声楽・合唱情報誌「ハンナ」2月号

声楽・合唱情報誌「ハンナ」2月号

「ハンナ」2月号に国内古楽演奏団体としてSalicus Kammerchorが紹介されました!

ありがたい!

他にもカペラ、コントラポント、合唱団フォンス・フローリスが紹介されています。

更に今回は関わりの深い方々の記事が盛り沢山!


p.10 花井先生によるルネサンス音楽の記譜法。見開き1ページで計量記譜の読み方を解説されています。


p.22 ジャパン・ユース・クワイヤで一緒で、ハルモニア・アンサンブルでも一緒に歌った上田絢香さんのエストニア留学記事。


p.23 同じくジャパン・ユース・クワイヤやジャパン・チェンバー・クワイヤで一緒で、エリザベト・シンガーズでも一緒で、実はサリクスのロゴも作ってくれた山﨑志野ちゃんのラトビア留学記事。


p.36 昨年12月に参加した北とぴあ国際音楽祭の記事


p.44 昨年8月に録音に参加した近藤譲先生の作品集の紹介記事。


p.56 講師を務めるフォンス・フローリス古楽院の一面広告


いつにも増してなんとも身内感のある2月号です笑。

皆様ぜひ書店でお手にとってご覧ください。

amazonでも売っているようです。リンクはコチラ→https://goo.gl/MoULvh

 

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Salicus Kammerchor

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公演情報

次回定期公演は2018年5月の第4回定期演奏会です!

http://www.salicuskammerchor.com/concert

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CD・DVD発売中!

昨年10月に開催されたLa Musica CollanaとのジョイントコンサートのライブCD

第2回定期演奏会のライブDVD

をウェブ販売しております!

http://www.salicuskammerchor.com/goods

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メルマガ企画第3弾進行中!

サリクス通信に声明パフォーマー 桜井真樹子、合唱指揮者 柳嶋耕太が登場!

http://www.salicuskammerchor.com/mail-magazine-1

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櫻井元希へのお仕事のご依頼、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

黒シャツ黒染

黒シャツってほんと本番でよく使う、というか僕の出る本番ってほとんど衣装黒シャツなのですが、使ってるとすぐ色が褪せて白っぽくなっちゃうんですよね。

それで先日のカペラの3連チャンのように、本番が連続すると、その白ーくなっちゃって着なくなった黒シャツを出動させなければならなくなってくるんです。

初日は一軍の黒シャツなのですが、二日目三日目は二軍三軍の黒シャツになってしまうのです。

ちょっとみすぼらしいので、こりゃあいかんなあと思ってググってみました。

「黒シャツ 白っぽく 対策」

すると、まず洗う時に塩を混ぜるというのがでてきてナルホド。やりましょう。しかし既に白っぽくなっちゃったシャツはもう救えないのか?

もうひとつのページを見ると、「染め直せ」とな。うん。その発想はなかったよ。

というわけでLOFTで染め粉を買ってきました。

それで染め粉をお湯に溶かしてシャツを突っ込めばいいのかと思いきや、なんと塩が250gも必要なんですって!

家にそんなに塩がなかったので慌ててコンビニで食卓塩を購入し、風呂場で染め直しを始めました。

こういうのって初めに手順の説明を全部読んでから袋を開けるべきだといつも思うんだけど、せっかちなのでついつい袋を開けてから説明を読んじゃうんですよね。

ふむふむ。1リットルのお湯に染め粉を溶かし、別の容器に6リットルのお湯に250gの塩を溶かしたものとあわせると。

既にめんどくさい。

ふむふむ。衣類をぶち込んで15分混ぜ続けると。

めんどくさい。

ふむふむ。45分漬けてそのあいだ時々混ぜると。

マジか、1時間もかかるのか。

しかも混ぜる時はゴム手袋しなきゃいけないので、手袋つけては混ぜて、手袋洗って、手袋外してって作業を4回くらいやったかな。

そうして1時間で1枚できるのですが、2枚あったので2時間もかかりました。

そして更に大変なのはここから。

色が出なくなるまで染めたシャツを洗って、真っ黒なお風呂場を掃除しなければなりません。

激落ちくんでがんばりましたが、流し台に若干黒いシミが残ってしまいました(✽´ཫ`✽)今度漂白してみようかな。

もー超めんどくさかったですが、シャツは黒くなりましたよ!

ほれ!黒い!右のが最近買った新しい黒シャツです。比較のためにかけてみました。

それでね。みんな騙されちゃダメだぞ。こんな写真ちよっと加工すれば黒くも白くもなるんだからな。

ちょちょっと黒レベルをいじれば、

ね。白い。

ま、そんなに驚くほど真っ黒にはなりませんでしたが、みすぼらしく見えない程度には黒くなりましたよ。

これでもう本番三連チャンも怖くない!

衣装がイマイチなだけで気分ちょっと下がっちゃいますからねえ。あと、本番後のお客さんとの挨拶の時に恥ずかしい。

あーこの人こんな色褪せたシャツ着てるーって思われてないかしらと思うだけで顔から火が出そうです(自意識過剰)

それで、面白いなあと思ったのは、黒染めしたんですが、タグとかブランドのロゴとかは黒くなってないんですよね。さらに驚いたのは、左のシャツ。腕のところに金の刺繍でハチが描かれているのですが、そこは黒くなんなかったんです。

どうなってるんですかねー。不思議。


さて、全然音楽の話しないのもアレなので、最後に少し。

この週末は土曜にフォンスフローリス古楽院の講座、日曜にアラミレでしたが、この2団体の出る発表会が来月ございます。

演奏者総勢何名なんでしょうか。

花井先生の指導団体も、茨城、名古屋、長野、大阪と各地で増えていて、その団体が一堂に会します。

なんと総演奏時間は3時間になる見込みです。

マタイか!

入場無料なのでぜひお気軽に聞きにいらして下さいね。

そして来年度はぜひ講座を受講してください!


そして講座といえば、4/14のSalicus Kammerchor主催のワークショップの募集を開始しました。

こちらは定員がありますので、ご希望の方はお早めにお申込み下さいね。

Salicus Kammerchor主催ワークショップ第5回

グレゴリオ聖歌とJ. S. バッハのモテット vol. 2

〜ネウマ的にバッハを歌うために〜

Salicus Kammerchorのワークショップでは、これまでグレゴリオ聖歌の歌唱法をいかに後の時代の多声音楽に活かしていくかということをお伝えしてきました。今回のワークショップでは、このテーマはそのままに、更に具体的に声楽的テクニックにまで掘り下げていきます。その為に、これまでの櫻井、渡辺両講師に加え、発声指導の担当として、サリクスメンバーの富本泰成を講師として迎え、更なる内容の充実を図ります。

講師:櫻井元希(Salicus Kammerchor主宰)

渡辺研一郎

富本泰成

サポート歌手:鏑木綾、金成佳枝

日時:2018年4月14日(土)10-17時

会場:えびらホール

定員:20名

対象:通常の五線譜で最低限の譜読みが出来る方。

料金:

一般ーー9,000円

チケット付き(第4回定期演奏会5/20 or 23)ーー12,000円

サポート会員(2017-18シーズン)ーー7,000円

学生(大学生以下)ーー7,000円

スケジュール概要:

10-11時 『グレゴリオ聖歌と古ネウマの概要』(担当:渡辺)

11-12時 『ネウマ的に歌うための発声理論』(担当:富本)

12-13時 『実践編 “Alleluia : Benedictus es”を題材に』(担当:渡辺・富本)

13-14時 ―お昼休憩―

14-17時 『J. S. バッハのモテットを歌う』(担当:櫻井)

曲目:

グレゴリオ聖歌 三位一体のミサ固有唱より「アレルヤ:祝されよ」

Gregorian chant / “Alleluia : Benedictus es” in Proprio Missae de Sanctissima Trinitatis

J. S. バッハ作曲 モテット「イエス、我が喜び」BWV 227より第10曲「今イエスを死から甦らせた霊が」

J. S. Bach : Motette “Jesu, meine Freude” BWV 227

Nr. 10 “So nun der Geist des, der Jesum von den Toten auferwekket hat”

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詳細・お申込みはこちら↓

http://www.salicuskammerchor.com/workshop

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公演情報

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ラ・リュー|カリグラフィーコレクション

ラ・リュー|カリグラフィーコレクション

ピエール・ド・ラ・リュー没後500年メモリアルイヤー

今年2017年はハインリヒ・イザークの没後500年でしたが、来年2018年はピエール・ド・ラリューの没後500年です。

アラミレもカペラもメモリアルイヤーに向けてラ・リューの作品のリハーサルに入っています。

直近の演奏会は1月7・8・9日のカペラのニューイヤーコンサートです。


イニシャルのカリグラフィー

それで、音楽には直接関係ないんですが、今回使う写本、Jena12写本のイニシャルに用いられているカリグラフィーがあまりに美しいので、今回はそれを紹介したいと思います。

クワイヤブックでは左上にスペリウス(ソプラノ)、右上にコントラテノール(アルト)、左下にテノール、右下にバスが書かれますが、それぞれのパートの最初のところには、頭文字が飾り文字で書かれることがあります。

これはアラミレで演奏するミサ ロム・アルメですが、最初のページにはこんなに豪華に飾り文字が書かれるんです。

でも多くの場合、ページをめくるごとにイニシャルがだんだん適当になっていったり、単にResiduum(続き)と書かれたり、途中で書くの諦めちゃって(笑)空白だったりということがあるんです。

ところがカペラで演奏するミサ アヴェ・マリアの収められたJena12写本では徹底的に、そしてかなり工夫の凝らされたイニシャルが全てのページに書かれてるんです。なんと該当パートがお休みのページでさえも!(5線は空なのにテノールのTだけがしっかりと書かれています笑)

孤高の存在感を放ってますね。ジワります。

ちなみに冒頭ページは、きっとあまりに美しかったためか、破り取られてしまっていて、右ページしか残っていません。

カラフルですよねえ。この左ページがどうなっていたのかは妄想することしか出来ません。


スペリウスのカリグラフィー

4声にそれぞれイニシャルがついているのですが、実際に歌詞の最初の文字が書かれるのはスペリウス(ソプラノ)のパートだけで、他のパートはパート名が書かれます。

以下がこのミサのスペリウスパートのイニシャルです。

素晴らしいですよね。本当に。その上個性的。特にEt in terraのEのキリトリ線みたいな破線とか、SanctusのSのトサカみたいなのとか、他では見たことないです。曲線を、これだけ密な間隔で、くっついたり離れたりせずに書くのは至難の技なんです。線もなめらかですしね。

あとSanctusのSにもありますが、Qui tollisのQの内側にある5本の線もなにげに凄いです。彫刻刀で削ったみたいですよね。


バスのカリグラフィー

以上がスペリウスで、そのセクションのテキストの頭文字が書かれていますが、他のパートは各パートのパート名が書かれます。

すなわち、スペリウスはいろんな文字が書けますが、他のパートは、バスならBの文字ばっかり山のように書かなければならないということです。

さあご覧ください、Bばっかり10パターンも!

一つとして同じものがない!スバラシイ。。。先程の削りカス調のは6番と9番に見られますね。みなさまどれがお好みですか?

僕は4番です。7とか10もいいですよねえええ。えへへえへへ。

僕の密かな夢は、老後、リアル羊皮紙を使って最初から最後まで自分の手でクワイヤブックを作ることです。

その時のためにお気に入りのカリグラフィーのお手本をコレクションしておくのです。げへげへ。


ヴォクスマーナのCD

さて、趣味の話はこれくらいにして。

今日は八咫烏のリハだったのですが、そこでM井さんからヴォクスマーナのCDを受け取ることが出来ました。

以下の2点なのですが、アマゾンでも買えるようです。

近藤譲:合唱作品集

故入野義朗生誕95年記念コンサート 12音技法のマイルストーン

二つ目のCDは去年行われた演奏会からライブCDです。

自分が参加した録音が発売されると嬉しいですねえ。

今年は私が参加したものとしては初めてのカペラのCDも出ましたからねえ。嬉しいですねえ。

ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲全集 第6集 「歌謡ミサ」

あ、そうそうサリクスのライブCDも発売してますのでこちらもお願いしますね!

こちらは売れると直接的にサリクスの収入になるのでジカに嬉しいです(切実)。

Salicus Kammerchor×La Musica Collana ジョイントコンサート​ ライブCD

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Salicus Kammerchor

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北とぴあ国際音楽祭 オルフェオとエウリディーチェ| 終演

北とぴあ国際音楽祭 オルフェオとエウリディーチェ| 終演

昨日北とぴあのオルフェオ公演終演いたしました。

ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。

初日は上手の指揮モニターがお亡くなりになったり、ヴァイオリンの弦が二人も切れるなどトラブルがありましたが、昨日の千秋楽は大きなトラブルもなく、無事公演を終えることが出来ました。

今回のグルックのオルフェオは、演奏時間2時間弱というオペラとしては短めの作品でしたが、とにかく主役のオルフェオの負担というか歌っている分量が尋常じゃなくて、ほとんど舞台に出ずっぱりだしその上パリ版はオートコントルで音域もかなり高いので、マティアス・ヴィダルはほんとに超人だと思いました。


合唱の出番も比較的多く、特に二幕の最初、冥界のシーンでは、四分四分四分|付点四分八分四分というリズムが49回も続いて、言葉と旋律だけ違うというヒッジョウに暗譜しづらい箇所がありまして、メンバーみんなヒーヒー言ってました。

こんな覚えづらいのもなかなか珍しいと思いました。(お客さんには全然関係ないですが笑)


それからパリ版にはバレエが沢山含まれているということで、今回はラ・コントラステというダンサー集団が出演されました。

http://www.contrastee.com/index.html

客席から舞台を見たり、画面を通して見るのとは違い、息遣いを感じながら間近で舞踏を見させていただいて、役得というか、もうほんと凄かったです。

気迫

を感じました。

今週末ラ・コントラステの公演があるそうなので、ここにURLを貼っておきます。

http://www.contrastee.com/stage/index.html


あと個人的に感動したのはヴィオローネの西澤さんの子音です。

これまた西澤さんの音を間近で見聞きするのは初めてだったので、ヴィオローネの子音ってこんなに鳴るんだって思いました。強烈。驚愕でした。

打ち上げで少しお話もできて嬉しかったです。


さて、これで年末まで少し余裕が出来ます。来年の準備を着々と進めていきたいです。

来年はサリクスとしては5月に定期演奏会がありますが、その前に、3月に日本オルガン研究会の例会で演奏させて頂けることとなりました。

オルガニストの米沢陽子のお誘いです。

ザムエル・シャイトのカンツィオネス・サクレから数曲演奏させていただきます。

情報をサリクスのページにも載せたので、よろしければご覧ください。

http://www.salicuskammerchor.com/concert

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バッハカンタータアンサンブル第44回演奏会 終演

バッハカンタータアンサンブル第44回演奏会 終演

2日経ってしまいましたが、先週末バッハカンタータアンサンブルの演奏会が終演しました。

個人的には悔しい部分が大きいですが、概ね好評だったようで良かったです。

改めて二週に1回の練習で年に2回、オケも合唱もアマチュアでカンタータ(今回はマニフィカトも!)を演奏するという恐ろしさを痛感しました。

これを20年以上続けているというのはもう何というか言語を絶した快挙です。信じられない。

次回4月は花井先生に戻りまして、次次回はまた私にチャンスをいただきましたので、今回以上にしっかり準備して臨みたいと思います。


さて、次は北とぴあのオペラです。グルックのオルフェオ。オルフェオ役のマティアス・ヴィダルは3年前かな?のプラテの時も主役を歌ったスーパーオートコントル。

そう。パリ版のオルフェオは主役がオートコントルなんです。

めっちゃ高い。エグい。

オートコントルについてはコチラ

ねえねえ今オートコントルってググったら検索一位が私のブログでした。すごーい(°▽°)

あとパリ版の特徴は、バレエが沢山挿入されていること。

今回もダンサーの方が5人出演なさいます。

いやーもうね、美しすぎておじさんの心は溶けてしまいました。

というか、歩いているだけでも美しくて、同じ舞台に立つのが恥ずかしいくらい。

あ、歩きたくない、、って思いました笑

パリ版、見所満載ですね。暗譜は大変ですが、、。

でも先日のプロコフィエフでさえ最終的には自然と暗譜してしまっていたのできっと大丈夫!

チケットご用命は是非わたくしまで!


ところで、サリクスのメルマガ新企画がいよいよ明後日から始まります。

昨日伯母さんの記事が届いて読んだのですが、これほんと素晴らしいですよ。

歌を歌う人必見です。

涙でそう。

これ読まないのは損だと思う。

無料で読めるなんて驚き!ほんと激奨します。

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