決死の追込み

いよいよ神奈川公演が今週土曜に迫りました。

今日は9:00から12:30までみっちり休憩なしでリハーサルしました。

前回のリハも休憩なしでした。

休憩する間もないほど追い込んでます。笑

明日は10-17時でリハです。

ここにかかってます。

もうほんと、すごい形相でリハしてます。

わかっちゃいますが、様々な時代の、様々な地域の音楽をひとつの演奏会で演奏するのは並大抵ではありません。

でも絶対歌ってる方も聴いてる方も得るものがあるし、超楽しいと思うのです!

それぞれに、それぞれのタイミングで聴いた時とは違う発見や驚きがあると思うのです。

今日、ビクトリアの8声のLaudateがかなりイタリアンになってきました。

アカペラですし、楽譜の見た目はフランドルとそう変わりませんが、音楽は全然違います。もう壮絶にイタリアーンです。

ドイツ音楽はほんとにドイツらしいし、フランドルの音楽はほんとにフランドルらしいし、イタリアンはほんとにイタリアーンです。

それぞれの違いを楽しんでもらいたい。そしてその上でバッハを聴いてほしい。

もうね。様式やなんかを飛び越えた圧倒的な個性!ミクロコスモスがそこにある!笑(注:酔ってません)

ほんと必死でリハしてます。残された時間でほんのちょっとでも、1ミリでも音楽に近づけるように。

未熟な私たちの演奏ですが、志を感じとっていただきたい。僕ら本気なんです。

1人でも多くの方に聴いてもらいたいな。

今日はそういうわけで、写真を撮る余裕もなかったので、今日のリハーサル予定のスクショでも載せておきましょう。

見よ!このミッチミチのスケジュール!!笑

あ、そうそう。曲目解説シリーズ完結しました!!

まさか間に合うとは!よく頑張った!

よろしければ演奏会前にご覧くださいませ。

今回の演奏会のためには、選曲コンセプトの記事を2つ、そして曲目解説を5つ、書きました。

第30回 第3回定期演奏会の選曲コンセプト(その1)

第31回 第3回定期演奏会の選曲コンセプト(その2)

第32回 第3回定期演奏会 各曲について(その1)

第33回 第3回定期演奏会 各曲について(その2)

第34回 第3回定期演奏会 各曲について(その3)

第35回 第3回定期演奏会 各曲について(その4)

第36回 第3回定期演奏会 各曲について(その5)

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Salicus Kammerchor第3回定期演奏会

『J. S. バッハのモテット全曲演奏シリーズvol. 3 〜詩編モテットと葬送モテット〜』

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涙腺沈没

涙腺沈没

トミー(新郎)とわしちゃん(新婦)の結婚式に行ってきました。


もう泣けたこと泣けたこと。

理由は分かりませんが号泣しました。

あと参列者の(多分)9割がたが歌い手だったので、賛美歌のクオリティが異常でした。

ちょっとこの人数で歌うにはハコが小さいよね。とかわけのわからない冗談を言いつつ。


みんなほんとボロボロ泣いてました。

本人たちも。


披露宴では、八咫烏と、ハルモニアアンサンブルOBとして合計3曲歌わせていただきました。


珍しく変顔してないですね。

こちらはフォンスフローリス関係者で。


ほんとに2人の人柄がそのままあらわれた暖かい式と披露宴でした。

後半ではわし(新婦)が泣いたらわし(私)も泣くという方程式が確立されてしまって、もうデトックス祭でした。

夜がアラミレの練習だったので、少し早く抜けさせてもらって、申し訳なかったけど、2人を囲む会に参加させてもらって嬉しかったです。

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Salicus Kammerchor第3回定期演奏会

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あと1週間

サリクスの演奏会まであと残り1週間となりました。

昨日はリハーサルに少し早く着いたので、湯島の会場近くのコンビニにでかけていったら、立派なお寺と立派な桜に出会いました。


癒された。しばし。

癒しと安らぎと慰めと憐れみを求める毎日です。

まさに祈りの日々、宗教音楽を演奏するには最適です。

13キロのキーボードを転がして次のリハーサルへ。夕暮れの上野公園は息ができないくらい美しかった。


上野公園の桜並木を通ってきましたが、偽僧侶はいませんでした。

目を皿のようにして探したんですが。残念。

間に合わないかと思われたサリクスのブログ、第3回定期演奏会曲目解説シリーズですが、今日第4回を書いて、終わりが見えてきました。

第35回 第3回定期演奏会 各曲について(その4)

次回で完結です。

今回の演奏会のためには、選曲コンセプトの記事を二つ、そして曲目解説を5つ、書きました。

第30回 第3回定期演奏会の選曲コンセプト(その1)

第31回 第3回定期演奏会の選曲コンセプト(その2)

第32回 第3回定期演奏会 各曲について(その1)

第33回 第3回定期演奏会 各曲について(その2)

第34回 第3回定期演奏会 各曲について(その3)

よかったらご覧ください。

そして演奏会にお越しください。

これらを読んでから聴くと、また印象が変わると思います。

僕たちほんと細部にこだわりまくっているので、よく聴かないと違いわかんないかもしれない。

いや、いやいや、もちろん何も予備知識なくても十分楽しめますよ!

いつも自画自賛なんですが、今回も超面白いプログラムです笑

伝われーこの面白さーーーー!!

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Salicus Kammerchor主催 第3回ワークショップ終了

Salicus Kammerchor主催 第3回ワークショップ終了

Salicus Kammerchor主催ワークショップ第3回

グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニー

〜古ネウマをポリフォニー演奏に生かす〜

一昨日ですが、無事終了いたしました。

3回目ということもあって内容も充実してきたのではないかなと自画自賛しております笑

過去2回はサリクスのレパートリーの柱、「グレゴリオ聖歌」「ルネサンス・ポリフォニー」「J. S. バッハの声楽作品」という3つのセクションに分けて、この約800年の歴史を6時間で辿るという物凄い企画だったのですが、今回は前半の二つ、「グレゴリオ聖歌」「ルネサンス・ポリフォニー」に的を絞った内容でした。


午前中は渡辺くんのセクション、「古ネウマでグレゴリオ聖歌を歌う」で、3時間かけて古ネウマをしっかり学びました。理屈はともかく、ネウマの見た目から受けるインスピレーションを大事に、書いてある通りに歌ってみるというアプローチで、それほど脳がパニックを起こさずに古ネウマに取り組めたのではないかなと思います。


午後は私の担当でゼンフルのモテットを、グレゴリオ聖歌の歌いまわしを生かすということで、午後もほとんどの時間を、ポリフォニーの中のひとつの旋律をいかに歌うかということにかなりの時間を費やしました。

結果10時から始まった講座でしたが、複数の声部で歌い始めたのは4時くらいだったでしょうか。お昼休みが1時間あったので、約5時間を単旋律を歌うということに費やしたことになります。

皆さんも学ぼうという意欲が素晴らしく、最後の通しではかなりちゃんとポリフォニーしてる実感が得られたのでゃないかと思います。

ここに最後の通しを貼っておきます。

ネウマのうねり、片鱗でも感じて頂けると嬉しいです。

この曲はサリクスの演奏会でも演奏します。こちらも是非是非お越しくださいませ。


終了後は打ち合わせと称して打ち上げをしてまいりました。

みんなおんなじTシャツ着て恥ずかしいですね笑

奇跡的に全員違う色を着てきました。

 

 

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Salicus Kammerchor第3回定期演奏会

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いろいろありました 2

いろいろありました 2

サリクスの公演が近づいてまいりまして、日々忙しくしております。

またしてもブログの更新が滞ってしまっています。

ここ最近はほんと何をやったかも覚えてないくらいです。

何やったっけなーうーん。

ほんとに思い出せないので写真フォルダを見てみましょう。


春ですねえ。なんでしょうねえこの写真は、、

は!

そうだ!

これは入谷の交差点の歩道橋ですね。ミレニアムホールの打ち合わせに行った時に撮ったんでした。

ということで一つ思い出しました。

ミレニアムホールの打ち合わせに行きました!

10月にも使わせていただいたので、もう大体同じ感じで大丈夫ですねーてなもんであっさりと終わりました。


次の写真は、、


春ですねえ、、

これは谷中霊園ですね。

そうそう!カンタータクラブの新歓演奏会のゲネプロを見に行ったんでした。

新入生沢山入ったかな?

今回はなんと新歓で器楽曲をやったそうです。チャレンジャーですねえ。難しいことにチャレンジするのは素晴らしいですね。


ええと、次の写真は、、


あ、これもう昨日ですね。

写真もあんまり沢山撮ってなかったみたい。

昨日のことは思い出せます。

昨日は朝5時に起きて、奥沢(7:30集合)までチェンバロの運搬お手伝いに伺いました。

凄い金箔貼りの美しいチェンバロで、運ぶのにとても緊張しました。

カンタータクラブの先輩に頼まれたんですが、チェンバロソロの録音を出されるそうです。

五反田文化センター、実は初めて入ったのですが、とても良いホールですね。サイズもちょうどいいし、サリクスでも使いたいな。

チェンバロ運搬を終え、旗の台のえびらホールに、今度はうちのローランドのキーボードを取りに行きました。

今回サリクスのリハはえびらではなく公共施設を使っているので、キーボード運ばなきゃならないんですよね。

13キロほどあります笑

重いです(°▽°)

そう。昨日は通低の入った初めてのリハでした。

今回はオルガンとヴィオローネ。なんだかんだ毎回違う通低楽器使ってます。

第1回はオルガンとチェロ、第2回はオルガンとチェロとテオルボ、そしてジョイントはオルガンとチェンバロとチェロとヴィオローネ。

次回はヴィオローネとリュート使いたい。お金ない(°▽°)

今回ヴィオローネは、いろいろあって2種類使うことになりそうです。

前半は8フィートのヴィオローネ、後半は16フィートのヴィオローネ。調弦が変わるので運指も変わって、結構大変なんだそうです。申し訳ないm(_ _)m

前半のメインのモテット、Lobetはどうやら16フィート入れてなかったみたいなんですよね。

あ、16フィートというのは、記譜された音程のオクターブ下を弾くということ、モダン楽器でいうところのコントラバスのことです。

8フィートというのはそれに対して記譜された通りの音を弾く、チェロと同じ感じですね。

8フィートヴィオローネというのは、記譜された通りの音を弾くということはチェロと一緒なんですが、楽器自体がチェロより大きく分厚く、弦が6弦で(その点ではガンバと同じ)音域もチェロの4度下まで出るので、「場所によってはオクターブ下も弾ける」というオプションのついたような楽器なのです。

なぜLobetが8フィートだったと思ったのかというと、この曲、通低のパートに歌バスのオクターブ下が記譜されているというところが結構あるんです。

つまり既に16フィートが記譜されている、記譜された音をそのまま弾けば16フィートになる、ということなんです。

これを更に16フィートのヴィオローネで記譜された音のオクターブ下を弾いてしまうと、歌バスのオクターブ下にオルガン、その更にもう1オクターブ下にヴィオローネ、というとんでもなく分厚い音が鳴ってしまうので、きっとこれは8フィートだったのだろうということが想像できるのです。

それに対して後半に演奏するDer Geist hilftはそう行った箇所が1箇所もなく、音域も16フィートのヴィオローネの音域を超えることがないので、きっと16フィートだったのだろうというわけです。

と、いうわけで角谷さんには大変申し訳ないんですが2台の(しかも大きな)楽器を持ってきていただかねばならなくなってしまったのですが、聴き手や、演奏してる方としても、変化があってとても面白いです。

今回の通低はこのお二人!


角谷朋紀

 

東京藝術大学器楽科卒業。オランダ、デン・ハーグ王立音楽院大学院修了。その後ヨーロッパのさまざまなオーケストラやアンサンブルで演奏活動を行ってきた。

 2011年デン・ハーグピアノ五重奏団のメンバーとしてファン・ワセナール国際アンサンブルコンクール(オランダ)に参加し、第1位、同時に最優秀演奏者賞を受賞。現在日本の様々なオーケストラやアンサンブルにて演奏活動を行っている。


 

村尾芽衣

神奈川県藤沢市出身。 東京芸術大学附属高等学校ピアノ科、同大学古楽 科チェンバロ専攻を卒業。ベルリン芸術大学にてドイツ国家演奏家資格 を取得。

 ピアノを角野裕、チェンバロをテシュネ=ローラン、鈴木雅 明、大塚直哉、ミッツィーメイヤーソン女史、各氏に師事。

 第10回大阪 国際音楽コンクール古楽部門第二位、藝大卒業時にアカンサス音楽賞、 2013年ベルリン古楽アンサンブルコンクール第三位、2014年Alice Sumter Stiftungコンクール第二位受賞。

(野田さんが事情により参加できなくなって、代わりにジョイントでも弾いてくれた村尾芽衣さんがのってくれることになりました。)


さて、上の中華屋の写真の説明にようやく入ります。

サリクス第2回定期演奏会がDVDになります!

昨日はリハの後ライプニツレコードのN村氏(写真の人物。顔出ししているのに謎のイニシャルトーク)と会って、ディスクを受けとりました。

なかなか良く撮れてるし、良く編集できてます!ご期待下さい!50枚作ったので完売するといいな!(助成金全部落ちて実は存続の危機にあるのでマジで是非とも買ってください笑)

演奏会でも販売しますが演奏会特別価格ですのでこの機会に是非!

そして、上の写真(N村氏の)、ちょっといい写真だと思いませんか?

N村氏に教えてもらったアプリでiPhoneで撮りました。

Facebookにアップしたらけんしさん(剪画作家でサリクスのチラシのデザイナー)が才能を無駄遣いしてポスター風にしてくれました笑

ココのコメント欄です。

これから写真撮るのがちょっと楽しくなりそうです。

 

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Salicus Kammerchor第3回定期演奏会

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Salicus Kammerchor主催第3回ワークショップ

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お申込みはどうぞお早めにお願いいたします。

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