ヴォクスマーナ | 入野義朗、伊左治直個展→カペラ | ビクトリア

ヴォクスマーナ | 入野義朗、伊左治直個展→カペラ | ビクトリア

今日はヴォクスマーナのリハーサルでした。

12-13時で入野義朗個展の男声練。

今回松井さんが乗れないので、谷本くんが初めてヴォクスマーナに参加します。


12-13時って、そういう区分で貸してる会場あるのかな、と思ったら、この為だけに午前午後まるまる借りたそうです。なんと贅沢な笑

入野義朗個展でヴォクスマーナは、「凍る庭」というピアノ付きの作品を演奏します。

普段アカペラで演奏することの多いヴォクスマーナですので、ピアノとの共演も楽しみです。ピアノは篠田昌伸さんが弾かれます。

演奏会詳細はコチラ


谷本くんは今回ヴォクスマーナ初めてですが、11月にはカペラにも初参加します。


この日私がどうしても都合がつかなかったため、代わりに入ってもらうことになりました。

カペラはクワイヤブックであったり、音律や歌い回しでもかなり普通とは違うことをやっているので(だからといって奇をてらっているわけでは全くありません。普通がおかしいのです)、なかなか代打を頼める人がいないのですが、谷本くんの尋常ならざる能力をもってすれば、カペラにあっても素晴らしく歌ってくれると思います。

サリクスで何度も歌ってくれていますしね。

カペラの演奏会詳細はコチラ


今日13-17時は伊左治練習の3回目でした。

今回から1曲1曲じっくりとしたリハーサルにシフトして、今日は4時間で1曲の途中までしかいきませんでした。

そして下の写真の3小節には1時間半をかけました。


ほんと、むずいっす。そのくらいかけないと出来ないです(いや、こんだけやっても出来てはないです)。

まだリハーサルは始まったばかり。じっくり取り組みます。


オ・マ・ケ

先日のアラミレの大森教会でのリハーサルからグレゴリオ聖歌の録音をアップします。

Graduale “Propter veritatem”

途中のソリ部分は私と渡辺くんで歌っています。我ながらブレンドが凄い笑

アラミレの演奏会についての記事はこちら↓

今年のアラミレ

ブルガリアンヴォイス→アダム・レナー

Alamire | Adam Rener “Missa beata virgine”

演奏会詳細はコチラ

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Alamire | Adam Rener “Missa beata virgine”

Alamire | Adam Rener “Missa beata virgine”

今日はアラミレの9/22のコンサートのリハでした。

プログラム全体を、本番の会場で通し練習するというなかなか贅沢なリハでした。

会場の大森福興教会は、あまり大きな声では言えませんが、知る人ぞ知る響きのいい教会です。
今日も残響の力で、メンバーの音圧がかなり増したように感じ、そのあたりを調整するのが大変なほどでした。

この響きを感じるだけでも聴きに来る価値ありです。

こんな音がします(iPhoneを机の上に置いてとっただけです)

そして今回花井先生も歌い手として参加されるので、コントラ(アルト)に渡辺研一郎、テノールに私、バスに花井先生と、カペラメンバーが3人もいるという贅沢なことになってしまいました笑。

そして、今回演奏するプログラムは、かなり珍しいプログラムとなっております。

詳しくはコチラ

簡単に言うと、アダム・レナーという超無名作曲家のトロープス付き聖母ミサと、固有唱をグレゴリオ聖歌と無名作曲者(アノニマス)のポリフォニーで、そして最後にイザークの傑作モテットを演奏します。

こんなプログラム、日本では今後数年、いや数十年、いや数百年演奏されないかもしれません。

これを逃すともう生きてる間は2度と聴けないかも。


教会にいけてあったお花。秋ですねえ。

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ブルガリアンヴォイス→アダム・レナー

ブルガリアンヴォイス→アダム・レナー

今日はアガリアム合唱団主催のワークショップ、「ブルガリアンヴォイス入門」に行ってきました。

アガリアム合唱団は、このような世界の歌、合唱のワークショップを年中企画されていて、私も昨年「西洋クラシック合唱入門〜歴史と実践〜」というタイトルでワークショップの講師をやらせていただきました。

サリクスのホームページの、ワークショップ→アーカイブでこのワークショップの詳細はご覧いただけます↓

http://www.salicuskammerchor.com/#!archive-1/es084

それからこのワークショップシリーズにはうちの伯母も声明と白拍子の講師をしています↓

https://www.facebook.com/events/1664482620498151/?ti=icl
そんな縁の深いワークショップシリーズ、受講するのは二回目で、前回は「インド声楽入門」を受講しました。

これも私がグレゴリオ聖歌を歌う上で大変、非常に、おもっくそ参考になっておりまして、また西洋の音楽の発展を世界の音楽から位置付ける大いなるヒントにもなっております。

あ、縁が深いといえば、アガリアム合唱団のイベントにゲスト出演します!

我が師、徳久ウィリアム

いつもお馴染み佐藤拓

カルグラの達人アイケイイチ

と私櫻井元希

で演奏します!

全員でカルグラします。ヤバいです!激ヤバです笑

イベント詳細はこちら↓(残席僅少です)

https://www.facebook.com/events/1761978210728062/?ti=icl


今回のブルガリアンヴォイスは、余りの人気にあっという間に定員が埋まり、追加日程が組まれるほどで、日本におけるブルガリアンヴォイスの認知度と人気の高さに驚きました。

受講して印象的だったのは、僕たちみんなが知りたい、「どうやってその音色出してんの?」っていうところにほとんど触れられなかったことでした。

ブルガリアンヴォイスのレッスンでは、1に言葉、2にメロディ、3にこぶし、で発声とかなんとかっていうのはその後にくるものなのだそうです。

非常に共感できますよね。そういう声になるのはあくまで結果である、とそういうことなんだと思いました。

ぼくらは「結果として表出している現象」に目や耳が奪われて、すぐにそれを真似ようと小手先のテクニックに腐心しがちですが、それでその音が出たからといって、だからなんなのさ?なわけです。

何のために、そういう声が必要なの?なぜ、その声なの?

ぼくたち、特にクラシックの歌手は、その意味でも、徹底的に、根本から「歌」というものを誤解しているのかもしれません。

それは先日のサマーアカデミーでも強く感じたことですが。

「オーイ、オイオイ!」

とか、

「エート、モシモシ?」

とか、

「うーん、ぼくは今いったい何を聴かされているんだろうか、、、」

とか思うような演奏を本当によく聞きますが、そういう演奏になってしまう一因にはこういったことも挙げられると思います。

「音と音楽との違い、声と歌との違い」

についてぼくらはもっと考えなければなりません。そして反省しなければならないと思います。

それからこれはちょっとまた別の話ですが、ぼくらプロというのは、

「プロとして人前に出せるものとそうでないものを測る基準」

というものを持ってなきゃいけなくて、それを常に自分に課して、その基準を日に日に厳しくしていかなければならないのだと思います。



ブルガリアンヴォイスの講座を泣く泣く中座して、夜はアラミレのリハーサルでした。(写真はレナーと同じ写本に含まれている曲です。イニシャルが好みだったのでスクショしました笑)

今年のアラミレの集大成となる演奏会まであと僅か、少しでも音楽に近づくために、微細にわたるリハーサルを重ねています。「音」が鳴っている時間が限りなく少なくなるように、そこに音楽がある時間が限りなく常に近づくように。

今回はちょっとメンバーの都合もありまして、花井先生が歌い手として復活することになりました。

私はテノールを歌います。

テノールはいつも難しいですが、ルネサンスポリフォニーはまた格別です。

それもアンサンブルリーダーとして全体をリードしながら歌うので、さらに格別です笑

花井先生にはいつも、「試されてるなぁ〜」と思います笑

学部3年かなんかでカペラに入った時もそうでしたし、アラミレのアンサンブルリーダーを任された時もそうでしたし、古楽院のアシスタントを任された時もそうでした。

いつも、自分の実力では、ギリギリ届かないなー!笑っちゃうなー!ということが求められます。だから、また一つ大きくなれます。

今回も笑っちゃうくらい大変ですが、コツコツやっていこうと思います。

本番までまだ二週間ちょっとあるさー。

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下田へ

下田へ

アラミレ合宿を昨日終え、一路下田へ。

台風はもう過ぎ去ったようですね。一時の予報では今日伊豆半島直撃な感じだったので、よかったです。

しかし昨日は16時に原村を出発(メンバーのK林さんの車で送っていただきました)し、見事に渋滞にハマり、やっと東京に入った頃に土砂降りの大雨。

なかなかのドライブでした(笑)

家に着いたのは結局22:30頃、6時間半かかりました( ̄◇ ̄;)

そして今日は6:00起きで下田へ。

立川でオルガンカーに同乗させていただきます。
下田は「小林道夫サマーアカデミー in 下田 2016」に参加します。

カンタータクラブOB会主催のイベントです。

小林道夫先生のもと、今年はヘンデルのメサイアをリハーサル、最終日には特別演奏会を行います。

特別演奏会のチケットはなんと2000円。激安です。

皆様観光がてらいかがでしょうか?

イベント詳細はこちら↓

https://www.facebook.com/events/613270538829491/?ti=ia

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8月

8月

今日は8月9日でしたね。

毎年この時期になると、色んな所でいろんな情報に出会って、まあわりとげんなりするんですが、これも必要なことだなと思いながら、無意識にその情報を吸収しています。

今年出会った記事で一番ズシンと来たのが以下の記事

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1970.html?sp

ちょっと吐きそうになりました。

昨年はこんなこと書いてましたね。

夏の広島とバッハ

おお!URLコピペしたら埋め込まれた!こういう仕様なのね!


8月といえば、なぜか毎年あちこちに行く用事があるのですが、今年も例に漏れずあちこち行きます。

今日も超暑かったですが、東京が一番暑い時期に東京にいない、というのがなかなかありがたいです(笑)

今年は長野(原村)、静岡(下田)、長野(軽井沢)に行きます。

昨年まではそれに日光のカンタータクラブ合宿があったのですが、今年はそれがないのがちょっと寂しいです。

予定が空いていたら、観光がてら(カンタータではあまり観光できなかったので)聴きに行こうかなと思っていましたが、それも叶いませんでした。

原村はアラミレの合宿、下田はカンタータクラブOB会主催の「小林道夫サマーアカデミー」、軽井沢は「軽井沢国際合唱フェスティバル」です。

サマーアカデミーではメサイアのソロを歌います。これがテノールとしてのソロ・デビューです。

軽井沢は、シグナスとして招待されています。

どちらもとても楽しみな本番です。


そうそう、今日は八咫烏の練習でした。

来年1月のコンサートの選曲のために、初見で音出ししてみたのですが、皆様初見能力えぐい。

あらためてポテンシャルの高さを感じました。

コンサートは1月14・15日の予定です。どうぞお楽しみに!

あ、その前に9月9日がありましたね。初の八重桜との共演も楽しみです。

16人で16声の曲を歌います(笑)

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そしてそろそろ時効かなあと思うので、この動画をあげてみます。

公式アカウントからやると怒られそうなので、私の個人の方にあげます(笑)

暑気払いにどうぞ!

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