光陰矢の如し

光陰矢の如し

なんと!4月のサリクスのリハーサルが来週から始まるんですって!

なんと!2/27のカペラの本番までリハが残り1回なんですって!

あと今日5月のヴェスプロのチケットを貰ったので、はや!って思ったら、もう3ヵ月前なんですよね。いつも通りでした笑

月日の流れについていけない…_:(´◇` 」∠ ):_


今日はカペラのリハーサルで、例によってイザークとモンテヴェルディ両方リハしました。

やはり2公演分をリハするのは大変で、かなり消耗しました。


写真はかぶちゃんが撮ってくれていました(全く気づきませんでした、盗撮の才能がある笑)。

もうすぐ公演なので、これまでに書いたイザークの記事をここにまとめておきます。

イザークイヤー開幕に向けて

イザークとジョスカン

八咫烏→カペラ

HPレイアウト変更しました→カペラ

ヴォクスマーナ→カペラ→八咫烏

イザークとモンテヴェルディ

カペラ×イザーク公演 | 振替公演決定!

メモリアルイヤー | イザーク&モンテヴェルディ

さらに、花井先生による解説も、期間限定で公開されています→https://fonsfloris.blogspot.jp/2016/12/cappella.html#more

しっかり予習しておくと、イザークの音楽が何倍も楽しめますよ!


来週からリハの始まる、今回のサリクスは乗り番が異常に複雑で、リハを組むのも大変そうです。

ちょっと書き出してみませふ。

Gregorian chant : Tracus ad Vigiliam Paschalem “Laudate Dominum” tutti 16人

P. de la Rue “Laudate Dominum” SATB 16人

L. Senfl “Laudate Dominum” SATB 8人→SSATB 10人→SSATTB 12人

T. Tallis “Laudate Dominum” SATTB 10人

T. L. de Victoria “Laudate Dominum”SATB×2 16人

C. Monteverdi “Laudate Dominum” SSAATTBB 16人(ソロ2人SS)

G. Dreßler “Lobet den Herrn” SATB 16人

M. Praetorius “Lobet den Herrn” SATB 16人

H. Schütz “Lobet den Herrn” SATB 16人+通低

S. Scheidt “Lobet den Herrn” SSATTB 16人(ソロ6人)+通低

J. S. Bach “Lobet den Herrn” BWV230 SATB 16人+通低

ー休憩ー

Gregorian chant : Responsorium ad officium defunctorum “Credo quod Redemptor meus vivit” tutti 16人

G. Dufay “Ave Regina caelorum” SATB 4人

J. des Prez  “Pater noster / Ave maria” SAATTB 12人

H. Isaac”Quis dabit capiti meo”  TTBB 8人

N. Gombert “Musae Iovis ter maximi” SATTBB 16人

H. Schutz  “Das ist je gewisslich wahr” SSATTB 16人+通低

J. S. Bach “Der Geist hilft” BWV 226 SATBx2 16人+通低

ほら!変化に富んでいて楽しそう!笑

これは、、、リハを組むのが大変そう、、、ガクブル

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Salicus Kammerchor第3回定期演奏会

『J. S. バッハのモテット全曲演奏シリーズvol. 3 〜詩編モテットと葬送モテット〜』

チケット発売中!

http://www.salicuskammerchor.com/concert

――・――・――・――・――

Salicus Kammerchor主催第3回ワークショップ

参加者募集中!

http://www.salicuskammerchor.com/workshop

ご好評いただいておりますサリクスのワークショップです。毎回早い段階で応募上限に達しております。

お申込みはどうぞお早めにお願いいたします。

――・――・――・――・――

櫻井元希へのお仕事のご依頼、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

 

メモリアルイヤー | イザーク&モンテヴェルディ

メモリアルイヤー | イザーク&モンテヴェルディ

今日はカペラで3月のモンテヴェルディ公演と、2/27のイザークの振替公演のリハでした。

「2人の共通点は?」

「せーの!」

「ゼクエンツ!!!」

はい。そうですね。2人とも大変なゼクエンツフェチです。

特に今回演奏する2曲のミサではその傾向が強いです。

イザークのミサ「カン・ジェ・オ・クール」モンテヴェルディ「イン・イッロ・テンポレ」

ゼクエンツの展覧会のような曲です。

しかしまぁほんとに2曲とも強烈に個性的です。


イザークはいつものメンバー8人と司祭役の渡辺研一郎の9人で演奏します。

以下のメンバーです。(今日は根岸さんはお休みでした)


いつも自分で写真を撮っているので自分が被写体になることがほぼないのですが、今日はかぶちゃんに撮ってもらいました。上手いなあさすが。

モンテヴェルディは6声なので、これに以下の3人が加わります。


(トミーの顔がいつにも増してデカく見えますが、遠近法です。念のため)

ただでさえ華やかなモンテヴェルディの音楽ですが、12人編成で更にきらびやかなサウンドとなっております。

アンセルモ、カテドラルと、どちらも非常ーーーーに素晴らしい音響の教会で演奏します。

今からとても楽しみです。



夜は古楽道場×計歌会で別のイザークのミサをリハーサルしました。

Missa”Virgo prudentissima ”

こちらは6声のミサです。今年はほんとにイザークいっぱい演奏します。カペラ2/27、サリクス4/22・27、アラミレ9/24、道場×計歌会11/23、それから古楽院でもイザークを取り上げます。

今までの人生の中でこんなにイザークばっかり演奏する年はなかったし、これからも多分こんな年はもう来ないでしょう。

何しろ没後500年ですから。

盛り上げていきますよー!これを機会にイザークの知名度をガッと上げていきましょう!

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Salicus Kammerchor第3回定期演奏会

『J. S. バッハのモテット全曲演奏シリーズvol. 3 〜詩編モテットと葬送モテット〜』

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カペラ×イザーク公演 | 振替公演決定!

カペラ×イザーク公演 | 振替公演決定!

皆様お待たせいたしました!

複数メンバーのインフルエンザ罹患によって中止になってしまった、カペラのイザーク公演の振替公演が決まりました!

月曜日の夜ですが、是非目黒のアンセルモ教会までお越しください。この教会は以前はカペラでよく使用させていただいておりましたが、今後使えなくなる可能性があり、そういった意味でも貴重な機会になろうかと思います。

1月のチケットをお求めくださった皆様、払い戻し方法は以下のリンクより確認出来ます。大変お手数おかけして大変申し訳ありません。

https://fonsfloris.blogspot.jp/2017/01/1.html

この度はカペラの演奏会を楽しみにされてきたお客様に残念な思いをさせてしまいましたが、3月のモンテヴェルディ公演と振替公演、リハーサルを同時進行でがんばりますので、これからもカペラをどうぞよろしくお願いいたします!


ヴォーカル・アンサンブル カペラ2016/2017シーズン定期公演

イザーク没後500年記念

2017年2月27日(月)午後7時開演(6時30分開場)

聖アンセルモ・カトリック目黒教会

演奏プログラム、出演者は変更ありません。
6時40分から、音楽監督の花井哲郎による解説があります。

チケット 1月20日発売
前売:一般 4,500円 ペア 8,400円
当日:一般 5,000円
学生:2,500円(学生証をご提示ください)

チケット販売所
東京古典楽器センター 03-3952-5515(チケット郵送可)
サンパウロ(「四谷」駅前) 03-3357-8642
※東京文化会館チケットサービスでは取り扱いませんのでご注意ください

 

公演詳細

 

またこの公演のプログラムノートが公開されています。

期間限定ですのでぜひこの機会にご覧ください!

https://fonsfloris.blogspot.jp/2016/12/cappella.html

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Salicus Kammerchor第3回定期演奏会

『J. S. バッハのモテット全曲演奏シリーズvol. 3 〜詩編モテットと葬送モテット〜』

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Salicus Kammerchor主催第3回ワークショップ

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イザークとモンテヴェルディ

イザークとモンテヴェルディ

今日は3月のカペラのリハと、夜は道場+計歌会のレッスンでした。


カペラは3月にコントラポントの公演に友情出演(?)する予定で、モンテヴェルディのミサIn illo temporeを演奏します。

このミサは有名なヴェスプロと同じ楽譜集に含まれ、新技法のヴェスプロに対して、旧技法のミサとして対置された作品です。

曲は先日までリハーサルしていたイザークのミサに匹敵、あるいはそれを超えるほどゼクエンツが多いです。

祭りです。もう、ゼクエンツの。

イザークから100年後の作曲家だけあって、そのゼクエンツにひと工夫もふた工夫もあって、時代の流れを感じます。

しかも6声なのでより技法としては複雑です。

いやーそれにしてもゼクエンツだらけ。そして回数が多い!

ゼクエンツって構造的にいくらでも繰り返せるんですが、大体3-4回もやればいい方で、5回あると多いなぁって思うし、バッハなんかは2回とかでやめちゃったりして、潔いなぁなんて思ったり。

で、モンテヴェルディはコレです↓


赤で括弧したところがゼクエンツの部分です。練習番号20番のところから、それぞれ4回、3回、6回、4回、とここだけで4種類のゼクエンツが現れます。

まああああシツコイ!こんなにシツコイ人いるかしら!っていうくらいシツコイです。

このシツコさによって、expecto「待ち望む」を表現てるんですね。待ち焦がれてる感が物凄いです。

今までイザークを練習していたので、技法の新しさが目立ちます。

特にモンテヴェルディは和声的にビックリするくらいモダンで、ドミソで終止したあとにミソ♯シで始まったりします。ウォーマジか!なにこの斬新さ!ってなります。一瞬なんの和音が鳴ったのかわからないくらい斬新です。

「最近の若いものの考えることときたら、、」

などと当時の先輩音楽家は思ったでしょうか笑

モンテヴェルディ生誕450年記念演奏会1〜ルネサンス対位法の集大成のミサ曲と初期イタリア・バロックの器楽作品が大聖堂に織りなす幽玄なる音世界!
2017年3月17日(金) 午後7時15分 東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂

クラウディオ・モンテヴェルディ Claudio Monteverdi (1567-1643)
ミサ《イン・イロ・テンポレ》 Missa In illo tempore
ジョヴァンニ・ガブリエリ、ダリオ・カステッロ、ジョヴァンニ・ピッキらの器楽作品
Giovanni Gabrielli (1554/1557?-1612?, Dario Castello (d.1630?), Giovanni Picchi (1571/2-1643), Instrumental works

古楽アンサンブル コントラポント 器楽アンサンブル
ヴァイオリン violone:丹沢広樹 コルネット cornetto:上野訓子
ドゥルチアン dulciana:鈴木禎 リュート liuto:金子浩 オルガン organo:花井哲郎


夜は古楽道場と計歌会合同のレッスンでした。

この2つの団体は昨年まではそれぞれ別の勉強会として、ジョスカンとマショーをやってきました。

今年は合同でイザークの6声のミサを演奏します。

Missa “Virgo prudentissima”

このミサも凄いです。面白い!

メンスーラが複雑で変化に富んでいて、特に私の歌っているVagansというパートはスレスレのところを綱渡りするようなスリリングさで、時々限界を迎えて派手に他のパートと半音でぶつかったりして超楽しいです。

結構な時間「レファファ♯ラ」っていう現代の音楽用語で言うドゥアモルみたいな和音が鳴るんです。

それはそれは緊張感高いです。

こちらは1年間かけてじっくり学び、11月に本番が予定されています。


(写真)私の歌うパートVagansというパート名が書かれています↑

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演奏動画公開中!

Heinrich Schütz “Musikalische Exequien” op. 7 III. Canticum Simeonis / Salicus Kammerchor

Ensemble Salicus : Gregorian chant from “Proprium in ascensione Domini” / “Ordinarium missae I”

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主宰団体Salicus Kammerchorホームページはコチラ

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櫻井元希へのお仕事のご依頼、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

【再投稿】カペラ公演中止

【再投稿】カペラ公演中止

何度もお知らせ申し訳ありません。

ヴォーカル・アンサンブル カペラの新年公演は3公演全て中止となりました。

本日12日の公演もありません(本日の公演には櫻井は当初より出演予定ではありませんでしたが)。ご予定いただいていたお客様、大変申し訳ありません。


事務局から正式に払い戻し方法の公表がありました。

お手数ですがいずれかの方法で払い戻しをお願いたします。

http://fonsfloris.blogspot.com/2017/01/1.html

カペラ1月公演 チケット代金払い戻しのご案内

1月8日、9日、12日公演チケット払い戻しについて、次の通りご案内いたします。
大変お手間をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。
不明点等は、ご遠慮なく最下部にございます問い合わせ先までお知らせください。

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◆東京文化会館チケットサービス窓口での払い戻し
東京文化会館チケットサービスにて購入された方は、窓口での払い戻しが可能です。
払い戻し受付期間:1月13日(金)から2月12日(月)

◆銀行振込での払い戻し(東京文化会館チケットサービス利用の方を含みます)
払い戻し受付期間:1月13日から2月12日

【1】フォンス・フローリス窪田宛、次の情報をお知らせください。
1. ご住所 〒
2. お名前
3. 連絡可能な電話番号
4. 返送チケットの種類 (一般 ・ ペア ・ 学生) 枚数 枚
5. 払戻金の振込先
金融機関名
支店名
口座 種別(普通・当座・定期)
番号
名義

※以上の項目を漏れ無くご記入ください

【2】ご連絡頂いた方にはチケット返送先等の詳細をおしらせします

払い戻しに関するお問い合わせ、連絡:
フォンス・フローリス
(窪田)携帯:080-5099-3751 電子メール m-kubota@fonsfloris.com