らうらうら

初めて彼らに出会ったのが18歳の時だからもう9年間一緒に歌ってます。

池田真子
佐々木ひろ子
佐藤拓
櫻井元希

以上の4人で演奏会をします。
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ホームページみてね。
http://laulaula.tokyo-hp.com/i_786164.htm

らうらうらという名前は造語で、バスク語で4という意味のlauと、フィンランド語で歌という意味のlaulaをくっつけて、4人で歌うよって意味です。

前回公演がもう2012年2月だから1年半くらい経っちゃいましたが、第二回公演です。
前回はありがたいことに満員のお客様に聴いていただくことができまして、今回調子に乗って3公演もするもんだから大変です。

合唱でも、アカペラだけでひと公演作るのはなかなか大変なことなのですが、4人でそれをやるのはなお大変なのです。なかなか伝わらないこの大変さ。

前回やったような世俗ものを歌うステージもありますが、今回の企画の目玉はなんといっても剪画作家、吉田健嗣とこコラボによる、「キリエ×切り絵」です。

キリエなんて年がら年中飽きる程聴いてるぜ。って皆さん。なめちゃあいけませんよ。ああたキリエだけ40分間聴き続けたことありますか?
それも切り絵観ながら。。。。

ないでしょう?ないでしょう??

多分もう一生無いですよ。

ね?

気になってきたでしょう?気になってきたでしょう??

閑話休題

私たちlaulaulaはジャパンユースクワイヤという、東京混声合唱団の常任指揮者であらせられる松原千振氏主宰の合唱団で出会いました。

この合唱団には全国津々浦々らうらうらから集まった30歳以下の若人が全国津々浦々らうらうらで年に一回集って合宿し、演奏会をするという合唱団で、現在その企画は日本合唱連盟に引き継がれ、JCAユースクワイヤとなって活動しています。

実は剪画作家吉田健嗣ともここで出会いまして、何度も一緒に歌いました。
合唱歌いの剪画作家なんて世の中広しといえどそうはいませんよ。多分。

だからこそ実現した今回の企画。ジャパンユースでであった歌い手たちが、ジャパンユースで出会った剪画作家とキリエと切り絵でコラボする。

こんなことはもう二度とありません。多分。

あとこんな誰もが一度は思いつくただのダジャレを本気で演奏会にしようなんてバカが5人も集まることももうないでしょう。多分。

今回演奏するのは
マショー、マンディ、バッハ、ラインベルガー、高田三郎、シサスク、シュレンカー、ドゥブラ、ペルト、カプレ
などですが、やはり何と言っても一押しはバッハ、ちょっと見せちゃう。
世の中のバッハ狂い達よ、目ん玉ひん剥いてよおく見やがれ!

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ちょっと見ただけで凄いでしょう?凄いでしょう??
バッハのキリエ、というとh-mollミサやミサブレヴィスのそれが思いつくけれど、何と言っても私たちはアカペラ4人なのでそんなの演奏できません。

BWV371
この曲はキルンベルガーとカール・フィリップ・エマニュエルが編纂し出版したコラール集の中にある作品です。
歌詞はドイツ語によるキリエのトロープス。一節だけ引用すると。

Kyrie!
Gott Vater in Ewigkeit!
Groß ist dein’ Barmherzigkeit,
aller Ding ein Schöpfer und Regierer!
Eleison.

キュリエ!(主よ!)
永遠の父なる神!
偉大なのはあなたの慈悲、
全ての創造者であり統治者!
エライゾン!(憐れみたまえ!)

定旋律はKyrie fons bonitatis
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このメリスマ部分に上記の歌詞をあてはめたものに、バッハが和声付けしています。このフリギア旋法の定旋律にバッハが施した和声がまああ半端ない。半端ないっすよバッハさん!半音階多すぎっすよバッハさん!むずい!むずいっすよバッハさん!

これを聴かずしてバッハ好きを騙るなかれ!

11月2日は東京中央教会(大久保)へ!そして11月9日は灘区民ホール(神戸)へ!


主宰団体Saclicus Kammerchorのホームページはコチラ

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当たり前のこと

何でもそうだろうけど、自分が何の為にそれをやってるのかが見えなくなったらおしまいだと思う。

根幹を根幹として見て、枝葉を枝葉として見ること。
意味も理由も必然性も何もありません。ただやりたいからやってるんです。
と胸を張って言えるように。
何をするにしてもそうだと思う。
なぜ、なぜ、なぜを問う子どもに大人が何も答えられないように。
なぜに対する答えは何もないのだから。
古東先生が最初の授業で開口一番言ったことは
「ご存知のように皆さんが生きていることに意味はありません」
だった。
当たり前のことを当たり前に言うことは難しい。
でもそうだそうだと思っていることでも、誰かの口から聞けると感動する。
共感するということは感動するということだと思う。
古東先生の口癖、今の言葉に繋がる言葉はこうだ。
「むしろだからこそスゲー」
だから、意味のないことを、恥じることなく胸を張ってやり続けるしかない。
生き続けるしかない。

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