した。
クラシック以外の話2
民族音楽系でひとつあげ忘れました。
フラメンコです。僕は昔からスペインが好きなのですが(特に食べ物が好き)、音楽の分野でも、暗くて強くて官能的なフラメンコが大好きです。
歌はこんな感じ
Camarón de la isla ( tangos de la sultana)
前回のブログで、ポップスの人を一人しか挙げませんでしたが、大変な人を忘れていたことに気づきました。
この人に出会ったのは、永瀬正敏が主演するドラマ、「私立探偵濱マイク」においてでした。
このドラマの最終話に、Sionが役者として出ていたのです。
それはそれは印象的な演技をしていて、なんだこの人見たこのないけど凄い演技(そして凄い声)だなあ、と思っていたら、エンディングでマイク(永瀬正敏)がB(Sion)の骨を横浜の散骨するシーンで彼の曲が流れてそれで、ああこの人歌手やったんやなって。
検索したらそのシーンそのものが出てきました。
そうそう、このドラマでは中島美嘉がマイクの妹役で、それはそれは可愛かったんだった。
あとSionが好きな歌手という事で聴いたのが、Tom Waits
Tom Waits Waltzing Matilda
胸がいっぱいになりますね。こういう歌い手になりたい。
ここらでキンクリもいっときましょう。
King Crimson – Epitaph
なんだかよく考えたら、これまで紹介したものって、高校の時に出会ったものばかりだな。三つ子の魂なんとやら。
次のも高校のときに出会ったものです。この頃僕は寝る時にタイマーをかけて音楽を聴いていたのですが、これはほんとに良く聴いて寝ました。
Carcass – Incarnated Solvent Abuse
黒い袋でびよーんってほんとキュートですよね。
結成時のメンバーは全員ベジタリアンだったそうです。確か。
このバンドの日本語版を担当した翻訳者がなかなかユニークな人で、内容と全く関係ない邦題「内臓大爆破」「硫酸どろどろなんでも溶かす」などを付けたことでも有名です。
ぜんぜんうまくないし、ライブなんかテンポも定まらなくて(ドラムが輪をかけて下手)、下手過ぎて気持ち悪くなるくらいだけど、こんな演奏他では聞けないって演奏です。もう最高です。
ファースト、セカンドアルバムの時は3ピースだったんだけど、ドラム、ベース、ギターの3人が3人ともヴォーカルっていう超カッコいい編成でした(笑)。
次、今度のは上手いです(笑)。ブルータリティが行きすぎている感が否めませんが。
CEPHALIC CARNAGE – “Endless Cycle of Violence”
もううまいって言うか、超絶技巧過ぎて鼻血でそう。
このヴォーカルの人も凄くて、ほんとにいろんな声が出せるんですね。
そうそう、いわゆるデス声と呼ばれるディストーション・ヴォイスですが、その種類は意外なほど豊富です。僕は2-3種類しかできませんが、これも検索すると、お手軽なサンプルがひっかかりました。
Top 10 IMMENSE Death Metal Vocalists!!
あともう一つ紹介したいのは、ブラックメタルです。
Gorgoroth – Revelation Of Doom
もうあれですよね、とにかくスネアの音!なんか棒的なもので、板的なものを叩いてる音がしてますね。
ほんと凄いです。
ブラックメタルというと、どうしても派手なメイクに目がいきがちですが、このメイクは、その目の奥にあるナニカを伝えたいがためなのではないかなあと思います。
この瞳は音楽以上に雄弁です。
なんか古楽好きにはメタル好きが多いみたいですね。
なんででしょうかね。端っこのものが好きなんでしょうか。
肉体的にも精神的にも限界に挑戦している感じがいいですよね。
音楽史の両端というか。これはもう現代の生み出した人間の膿というか、一番見たくない汚いところをさらけだして、これが人間なんだ!人間なんだ!って言ってるみたいなんです。
「人間なんだ」と言えば、同じことを強く感じるクラシックの歌手が二人います。
Hermann PreyとFritz Wunderlichです。ベタですが。
https://www.youtube.com/watch?v=lVNrgob0L2w
Fritz WUNDERLICH. Adelaide.
なんだか、世界って、人間って、美しかったんだなって思いますよね。
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クラシック以外の話
クラシックを生業として暮らしていますと、普段クラシックしか聴かないんじゃないかと思われることがあるのですが、案外そんなことはありません。
僕はあまりポップスは聞きませんが、それでも何人か好きな歌手はいます。
まずタテタカコ。
タテタカコ 宝石
映画「誰も知らない」で有名になりました。この曲が収録された「そら」というアルバムの1曲目、「夕立」という曲の出だしを聴いて、渋谷のパルコで全身に電撃が走りました。そういう経験は今までそれ一回きりです。
何人か、といっておいて二人目が思いつかないという・・・。
次は民族音楽。
まず聴きやすいところから、ヨーデルです。
Franzl Lang / Mei Vater is an Appenzeller Live
この曲ではありませんが、この人のレパートリーをカンタータクラブの春合宿で披露しました(笑)
高校生の時にハマってハマって、耳コピしていまでも覚えています。
つづいて同じソロのものということで、トゥヴァのホーメイ
Chirgilchi – Igor Solo, Oidupaa style
この動画は私の師匠である徳久ウィリアム氏に教えていただいたもので、ChirgilchiというグループのIgorという人が、Oidupaaという人のスタイルで演奏しているものです。
ちなみにOidupaaという人はこういう人です。
Oidupaa Vladimir Oiun
本当に力強い歌です。
また徳久ウィリアムさんの動画も紹介します。
徳久ウィリアム ソロ
17分あたりからの言葉を使ったノイズ表現が特にお勧めです。
ホーメイもヨーデルにハマったのと同じ時期位から聴き始めていますが、今も頻繁に聴いていますし、自分でも歌っています。
日本にもこのような発声に近いものがあります。それは浪曲です。
これは現代人が普通に聴いても十分に楽しめるものだと思います。
「石松三十石船道中」 広沢虎造.
笑えるし泣けます。じんわりきます。
こういった発声を用いる民謡は、喉唄というカテゴリーにくくられますが、これがなぜかイタリアのサルデーニャ島にもあって、なんとこの声で合唱します。はもるんです。
tenore de orosei voche ‘e notte antica
もーこれに初めてであった時の衝撃は忘れられません。喉唄が好きで、合唱が好きなんですからこれ以上にぐっとくる組み合わせはありません。
あまりいっぺんに紹介しても聴いてもらえないと思うので、このくらいにしておきます。
ポップス、民族音楽以外についてはまた今度、気が向いたら書きます。
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きれいな字を書こう
私幼いころから書道を習っていて、結構長い間やったんですが、見事に甲斐なく字がものすごく汚いんですね。
しかしカペラやアラミレで使っているような、人の手で書かれた楽譜をそのまま使っている場合は、楽譜作成ソフトやなんかは使えないので、書き込みをする際は自分の手で書かなければなりなりません。
コワイヤブックには、几帳面に音符の下に歌詞が書いてあることはまれで、大抵は各セクションの始まりのところにその言葉が書いてあるか、あるいは楽譜の一番最初に一番最初の単語が書いてあるだけというのもあります。
ひどいのになると、パート名だけで歌詞なしとかもあります。
ですので、私たちが演奏する際は、どの音にどの言葉をあてはめるか、自分で考えなければなりません。
コワイヤブックが書かれた当時、文字は美しくカリグラフィーで書かれました。カリグラフィーというのは西洋風書道のようなもので、時代や地方、書き手によってさまざまな字体で書かれました。
つまり普通のブロック体みたいな字で歌詞を書き込むと、結構浮いちゃって興ざめな感じなんですね。見た目って楽譜を使ううえで結構大事で、出版譜でも、紙質とか字体とか音符の玉の大きさとか五線の間隔なんかで、曲の印象が結構変わったりします。
というわけで、カリグラフィーを始めることにしました。
アラミレの皆さんがカリグラフィーペンを買ってくださいました。メンバーの中にカリグラフィーをやられている方がいらっしゃるので、テキストもお勧めいただきました。
昨日それで練習してみた結果がこれです!
結構うまくないですか?笑
最初コピー用紙で練習していたのですが、インクがうまくつかなかったので、スケッチブックを使いました。そしたら途端にきれいに書けるように!
上手く書けると気持ちいです!僕の数少ない趣味になるやもしれません。
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僕の妻と結婚してください
今日は午前中時間がとれたので、h-moll Messeの自筆スコア、自筆パート譜、筆写スコアを製本しました。
今は便利な世の中で、こういうものはみんなネットで見れるんですね。バッハのオリジナル資料はここにまとまっています。
http://www.bachdigital.de/content/index.xml
出版譜も旧全集だったらみんなここにあがってます。
http://imslp.org/wiki/Category:Bach,_Johann_Sebastian
日光の公演では前半をやるので、ひとまず前半分だけで、この量でした。
オリジナル資料には良くあることですが、こういう虫食いやシミが出来てしまうのはほんとに残念ですねーー。
いやー妻と一緒に見なくてよかったー。午後は1人ヴォイストレーニングのレッスンをしました。
2年間くらいみている生徒さんなのですが、ここ一か月ほどご無沙汰だったので、声を戻すのが大変でした。
しかし他人のヴォイストレーニングをすると、自分の体調や声が整います。自分がレッスンするように自分の練習も丁寧にできたらいいのですが・・・(笑)。
その後、今度は上野の印刷屋さんで、モダン譜のパート譜のコピーをしました。
これは自分の研究のためで、演奏者の使うものではありません、念のため。
これもまあなかなかの量でくたびれましたが、パート譜で見ると、コルノ・ダ・カッチャのパートというのは・・・・、ほんとにすごいパートですね。
普段歌を歌っているとあまりオケのパート譜に触れる機会はないのですが、”bis zum Schluss : tacet”(最後までお休み)って、なんか切ないですね(笑)。













