久々のサリクスブログ更新

久々のサリクスブログ更新

今日は暖かかったですね。あまりに暖かかったのでドンジョヴァンニの稽古場にパーカーを忘れて帰ってしまいました、、。

この時期の北とぴあはロビーに巨大な垂幕が飾られます。


結構びっくりするような大きさです。

本番まであと1週間を切って、稽古にも熱が入ります。今日初めてオケとの合わせだったのですが、モーツァルトのオケ、人数多いです!モダンの人に言うと笑われちゃいそうですが、普段バロックばっかりやってると、この人数はすごく多く感じます。

オケもキャストもみんな素敵なのでお見逃しなく!


さて、あんまりにもサリクスブログが滞っているので、毎月20日に必ず更新ということにしました。

そして10日と30日にメルマガ送信!この3回だけは必ず守る!ということで。

サボってたらクレーム入れてください笑

ということで今日は20日なのでブログを更新しました。

本当はジョイントコンサートの前に公開しようと思っていたものなので、1ヶ月以上も遅れての公開ということになります、、汗

もうほんと、何やるにも余裕無さすぎて泣けてきます(*´-`)

ということで、遅ればせながら、バッハのカンタータについての、その2!です。

第27回 J. S. バッハの教会カンタータ(その2)

ケーテンまでのカンタータについて、今回も沢山動画を交えながら解説しています。

カンタータについての以前の記事をご覧になっていない方は、こちらを先にご覧になった方がいいかもしれません。

第25回 「カンタータ」とは

第26回 J. S. バッハの教会カンタータ(その1)

次回はライプツィヒ時代のカンタータについて書く予定なのでお楽しみに!

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演奏動画公開中!

Heinrich Schütz “Musikalische Exequien” op. 7 III. Canticum Simeonis / Salicus Kammerchor

Ensemble Salicus : Gregorian chant from “Proprium in ascensione Domini” / “Ordinarium missae I”

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Salicus Kammerchorホームページはコチラ

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櫻井元希へのお仕事のご依頼、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

 

なんて日だ!

なんて日だ!

とりあえず直近締切の助成金申請が終わってホッとしている櫻井です。



今日は凄い日になりましたね。

無理が通れば道理が引っ込むんでしょうか。

まぁ先行き不透明で楽しくなりそうですね。
いろんなことが起きますね。ほんと。面白いですねえ。


今日は午前中からデスクワークに精を出し、夕方カラオケに行って練習しました。

もちろんB’zも歌いました笑

だんだん歌えるようになってきてる気がする(B’zが)

いやーほんとうに素晴らしいテノールです(稲葉浩志が)

稲葉さんの凄さについてはこちら↓

結局、稲葉浩志最強説


夜はサリクス事務局の会議@秋葉原肉の万世

肉の万世素晴らしいですね。

サリクスの次の演奏会は

【第3回定期演奏会J.S. バッハのモテット全曲演奏シリーズvol.3〜詩編モテットと葬送モテット〜】

4月22日(土)14:00開演@横浜市栄区民文化センター リリス

4月27日(木)19:15開演@台東区生涯学習センター ミレニアムホール

です!

今回は”Lobet den Herrn alle Heiden” BWV 230と”Der Geist hilft unser Schwachheit auf” BWV 226をメインプログラムに、前半は詩編117番をテキストとするラテン語とドイツ語による作品、後半は死にまつわる作品を演奏予定です。

そう、勘の良いサリクスファンの方ならお気づきでしょう。第1回定期と第2回定期のコンセプトを1つの演奏会でやってしまおうということです。これまた盛り沢山な演奏会になりそうです。


そして10月には第4回定期演奏会もあります。

今回助成金を申請するにあたって実はこの第4回の定期の選曲もやりました。同時に2つの演奏会の選曲をやるのは初めてで、なかなか大混乱でしたが、段々選曲のスピードも早くなってきた気がします。

第4回はモテット全曲演奏シリーズの最後(ラスボスとも言う)”Jesu, meine Freude”BWV227を演奏します。

この曲は僕がカンタータクラブの演奏委員長になって初めての定期演奏会で演奏した思い出深いモテットです。

と、同時に、Singetと並ぶ、そして全然違う意味で大変偉大な、大曲です。

この曲が定期演奏会の曲として選曲された時も、わりと、「ハァ?ふざけんな」なリアクションが出ました。それくらい大変な曲なのです。

翌年ロ短調ミサが選曲された時は、全力で止められたので、まぁ、ロ短調ミサはその比でなく大変な曲なのですけど笑。

そう、だから僕はモテット全曲演奏を企画した際に、最初にSinget、最後にJesu, meine Freudeとしました。大曲2曲で挟む感じですね。

ある意味でサリクスの集大成がお聞かせできると思います。

そしてその翌年4月か5月には、「モテット全曲演奏会」そして(先立つものが集まれば)その8月に全曲録音をしたいと考えています。

ここに一番お金がかかるので、それまでになんとか積立をしていければと思っているのですが、ほの意味でも、助成金は今回なんとしても取らねばならんのです!( ̄^ ̄)ゞ

皆様今後ともサリクスをどうかよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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助成金

サリクスとLMCとのジョイントコンサートが終わってホッとするのも束の間、急速に日常を取り戻しつつあります。

明日はバッハカンタータアンサンブルの本番です。

今回ソリストに同級生でサリクスメンバーでもある小巻と、今週は週6(金土日火水木)で会ってる金沢さんがいます。


今回は二重合唱のモテットにも挑戦しています。5月にサリクスでもやったKomm, Jesu, kommです。

多分バッハのモテットの中では3番目に難しいモテットと思います。

1.2位は同率でSingetとJesu, meine Freudeでしょうか。

Jesu, meine Freudeはサリクスではモテットシリーズの最終回として、来年の今頃演奏予定です。
サリクスは4月か5月、10月あたりで2公演という感じで年に2公演と考えているのですが、10月は助成金の申請時期と被っていて辛いということが今回判明しました笑

常々申しております通り、チケット収入だけで演奏団体を成り立たせることは現代の日本では不可能なので、助成金が取れるかどうかはまさしく演奏団体にとっては死活問題なのです。

そこんとこ詳しくはコチラ

しかし日本の助成金の状況は演奏団体の実際から考えると十分とは言い難く、毎年多くの団体が数少ない助成金枠を争っています。

昨年サリクスは助成金を一つも取れませんでした!

今年こそ取る!絶対取る!というか取れなかったらヤバイ。゚(゚´ω`゚)゚。

諸先輩方に相談しつつ、準備を進めています。

コンサートの準備で滞っていた作業を今急ピッチで進めています。一番近い締め切りは11/10!それも3つ!

タイヘン!


金沢さんとはサリクスと、バッハカンタータアンサンブルで一緒なのですが、昨日今日はヴォクスマーナのリハーサルでした。

コチラの演奏会の為のリハーサルです。


この演奏会でヴォクスマーナが演奏するのは1曲だけですが、相変わらず細かい練習をしています。

多分殆どの方には気付かれもしない、ほんとに細かい部分ですが、細部にこそ魂が宿るのです。

この苦労が実を結ぶ、報われることを信じて、、、。

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ワークショップ「ネウマ的にバッハを歌うとはvol.2」終了

ワークショップ「ネウマ的にバッハを歌うとはvol.2」終了

昨日はサリクス主催のワークショップ「ネウマ的にバッハを歌うとは〜グレゴリオ聖歌からフランドル・ポリフォニーを経てJ.S.バッハまで〜vol.2」でした。

ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。

今年4月に開催した第一回ワークショップの続編で、よりわかりやすく、平易にそして身につきやすいように工夫したつもりでしたがいかがだったでしょうか。

題材を切り詰めて、グレゴリオ聖歌とイザークのポリフォニーを短いコムニオとしたのがよかったかなぁと思います。前回はイントロイトゥスを選曲したので、長くてなかなか大変だったので。

グレゴリオ聖歌が記譜された900年代終盤からイザークの活躍した1400年代終盤まで500年の隔たりがありますが、ここの音楽の隔たりよりも、イザークからバッハへの約200年の隔たりの方がはるかに大きいと感じられたと思います。

グレゴリオ聖歌からイザークは、もうほんと、「一歩」ぐらいでいける感じなんですが、イザークからバッハは、「千里」くらいあるイメージでしょうか笑


午前中はみっちりグレゴリオ聖歌を2時間半!


午後はイザーク1時間半とバッハを2時間!


合計6時間のワークショップでしたが、アンケートには、これでも短いという回答が結構ありました。

確かに内容的には3日間合宿するくらいの内容かもしれません笑

今回は導入ということでそれを1日に凝縮しましたが、次回あたりからそれぞれのセクション(グレゴリオ聖歌、フランドルポリフォニー、バッハ)についてじっくりと時間をかけていくワークショップへと切り替えていこうかなぁと考えています。

やって欲しいワークショップのリクエストがありましたら教えていただけると嬉しいです。

以下のリンクに午後の部のイザークの通しを動画で上げていますのでよろしければご覧ください。


今日は午後からいよいよジョイントコンサートの合同リハ。

今日から3日間13-21時まで、26日と29日の演奏会に向け、カンタータ漬けです!

演奏会詳細はコチラ

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Salicus Kammerchorからうまれた声楽アンサンブル、Ensemble Salicusのグレゴリオ聖歌動画配信中

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広島カープ優勝!

広島カープ優勝!

いやーついに優勝しちゃいましたね。

広島県人として、まさかこんな日が来るなんて夢にも思いませんでした。

まあ僕が生きてるうちには無いかな、くらいに思ってました。

なんとまあ急に凄いことが起きるものです。7月辺りまでは、とても優勝なんて口に出来ませんでした。口にしてしまったら夢が醒めてしまいそうで。

マジックが点灯して、「嘘だろマジかよ、しちゃうのか、優勝、、、」もう内心ザワザワザワザワしてました。

でもカープはほんとに信じられないようなペースで勝っちゃって(で巨人が凄い負けちゃって)、あっという間に優勝しちゃいました。

ほんとに驚きました。

マジック2で広島がホームで勝って、そんな時に限って巨人が勝って、ホーム優勝がなくなった時も、まあ、なんていうか、広島らしいよね、とか思ったし、翌日巨人が負けたら広島まさかの移動日優勝か!?なんていうこともありました。

広島から出て行った大竹が頑張ってそれを阻止したというのもなんか笑えますよね。

いや、もう今世紀最大の感動です。今まで今世紀最大の感動は昨シーズンプレミアリーグのレスター優勝でしたが上回りました。多分奇跡度合いで言えばレスター優勝の方が凄いのかもしれないけど、やっぱり僕は広島人だからな。

なんというか久々に郷土愛爆発しました。

お好み焼き食べたいです笑


さて、今日は合唱団フォンスフローリスのリハーサルでした。

合唱団フォンスフローリスは、フレンチバロック専門のアマチュア合唱団で、先日のリュリのテ・デウムの公演は大好評でした(私は下田に行ってて参加できませんでしたが)。

次回の演奏会は、なかなかマイナーで演奏されることのないグランモテを演奏する事になりました。

今日練習したのはニコラ・ベルニエの”Miserere mei”と、ニコラ・クレランボーの”Regina caeli”でした。

この合唱団では時々オリジナル譜を使うことがあります。

今回のベルニエがまさにそれで、こんな感じです。


いやー見にくいですよねえ。まあでも字が読めるだけでバッハよりマシです。バッハの時代のドイツの筆記体は特殊過ぎてほんとに読めません。

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Ich bin veracht der Herr hat mich zum Leidenと書いてあります。

読みづれえ。ぜんぜん読めねえ、、。

これ読めるようになれば自筆譜で演奏とかいうことも出来るんですけどね。演奏者全員にそれを求めるのはなかなか酷です。

それに比べればベルニエ余裕ですね。ラテン語だし。

で一番問題なのはクレフだと思うんですけど、特に難しいのは意外とHaute contre(アルト、上から2段目のパート)なんじゃないかと思いました。

なぜか。

実はHaute contreというパートはアルトと言うよりはハイテノールで、モダン譜の記譜はテノールのクレフ、ト音記号の下に8って書いてあるクレフで書かれています。

これとアルト記号(第3線にハ音記号)を比べると、2度違うんですね。1個だけずれてる。アルト記号だと第3線がCの音ですが、ト音記号の下に8の記号だと、Hとまり半音下なんです。

これはまどろっこしい、どっちかに統一されていれば良いものの、例えば同じ演奏会で両方の記号を読まなきゃいけないとなると、とっさに脳が大混乱します。まだ3度違い、5度違いとかだと大丈夫なんです。線と間は一致しているから。

つまり低音部譜表とバリトン記号は3度違いですが、例えば低いCの音はそれぞれ第2間、第3間です。一個ずれてますが両方間にあるんですね。だからまだ理解しやすいのですが、線と間がごちゃごちゃになっちゃうとほんと脳みそ大混乱。思考停止が訪れます笑

Haute contreの皆さんの苦労がわかったリハでした、、、。

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