声の神秘に魅せられて|まとめ9

Facebookページでやっている企画のまとめです。


声の神秘に魅せられて41

SARUKANI – ULTRA POWER

一番最初に紹介したビートボクサー、so-soのグループです。

もう空前絶後としか言いようがありませんね。概算300種類の音に20種類くらいのエフェクトかけてるんでしょうか。

しかしね、最初聞いた時は、これどうやってんだろうな、この音は誰の音だろうな、とか考えながら聴いてるんですが、15秒くらいでそんなもんは弾け飛んで思考が停止するんですよね。そのくらい没頭できる音楽だと思います。

それでまたいかんいかん分析しようとか思い直して、最初から聴き始めるんですが、また15秒くらいで思考が停止してってそんなことを500回はやりましたかね。笑

でちょっと思ったのは、ハイハットの音で、これso-soのハイハットじゃないかなって思ったのがあって、これ利きハイハットとかやったら面白いんではないかと。

30人分くらいのビートボクサーのハイハットだけ集めて、ランダムで流して、当てるクイズ笑

楽しそー!


声の神秘に魅せられて42

Franzl Lang – Schweizer Yodel Ari

ついに王様を紹介する時が来たようですね。

いやこの動画ずっと探しててようやく見つけたというだけなのですが。

お忙しい方は1’08から見てください。

この曲歌詞がないので、真似するのが簡単で、確か高校生の頃よく練習してました。この1’08から始まる中間部のところは特にエチュードとして最適かと思います。

そしてこの曲一回だけ人前で披露したことがあります。芸大バッハカンタータクラブの春合宿の余興で。

爆笑をとりました。いい思い出です。覚えてる人いるかなー。


声の神秘に魅せられて43

Cuncordu e Tenore de Orosei – Regina Coeli Magnificat

サルデーニャの合唱で、特殊発声(喉詰め・カルグラ発声)を使っていないという建前で、宗教曲を歌うのがCuncorduというそうです。

有名なテノーレスは一番下のパートBassoがカルグラ発声、下から二番目のパートが喉詰め発声を使います。

ただ録音をよく聴くと、たしかに一番下のパートは普通の柔らかめの声を使っていますが、下から二番目のパートはこれ柔らかめの喉詰めなんじゃないかと思います。

曲によって、グループによってもその程度は様々ですが、一応建前としては普通の声、ということのようです。

この曲は完全にラテン語で、合唱やったことのあるひとなら聞き覚えのある言葉かと思います。

Regina caeliがalleluiaから合唱になるのはいいとして、Magnificat anima までソロでmeaから合唱になったり、しまいには言葉の途中から(第2節はspiritusのriから)合唱になったりするのはかなりの衝撃です。

solo「こんにち」

chor「わーー」

みたいな衝撃です。

面白いですよね。あとこの音色の構成はかなりブルガリアンボイスに近いなと思います。高いほうが地声感強めの倍音キンキンな感じ。下の方は柔らかい。

クラシックの合唱だと音色を均一化させていこうと努力しますが、そういう発想はまったくないですよね。

テノーレスなんかは発声の方法そのものを変えてしまって、それで合唱にしてしまおうというのですから、非常に示唆に富んでいます。


声の神秘に魅せられて44

How to sing Gamakas

https://youtu.be/AIPraIlSmIk

声というか歌の神秘ですかね。

声は至って普通なんですけど、歌い方でこんな変わるか!ていう動画です。

短い動画ですが、インド音楽すげえって一発でわかる動画です。

同じ旋律でも音の運び方でまるで違ったものに聞こえる。

これはもう本格的に学ばないとだめですね。

早速レッスンを申し込まねば。。。


声の神秘に魅せられて45

REMIX 🇿🇦 | INSANE

南アフリカのビートボクサーRemixによるInsaneという曲のアレンジ?原曲があるのかないのかよくわかりません。オリジナルかも?

とにかく冒頭から喉ベースが低すぎる。男性の平均最低音のLow Dでカルグラしてます。そこからの展開も凄い。

特徴的な喉ベース、あるいは途中からはノイズベースっていうんですかね、違いがよくわかりませんが多分音的にはそう分類されるんだと思います。

他のテクニックももちろん素晴らしいけどベース音にかなり特化したパフォーマンスです。

驚くべきは彼16歳。

どんな仮声帯しとんのや。

声の神秘に魅せられて|まとめ8

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声の神秘に魅せられて36

すらぷるため – 嫌だ、千欲しい beatbox

ビートボクサー紹介したい人は山のようにいるんですが、音楽的にやっぱり面白いっていうことと、この方が他の動画でやられてることもかなり興味深いので紹介したいと思います。

これ凄く面白いです。特にカペラの時、あんなに手動かす意味あるんですか?って言われるのですが、カペラでも検証してみたい笑

直立不動で歌ったときと普通に歌ったときと。

昨日ノイズボイスカラオケでたまたま立ち方(というか状態)とパフォーマンスを2種類やって検証できて、それが本当に感動的な変化だったので、一回やってみたいなー。やってくんないだろうなー笑

あとこれ

これ体感ですね。ビートボクサーの体感を知る貴重な証言だと思います。実際起こってることは違っても、本人がそういうように感じてるということは無視できないことだと思います。

あと全然関係ないですが、喋り方とか発想とか見た目とか、広大のホルン科の後輩にも似てて、この二人とても仲良くなれそう笑

好き♡


声の神秘に魅せられて37

Gorgoroth – Under the Sign of Hell

ちょっと前に話に出ました、Gorgorothです。

声も凄いですが、Drumが凄いです。

声フェチの私がDrumがすごいからという理由で好きな数少ないバンド。というか唯一のバンドですね。マジでスネアの音が意味不明ですよね。まな板をすりこぎで叩いてるみたいな音。

手首大丈夫?っていう音です。

GorgorothでこのドラマーVrolokが参加してるのはこのアルバムだけで、そういうわけでこのアルバムだけ好きです。ほかはそうでもない。

Gorgorothはビジュアルもほんとに素晴らしいのでぜひ画像検索してみてください。


声の神秘に魅せられて38

The Power of the Russian Oktavist

そういえばオクタビストってまだ紹介してませんでしたね。

一時期ちょっと気になって調べてた時期があったんですが、結局どういうことなのかわからなかったんですよね。

内視鏡とかMRIとかで撮った映像とかないのかな。と思って調べてみるとこういうのはありました。

ストローバスってエッジカルグラみたいなことですかね?

裏返り方がそれっぽいのですが。

いずれにしてもこの画質ではよくわからない。。


声の神秘に魅せられて39

Chirgilchi – Igor Solo, Oidupaa style

今更Igor Koshkendeyです笑。

大好きなんですけど好きすぎて当たり前過ぎてなぜかここに載せるの忘れてました。

そんでほんとに載せてなかったっけ?って思って今見返しましたがやはりまだ載せてませんでした。

これタイトルがOidupaa styleとなってて、アコーディオン持ってるだけでOidupaa styleとは言えなくない?って感じなんですが、3’40過ぎくらいからですね。Oidupaa styleやってるのは。

Oidupaaはスグットとかホーメイとかやらないので。

けどこの演奏の構成、完っ璧じゃないですか。これ以上ないくらい完璧。見事すぎる。指一本触れることができないくらい完璧。

Igorが本格的にOidupaa styleでやってるのはこちらの動画になります。

げきやばですね。

全く。

えっぐい。

なんて美しいんでしょう。

全身総毛立つとはこのこと。


声の神秘に魅せられて40

The Bulgarian Voices Angelite – Dragana I Slavei

そういえばブルガリアンボイスもまだ紹介してませんでした。

メジャーですから紹介するまでもないかもしれませんが。

来日公演を2年前くらいに聴きに行って、思ったのは、アンサンブルとしても発声としてもごく普通のことをやってるんだなということでした。

よくイメージするいわゆるブルガリアンボイス的な発声って上2つくらいで、低い方はそんなに分厚い倍音豊かな発声では歌ってないんですね。比較的柔らかい声です。

高い方を薄くならないようにしてるからこういう音色配置になりましたというだけ。な印象を受けました。何か凄く特別なことをしてるわけではない。

それでその後ブルガリアンボイスのワークショップを受けて、非常に感銘を受けたのは、この芸能における優先順位です。

1.言葉
2.こぶし
3.旋律
4.発声

声のことは言葉とこぶしと旋律の結果であって、最初からその声を狙ってるわけではない。というような話でした。

インド古典声楽でも、歌用の特別な声はないということなので、非常にそこはリンクします。発声は結果であって、発声が目的化してしまったらむしろその声にはならない。そういうものなのだと思います。

それから最近改めて気づいたのは、なんかこうブルガリアンボイスって装飾(やメリスマ)のところでやたらグロットしてるイメージがあったんですが、ちゃんと聴いてみると全然やってない笑

ほとんどやってない。

この動画でもソロの人がちょろっとやってるだけに聞こえます。音があんまり良くないのでちょっと判別できないところもありますが。

こういう発声でも歌いまわしはかなりなめらかですよね。

旋律をブツブツ切ったりすることはない。

非常に示唆の多い演奏だと思います。

光岡英稔BUGAKU講座|8回目

光岡英稔BUGAKU講座|8回目

先週土曜日、久しぶりにBUGAKUの講座を受けてきました。

BUGAKU・韓氏意拳関連の記事はこちら↓

BUGAKU1回目 https://wp.me/p7Ktcz-cpK
BUGAKU2回目 https://wp.me/p7Ktcz-dGh
BUGAKU3回目 https://is.gd/Gm9C17
韓氏意拳講座1回目 https://is.gd/D3RjiJ
BUGAKU4回目 https://is.gd/37Oxg1
BUGAKU5回目 https://ux.nu/AmsQM
韓氏意拳講座2回目https://is.gd/G7l53a
光岡英稔BUGAKU講座|7回目 https://is.gd/xiBfFB
光岡英稔韓氏意拳講座|3回目 https://is.gd/rDRgMX
光岡英稔韓氏意拳講座|4回目 https://is.gd/8BX3eO

最近土日の予定が全然合わせられなくて、金曜夜の韓氏意拳の講座に行くことが多かったので、今回BUGAKUはほんと久しぶりでした。

それも昼間は仕事だったので、夜だけの参加になってしまって、BUGAKUの講座は午前午後の流れがあっての夜の講座なので、ついていけるかかなり不安でしたが、せめてその場の空気だけでも吸いに行こうという思いで参加しました。

結果本当に行ってよかった。

生きながらにして生きていることを思い出す営みが芸術だと思っているのですが、この講座はまさに芸術でした。

特に観法の時間がプレシャスすぎでした笑


身と骨

BUGAKUの基本として、四方の「からだ」というのがあります。からだという漢字は今の日本では「体」という字を使いますが、古くはもっとバリエーションがあったそうで、「軆・躰・體・骵」と書いたそうです。

この4つは自分の四方のそれぞれの経験を表したもので、右前を軆、左後を躰、左前を體、右後を骵といいます。

そんなわけで身か骨かというのはひとつのポイントになってるっぽい(よくわかってない)のですが、今回は骨に注目して、これを経験的身体として捉えられるかどうかというのをみていきました。

経験的身体というのもまた説明が大変難しいのですが、物理的身体、あるいは恣意的身体(頭で妄想した身体)とは違う、経験としての身体ということです。

その喩えとして、「鏡を見たことのない人間の身体性」というのが挙げられていて、これはわかりやすいと思います。客観的に外から見た自分、というのを知らない、主観とも違う、経験としての自分のからだ。

雲を掴むような話なのですが、やはり説明してわかるものではなく、経験してみないとわからないことだと思います。

あ、今更ですがいつもの前置きを。説明してもわからないことを私は今文字にしています。

目的は自分の経験の整理がメインで、そこから生まれた思考のメモ、そしてなんかわからんけど面白そうという人が引っかかってくれないかなあという淡い期待です。笑

このどうしようもない駄文から何かを得ようとは思わないでください。経験を伴わずに言葉から掴み取った解釈は、書き手の経験からは程遠いものになります。

多分、私たちは「古典」を徹底的に誤解したまま理解した気になっている。

書き手の経験的身体へのシンパシーなくして(つまり鏡を見たことのない人間への共感)、その人が言わんとすることは理解できない。

えー少し脱線したようなしてないような。

私たちは身体を物理、概念、恣意ではかることに慣れすぎている。

それをハッキングして経験の世界へと誘う稽古が必要だということです。

というわけで今回は骨に注目して観法を行いました。

骨を一本一本観ていく。多分自分の骨を見たことのある人はそう多くないだろうし、一本残らず全部見たという人は皆無でしょう。見えないものを観る、というのが稽古の大きなめあての一つだと思います。

この「観法」、私も朝のルーティンで立ちしゃがみの型とともに毎日やってますが、今回の光岡先生の観法はほんとに芸術でした。

観れば観るほど身体が喜んでいるような、自分の経験を回想しているような、祖先とつながるような、そんな時間でした。

あ、そう、経験というのは3種類あるんでした。個人の経験、種の経験、生命の経験。生命の経験はちょっと難しくてまだわからないけれど、種の経験はわかります。種として、先祖代々の経験です。前世の記憶というとオカルトっぽいですが、おばあちゃんの記憶というと途端に現実味を持ちますよね、私たちでも。

おばあちゃんの経験が私の中にあるんですね。そうした種としての経験の蓄積にアクセスするって感じでしょうか。

現代人にわかりやすく言うと、「本能」とか言われてるもんに近いかもしれません。近いだけで全然違うと思いますけど、あえてわかりやすく言えば。

そうした経験が骨の一本一本にある。一本の骨には一本の骨の世界がある、という言い方もされえていました。

コンクリの床に裸足で正座して結構長い間観法やってましたが、不思議と今回は脚が痛くなったり痺れがきれたりということがありませんでした。

これまでは結構跪座に時々しちゃったりしてごまかしてたんですけど、今回は大丈夫でしたね。うむ。日頃の稽古の成果かしらとちょっと嬉しかったです。


線の世界

前回BUGAKUに参加したときに、自分の後ろ側に細い棒を2本おいて、定位になったり不定位になったりということをやりましたが、それを更にわかりやすくした試し稽古をしました。

右足の下に縦に、左足の下に横にマスキングテープを貼ると、定位、逆にすると不定位になるというものです。

右は縦気、左は横気なのでこれはわかりやすい。

傾向に沿っているとき定位する、そうでないとき不定位になると。

そしてこれをテープなしでやる。右足を縦に切って左足を横に切る、という感じ。

「線の世界に入る」だとかなりちんぷんかんぷんでしたが、これはやってみたらわかるという感じで腑に落ちました。

この定位・不定位を瞬時に切り替えながら所作を行うと。そして流派によってこのバランスが異なる、カポエイラは不定位の割合が大きいし、日本や中国の武術は定位の割合が大きい。ただし、どっちかだけというなは有り得ない。それは武術にならない。

音楽の場合どうでしょうか。以前弦楽器や管楽器の楽器の持ち方が不定位だというようなことを書きましたが、おそらくこれも音楽の種類によるでしょうね。

ルネポリ歌うときは定位の割合が大きいだろうし、バッハを歌うときは不定位の割合が大きい。そして音楽でもどっちかだけということはないでしょうね。

バランスとスイッチングが肝になるんだと思います。


「気」は流れない

これも私ちゃんと理解できたわけではないですが、一般に気の流れとかなんとか言われてるのは一種の錯覚なのだそうです。

気は偏在し、動かない。空間のようなもの。空間は定位し、移動しない。

しかし動いて見えるのは感覚が動いているから。動いていない「気」を動いていると錯覚する。

うん。これ私の経験と結びついてないからわかんないわ。

しかし結構衝撃的なパンチラインですよね。気は流れない。

普通に言いますもんね、気が散る、気が向く、気が回る、気が進む、気を引く。なんかこれ気が動くもんだという前提ですよね全部。

今回改めて思ったのは、教えるってことは、経験のおすそ分けのようなもんだということ。知識の切り売りでは教えたことにならないんでしょうね。

自分の経験を、相手にも経験させる。

その上でその経験に結びついた理を伝える。

本読んだだけではわからないことがあるっていうのはそういうことなんだと思います。

身体が経験するかどうか。

実感のない言葉は響かないってのにも似てると思いますが。

あとあれだ、古東哲明先生の言葉で「ある思想をほんとうに理解するには、理解する側の変容が必要」というのがあるんですが、これもそういうことですね。

理解する側と身体経験を共有していないとなにもわからん。

というわけで、私と身体経験を共有してほしいので、皆さんも是非一緒に光岡先生の講座に行きましょう!!

声の神秘に魅せられて|まとめ7

Facebookページでやっている企画のまとめです。


声の神秘に魅せられて31

ヒップホップって特に好きでもないんですが、もうmorohaだけは全然好きですね。

もう。めちゃめちゃ泣きますね。

MCアフロってもうかなり売れに売れまくってて、トヨタとかグリコとかサムスンのCMとかもうすんごい稼いでると思うんですけど、音楽的にはまだかなりハングリーなんじゃないかなと思います。

CMばっかやって音楽はあんま売れてねえなって言われてるだろうし。

ほんと、不思議ですよね。ラップって。不思議。

あと東出昌大、いい俳優ですね。


声の神秘に魅せられて32

川上統:「海藻大聖堂」 Osamu KAWAKAMI:”Kelp Cathedral” (2012)

vox humanaの演奏です。私も多分バス2かなんかで歌ってます。バス2と3にデス声の指示があって、それらしいことをやってるんですが、今だったら確実にもっとうまくできてるな。うむ。悔しい。

ビートボックスとかディストーションヴォイスとかその他特殊発声とかって、クラシックの現代音楽の作曲家からしたら面白い素材だと思うんですが、あんまりないですよね。

〜4人のビートボクサーのための〜みたいな曲。

あってもいいんじゃないかと思うのだけど。前それを確かTwitterでつぶやいたところ、ギターが弾けない作曲家がギターの曲作らないのと同じじゃないかと言われました。

うん。そうかもしれないけど、あとこういう異種格闘技みたいなのって結局うまく行かないことも多いけど、モチベーションと能力さえあれば時間かかってでも何かしらの形にはなるんじゃないかと思う。

そのうち音大や芸大にビートボックス科とか、特殊発声科とかできて本格的に超ややこしい曲でもできるようになるかもしれない。というか今でもそこそこのことはできると思う。音大に通ってるビートボクサーもいるし、私や拓さんみたいな特殊発声に前向きなそこそこ楽譜読める音楽家もいることだし。

あ、それってつまり、私が誰かに曲を委嘱すればいいということか。

解決!

解決?!


声の神秘に魅せられて33

春先この動画に出会ったときは愕然としましたね。

指揮者で鍵盤奏者でもありファゴット奏者でもあるというPeter Whelan氏の多重録音。

指揮者で鍵盤奏者でファゴット奏者というだけでもう相当お腹いっぱいですが、それよりなにより誰よりも歌がうまい。

しかもアルトとテノール両方超絶うまい。

まいっちゃいますよねー笑

私もこういう人になりたい。せめて歌と指揮だけでも。


声の神秘に魅せられて34

Blumio – Hey Mr. Nazi (Official Video)

昨日HIPHOP聞かないみたいなこと言いましたけど嘘でした。ほんと最近物忘れがひどくて。。

Blumioという日本人だけどドイツで生まれ育ってドイツで活躍していて、最近日本に来て日本語のラップもやってる人です。

バックグラウンドが特殊ということもあるけどやっぱりテクニックが凄い。この曲も1ヶ月位練習しましたが、0.5倍速でも追いつきませんでした。

またこれのアンサーソングHey Mr. Japanも凄くいいです。

他にもドイツと日本の文化の違いについての曲も沢山あってその全てがお互いの違いを知って、お互い興味をもって、お互いを認め合おうよっていう内容です。何も否定しない。ぺこぱのようなラップです。

日本とドイツのお酒の楽しみ方の違い!乾杯&Prost!

昨日ドイツの友達と2時間電話して、今こそ散歩の文化を広めようぜという話になりました。

昨日その友達は私と話している間ずっと外を歩いてて、その前に別の友だちと2−3時間散歩してたそうです笑


声の神秘に魅せられて35

Sentenced – End of the road

ヘヴィメタルと一言に言いましても色々ありまして、大体メタル好きと公言する者同士でも話が噛み合わないということはよくあります。

私が好きなのはデスメタル、グラインドコア、ブラックメタルあたりであって、基本的に音程のあるボーカルのものは好きじゃないんです。

音程無くてもスラッシュメタルとかハードコアとかはあんまり、とか色々あるんですよね。

ただしSentencedだけは唯一の例外で、音程のあるメタルのボーカルの中では群を抜いて好きです。

もともとデスメタルのバンドで、結構売れてたんですが、途中からゴシックメタルになっちゃったんですって。ゴシックメタルがなんなのか、正直よくわかりません。私はSentencedが好きなのであってゴシックメタルが好きなわけではないのです。

それを言うと実は他のジャンルもそうで、グラインドコアが好きというよりはCarcassが好きだし、ブラックメタルが好きというよりはGorgorothのUnder the sign of hellが好きなのです。Gorgorothに至っては他のアルバム全然好きじゃない。このアルバムだけピンポイントで好きなんです。

なかなか他人と共感し合えないのもしょうがないですよね。Gorgoroth好きな人とたまたま巡り会えたとしても、他のアルバムのこと全然知らないんですから。

Sentencedの場合は2枚のアルバムが好きです。The cold white lightとThe funeral album、この2つしか聴いてないです。

いや、1.2回は聴きましたけどね、他のアルバムも。繰り返し聴いてるのはこの2枚です。

いやーなんとかして共感を得たいと思うのですが、なんと言ったら共感が得られるのかわからなくなってきたな。

え、やばない?これ、やばない?(語彙喪失)

カペラお正月公演2021

昨年末よりリハーサルが始まっております、カペラの公演、本番は1/15(金)でございます。

ジョスカンイヤーの一発目!なにしろ没後500年ですからね。盛り上がって行きましょう!

公演詳細↓
http://www.cappellajp.com/concert/index.html#cappella05

前回同様今回もコントラテノール(アルト)のパートを歌います。

私的見どころを紹介していきたいと思います。

トミーがソプラノを歌う

今回なんとSuperius(ソプラノ)3声、Altus1声という女声合唱みたいな曲がありまして、尚美さん、裕希恵さん、トミー、私、という編成で歌います。

結構笑える編成ですよね。そのまま混声4声の曲が歌えそう笑

メゾソプラノ記号に慣れない

この女声4部みたいな曲も含め、今回メゾソプラノ記号(五線の下から二番目の線にハ音記号)の曲が多くて、これがもう全然慣れません。しょっちゅう3度下歌っちゃう笑

普通はアルト記号(五線の真ん中の線にハ音記号)が多いのですが、それだけ音域高めの曲が多いということですね。

バスも歌うよ

なんと今回基本コントラなんですが、1曲だけバスを歌います。Praeter rerum seriemという曲で、SATTBBみたいな曲なのですが、なぜか私がバスを歌います笑

後半2曲コントラの曲歌ってからのバス(ソロ)、からの女声4声の一番下(ソロ)、という流れになってしまいました。

これ大丈夫かいな。

曲の冒頭部分を比べてみるとなかなかすごい。

これの次が

これなんですよ

クレフだけ比べても、バス記号からのメゾソプラノ記号ですからね。いやー楽しみですね笑

“Jesu, meine Freude”より長いモテットがあるよ

前半で演奏するVutum tuumという連作モテットは7部構成のモテットで、演奏時間がJ. S. バッハの”Jesu, meine Freude”より長いです笑

めくってもめくっても終わらない笑

Motetti Missalesといって、ミサの代わりにやるモテットなので、モテットのそれぞれの楽章がミサに対応している感じで、だから長いんですって。まあミサ1曲分と思ったら30分くらいはかかるか。固有唱も含んでるので。

で、ただでさえ長いのにそれに更にモテットを2曲挿入し、冒頭にグレゴを加え、最後にオマケのモテットまで加えてしまったので、前半めちゃめちゃ過酷です。

いつもは固有唱はグレゴリオ聖歌でやってるので、その分がポリフォニーになったということと、いつもはミサ1曲で演奏会1回分なのですが、今回はここまで歌ってようやく前半なんですよね笑

聴いてる方としては前半だけでもかなりお腹いっぱいになると思います。

が、一応演奏会タイトル的には後半のほう(Vultum tuumから)がメインディッシュなんですよね笑

なんて日だ!

メインのメインが一番暇

暇というのはですね、音楽的に退屈ということでは決してなくてですね、楽譜がこんな感じなんですよ。私のパート(テノール)

さーーーるべーー、、、、、、、さーーーるべーー、、、、、、、

こんな調子でSalveを24回言います。一貫して同じ音形、休符の数まで同じです。

はい。もう皆さんも暗譜できましたね!

(これが後半の後半、メイン中のメインであることに注目!)

年末に五体投地を108回やってきましたが、おんなじような気持ちです。

あるいはお百度参りとか。私はやったことないですが。こっちのほうが近いか。

音楽的にはこんなに同じ音形繰り返してても他の4声部の展開が凄くて超劇的に仕上がってます。

ジョスカンの凄さがある意味一番分かる曲かもしれません(他のパート楽しそうだなあ・・・涎)

おまけ

クワイヤブックの美しい譜面からちょっと笑える箇所を探すのがちょっとした趣味なのですが、今回こういうのを見つけました。

上から読んでも下から読んでも同じリガトゥーラ、ちょうど真ん中にあるので、ひっくり返しても音もおんなじ笑

ね。

今回の公演、Go to イベントの対象になってて、出演者から買うよりもそちらから買ったほうが安いそうなので、ぜひそちらからチケットご購入ください。


ヴォーカル・アンサンブル カペラ2020シーズン定期公演
ジョスカン・デ・プレ没後500年記念演奏会 1
サルヴェの祈り

2021年1月15日(金) 午後7時15分開演(午後6時15分開場)

東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)
東京メトロ「江戸川橋駅」より徒歩15分

開演20分前より音楽監督の花井哲郎による解説があります。

GoToイベント対象の割引価格 4,000円。学生券は通常の 2,500円でお求めいただけます

e+ ご購入ページはこちら https://eplus.jp/sf/detail/3363870001-P0030001

なお、事務局の一般券・当日券は 5,000円ですが、定期会員 8,000円をお申し込みのかたには1月と6月の前売券が付きます。事務局ではこちらのお申し込みも可能です。

事務局 フォンス・フローリス
070-4123-0871(平日10時-17時)
contact@fonsfloris.com
下記のお申し込みができます

■ チケットのみ
一般券・当日券 5,000円
学生券 2,500円

■ 会員(1月と6月の前売券付き)
定期会員 8,000円
賛助会員 一口 20,000円
*会員特典は後日ご案内

チケット料金 [全自由席・180席限定]
一般席 5,000円 学生席 2,500円(予定)
* 会員優先席あり 
* 学生券は、学生証を提示のうえお求めください
ご予約・お問い合わせ:フォンス・フローリス
070-4123-0871(平日10時-17時)
contact@fonsfloris.com

主催 株式会社フォンス・フローリス
助成 文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)

ジョスカン・デ・プレ Josquin des Prez (1450/55?-1521)
「あなたの御顔を慕い求め」(連作モテット)“Vultum tuum deprecabuntur”
「思い起こしてください、おとめである御母」“Recordare, virgo mater”
「自然の摂理に逆らって」“Praeter rerum seriem”
「主よ、あなたの怒りのうちに」“Domine, ne in furore tuo”
「めでたし 元后(サルヴェ・レジーナ)」(5声)“Salve regina” a 5
グレゴリオ聖歌 Gregorian chant
ほか

ヴォーカル・アンサンブル カペラ
Superius:佐藤裕希恵 花井尚美
Altus:櫻井元希 渡辺研一郎
Tenor:及川豊 富本泰成
Bassus:谷本喜基 花井哲郎(音楽監督)

ヴォーカル・アンサンブル カペラ…ついに達成!
20余年におよんだジョスカン真作モテット全曲演奏会
ジョスカン没後500年記念の幕開けです!
 ヴォーカル・アンサンブル カペラは、この演奏会をもってジョスカン・デ・プレが作曲したモテットをすべて演奏したことになります。「すべて」とは、近年完結した「新ジョスカン全集(New Josquin Edition)」にて真作として認定・収録されたすべてのモテット作品です。真贋論争には諸説あり終わることがありませんが、これをひとつの区切りといたしました。
 1997年のアンサンブル結成時に最初に取り組んだのがジョスカンのモテットでした。それから20余年をかけ少しずつ演奏を重ねていきました。
 今回は主に聖母のモテットを歌います。プログラムの一部には典礼形式の「サルヴェの祈り」を組み込み、名曲「5声のサルヴェ・レジーナ」も演奏します。カペラの集大成ともいえる演奏会です。どうぞお楽しみに!