カペラ公演中止

カペラ公演中止

皆様このページでのご連絡が遅くなり申し訳ありません。

1月8・9・12日に予定されていましたヴォーカル・アンサンブル カペラの公演は、複数メンバーのインフルエンザ罹患により中止となりました。

今日の公演、12日の公演も中止となりました。

チケットをお求めくださった皆様、ご来場をご予定くださっていた皆様、誠に申し訳ありません。

私自身は今のところ熱もなく無事に過ごしております。

直前に演奏会中止という事態は初めてのことで、対応が遅れていますことを重ねてお詫び申し上げます。


チケットをご購入くださった皆様

返券・返金について、事務局から正式な発表があるまで今しばらくお待ち下さい。

ヴォクスマーナ→カペラ→八咫烏

ヴォクスマーナ→カペラ→八咫烏

今日は朝、昼、夜とリハーサルでした。

9-12時ヴォクスマーナ、13-17時カペラ、18-21時八咫烏で、東銀座→祐天寺→千葉という移動だったので、休みがないばかりか、17時から18時の1時間では千葉までたどり着かないので、八咫烏は遅刻でした(°▽°)

本番が重なるとリハも詰まってきます。寝もい、、(_ _).。o○

 


 

朝はヴォクスマーナ

久々の満員電車に辟易しながら行きましたが、やっぱり満員電車乗ると体が固まりますね。歌える状態にするのに時間がかかりました。

もう本番も近いのでほとんど通し中心のリハでしたが、やりながら毎回新しい発見、あるいはいままでなんでこんなことに気づかなかったんだ!というところに気づいたり、刺激的です。

そして今日面白いなと思ったのは、合唱の並びについてです。

普通のSATBの並びを今日は途中からASBTに変えたのですが、後者の方が圧倒的に聴きやすかったんです。

なんでかなーと考えると、ちょっと前まで私がバスだったからなんですね笑

バスの位置で歌うのに慣れてるから聴くのもその位置で慣れちゃってるんだと思います。

右耳で聴いてるんですね。多分指揮の時はそんなことないと思うんですが、今日の配置換えによる聴こえ方の差が余りにも激しかったので、少なくとも歌う時は右耳で聴いてるんだと思います。

演奏会詳細はコチラ

 


 

昼はカペラ

年末のリハでほとんど歌えなかったので、声が出る幸せをヒシヒシと感じました。

もうね。サイコー。超楽しい。歌いながら踊っちゃうくらい興奮する。テンション上がりすぎて恥ずかしいくらい笑。

イザークたまらんっす。

カペラも今日は全曲リハーサルしましたが、もうそれはそれは盛り沢山!

いつもよりポリフォニーが3曲多い上に2曲のグレゴリオ聖歌も超長い笑

お腹いっぱいになること請け合いです!

演奏会詳細はコチラ


 

夜は八咫烏

八咫烏は今回なんと両会場とも夜区分しかホールが取れていないため、別日でホール練を設けました。

東京の方は年末にやって、今日は千葉の方のホール練でした。

千葉市生涯学習センターは昨年サリクスでも使わせていただきましたが、ほんといいホールです。

今日も遅れて行って一発目声出した時、なんっっっていいホールなんだ!と思いました。

あと八咫烏上手いです笑。自画自賛ですが笑。

千葉公演まだまだまだまだチケットこざいます。私の方でも承れますのでどうぞご連絡くださいm(_ _)m

演奏会詳細はコチラ↓

東京公演

千葉公演


あとサリクスのメルマガですが、ホームページ内にメルマガのページを作りました。

昨日結構苦労して作ったので、よかったら見てみて下さい。

http://www.salicuskammerchor.com/mail-magazine-1


それからお正月の帰省の写真で昨日のブログに載せ忘れたのがあつたのでここに載せときます。

うちの地元、酒どころなんです。

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演奏動画公開中!

Heinrich Schütz “Musikalische Exequien” op. 7 III. Canticum Simeonis / Salicus Kammerchor

Ensemble Salicus : Gregorian chant from “Proprium in ascensione Domini” / “Ordinarium missae I”

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主宰団体Salicus Kammerchorホームページはコチラ

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櫻井元希へのお仕事のご依頼、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

 

2016年歌い納め| 来年の演奏会

2016年歌い納め| 来年の演奏会

昨日は2016年の歌い納め、カペラのリハのあと、計歌会のレッスン+忘年会でした。

計歌会は、「計量記譜で歌う会」の略なのだと思うのですが、すでに音楽界でご活躍の大先輩方が、花井先生のもとに集って計量記譜を学ぶという活動をされています。

私は今年から参加させていただいていて、今年はマショーのLe Remede de Fortuneという音楽付きの物語を勉強しました。

来年は古楽道場の方と合同で、11月の本番を目指してイザークのミサを学んでいく予定になっています。


さて演奏会が同じ時期に重なると、ぶっちゃけなかなか宣伝が難しく、どうしても偏りが出てしまうのですが、今回はそこのところを埋めるべく、来年1月の3つの演奏会(合計5公演、、)の宣伝をさせてください。

そして更にぶっちゃけちゃうと、やっぱり僕が宣伝すると、古楽系の演奏会チケットしか売れないんですよね笑

でもヴォクスマーナにはサリクスメンバーが4人、八咫烏には7人いるんですよね笑

やっぱり同じ人が歌ってても、ジャンルの違いは大きいのですね・・・涙。


その1

ヴォーカル・アンサンブル カペラ

イザーク没後500年記念 ミサ《私は心に(カン・ジェ・オ・クール)》

●1月8日(日) 午後4時

@カトリック由比ガ浜教会

●1月9日(月・祝) 午後4時

@日本聖公会 聖パウロ教会

●1月12日(木) 午後7時(櫻井はこの公演には出演いたしません)

@ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会小原記念聖堂

詳細

最近リハが多いので、めっちゃ宣伝してますね。ほんとイザーク超面白いので是非聴いてほしいです。カペラの場合大体いつもそうなのですが、おいそれと聴けない曲を、おいそれと聴けない演奏で聴けます。

是非!

この公演に関する過去のブログ記事

イザークイヤー開幕に向けて

イザークとジョスカン

年末年始の演奏会!

八咫烏→カペラ

HPレイアウト変更しました→カペラ


その2

第36回定期演奏会
(創団20周年シリーズVol.2 伊左治直アンコールピース1ダース記念全曲演奏会)

2017年1月12日(木)19:00開演

@豊洲文化センターホール

詳細

この演奏会については秋に沢山記事を書きました。

伊左治さんの書かれる曲はほとんど調性音楽ですが、ほんと、稀有な、ぬるくない調性音楽です。キレてます。

以下の記事も是非参考になさってください。

ボイトレ、ヴォクスマーナ、アガリアム

アンコール→サリクス

ヴォクスマーナ | 入野義朗、伊左治直個展→カペラ | ビクトリア

ヴォクスマーナ→MV撮影

ヴォクスマーナ ホールリハ

年末年始の演奏会!


その3

男声アンサンブル 八咫烏 2nd concert


●1月14日(土)19:15開演

@台東区生涯学習センター ミレニアムホール 詳細

●1月15日(日)19:00開演

@千葉市生涯学習センター ホール 詳細

さて最後は八咫烏です。イチオシの男声アンサンブルです!

この団体の成長のスピードはホントに舌を巻きます。

まさかこんなスピードでこんなとこまで来れるとは思いませんでした。

トミーさまさまです!ほんとすごい!

八咫烏についても記事をいくつか書いてます。

御来光風

八咫烏2ndコンサート!

年末年始の演奏会!

八咫烏→カペラ

東京公演は順調にチケットが売れております。

ただ千葉公演はちょっぴりピンチです。

千葉は生涯学習センターのホールです。5月にサリクスの第2回定期演奏会を行ったホールで、この規模のアンサンブルを聴くには最適です!

ちょっと遠いですが、ぜひこの機会にお出かけください!

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演奏動画公開中!

Heinrich Schütz “Musikalische Exequien” op. 7 III. Canticum Simeonis / Salicus Kammerchor

Ensemble Salicus : Gregorian chant from “Proprium in ascensione Domini” / “Ordinarium missae I”

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HPレイアウト変更しました→カペラ

HPレイアウト変更しました→カペラ

新しい年を迎えるということで、ホームページのレイアウトを変更してみました。

背景はBWV232の”Et ressurexit”です。それでヘッダーの写真には、先日のジョイントコンサートのゲネプロの写真を。


あと今更気づいたのですが、ホームページのタイトルと副タイトルが逆だったので直しました笑

タイトルがServus Musicaeで、その説明が、「指揮者・声楽家 櫻井元希のウェブサイト」ですよね。なんで今まで気づかなかったのでしょう笑。

そしてサイドバーも編集して、人気の投稿なるものと、SNSのボタンをつけました。あとメニューにサリクスのホームページのリンクを単独で載せました。

これからも皆さまこのウェブサイトをどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m



(この写真は、1/8の公演でお世話になる、由比ガ浜教会で撮ったものです。そういえば上のヘッダーの画像も由比ガ浜教会です)

さて、今日もカペラのリハでした。

今回のカペラは、いつもグレゴリオ聖歌で歌っているミサ固有唱を、イザークのコラーリスコンスタンティヌスより、ポリフォニーで演奏します。

ただし、コラーリスコンスタンティヌスにはグラデュアーレとオッフェルトリウムがないので、この2つだけはグレゴリオ聖歌で歌います。

そして最後にイザークのモテットを歌いますので、全体の構成は以下のようになります。

(コラーリスコンスタンティヌスをコラコン。ミサ《カン・ジェ・オ・クール》をミサカンと表記しています。そして例によって朗読等は省略しております)

Inteoitus(イザーク/コラコン)

Kyrie(イザーク/ミサカン)

Gloria(イザーク/ミサカン)

Graduale(グレゴリオ聖歌)

Alleluja(イザーク/コラコン)

Credo(イザーク/ミサカン)

Offertorium(グレゴリオ聖歌)

Sanctus(イザーク/ミサカン)

Agnus(イザーク/ミサカン)

Communio(イザーク/コラコン)

Anima mea(イザーク/モテット)

こうして並べてみると凄いですね。ほんと、イザーク祭りの名にふさわしい。イザークまみれ。

ただイザークってほんとにいろんな顔があって、変化に富んでいるので、飽きることはないです。

むしろ同じ作曲家のいろんなタイプの曲を聴くことで、何者にも邪魔されることなくつつがなく、がっつりとその世界に浸れると思います。

こういうプログラムかけがえないですよね。どこかとは大違い!(自虐です。サリクスはまた全く違うコンセプトでプログラムを構成していますので)

歌っている方も幸せです。

色んな作曲家の曲を同じプログラムの中で演奏するのって結構大変なんです。なんだか普通にやっているように見えるかもしれませんが、内心大変なんです。

大なり小なり、演奏家は作曲家の人生に入りこんで、作曲家の視点を借りながら音楽に向き合う、という作業をするので。

沢山の作曲家を相手にしていると、そこから抜け出して、また別の作曲家の人生に入り込むのが大変なんです。手間なんです。

でもその手間を惜しまず、そうすることでしか見えてこない音楽の姿を、お客様と共有するというのがサリクスの狙いな訳で。

でもちょっと無理はあるんですよね。それはわかってます。人一人の一生を背負うのにはそれ相応の覚悟とエネルギーが必要です。

だからかどうかわかりませんが、サリクスの本番が終わったあとは3ヶ月くらい廃人です。

そう。廃人なうです!イェイ!

そしてサリクスの前3ヶ月くらいは、準備に追われて廃人です。

そう。年2回公演だと、年中無休で廃人です!オーゥイェイ!

話が逸れました笑


イザークのミサ通常唱、固有唱、モテットという3種類をお聴きいただける今回のカペラですが、イザークといえばコラーリスコンスタンティヌス、略してコラコンですよね!

年間の祝日すべての固有唱をポリフォニーにしたこの作品(群)は、音楽史の中でも相当エポックメイキングです。

その中で、今回面白いなと思ったのは、Communioについてです。

イザークは固有唱すべてを作曲するつもりでいたので、1曲1曲は、通常唱やモテットなどと比べると短くなりがちです。

ましてコムニオってもともとグレゴリオ聖歌の段階で短いものが多いので、コラコンのコムニオも大体は見開き1枚なのですが、今回演奏するコムニオは見開き3枚もあります!

内容は、イエスの行った最初の奇跡に関するもので、テキストが多いので、長くなるのは仕方ないにしても、3枚というと、その後に演奏するモテット”Anima mea”と同じ枚数です。

曲想も大変凝っていて(明らかに奇跡感出まくってる)、重厚な1曲のモテットを聴いたような気分になるのではないでしょうか。

今回のプログラム、そういう意味でも隙がないです。尻尾までアンコ詰まってます。



↑この裏面の写真も由比ガ浜教会ですね。いつもお世話になっております。本当に素敵な教会です。

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八咫烏→カペラ

八咫烏→カペラ

今日は午前中八咫烏のリハで、午後はカペラのリハでした。

カペラは今日から年末恒例の3日連続リハです。

だというのに!なんと風邪をひいてしまいました!怒

いやーリハで声が出せないというのは辛いです。

八咫烏は今日メンバーがない8人揃っていただけに申し訳なかったです。(写真は2人早退した後でとりましたm(_ _)m)

しかし客観的に聴いていると、八咫烏うまいっす笑

大変心地よおございます。

今日は自分歌ってないから自画自賛ではないです!笑

ほんと日進月歩。どんどん上手くなる。末恐ろしい団体だ、、、。

演奏会情報はコチラ!


カペラの方は、ほんと今日は純粋にイザークの音楽を堪能させていただいた感じで、もう一人で興奮してました。

ほら、僕って隠れイザークフリークじゃないですかぁ。(知らねえよ)

今回よくわかったことは、イザークは大変なゼクエンツフェチだということです。

例えば以下の箇所

こちらディスカントゥスですが、同じ音形をしつこく繰り返しておりてきています。

しかもなんとバスとずーっと並行です。↓
楽譜だと分かりづらいかもしれませんが、音にするとよく分かります。

これは、変態です!

そしてさらにその変態っぷりが極まってるのが以下の箇所、キリストが昇天するところなのですが、、、


もうそれはそれは昇天してます。笑っちゃうくらい、紛れもなく、見るからに昇天してます。

クレドの後半なので皆様お聴き逃しなく、と言ってもここは流石に耳につくので印象に残ると思います。

演奏会情報はコチラ!


ここからは蛇足です。ブラウザの「戻る」ボタンをクリック!

私はいつもスコアに書き込む用に色鉛筆を持っているのですが、今日はこの色鉛筆が本領を発揮しました。


あら素敵!この冬流行間違いなし!!


このインディアンみたいなおじさん、こう見えて”I”なんですよ!

こちらは”F”

いやーアガりますねー!

それにしても今まで本領を発揮させてあげられる機会がなくて色鉛筆に申し訳なくなりました(´∀`)

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