小林道夫アカデミーin東京

今日はカンタータクラブのOB会主催の、小林道夫アカデミーin東京のスタッフをしました。

実は私OB会の役員なんです。
スタッフだったので、初めの1組だけしか聴講できませんでしたが、圧倒的なレッスンでした。
受講したのは芸大声楽科時代の門下の先輩、山本悠尋さんと、カンタータクラブの後輩、高橋健介くん。
2人とも素晴らしい演奏家で、初めの通しから「いいなぁ素敵だなぁ」と思って聴いていたのですが、これがレッスンであれよあれよと言う間に音楽が充実し、説得力の増していくこと!
レッスンは微に入り細に入り、1小節を5-6回繰り返したりしながら進んでいきます。
妥協のないこと鬼の如し。
情け容赦なく、出来なければ何度でも止めます。
常人なら心が折れるレベルです。
しかしそこは受講生2人とも経験のある演奏家だけあって、何度も、何度でも食いついていきます。
結局予定の50分間では、2曲用意されていたうちの1曲しかレッスンできなかったため、もう1曲は1回通した後、道夫先生自らピアノをお弾きになって、もう一度通されました。
まぁ、どんな言葉よりも説得力のある演奏でした。和音1つで全身総毛立ちます。
お二人にとって最も実りの多い時間だったのではないでしょうか。もう、私は溜息しかでませんでした。
改めて、小林道夫は偉大で、そして音楽はもっと偉大だと思ったレッスンでした。
アカデミーは明日も開催されます。残念ながら私は伺えないのですが、本当にオススメですので、是非多くの方に聴講していただきたいです。
聴講は1日1000円です。安いです!
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小林道夫アカデミー2016 in 東京

本アカデミーは公開いたします。
一般の方は1日1000円にて聴講していただくことができます。

〒160-0023
東京都新宿区西新宿8-11-1 日東星野ビル
2F ムラマツホール
(丸ノ内線西新宿駅すぐ)

2月6日(土)
13:00 髙橋和真バリトン
Was soll ich sagen? Op.27-3(R.Schumann)
Verborgenheit Mörike-Lieder12.(H.Wolf)
共演:ピアノ小久保美希

13:50 小池優介バリトン
J. S. バッハ ロ短調ミサBWV232より
11 Quoniam tu solus Sanctus
19 Et in Spiritum sanctum
共演:小林先生

14:40 曽根嘉江子メゾソプラノ
J.S.Bach  マタイ受難曲   より
Erbarm es God!Hier steht der Heiland angebunden.
Können Tränen meiner Wangen
共演:小林先生

15:40 丁仁愛フルート
J. S. バッハ ロ短調ミサBWV232より
Benedictus
共演:金沢青児(テノール)田宮亮(ピアノ)

16:30 北川森央フルート
J. S. Bach フルートソナタ E-Dur BWV1035
共演:小林先生

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櫻井元希へのお仕事のご依頼は以下のメールアドレスまで。

g.sakurai.office@gmail.com

発声・歌唱指導、合唱指導等承っています。
詳しくはコチラをご参照ください。

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らうらうら!

今日はらうらうらの初回練習でした。

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今回の歌メンバー5人で写真を取りました!

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嘘です今日は東京組だけの練習でした。

かぶちゃんのお膝にいるのはまこさんの二人目のお子さんです。練習中も一緒でしたが、超お利口にしてました。のんびり屋さんなんだそうです。
今回のらうらうらは、歌はかぶちゃんを加え5人編成、更にチェンバロの北谷さんに、弦楽カルテットにパーカッションまで加えた賑やかな編成で、ノリノリのダンスミュージックを演奏いたします。
器楽メンバーが豪華過ぎて大変ですが、さてどんな演奏会になりますやら、想像もつきません(笑)
こんな曲やります!
Gaspar Fernandez / Eso rigo e repente――・――・――・――・――

声楽アンサンブル
laulaulaラウラウラ コンサート
『 ¡ Viva ! misturando 』

===
ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、南米大陸。
この3つの大陸が出会い、音楽が出会い、鮮烈なミクスチャーを経て新たなバロック音楽が華ひらいた。16世紀半ばのことである。

サラバンダ、フォリア、パッサカリア、チャコンナ…

そしてこの新しいダンス音楽は教会までをも巻き込んでヨーロッパ中に熱いムーブメントをもたらしたのだった。

おもしろいアカペラアンサンブルを追求してきたラウラウラが豪華器楽陣と共に お送りする舞踊音楽。南米から日本まで、ノリノリで駆けめぐります! ・・奥様、お手をどうぞ!

===

2016年2月20日(土)19時開演(18:30開場)
杉並公会堂小ホール
(荻窪駅北口から徒歩7分)

入場料 一般:3500円 学生:2500円
ご予約、問合せ:メールlaulaula4tet@gmail.com
電話 080 6596 4746(佐藤)
チケット予約
https://tiget.net/events/2947

===
出演
laulaula ラウラウラ(声楽アンサンブル)
池田真子 ソプラノ
佐々木ひろ子 アルト
佐藤拓 テノール
櫻井元希 バス

鏑木綾(ソプラノ)
北谷直樹(チェンバロ)
大西律子(ヴァイオリン)
関口敦子(ヴァイオリン)
上田美佐子(ヴィオラ)
十代田光子(チェロ)
立岩潤三(パーカッション)

===プログラム ===

今回のコンサートでは、南米やヨーロッパのバロック舞曲からスロヴェニアの現代バレエ音楽、日本の神楽舞の音楽まで、幅広い「舞踊音楽」をお楽しみください。

G.フェルナンデス (1566-1629 ポルトガル・メキシコ)Eso rigor e repente/Dame albricia,mano anton
F.ジェミニアーニ(1687-1762 イタリア) La Follia
J.S.バッハ(1685-1750 ドイツ) Ciaccona(3声のコラール付き)
H.パーセル(1659-1695 イギリス) Passacaille (『アーサー王』より)
A.ファルコニエーロ(1585-1656) Ciaccona
M.ラザール(1965-スロヴェニア)ヴァイオリンとチェンパロのためのバレエ組曲より
間宮芳生 まいまい 他

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フレンチバロックとフランドルポリフォニー

今日はフレンチバロックをレパートリーとする合唱団フォンス・フローリスと、フランドルポリフォニーをレパートリーとするアンサンブル・アラミレの練習でした。

合唱団フォンスフローリス
アンサンブル・アラミレ

両方とも指導は花井哲郎先生。思えば先生との出会いは学部1年の頃、つまり7年前です。
ハルモニア・アンサンブルの勉強会で花井先生をお呼びしたのが出会いでした。ああ懐かしい。

フォンスフローリスは今年は8月21日に演奏会を行います。リュリのテデウムと、シャルパンティエのミサを演奏します。

シャルパンティエといえば、3月2日にもコントラポントの演奏会で演奏いたします。

もーシャルパンティエ超楽しい!
79の和音多用しすぎ笑!

絶対楽しい演奏会になります。超おすすめです!

フレンチバロックといえば3月15日にも、グランモテを演奏します。
プティ・ヴィオロンという若手演奏家たちによる激熱プログラムです!

なんと花井先生が合唱で参加されます笑笑笑
忘年会で冗談で話をしていたら本当になってしまいました笑!

花井先生が誰かの指揮で歌うのを見たことがないし、先生自身も学生時代ぶりとおっしゃっていますので、かなりレアですよ!

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アンサンブルアラミレは、私がアンサンブルリーダーをさせていただいている団体で、このたび2月11日のフォンスフローリス古楽院の発表会で歌わせていただきます。
こんな曲を歌います。

image

演奏には全く関係ありませんが、この飾り文字のKは私が書きました!!

演奏には全く関係ありませんが、テンションが上がります!
だから間接的に演奏には関係あります!笑

このアダムレナーの聖母ミサはことごとくこの飾り文字が欠けてるので、全部書いてやろうと意気込んでおります。

発表会では作者不詳のイントロイトゥスとレナーのキリエのみですが、9月の定期演奏会では全曲演奏しますので、こちらもお楽しみに!

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ブログの反響

サリクスのブログを始めて、またこちらのブログでも、皆様が様々に反応してくださって嬉しいです。
いつもありがとうございいます。

昨日のブログは、定価を定めたものを載せておいて、いろんなところからとべるようにと思って、事務的に公開したのですが、思わぬ反響をいただきました。
いつになく、フェイスブックでのシェアや、ツイッターでのリツイートをしていただいて、有り難いと思うと同時に驚いています。

また最近のサリクスのブログでは記譜法について書きましたが、自分としては結構力作だったのですが、リーチ数が伸びなくてがっかり(フェイスブックのリーチ数です)。

第12回 記譜法の歴史(その1)


3600リーチ

第13回 記譜法の歴史(その2)


2400リーチ

第14回 記譜法の歴史(その3)


2500リーチ

しかし箸休め企画のコラムは公開2日で3300リーチを超えました笑。

J. S. バッハ 珍プレー・好プレー

やっぱり皆さん読みやすい記事の方がいいですよね。
真面目な記事もそれと同じくらい読みやすくなるようにがんばります!

ところで、昨晩ノロを発症しました!笑
上から下から液状のXXXが・・・。
つらかったー。
オチがそれかい!!笑

皆様もどうぞお気を付け下さいませ。

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カンタータクラブ

平日毎日(サリクスの)ブログ更新の誓いは、すでに達成されておりません。
うーむ。無理だ・・・笑

サリクスのブログはコチラ!!!

でもおかげで最近人生で一番勉強してると思います。修士論文書いてた時よりも笑

ひとつの話題で2日は準備期間が必要で、書くのに5時間くらいかかるので、毎日は無理ですね!どんなに暇でも!

というわけで今日はこっちのブログを更新します。

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長く通った大学を卒業した今年度、ほんとにいろんなことがありました。
指揮のレッスンに通い始めたり、サリクスを立ち上げたり、声種変更したり・・・。

そんな今年度ですが、最後に大変大きな演奏会があります。

東京芸術大学バッハカンタータクラブの定期演奏会です。
バッハのロ短調ミサを全曲演奏いたします。

こんな若いうちに、こんな大曲を、こんなメンバーで演奏させてもらえるなんて、ほんとに嘘みたいです。
実に畏れ多いことだと思います。

昨年の定期演奏会でクレドに取り組んで、今年の前半は、キリエ、グローリアを演奏してきました。

初めて、音楽が怖いと思いました。

音楽ってこんなに大きくて、強くて、恐ろしいものだったんだって思いました。
人間の力では近寄ることすらできないものなんだなって思いました。多分触ったら燃えて死ぬんだと思う。
それでも近づきたいから、その熱に身を焦がしながらにじり寄っていくんだなって思いました。

「今の人は音楽に馴れ馴れしすぎる」

昨年度小林道夫先生に言われました。その意味が、今はよくわかります。

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僕はカンタータクラブを今年で引退します。
僕がこの団体にどれだけの想いを抱いているか、ことばで表現することはできません。
もう7年、このクラブにいさせてもらってるんですね。
演奏委員長を3年もやらせていただいて、本当に感謝しています。

定期に乗らないメンバーとは、先日の下谷教会での演奏が最後になったのですが、ひどく寂しい気持ちがしました。

「あぁ、この人とはもう二度と一緒に演奏できないのかもな」

これ、結構つらいですねー。

でもまあ、それはいつだって同じなんですけどね。
今日死ぬかもしれないし。おたがい。

毎朝、会社に行く妻を「いってらっしゃーい」って見送りながら、「あぁ、もうぼくはこのひとと二度と会えないかもな」って思います。結婚して今年で6年目ですが、今でも毎朝思います。

震災の年、僕は部長をやっていました。春合宿の準備をしていて、1週間前にはそのための事前打ち合わせをしていました。

震災があって、フクシマがあって、僕は妻と広島に逃げました「もう二度と音楽なんかできないかもしれない」そんなことを考える余裕すらありませんでした。あの時の僕には「生きたい」しかありませんでした。

合宿をキャンセルにして、入学式もあの年はなかったですから、四月新歓演奏会もキャンセルになりました。
カンタータクラブは毎年四月と五月に新歓演奏会をしているのですが、あの年の五月新歓演奏会は凄かった。45番と67番だったと思いますが。

あの時みたいに、生と死の狭間でホバリングしながら、生きる喜びを燃え立たせるような演奏ができたらいいな。

「生きてるうちは、生きてることを忘れてる」

思い出させてやろうじゃないの!

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2016年東京藝術大学バッハカンタータクラブ定期演奏会
2016年2月19日(金)
開場18時30分 開演19時
東京藝術大学奏楽堂[大学構内]
入場料 2000円(全席自由)
    12月1日 eプラス・東京藝術大学生協より発売
指揮 櫻井元希
演奏 東京藝術大学バッハカンタータクラブ
曲目 J. S. Bach
        ミサ曲 ロ短調 BWV 232
     Messe in h-Moll BWV 232
   ソプラノ1 中山美紀
   ソプラノ2 金成佳枝
   アルト 野間愛 輿石まりあ
   テノール 沼田臣矢 金沢青児
   バス 小池優介 青木海斗
お問い合わせ
電話 080-6766-2347(渉外係)

http://blog.livedoor.jp/bachcantataclub/(東京藝術大学バッハカンタータクラブ公式ブログ)

Tokyo University of the Arts “Bach Cantata Club” Annual Concert 2016
February 19, 2016 (Fri)
Doors open: 18:30, Start: 19:00
Tokyo University of the Arts “Sogakudo” Concert Hall (on campus)
Admission fee: 2000 JPY (free seating)
Tickets are sold as of December 1, 2015 on “e-plus” and by the students
Conductor: Genki Sakurai
Performance: Tokyo University of the Arts “Bach Cantata Club”
Program: J.S. Bach, Mass in B minor (h-Moll Messe), BWV 232
1st Soprano: Miki Nakayama
2nd Soprano: Yoshie Kanenari
Alto: Ai Noma
Tenor: Shinya Numata, Seiji Kanazawa
Bass: Yusuke Koike, Kaito Aoki
Further Information:
Tel. 080-6766-2347

Official Website: http://blog.livedoor.jp/bachcantataclub/

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