ラフォルでグレゴ!(ネウマの新しい可能性)

今日は5/1本番のバッハカンタータアンサンブルのリハーサルと、5/3本番のラフォルジュルネでやるグレゴリオ聖歌のリハーサルでした。

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バッハのカンタータ全曲演奏敢行中のバッハカンタータアンサンブルですが、今回は67.131.145を演奏します。
67番は5年前、震災の年の5月にカンタータクラブで演奏した思い出深い曲です。
そのことについては、過去のブログでも書いています。
そして145番は、私がカンタータクラブの演奏委員長になって、初めての演奏会で演奏したカンタータです。
それぞれのカンタータにそれぞれの思い出があり、演奏するたびにその当時を思い出すようになってきました。
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夜はラフォルジュルネの企画の中で、丸の内のビルの地下広場でグレゴリオ聖歌を歌うという謎のコンサートのリハーサルでした。
情報はラフォルジュルネのホームページにもアップされています。
http://www.marunouchi-event.com/lfj2016area/concerts/93.html
主の昇天のミサを固有唱と通常唱を(クレドまで)やります。
リハーサルが煮詰まってきて(ほぼいつものように)装飾ネウマの話になりました。
クィリスマもオリスクスもアポストロファも(トリゴンも)装飾と言われているが、果たしてどういう装飾だったのか、という話です。

試しにほんとに書いてある通りに音を動かしたらどうかいうことになり、アポストロファは上から下向きに、クィリスマは下から上向きに音を引っ掛けるように歌ってみました。
クィリスマその最初の部分に、アポストロファをひっくり返したような形をしているので、形通り逆向きの装飾をしてみよう、という試みです。
これが、、、なんと、、、いいかも♡
12月に受けたインド音楽のワークショップからのインスピレーションも相まって、なかなか素敵な装飾になりました。
さぁオリスクスはどうしようか、オリスクスは結びつく他のネウマの種類によって、sのような形になったり、sの逆向きのようになったり、cのようになったりします。これは同じ装飾と考えて良いものかどうか、、、。
先程と同じ発想で、形通り歌ってみよう。
sみたいのは1回下いってー上いってー下がる、、、ほほう、、、悪くない( ̄ー ̄)ニヤリ
逆向きのは上いってー下いってー、、、なるほど。
実際に試してみて、それを客観的に聞いてくれる人がいて、アイデアを出し合うと、面白いものが生まれます。
そもそもオリスクス自体、「装飾であったと言われている」だけで、実際どう歌われていたのか誰もわからないのです。
インド音楽が単旋律のまま恐ろしいほど細分化して発展していったのを考えると、グレゴリオ聖歌の旋律の動きも、私たちが想像するよりも繊細微妙に様々な歌い方をしていた可能性があります。
私たちは習慣として、これとこれは同じ、これとこれは仲間、と安易にグループ化してしまって物事を単純にして把握しようとする癖がありますが、多様なものは多様なまま受け入れることが肝要なのかもしれません。
なにやってんだお前って言われるかもしれませんが、私たちは固定観念に囚われることなく、想像力を最大限に発揮させて、グレゴリオ聖歌の演奏法の研究に取り組んでいきたいと思います。
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演奏動画はコチラ
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櫻井元希へのお仕事のご依頼は以下のメールアドレスまで。
g.sakurai.office@gmail.com
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