのお仕事のご依頼は以下のメールアドレスまで。
g.sakurai.office@gmail.com
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ゴールデンウイークといえば

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そう、ゴールデンウイークといえば、合唱団フォンスフローリスの合同練習と、バッハカンタータアンサンブルの演奏会です。

ここ数年ルーティーンとなっております。
今日は朝フォンスフローリスでバスを歌い、昼カンタータアンサンブルの器楽セクションの指導をし、夕方バッハの方のゲネプロでアルトを歌いました。
なんか前もこんな日あったな。
これですね。
そう、私はテノール、私はテノール、、、
ーー・ーー・ーー
そして今日は人生初の経験もしました。
それは、初見指揮( ̄▽ ̄)( ̄◇ ̄;)( ゚д゚)
今日練習予定だった曲の楽譜を頂いていなくて、その場で楽譜をお借りして指揮しました。
まぁ、やるもんじゃないですね、そんなこと(笑)
よくこういう悪夢ありますよね。
暗譜なのに全く覚えてない夢とか、初見で舞台に立つ夢とか、衣装忘れて私服で歌う夢とか(笑)
ーー・ーー・ーー
そんなわけで(どんなわけだ)明日はバッハカンタータアンサンブルの演奏会です。
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131はいわゆる初期カン(バッハのヴァイマール時代以前の初期のカンタータ)の傑作ですし、67と145は個人的に思い入れの強い曲です。
今までのみなさんの努力の成果が発揮されるといいな。
全曲演奏まであと80曲くらいかな?
次回は何番だろう。また初期カンやるかな?
楽しみです。
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オケゲム「憐れみたまえ/死よ、お前は傷つけた」【動画あり】

今日もサリクスのリハーサルでした。

ぐったり疲れたので今日は動画でお茶を濁そうと思います(爆)
この曲のバスは本来西久保さんが歌う予定なのですが、今日は急遽お休みになってしまったので、私が代わりに歌いました。
OVPP楽しい( ̄▽ ̄)
オヴププ!!
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グレゴリオ聖歌に埋もれる日々

ここ最近毎日グレゴリオ聖歌歌ってる気がします。

今日はカペラとサリクスのリハーサルでグレゴリオ聖歌を歌いました。
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サリクスはまだネウマが怪しい人がいたので、腹をくくって全てのネウマと全ての指示文字を全部一つづつ説明しました。
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これで全員が一つ残らずネウマと指示文字を理解したはず!
1時間以上グレゴリオ聖歌だけ練習しました。演奏時間わずか2分の曲です。
後半はバッハのKomm, Jesu, kommの第2部のアリアをネウマ的に歌う練習をしました。(一昨日のワークショップと全く同じ流れですね)
ほとんど全てのパートのほとんど全ての箇所にネウマを振りました。
その結果音の流れがまるで変わりました。
まだまだネウマに振り回されている感じですが、本番までには体に入れてくれると思います。
まだまだ道のりは果てしないですが、あきらめずに根気強くやっていこうと思います。
報われない努力はない、あるとすればそれはまだ努力とは言えない。
ばい、王貞治!
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ラフォルでグレゴ!(ネウマの新しい可能性)

今日は5/1本番のバッハカンタータアンサンブルのリハーサルと、5/3本番のラフォルジュルネでやるグレゴリオ聖歌のリハーサルでした。

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バッハのカンタータ全曲演奏敢行中のバッハカンタータアンサンブルですが、今回は67.131.145を演奏します。
67番は5年前、震災の年の5月にカンタータクラブで演奏した思い出深い曲です。
そのことについては、過去のブログでも書いています。
そして145番は、私がカンタータクラブの演奏委員長になって、初めての演奏会で演奏したカンタータです。
それぞれのカンタータにそれぞれの思い出があり、演奏するたびにその当時を思い出すようになってきました。
ーー・ーー・ーー・ーー
夜はラフォルジュルネの企画の中で、丸の内のビルの地下広場でグレゴリオ聖歌を歌うという謎のコンサートのリハーサルでした。
情報はラフォルジュルネのホームページにもアップされています。
http://www.marunouchi-event.com/lfj2016area/concerts/93.html
主の昇天のミサを固有唱と通常唱を(クレドまで)やります。
リハーサルが煮詰まってきて(ほぼいつものように)装飾ネウマの話になりました。
クィリスマもオリスクスもアポストロファも(トリゴンも)装飾と言われているが、果たしてどういう装飾だったのか、という話です。

試しにほんとに書いてある通りに音を動かしたらどうかいうことになり、アポストロファは上から下向きに、クィリスマは下から上向きに音を引っ掛けるように歌ってみました。
クィリスマその最初の部分に、アポストロファをひっくり返したような形をしているので、形通り逆向きの装飾をしてみよう、という試みです。
これが、、、なんと、、、いいかも♡
12月に受けたインド音楽のワークショップからのインスピレーションも相まって、なかなか素敵な装飾になりました。
さぁオリスクスはどうしようか、オリスクスは結びつく他のネウマの種類によって、sのような形になったり、sの逆向きのようになったり、cのようになったりします。これは同じ装飾と考えて良いものかどうか、、、。
先程と同じ発想で、形通り歌ってみよう。
sみたいのは1回下いってー上いってー下がる、、、ほほう、、、悪くない( ̄ー ̄)ニヤリ
逆向きのは上いってー下いってー、、、なるほど。
実際に試してみて、それを客観的に聞いてくれる人がいて、アイデアを出し合うと、面白いものが生まれます。
そもそもオリスクス自体、「装飾であったと言われている」だけで、実際どう歌われていたのか誰もわからないのです。
インド音楽が単旋律のまま恐ろしいほど細分化して発展していったのを考えると、グレゴリオ聖歌の旋律の動きも、私たちが想像するよりも繊細微妙に様々な歌い方をしていた可能性があります。
私たちは習慣として、これとこれは同じ、これとこれは仲間、と安易にグループ化してしまって物事を単純にして把握しようとする癖がありますが、多様なものは多様なまま受け入れることが肝要なのかもしれません。
なにやってんだお前って言われるかもしれませんが、私たちは固定観念に囚われることなく、想像力を最大限に発揮させて、グレゴリオ聖歌の演奏法の研究に取り組んでいきたいと思います。
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