軽井沢国際合唱フェスティバル

軽井沢国際合唱フェスティバル

明日から行われる、軽井沢国際合唱フェスティバルに招待合唱団、シグナス・ヴォーカルオクテットとして参加させていただきます。

明日朝からリハーサルするために、前乗りで今日軽井沢に入ります。

メンバーに軽井沢在住者がいますのでそこでお世話になります。

シグナスはメンバーが各地に散らばっているので、リハーサルをコンスタントにできません。

どのくらい散らばっているかというと、大分1人、広島2人、愛媛1人、長野1人、東京3人、という感じです。

明日のためのリハーサルは、5月に別の本番で集まった時にやりました。

その時の記事はこちら

10年来の仲間なのでお互いの声がよく分かっていて、なんというか、ノーストレスです(笑)

昨年CDも出しましたので、よろしければコチラからどうぞ。

そういえばこれを録音したのは声種変更する直前だったので、バリトン時代のものとしては最後の録音ということになりますね。

動画も沢山上がってますのでよろしければ”cygnus octet”とかで検索いただければと思います。

こちらにはこれを上げておきます。

演奏可能な最小編成でのコンダリラです。

あとこれも

録音は悪いですが演奏はまぁまぁです(笑)

原村、下田と続いた夏の旅もこれで終わり。

きばってきます。

――・――・――・――・――
主宰団体Saclicus Kammerchorのホームページはコチラ
演奏動画はコチラ
特典充実!
2016-17年シーズンサポート会員募集中!
――・――・――・――・――
櫻井元希へのお仕事のご依頼は以下のフォームよりお問い合わせください。

 

La Musica Collana |  Baroque Concerto Festival Vol.3   ~灼熱のイタリアン・バロック!~

La Musica Collana | Baroque Concerto Festival Vol.3   ~灼熱のイタリアン・バロック!~

一昨日になりますが、10月に共演するLa Musica Collanaの演奏会に行ってきました。

台風直撃の中、嵐のように激しい演奏を聴かせてくれました。

前回も思ったのですが、コンチェルト7曲連続で聴くと流石に凄いですね。特に前半のヴィヴァルディのコンチェルト4曲畳み掛けが凄かった。

ストラヴァガンツァを本当に露骨にストラヴァガンツァ(奇妙)に弾いていました。アッパレ!

image

こちらの写真、なんと開演前です笑

台風の影響で開演時間を15分おしにした結果、終演後に写真撮影の時間がとれないということで開演前にそれを行ったのです。

なんたるストラヴァガンツァ!こんなの初めて見た!お客さんも写真をとっています笑

image


 

La Musica Collanaはこの後、同プログラムで盛岡と久慈で2公演するそうです。岩手の皆様は是非!というか絶対行ったほうがいいです。

関東の皆様は10月の、Salicus Kammerchorとのジョイントコンサートをお待ち下さい。

単独ステージではヴィヴァルディとバッハのコンチェルトを弾いてくれます。

なおこちらの公演は、Salicus Kammerchorの定期会員様は500円引き、La Musica Collanaの後援会会員様も500円引き、両方の会員様は1000円引きでチケットがお求め頂けます。

この機会にご入会をご検討くださいませ。

Salicus Kammerchorサポート会員制度詳細

La Musica Collana後援会制度詳細

ジョイントチラシ_A_fジョイントチラシ_B_f

Salicus Kammerchor × La Musica Collanaジョイントコンサート
Concerto × Concerto!!!
〜教会カンタータとその背景〜

【東京公演】
日時:2016年10月26日(水)
19:00開演(18:30開場)
会場:台東区生涯学習センター ミレニアムホール

【神奈川公演】
日時:2016年10月29日(土)
13:00開演(12:30開場)
会場:カトリック由比ガ浜教会

【曲目】
Salicus Kammerchor
グレゴリオ聖歌:聖霊降臨祭後第15主日のための入祭唱《主よ、我に御耳を傾けたまえ》

H. イザーク(ca. 1450-1517):聖霊降臨祭後第15主日のための入祭唱《主よ、我に御耳を傾けたまえ》

G. P. da パレストリーナ(ca.1525-1594)作曲/J. S. バッハ(1685-1750)編曲:
ミサ《シネ・ノミネ》より「キリエ・グローリア」

J. H. シャイン(1586-1630):《なぜ悲しむのか、我が心よ》

H. L. ハスラー(1562-1612):《なぜ悲しむのか、我が心よ》

La Musica Collana
A. ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲集《調和の霊感》 Op.3より第7番 『合奏協奏曲 ヘ長調』 RV 567

J. S. バッハ :『ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調』 BWV 1060a

Salicus Kammerchor & La Musica Collana
J. S. バッハ:カンタータ第47番《高ぶるものは低くされ》 BWV 47
J. S. Bach : Kantate Nr. 47 “Wer sich selbst erhöhet, der soll erniedriget werden” BWV 47

J. S. バッハ:カンタータ第138番《なぜ悲しむのか、我が心よ》 BWV 138
J. S. Bach : Kantate Nr. 138 “Warum betrübst du dich, mein Herz?” BWV138

 

――・――・――・――・――
主宰団体Saclicus Kammerchorのホームページはコチラ
演奏動画はコチラ
特典充実!
2016-17年シーズンサポート会員募集中!
――・――・――・――・――
櫻井元希へのお仕事のご依頼は以下のフォームよりお問い合わせください。

生涯忘れ得ぬ

生涯忘れ得ぬ

まだ昨日の余韻に浸っていますが新大久保なうです。

オルガン返しに来ました、が、渋滞にハマった運送車を待ってます。

今日は台風が大変ですね。

でもこれが昨日じゃなくてよかった。踊り子も止まってるし、帰りに大変な影響が出ていなことでしょう。


僕はとても忘れっぽいので、たいていのことは忘れてしまうのですが、昨日の演奏会は、おそらく生涯忘れ得ぬ演奏会になることと思います。

こんなに悔しい思いをしたのも初めて(多分、忘れてるかも)だし、なおかつ悔いが無いというのもなかなか不思議です。

1000回やってできなかったら2000回やればいいし、それでも出来なければやり方を変えればいい。

そんなことを思いました。僕はまだ1000回を少し超えたくらいのところまでしかいけてません。

まだやり方を見直すところまでいってない。

バリトンではそうやって何度も何度もやり方を見直して、それでもダメだったから諦めがついたんだと思います。

随分昔から、月に1回くらいは必ず「あなたテノールじゃないの?」って言われ続けていて、それが受け入れられなかったのは、まだ努力の可能性が残っていたからで、それをやり尽くすまではそれを試したかったんだと思います。

今思えば。

これだけやってダメなんだったんなら、ダメなんだろうと。

テノールとしては、まだやれることが山ほどあって、まだ僕が試せたのはほんのひと齧り。

ちょっとしたワクワク感あります。

まだまだたくさん、いろんなことが試せる。

それは指揮に関しても同じで、やっぱり、自分に可能性を感じることができるというのは、嬉しいことです。

ここらへんまでいければいいかな、じゃなくて、今は見えもしないぶっちぎりの高みをめがけて、やれることがたくさんある。

――・――・――・――・――
主宰団体Saclicus Kammerchorのホームページはコチラ
演奏動画はコチラ
特典充実!
2016-17年シーズンサポート会員募集中!
――・――・――・――・――
櫻井元希へのお仕事のご依頼は以下のフォームよりお問い合わせください。

溶けた建築

溶けた建築

4泊5日のサマーアカデミーが終了しました。

テノールデビュー戦の自分としては、テノールは1日にして成らず、というのを実感しました。

そしてテノールの人にはというのはこういう思いをして生きているのだなということが身に沁みました。


「音楽は溶けた建築だ」と言われることがあります。

今回のアカデミーではそのことを強く実感しました。

溶けた建築、というと、建築のように音楽を作ってしまいそうですが、多分ここで言わんとしてるのは、溶けた建築なんてものはない、溶けた建築は建築ではない、ということなんだと思います。

溶けなきゃ音楽じゃない、音楽は建築のように見えてしまったら音楽じゃない、そういうことなんだと思います。

楽譜は設計図かもしれないけど、音楽はその設計図通り作ったところで音楽にはならない。

音楽は楽譜には書けない。

今回再三言われたことです。わけってるつもりでも全然わかってない。

そうなっていなければ意味がない。

そしてそのことに関しては絶対に妥協しない。出来てなければ100回でも200回でもやる。

絶対にそのままにしない。そういう姿勢を見せつけられた5日間でした。

いつもそうなんですけど、道夫先生と時間を過ごすと、如何に自分が普段の生活の中で妥協しまくってるかということを思い知らされます。

妥協しないって本当に難しい。

僕たちは

時間に追われ過ぎてる。

三日目の個人レッスンで先生が「遺言」として仰られたことなのですが、

僕たちは時間とお金に追われ過ぎてる、忙しすぎる、だから音楽にそれが出ちゃう。でもそうじゃない世界もある、あぁ、こういう世界もあったんだよなぁ、そういうことを思い出させてあげるのが僕たちの仕事なんじゃないだろうか。

正確ではないですが、このようなことを仰られました。

音楽家はこの社会の只中にいてはならない、ということなんだと思います。

心を亡くしてはならない。

いつも、生に対して目を開いていなければならない。


終演後にお話を伺うことができたのですが、とても印象的な言葉を頂きました。

「君は、抱え込みすぎている」

ちょっと生き方を考え直さなければならないのかもしれません。

――・――・――・――・――
主宰団体Saclicus Kammerchorのホームページはコチラ
演奏動画はコチラ
特典充実!
2016-17年シーズンサポート会員募集中
――・――・――・――・――
櫻井元希へのお仕事のご依頼は以下のフォームよりお問い合わせください。

下田 | 明日本番!

いやーメサイア難しいです。アリアも合唱も難しすぎる・・・。

第九にしてもメサイアにしてもなんでみんなほいほいこんな難しい曲やっちゃうんだろう。

もうちょっと作品に対して畏れみたいなものを抱いた方がいいと思う。

いやー、くったくたに疲れました。ブログなんか書いてる場合じゃないくらい疲れました笑

リハは18時までなのですが、会館が閉まる21時まで粘って練習しました。

image

image

明日は大勝負です。衝撃のテノールデビュー戦です。

のるかそるか、、、。

今日はおとなしくサーキットトレーニングして寝ます。

――・――・――・――・――
主宰団体Saclicus Kammerchorのホームページはコチラ
演奏動画はコチラ
特典充実!
2016-17年シーズンサポート会員募集中!
――・――・――・――・――
櫻井元希へのお仕事のご依頼は以下のフォームよりお問い合わせください。