Tom Waitsを歌う

来週火曜日6/21、人前で初めてトム・ウェイツを歌います。

徳久さんの企画ライブにお呼ばれしまして、「トム・ウェイシ」というユニット名で出させていただくことになりました。


私とTom Waits

トム・ウェイツは今では私の最も好きな歌手です。

といってもちゃんと知ってると言えるのはsmall changeというアルバムくらいですが。

とにかくこのアルバムが好きすぎて、こればっかり聴いています。

ちなみに好きな歌手ランキング、2位はOidupaa、3位はado、4位はSION、5位はJeff Walkerです。

それはどうでもいいんですけど、多分Tom Waitsを聴いたのはSIONがきっかけだったかもしれない。

SIONの曲に、「酔いどれトムのブルースを聴かせて」って歌詞が出てくるんですよね。

Closing timeという曲名も、Tom Waitsのデビューアルバムから取られています。

それでSIONはどこで知ったかというと、私立探偵 濱マイクというテレビドラマで、これの最終回にSIONが役者としてい出てきて、最後歌が流れたんですけど、それで腰抜かしたんですよね。

あーー永瀬正敏がかっこよすぎる。。

脱線しました。そういうわけで、私の好きな歌手ランキング第1位のトムウェイツを人前で歌う日がついに来ました。

家で録音してアップしたりはしてたんですけどね。


今回の曲目

今回私はsmall changeからThe piano has been drinkinとI wish I was in New Orleansを歌います。普通に。

そしてちょっと変わったところでは、シューマンの歌曲をトム・ウェイツ風に歌います。

もしもシリーズみたいで冗談のようですが、全然普通にいいです。むしろ普通のクラシックの声で歌うよりも良いかもと思っています。

今回共演のピアニスト岡野勇仁さんも「もともとこうだったのかもしれませんねえ」とおっしゃっていました。

徳久さんのほうは、もともとオリジナル曲でトムウェイツの声を使っていて、その曲と、あと私のリクエストで、What a wonderful worldを、サッチモ、トムウェイツ、デス声で歌うというのをやってもらいます。

このネタ好きなんですよねえ。

と思ってyoutube検索しかけて思い出した。。。徳久さんのアカウント、バンされたんだった。。。まったく、、ひどい話だ。

そしてデュオもやります笑

唯一無二の個性、トムウェイツが二人笑

small changeの1曲目、Tom Traubert’s Blues

そしてコエダイ合唱団でいつも合唱やってるので、合唱はどうですかという話になって、合唱曲を1曲やります。

アンジェラアキの「手紙」

多分これが一番面白いです。お見逃しなく!

ご予約は↓

https://www.reservestock.jp/events/710061

声の神秘に魅せられて|まとめ5

Facebookページでやっている企画のまとめです。


声の神秘に魅せられて21

ギルバート慶 – 春の流れ

この人はじめて聞いたときはマジで衝撃を受けました。

でも誤解を恐れずに言うなら、私がやりたいことってこういうこと。こういう声で歌いたいってことではなくてね。

お仕着せの価値観じゃなくて、この音楽にはこの声だって自分が確信をもった声で歌いたい。

こうでなければならないって音楽は音楽的でないって学部の卒論で書いたんですけど。自分の価値観をオープンにして、知らないものに触れ続けて、常に新しい可能性を探していたいと思っています。

でもそろそろそれをひとつのかたちにまとめてもいい頃かなとも思っています。妄想してるだけじゃなくて。


声の神秘に魅せられて22

KoRn – twist

これもティーンの頃の思い出です。でも今聴いてもやっぱり凄い。これMVあったんですね笑(画質がすっごい)

これが何か、と問われると、何だろうって思う。アルバムの即興的イントロ?って感じなんでしょうけど、こういう感じのってKornの他の曲でもないですよね?

類似の曲あったら教えてほしいです。

Korn以外でも。

あとこれが何なのかスッキリした説明をお持ちの方はぜひコメントくださいませ。


声の神秘に魅せられて23

SION 通報されるくらいに

私の永遠のアイドル、sionです。

我が人生最悪の時って映画があるんですけど、ほんとに我が人生最悪の時に聴いてて、だから最近はあんまり聴けなくなってたんですけど、心臓掻きむしられるような声です。

我が人生最悪の時っていう映画は私立探偵濱マイクシリーズの最初の映画なんですが、この映像はテレビシリーズの最終回の最後のシーンです。私がSionを知ったのはこれが最初です。

それで今動画漁っててこういうのがあったんですけど、https://youtu.be/FBMRt84o2Iw これ井口くんにクリソツじゃないですか?笑

サムネが特に、あれ?井口くん?と思いました笑


声の神秘に魅せられて24

Someone Like You (from Jekyll and Hyde) – Voctave (feat. Jody McBrayer)

いやあ、久しぶりにこの動画見ましたが、異次元過ぎてもはや人の声にすら聞こえない。イントロなんてもうほぼテルミンですよね。

えっぐい。

混声のアンサンブルの混ざり方としてはもうこれ以上ないレベルなんじゃないかと思います。どこまでが女性でどこまでが男性なのかわからん。声部交差とかは基本してないんでしょうけど、声部交差されたらもっと絶望的に聴音できないでしょうね。

最後の方とかこれだけの音域差がありながらこの音量感と音色で成立してるのマジで奇跡。


声の神秘に魅せられて25

Inuit Throat Singing with two Nunavut Sivuniksavut students

カタジャックですねえ。

このご時世で最も危機に瀕している芸能と言えるのではないでしょうか。(クワイヤブックでのアンサンブルもそうです!)

是非家族内とかで伝承を引き継いでいってほしいです。

この人達、かなり凄いですけど、なんかほんと世界の広さを感じますよね。

どうやってここに行き着いたのでしょうね。ほんとに神秘。

サリクスリハーサル4連チャン

サリクスリハーサル4連チャン

今週は火水木金とサリクスのリハが連チャンでした。

月水には旧岩崎庭園のリハもあったので、(髙橋)慶ちゃんと輿石(まりあ)さんには凄い回数会ってました。笑

そしてえびらホールを4日で5回使いました。まさにハードユーザー。

サリクスはソプラノパート練、テノールパート練、男声練とtuttiだったので、メンバーは最高3回、アルトメンバーは1回でしたが私は当然4回、さすがに疲れましたが今回のプログラムの見通しが立ってきました。

やっぱり聞いたことない音楽が音になる瞬間ってもう最高ですね。

これだからやめられないんだよなぁ。

うっわーいい曲ぅぅぅ!みたいな瞬間が沢山ありました。

特に今回の大きな収穫はゼンフルです。

 

存在は有名だけど音楽自体聞いたことあるって人は少ないんじゃないかな。

もう、すっごいです。すっごいごいごいごいごいすーです。

一つの旋律だけでカノンを6曲作って、それがそれぞれに美しいんです。もうほんと信じられない。

天才って恐ろしい。泣きそう。

詳しくはサリクスのブログに書いてますのでぜひぜひお読みくださいませ。

第32回 第3回定期演奏会 各曲について(その1)『諸国よ主をほめ讃えよ』(グレゴリオ聖歌、ピエール・ド・ラリュー、ルードヴィヒ・ゼンフル)

サリクスのブログももう30回を越えました。メルマガも今日配信したので31回です。

(頑張ってるなぁ自分、自分で自分を褒めてあげたい、メルマガはかなり他力が大きいけど)

渡辺くん、トミー、拓さんの記事、僕が読んでもほんとに面白いので是非皆さんに読んでもらいたいな。

この企画で劇的に購読者数が増えたとはいえまだ350人程なので。

ちょっともったいない。記事が超面白いだけに。

まだ登録してないやってそこのあなた!登録してねえええ。

今なら未公開動画プレゼント!してます。

メルマガの詳細についてはコチラから。


今日は夜はノヴァヴォーチェの練習もありました。

今は5/13の本番に向けて、メンデルスゾーンのオラトリオ「キリスト」と「賛歌」をやってます。

終わったあと歩いてたら、わざわざ呼び止められて、「先生!今日楽しかったですー!」って言われました。
嬉しいですなぁ…やってるかいがありますなぁ(´ω`*)


明日は師匠こと某新村氏のお宅でサリクスの動画、音源編集を行います。

どのように形になるか、どうぞお楽しみに!

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Salicus Kammerchor第3回定期演奏会

『J. S. バッハのモテット全曲演奏シリーズvol. 3 〜詩編モテットと葬送モテット〜』

チケット発売中!

http://www.salicuskammerchor.com/concert

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Salicus Kammerchor主催第3回ワークショップ

参加者募集中!

http://www.salicuskammerchor.com/workshop

ご好評いただいておりますサリクスのワークショップです。毎回早い段階で応募上限に達しております。

お申込みはどうぞお早めにお願いいたします。

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櫻井元希へのお仕事のご依頼、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。