リフレクソロジーと中国武術

リフレクソロジー雑司が谷十音(とーん)に行ってきました。

フットリフレクソロジストの山崎絢子さんは、声楽家からオーケストラの事務局に勤められた後、南アフリカのドーガンインターナショナルの認定を受けたという異色のリフレクソロジスト。

南アフリカでは世界で唯一、リフレクソロジストが国家資格なんですって。

リフレクソロジーってそもそもreflex=「反射」を使った施術なんだそうで、足裏と身体のあちこちが繋がってるという東洋医学的なものなんですって。

なんかカタカナだから西洋的なもんだろうとか思ってた無知なわたし笑

ドーガンさんってデンマーク人で、南アフリカに結婚して移り住んで、そこでリフレクソロジーの学校を作って、リフレクソロジーを国家資格にまでしてしまった方なんだそうです。

すんごい骨のある方ですよね。

絢子さんの施術は、足のマッサージと聞いて真っ先に思い浮かべる芸人さんの悶え苦しむリアクション芸みたいのじゃなくて、ほとんど痛みを感じないソフトで丁寧なもので、だからどうしても時間がかかってしまうんだそうです。

1時間半も人の足揉み続けるってなかなかすごい仕事ですよね。だって足だけですよ。膝から下だけ。足ってそんな揉むとこあったっけ?って思いますが、意外と1時間半あっという間でした。

私の足って踝から先と踝から上で別人のようなんですって。

踝から先は好奇心旺盛で柔らかく吸収する感じで、踝から上は警戒心が強いんですって。

面白いですねー。

確かに好奇心は旺盛でいろんなことやってみたいタイプではあるんですけど、多分それは絢子さんもそうで、なんと今週末から始まるフォンスフローリス古楽院のルネサンス音楽入門の講座に申し込まれてるんですよね。

それもやっぱり本業の方に何かヒントがあるかもと思ってのことだそうです。

私もそういうスタンスで光岡先生の武学講習会に出てるので。

それで最近中国武術やってるんですよーって話になって、やっぱり東洋医学と中国武術はなんかほぼ重なってると思うんですけど、お互いの話がクロスオーバーして面白かったです。

「心包っていうのがありまして、それってそういう臓器があるんじゃないんですけど」「経絡ってありまして、これも解剖して取り出せるようなものではないんですけど」

ええ、ええ、よくわかります。そういうもんですよね。

それでも西洋医学との歩み寄りで、筋膜の構造から経絡を説明しようとする動きがあるんですって。

それってまさに来週末武学で行われる、光岡先生の左右表裏をシナジェティクス的に捉える的なことに直結してそう。

あとここ数年母が漢方にハマってて、そういう話も結構聞いてたからわかるってこともありました。

なんかやっぱり、身体って頭みたいな格下が理解できるような代物じゃないんですよね。

もう、一言、「神秘」。わかろうとするのもおこがましい笑

それでもみんな科学が大好きで、科学的っていう魔法の言葉に騙されまくってますよね。僕もそうですけど。科学大好き。

でも科学じゃわからんことがあるってちゃんと知ってないと、科学万能って思うことは、むしろ科学を裏切る非科学的立場になってしまうわけで。


reflex=「反射」ってことで、最近地下鉄ユーザーになって、新宿三丁目の乗り換えで交差する人の波の中で思ったのは、僕たち気づかないうちに、他人のちょっとしたイライラや、焦りや怒りみたいなものを、受け取ってしまってますね。

反射って文字通り跳ね返るってことでなくて、大脳を介さずに伝わるって方の意味で。

気づかずに伝えてしまってるし、受け取ってる。

今日アスリートに必要なのはアッパーでもダウナーでもなくニュートラルを作ることだって話もあったんですけど、そういう他人からほんと洪水のように流れてくる感情を伴った立体的な情報を浴びながら、それでもニュートラルでいれるっていうのは、都会で生きていく上で欠くことのできないスキルですよね。

かといって、それを拒絶するのではなくて、受け入れながら、それでも自分でいる、大丈夫やでって、自分にも他人にもそういうなんかもうそれは「気」ですけどそれをこうふーっと出していられる人になりたいなあと思うわけです。

それってまさに拓さんなんですよね。佐藤拓。あの人いるとほんともうなんとも言えない安心するんですよね。あ、今日大丈夫やわって思えるんです。

これ、もうアンサンブル能力と言って過言でないと思うのです。

一緒に歌ってて、安心する人、なんか不安になる人、なんか緊張する人、なんかいやーな感じになる人、いろいろいると思うんですよ。

そういうところも含めてアンサンブルしてるんですよね。

何があっても大丈夫さって、自分も、仲間も思えるような、最強のアンサンブルアビリティを持った最強のアンサンブルシンガーになりたいなと、思います。


絢子さん、実は最近サリクスの本番当日のスタッフをお願いしていまして、今度の第5回定期演奏会でもお世話になります。

一緒にスタッフをやっている妻曰く、絢子さんに任せとけばだいじ!完璧!だそうです。

5/8と13の演奏会では絢子さんに会いに、あ、ついでに私たちの演奏も聴いて行ってください笑

――・――・――・――・――

Salicus Kammerchor

――・――・――・――・――

公演情報

次回は第5回定期演奏会

J. S. バッハのモテット全曲演奏会です!

http://www.salicuskammerchor.com/concert

――・――・――・――・――

クラウドファンディングやってます!

J. S. バッハのモテット全曲演奏会に向けて皆様よりご支援を募ることとなりました。応援どうぞよろしくお願いいたします!

https://camp-fire.jp/projects/view/106446

――・――・――・――・――

CD・DVD発売中!

Ensemble SalicusのレクチャーコンサートライブCD

昨年10月に開催されたLa Musica CollanaとのジョイントコンサートのライブCD

第2回定期演奏会のライブDVD

をウェブ販売しております!

http://www.salicuskammerchor.com/goods

――・――・――・――・――

サリクス通信

サリクスの最新情報や、ここでしか読めない特集記事を配信しています。

http://www.salicuskammerchor.com/mail-magazine-1

――・――・――・――・――

合唱団作ります!

Chor Eleusis

合唱団エレウシス

【団員募集!】

この度新しく合唱団を立ち上げることになりました。

バッハやヘンデルなど、主にバロック期の作品をレパートリーとする合唱団です。

ゆくゆくはメサイアやミサ曲ロ短調など大曲にも挑戦できるような合唱団を目指します。

2019年6月活動開始を目標に各パート団員を募集中です!

練習日時:毎週水曜日18:30-21:00

練習会場:江戸川区の公共施設

指導:櫻井元希

初回練習曲:

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ「イエス、我が喜び」 BWV 227

Johann Sebastian Bach “Jesu, meine Freude” BWV 227

団費:

4,000円/月(学生:3,000円、夫婦割:お二人で7,000円)

お申込み:

以下のフォームから、①お名前 ②パート ③電話番号 ④メールアドレス ⑤ご住所

をご記入の上お申し込みください。

――・――・――・――・――

櫻井元希へのお仕事・レッスンのご依頼ご相談、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

東京藝術大学バッハカンタータクラブ2019年定期演奏会

聴いてきました。

私が演奏委員長になった歳に入ってきたこが修士2年を卒業する年、私が最後の年に1年生だったこたちが学部4年で卒業する年ということで、まあ今既にほぼ知らない人達なんですが、来年度はもういよいよ知ってる人がいなくなっちゃうなあ。

と、思いました。

今回年末に1回、年明けてから2回練習にお邪魔して憎まれ口を叩いてまいりましたが、本番の演奏はほんとに勢いがあって、失うものなくまっすぐに、仲間を信頼して、雑念のない演奏だったと思います。

間違いなくカンタータクラブにしかできない演奏。

学生団体だから、4年経てばすっかりメンバーは入れ替わって、前に立つ人もどんどん代わっていくけど、ここのところだけは変わらないですね。

もうほんと羨ましい笑

うまいとかへたとか、どうでもいい。


定演を聴いて、OB総会に出て、打ち上げに混ざってきました。

今年は某S野さんと一緒に。

なんだかんだカンタータ定演の打ち上げは皆勤賞なのではなかろうか。

去年は演奏会には行けなかったくせに打ち上げだけは参加したし笑

迷惑なOBだ笑

あー、、、でもほんと来年は知ってる人いなさすぎて顔出すの辛いなあ。淋しいなあ。


纏まらないので、最近撮った私のプロフィール写真をご覧ください。

背景ゴチャゴチャ

そこだ!追え!

ヤバい見つかった!

そうです私が変態です。

文句ある?


さて、3/10にラリューを歌います。

フルートアンサンブルが入ったり、かぶちゃんと久保田さんのハープと3人でシャンソン歌ったり、なかなか盛り沢山で変化に富んだものになりそうです。

激安なのでぜひおいでください。普段は聴けないあんな人やあんな人の歌声も聴けますよ。

4月はサリクスのワークショップ

1日で、発声、古ネウマ、バッハを3人の講師から学べるというなかなか他にないワークショップと思いますので是非。

定員がありますのでお早目に。

https://www.salicuskammerchor.com/events/salicus-kammerchorshusaiwakushoppudai7kai-guregorioseikatoj-s-bahhanomotetto

そして5月にはSalicus Kammerchor第5回定期演奏会です。

こちらもチケットをお早目にお求めください。

https://www.salicuskammerchor.com/concert

――・――・――・――・――

Salicus Kammerchor

――・――・――・――・――

公演情報

次回は第5回定期演奏会

J. S. バッハのモテット全曲演奏会です!

http://www.salicuskammerchor.com/concert

――・――・――・――・――

CD・DVD発売中!

Ensemble SalicusのレクチャーコンサートライブCD

昨年10月に開催されたLa Musica CollanaとのジョイントコンサートのライブCD

をウェブ販売しております!

http://www.salicuskammerchor.com/goods

――・――・――・――・――

サリクス通信

サリクスの最新情報や、ここでしか読めない特集記事を配信しています。

http://www.salicuskammerchor.com/mail-magazine-1

――・――・――・――・――

櫻井元希へのお仕事のご依頼、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

フォンス・フローリス発表会終演

昨日一昨日と2日がかりで行われたフォンスフローリス発表会が終演しました。

参加者の皆様お疲れ様でした。

ご来場下さいました皆様誠にありがとうございました。

初日は8グループ総勢約80名、2日目の古楽院は6講座(多分)総勢50名(多分)ほどの参加+カペラというとんでもなく盛り上がった2日間でありました。

2日制は今年からの採用だったのですが、これが1日に詰め込まれていたかと思うと、奥歯ガタガタしました。

ゲネプロ4時間本番4時間とかになったら流石の花井先生も死んじゃいますよね笑。


1日目のリハーサル↑

1日目打ち上げ↑ 

2日目リハーサル↑

 

そしてこちら↑は恒例になりつつあるなんか持つやつ!

フォンス・フローリスのSNSの中の人が制作してくれています。

最近フォンスはSNSめちゃめちゃ気合入ってます。

これねえ。本当に大変なんですよ。いやね。ほんっとうに大変なんですよ。

まめにSNS更新するというのは本当に。

生半可な覚悟じゃできない。本当に尊敬します。

それだけに反応がないとマジで心折れます。絶望と孤独によって殺されかけます。なのでぜひTwitterとか絡んでくださいね笑

ほんとにちょっとしたことで励みになるので。あ、まだやれる、生きていけるって思えるので。


2日制の発表会、初日私はヴォーカル・アンサンブル アラミレとコクリコ(+ロザリア)に出演しました。

アラミレは今回はいろんな事情でメンバーが2人も欠けてしまい、10人での演奏になってしまいました。

しかも今回演奏したのがオケゲムの5声のモテットだったので、各パート2人ずつ。これはカペラと同じです。なかなか大変でしたが直前のリハーサルの甲斐もありなかなかいい演奏ができたと思います。

コクリコは茨城の団体で、本番までに東京で1回、水戸で1回練習をご一緒させていただきました。

交通費の捻出等ご苦労も多かったことと思いますが、素晴らしいモチベーションと向上心で、最初の練習から、それまでの熱意ある練習の蓄積を感じさせていただき、身が引き締まりました。

本番も素晴らしい集中力で臨まれて、繊細な演奏ができたのではないかと思います。

本番後にコクリコ(+ロザリア)のみなさんと。


2日目の方は古楽院の発表会で、ルネサンス音楽入門の15名ほどの受講生の皆様とラリューのAbsalon fili miを歌いました。

入門にしてはなかなか難しい選曲でしたが、皆さん立派に歌い遂げられました。

1年でこれだけできるんだということをお聴かせできたのではないかと思います。

そう。計量記譜もクワイヤブックも恐るるに足らず!

これはいつも声を大にして言っているのですが、ほんと習うより慣れろですよ。

いつの間にかそれが普通になってます。

そのうちモダン譜で歌うのが難しくなってきますから笑

来年度も私は入門の講座と、それに加えてルネサンス1の講座にも数回お邪魔することになりました。

また新しい皆さまと一緒にルネサンス音楽を学んでいければいいなと思っています。

ほんとにどなたでも計量譜読めるようになる(はず)ですので、どうか気負わずにチャレンジしてください。

講座案内


さて、ラリューイヤーの締めくくりとして来月も発表会があります。

花井先生のもとルネサンス以前の音楽を学ぶ、計歌会とFF古楽道場が合同で行う発表会です。

音楽大学卒業間もない(?)若手と、もはや古楽界で不動の地位を築かれている器楽の方が一緒に歌います!

りり子先生の歌が聴けるというのもものすごくレアだと思うので、ぜひ皆様お越しください。前回の発表会も大変好評でした。

こちらは入場料1000円となっています。

これはもうフルートアンサンブルだけでももとが取れるお安さです!

こちらからチケットをご予約できます。


そして、Salicus Kammerchorの5月の演奏会のチラシができました!!

サリクスのチラシは期せずして、第1回は宇宙(宇宙から音楽が滴り落ちるイメージ)、第2回は陸(花)、第3回は空(蝶)、第4回は海(アンモナイト)がモチーフとなっておりまして、第5回はズバリ「人」です。

特に狙ったわけではないのですが、5回で完結するシリーズがなんとなくストーリーを持ったチラシデザインになって満足しております笑

こちらチケット絶賛発売中でございますので、皆様有無を言わず以下のリンクからポチってください笑

(2018−19年シーズン定期会員の皆様には招待券が郵送されますのでご購入にならないようお気をつけください)

5/8豊洲公演→https://tiget.net/events/45769
5/13武蔵野公演→https://tiget.net/events/45770

羽生善治九段

先週将棋界を揺るがす大事件がありましたね。

竜王戦七番勝負最終局、広瀬当時八段が勝ち、その瞬間羽生善治が27年ぶりに無冠になりました。

羽生さんて私が生まれる前(1985年)からプロ棋士で、私が5歳の時から何かしらのタイトルを持ってて私が32になるまでそれを保持し続けてたんですよね。

このことを何か他のことで喩えられないかと考えたんですが、無理でした。比類ない偉業というのは他の何かに喩えようもないほど凄い。

羽生善治九段、爆誕。

将棋関係者、ファンは絶句です。誰も何も言えない。ほんとに静かでした。

正直私も何を言っていいか全くわからない。まさかこんな日が来るなんて。


羽生さんの凄いところはね。勝ち負けを超えたところで将棋を指しているところなんです。

天文学的な指し手のバリエーションからたったひとつの手を、どちらかが投了するまで選択し続ける。そこに宇宙の真理みたいなものを見出そうとしてる。

僕にはそう見えます。

今回の竜王戦七番勝負もですね、4局目まで角換わりという同じ戦型が選択され、羽生さんは2連勝のあと2連敗しました。

このまま角換わりのシリーズになるのかと思いきや第5局で先手番の羽生さんが矢倉を選択、勝ったところまでは良かった。

問題は第6局でした。

後手番の羽生さんが横歩取りに誘導、近年横歩取りは、後手番が誘導する作戦なのに、後手番の勝率がかなり悪く、採用率が激減しています。

羽生さんは中でも勝率の悪い前例を辿ります。

先手の広瀬さんは、前例通り行けば先手がいいということがわかっているので、その通り指します。

結果羽生さんは二日目の12:07に投了を告げました。

衝撃です。二日制のタイトル戦がこんな時間に終わったのを私は見たことがありません。

持ち時間8時間のうち2時間以上を残しての投了でした。

タイトル戦で、しかも勝てば防衛が決まる大一番です。負けるとわかっていながら負けたように見えました。

本当に不思議なんですが、これが羽生善治なんだと思いました。自分の方が悪くなるとわかってる形に自分から持ち込む、その先に何かあるような気がしたんだと思います。

指してみたくなっちゃった。

その好奇心がこの大一番で勝負を超えた。

将棋には「正しい手」と「指したい手」というのがあって、AIには後者がありません。

人間同士の勝負には、これがあるから面白いんだと思います。

正しいかどうかじゃない、指したいから指すんだ。

羽生さんの指し手はそう言ってるような気がするんです。

涙が出てきたのでこのくらいにしておきます。


さて、年末恒例カペラの集中リハが終了しました。

今回演奏するのはビュノワのミサ「ロム・アルメ」

凄いです。

先日演奏したアレクサンダー・アグリコラとも共通点を沢山感じます。アグリコラはオケゲムの影響が強いという話でしたが、どちらかというとビュノワの影響のほうが強いのではないかと思う今日このごろです。

とにかくメンスーラが複雑で、楽譜を読み解くだけでも相当難しいです。

凄い変わってます。変わったものが好きな方にはぜひともおすすめします。

花井先生による解説が期間限定でアップされているのでぜひご覧ください。

https://fonsfloris.blogspot.com/2018/12/1.html

それで、来年のEnsemble Salicusではミサ「ロム・アルメ」特集をやろうかと思っています。

この旋律は当時のヨーロッパで爆発的大流行していて、40以上のミサ曲が作られました。

ジョスカンにも2曲この旋律を定旋律としたミサがあるのですが、そのうちのひとつが、

ミサ「ロム・アルメ」種々の音高による

です。

これはロム・アルメの旋律を楽章ごとに高さを変えて用いているので「種々の音高による」というタイトルを持っています。

これにかけて、演奏会タイトルを

ミサ「ロム・アルメ」種々の作曲家による

にしようと思います。

40曲以上あるミサ「ロム・アルメ」から楽章ごとに選りすぐりの5曲を選曲します。

ビュノワ、ジョスカン、ラリュー、オケゲムはやろうと思ってますが、あと一人、リクエストがあったらコメントでお願いします笑。

最近自立式自撮り棒を買いまして、それでリハを撮影してみました。

これBluetoothのリモコンで歌いながらシャッターを切っています。

撮影者がいなくても歌ってる写真が撮れる!画期的!

 

――・――・――・――・――

Salicus Kammerchor

――・――・――・――・――

公演情報

次回は第5回定期演奏会

J. S. バッハのモテット全曲演奏会です!

http://www.salicuskammerchor.com/concert

――・――・――・――・――

CD・DVD発売中!

Ensemble SalicusのレクチャーコンサートライブCD

昨年10月に開催されたLa Musica CollanaとのジョイントコンサートのライブCD

第2回定期演奏会のライブDVD

をウェブ販売しております!

http://www.salicuskammerchor.com/goods

――・――・――・――・――

サリクス通信

サリクスの最新情報や、ここでしか読めない特集記事を配信しています。

http://www.salicuskammerchor.com/mail-magazine-1

――・――・――・――・――

櫻井元希へのお仕事のご依頼、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

第2回 Ensemble Salicus演奏会|終演

第2回 Ensemble Salicus演奏会|終演

先週末、Ensemble Salicusの演奏会が終演いたしました。

ご来場下さいました皆様、誠にありがとうございました。

Ensemble Salicusのリハは毎回ほんとに楽しすぎてノーストレス。ゲラゲラ笑いながらリハできました。

やはり、どういうリハをするかということが本番の演奏を決めるので(それだけではありませんが)。今回はいいリハができたかなと思います。

あと個人的には今回演奏時間に余裕があったので、MCで落ち着いて喋れたのもよかったです。

いつも1分1秒を争うキチキチのスケジュールになってしまうことが多いので。

固有唱を含めたミサ形式を4人で歌うというのもはじめての経験だったので、大変スリリングで楽しかったです。

今回アグリコラを演奏出来て本当に良かった。

録音聴いて、面白い作曲家だとは思ってましたが、これほどまでに凄い作曲家だとは思いませんでした。よく変態作曲家の代表格として引き合いに出される、ジェズアルドなんかとは全然違う「変さ」でした。

アグリコラの音楽は誠実で、誠実であるがゆえに「変」。

中にはそういう人もいるんですね。

グレゴの特殊ネウマについても、今回声明のネウマにヒントを得て、歌い方を微調整しました。

ほんの少しですが、また少し近づけたかなあと思っています。

写真1(普通)写真2(完全に心霊写真)

写真3(Queen風)


そしてこの演奏会、なんと灰野敬二さんがいらっしゃっていて、人生最大レベルの衝撃を受けました。

まさか自分の演奏会に灰野敬二さん来るとは夢にも思っていませんでした。

ただ、あまりに畑違いの演奏会だったので、他のお客さんに気づかれることは少なかったようで(プラス皆様良識的な方々なので)混乱が起きなくて良かったです。

多分父か叔母から話を聞いてくださったのか、何なのかよくわかりませんが、灰野さんは、父と叔母とは面識があります。

父の作ったポリゴノーラという楽器を買ってくださって、使ってくださっています。

https://youtu.be/xyIEbcwz_n8

こちらの動画、ポリゴノーラの可能性を汲み尽くした超名演です。是非一度ご覧ください。

誰に褒められても嬉しいですが、灰野敬二さんのような畑違いの方に評価されるのが一番嬉しいので、どういう感想持ったか聞きたかったなあ、、。


土曜は家探し、日曜は光岡英稔先生の講習会に一日中出てたので更新が遅れてしまいました。

光岡先生の講習会については次の記事で書こうと思います。

――・――・――・――・――

Salicus Kammerchor

――・――・――・――・――

公演情報

次回は第5回定期演奏会

J. S. バッハのモテット全曲演奏会です!

http://www.salicuskammerchor.com/concert

――・――・――・――・――

CD・DVD発売中!

Ensemble SalicusのレクチャーコンサートライブCD

昨年10月に開催されたLa Musica CollanaとのジョイントコンサートのライブCD

第2回定期演奏会のライブDVD

をウェブ販売しております!

http://www.salicuskammerchor.com/goods

――・――・――・――・――

サリクス通信

サリクスの最新情報や、ここでしか読めない特集記事を配信しています。

http://www.salicuskammerchor.com/mail-magazine-1

――・――・――・――・――

櫻井元希へのお仕事のご依頼、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。