合同リハ!

合同リハ!

今日は13-21時でサリクスとLMCの合同リハでした。

今回鍵盤が2台なので、流石に一人では運搬できず(リハはキーボードですが)、ヴィオローネの角谷さんの車に載せていただくことになりました。

2台のうち1台は、えびらに置いてあるうちのローランドですので、えびらホールでその受け渡しになりました。昨日はワークショップでえびらだったので、えびらに一晩泊まりました。

朝7時に起きてえびら全館を掃除、10時に祐天寺に花井先生のキーボードを借りに行って、キーボード担いでえびらに戻り、12時に車に載せていただきました。

それから21時までリハだったので、流石に疲れました。
バロックの音楽をやっていると、どうしても鍵盤が必要なので、いつもこうしたことには苦労します。

だから去年ローランドを清水のステージからモッシュダイブの思いで買ったのですが、本当はチェンバロとオルガンが使えたら幸せですよね。

カンタータクラブでは毎週タダでオルガンとチェンバロ(総額1000万円以上)を使わせてもらっていたので、なんて恵まれていたのだろうと思います。


リハは思ったよりスムーズに進み、午後のコマはなんと10分まきました!スゴイ!

ただ流石に20時越えると歌い手も放心状態で、最近のわけのわからない気温の乱高下で体調を崩している人も多かったので、少し早めにリハを切り上げました。

本番までにはなんとかみんなコンディション戻るといいな。

こればかりは祈るのみです。

演奏会詳細はコチラ


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ワークショップ「ネウマ的にバッハを歌うとはvol.2」終了

ワークショップ「ネウマ的にバッハを歌うとはvol.2」終了

昨日はサリクス主催のワークショップ「ネウマ的にバッハを歌うとは〜グレゴリオ聖歌からフランドル・ポリフォニーを経てJ.S.バッハまで〜vol.2」でした。

ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。

今年4月に開催した第一回ワークショップの続編で、よりわかりやすく、平易にそして身につきやすいように工夫したつもりでしたがいかがだったでしょうか。

題材を切り詰めて、グレゴリオ聖歌とイザークのポリフォニーを短いコムニオとしたのがよかったかなぁと思います。前回はイントロイトゥスを選曲したので、長くてなかなか大変だったので。

グレゴリオ聖歌が記譜された900年代終盤からイザークの活躍した1400年代終盤まで500年の隔たりがありますが、ここの音楽の隔たりよりも、イザークからバッハへの約200年の隔たりの方がはるかに大きいと感じられたと思います。

グレゴリオ聖歌からイザークは、もうほんと、「一歩」ぐらいでいける感じなんですが、イザークからバッハは、「千里」くらいあるイメージでしょうか笑


午前中はみっちりグレゴリオ聖歌を2時間半!


午後はイザーク1時間半とバッハを2時間!


合計6時間のワークショップでしたが、アンケートには、これでも短いという回答が結構ありました。

確かに内容的には3日間合宿するくらいの内容かもしれません笑

今回は導入ということでそれを1日に凝縮しましたが、次回あたりからそれぞれのセクション(グレゴリオ聖歌、フランドルポリフォニー、バッハ)についてじっくりと時間をかけていくワークショップへと切り替えていこうかなぁと考えています。

やって欲しいワークショップのリクエストがありましたら教えていただけると嬉しいです。

以下のリンクに午後の部のイザークの通しを動画で上げていますのでよろしければご覧ください。


今日は午後からいよいよジョイントコンサートの合同リハ。

今日から3日間13-21時まで、26日と29日の演奏会に向け、カンタータ漬けです!

演奏会詳細はコチラ

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最後の合唱リハ終了

最後の合唱リハ終了

Salicus KammerchorとLa Musica Collanaのジョイントコンサートに向けての最後のサリクス単独リハが終わりました。

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パート練習→トップ練習→セクション練習→合唱tutti→合唱+オルガン→合唱+オルガン+チェロとリハしてきましたが、あとはLa Musica Collanaとの合同リハを残すのみです。


今録音を聞きながら帰ってるんですが、リハを重ねるごとに、滑舌が悪くなるんですよね、私笑

よくみんな聞き取れるなぁこれで、、。

発音する筋肉が疲れてきてると言うのもありますが、だんだん時間に余裕がなくなってきて早口になるんですよね。困ったもんだ。


リハ自体はいい感じできてます。(チケットは売れてませんが(O_O))

サリクスとしても一皮剥けた演奏ができると思います。

その上まるちゃん率いるLa Musica Collanaはほんとに凄いメンバーなので、僕自身凄く楽しみです。

ほんと、みんなこぞって聴きに来て欲しいなぁ。

サリクスだけではカンタータを演奏することは出来ないので、次にカンタータやるのはいつになるかわかりません。

ひょっとしたら二度と聞けないかも?!

お聴き逃しなく!

演奏会詳細はコチラ


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サリクスソリスト合わせ | tutti練

サリクスソリスト合わせ | tutti練

今日は午後に、ジョイントコンサートのソリストとの打ち合わせをしました。

今回のカンタータのソリストは以下の5人です。

ソプラノ 金成佳枝

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アルト 輿石まりあ

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テノール 金沢青児

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バス 青木海斗

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バス 小池優介

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カンタータは合唱が歌っている時間よりもソリストが歌っている時間の方が長いので、ソリストとの打ち合わせはかなり重要です。

今回は合唱Salicus Kammerchor、器楽La Musica Collanaのジョイントコンサートですが、それと同じぐらい重要なセクションとしての第3極、ソリストということが言えると思います。

サリクスがやろうとしていることは、ソロの歌唱にももちろんそのまま生かせるのですが、その歌い方にソロの中で自分をフィットさせるのは難しいです。

かなり、価値観を転換させて、歌い方を変えなければならないのです。

その為にもこの打ち合わせの時間を設けたのですが、やってよかった!と思える成果がたくさんありました。


その後tuttiの練習だったのですが、そのことが生きてると思える瞬間が多々ありました。今日1日でかなり演奏会に向けて進展があったと思います。

そして今日からサリクスのtutti練習にチェロの島根朋史さんに加わっていただきました。

島根さんは今回La Musica Collanaのメンバーとしての参加ですが、サリクスの単独ステージにも通奏低音として必要なので、オンステしていただくことになりました。


島根朋史

1989年、東京都豊島区生まれ。

7歳よりチェロを始め、東京藝術大学附属音楽高等学校、東京藝術大学音楽学部器楽科〈チェロ専攻〉を卒業。現在、同大学院修士課程〈チェロ専攻〉を休学し、Conservatoire Municipal Erik Satie(コンセルヴァトワール・エリック・サティ/パリ)に留学、〈バロックチェロ〉と〈ヴィオラ・ダ・ガンバ〉を同時に修練中。

東京藝術大学学内では、A.ドヴォルジャークのチェロ協奏曲ソリストとして奏楽堂・モーニング・コンサートに出演した他、奏楽堂・室内楽定期演奏会(ピアノ三重奏、弦楽四重奏)、旧奏楽堂・木曜コンサート(古楽、作曲)などに出演。

島根朋史オフィシャルウェブサイトはコチラ


この写真面白いですよね。モダンとバロック両刀ですよって意味らしいです。で近々ガンバの弓も加えるそうで、3本目は口に咥えるそうです笑
他に、サリクスステージには、La Musica Collanaから、チェンバロの鎌田茉帆さん、ヴィオローネの角谷朋紀さんがオンステしてくださいます。

ちなみに通奏低音の編成は以下のようになっております。

グレゴリオ聖歌:アカペラ

イザーク:アカペラ

パレストリーナ×バッハ:チェンバロ、オルガン、ヴィオローネ

シャイン:オルガン、チェロ

ハスラー:オルガン、チェロ

楽しそうでしょ?笑

そしてカンタータではtuttiです。

通奏低音の編成が変わることによる響きの変化もお楽しみいただけると思います。

演奏会詳細はコチラ

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アラミレ来年!Isaacイヤー

アラミレ来年!Isaacイヤー

今日はアラミレの練習でした。

誕生日が近かったということで、お菓子屋さんをなさっているメンバーの方が、ケーキを持ってきてくださいました!

感激!


おやつのアトリエ モコhttps://m.facebook.com/profile.php?id=100008876294003


来年はイザーク没後500年ということで、イザークのミサを中心にしたプログラムになりそうです(まだ本決まりにはなってません、、)

ミサは、Missa comme femme desconforteeになりそうです。

バンショワのシャンソンを用いた循環ミサですが、これが楽譜(クワイヤブック)がなかなか手に入らなくて、今日はひとまず現代譜を使ったんですね。

これがなかなかえらいもんで、アラミレの皆さんは現代譜よりクワイヤブックの方が慣れてるので、譜読みもクワイヤブックの方が早いんです。

クワイヤブックではわりとスラスラといけるのに、現代譜に四苦八苦してるのを見てなんだか面白かったです笑

かく言う私もやっぱりイザークを現代譜でアラミレの皆さんとやるのが凄く不自然な感じがして、どうもやりづらかったです笑

バチカンのカペラシスティーナに注文してるそうなので、首を長くして待とうと思います。

今日はミサに加え、モテットも練習しました。Angeli archangeliという6声のモテットで、これはもう名曲の匂いしかしない、という感じの曲でした。

イザーク、好きなんですよね、僕。

今度のサリクスでもChoralis Constantinusやりますし、ワークショップでも前回に引き続いて取り上げています。

あと第1回定期演奏会でも演奏して、この演奏はYouTubeにも上がっています。

今回のジョイントコンサートで演奏する曲は、短いですが、ヒッジョーに素晴らしい曲です。

イザークってジョスカンと違って、えー、なんというか、当たり外れがあるというか、いや、えー作風に幅がある!感じなのですが、今回演奏する入祭唱Inclina Domineは超凄い曲です。

面白すぎます。Versus部分なんてもう、定旋律がアルト、ソプラノで断片が提示されるけど本体はバスで、これもう保続じゃんみたいな感じで凄いヘンテコです。

聴きごたえありです。

よろしければ是非演奏会にお越しくださいm(_ _)m

演奏会詳細はコチラ

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