メンデルスゾーン版マタイ受難曲

今日はNova Voceの練習でした。

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Nova Voceは、青木洋也さんの振られているアマチュア合唱団なのですが、私は学部一年生の頃から関わらせていただいています。
練習日が金曜日なので、カンタータクラブの練習と重なってしまい、ここ数年はあまり練習にうかがえなかったのですが、来年度からはしっかり練習にも参加できそうです。
この団は最近メンデルスゾーンの作品を演奏することが多く、既に「エリア」、「パウロ」の二大オラトリオを演奏しており、来年は未完の「キリスト」を演奏予定で、これを演奏すれば、メンデルスゾーンのオラトリオは制覇ということになります。
それで、今年は何を演奏するかというと、なんとメンデルスゾーン版のマタイ受難曲を演奏します。
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長年あまり演奏されることのなかったバッハの作品を、メンデルスゾーンが復活蘇演して、その後のバッハ復興の口火を切ったというのは非常に有名な話ですが、マタイの復活上演はその最も象徴的な出来事です。
メンデルスゾーンはこの復活蘇演の際、当時の演奏習慣に沿うように、マタイを編曲、抜粋しました。
その結果全体は2/3程の長さになりました。それでも2時間ですから長いのは長いですよね。
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目玉はErbarme dich です。元はアルトアリアなのに、メンデルスゾーン版ではソプラノアリアになっています!
ソプラノの方、朗報ですよ!これはレパートリーにするしかない!
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そして面白いのはエヴァンゲリストのパートです。
まず通奏低音に鍵盤楽器がありません。なんとチェロの重音で和音が奏されます。チェリスト大変!
更に歌の音形も変わってしまっています。高くて激烈難しいところがオクターブ下げてあったりして、とっても簡単になってます。
例えば上の参考動画2の11分のあたり、有名なペトロの否認の場面、「するとすぐに鶏が鳴いた!」がオクターブ下げられているのは衝撃的です。しかし続く「外に出てひどく泣いた」のくだりでは、「外に出て」はオクターブ下げられているのに対し、「ひどく泣いた」はオクターブ上げられています。
こっちの方がよほど難しいですが、さすがにここだけは下げられなかったんですね。
エヴァンゲリストがこのように難易度が下げられている割に、同じく激烈難しい合唱のテノールは、それほど変わってません。残念!
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メンデルスゾーンがバッハの作品を演奏しやすいように編曲したものの中には、ロ短調ミサもあるそうで、私は確認していませんが、こちらも笑っちゃうほど簡単になっているそうです。
曲目リストはこちらのリンクからご覧いただけます。Anhang B-aというところが、編曲した曲目リストです。
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私はこの度も、指導アシスタント兼エキストラ兼ちょこっとソロという形での参加となります。
マタイと言えば、昨日はLa petit bandのOVPP(1パート1人)の演奏会があったそうですね。
コンセプトとしては真逆の演奏会ですので、昨日の演奏会へ行かれたかたも、Nova Voceの演奏会へ来られると、比較ができて面白いかもしれません。
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