ヴォクスマーナ→MV撮影

ヴォクスマーナ→MV撮影

今日は5回目(多分)の伊左治練でした。

「人の声」、「春の楽語集」「人生のモットー」をやりましたが、この「人生のモットー」という曲が、どことなーく武満徹の「さようなら」を想起させるんですね。

誰かに似てるっていうのは作曲家にとっては褒め言葉ではないと思いますが、武満だったらいいよね。真似できるような代物じゃないから。

武満徹の「うた」(という合唱曲集)のような曲って他にないなぁと思います。

難しいけどちょっと頑張れば歌えて、さらりと軽くて、温かみがあるのに鋭く妥協がなくて、捕まえられそうで決して捕まらない。

武満がもっと合唱曲書いててくれればなぁとか思ったりもしましたが、どっこい私たちには伊左治直がいますよ。

今回の演奏会は、普通の合唱愛好家の方に、ヴォクスマーナを知ってもらうきっかけになればと思います。

それで、現代曲恐るるに足りず、と思ってもらえたらいいな。

最初に演奏するNippon saudadeは割とド級の現代曲です。

全然関係ありませんが、リハ会場の目の前のお店です。


午後はアンサンブルサリクスのミュージックビデオを撮りました笑

Ensemble Salicus

Salicus Kammerchorから生まれた声楽アンサンブル、グレゴリオ聖歌を主なレパートリーとする。10世紀頃に書かれた「古ネウマ」を手がかりに、グレゴリオ聖歌の歌唱法を模索している。特に装飾ネウマと呼ばれる、クィリスマ、オリスクス関連ネウマ、トリゴン、アポストロファの演奏法に注目し、今までにない微分音をも用いた装飾の可能性を追求している。

メンバー:櫻井元希、佐藤拓、富本泰成、渡辺研一郎

グレゴリオ聖歌だけで20分くらいの動画になる予定です。編集作業大変だろうな、、、。

撮影はいつものLeibniz Recordさんです。

超大変な撮影でしたので、終わったあとに無駄な写真を一杯撮りました。


おそらく10月には公開できると思います。

お楽しみに!

夜はサリクスの運営会議。今日は疲れました( ̄◇ ̄;)

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カルグラの反響 | ヴォクスマーナ→サリクス

カルグラの反響 | ヴォクスマーナ→サリクス

昨日の投稿、反響が大きくて驚いています。しかも深夜のテンションで書いたので若干恥ずかしい笑

でもインパクトありますよね。4人全員でカルグラ(通称全グラ)

昨日の記事はコチラ

今日はヴォクスマーナとサリクスのリハでした。


今日はバスメンバーを激写しました。

松井さんはホットドッグ的なものを食べていますが楽譜は手放しません。小野さんはこれ下半身どうなってるんでしょうか笑。矢吹くんはただのイケメンです( ̄▽ ̄)

今日も4時間の練習でしたが、1曲とプラスαくらいの練習でした。多分今日練習した箇所の総演奏時間は5分くらいです。

いやー歌って難しいですね。

夜はSalicus Kammerchorのリハでした。

今回からトップ練というのを設けて、各パートから1人ずつ核となるメンバー4人での練習でした。


わざとらしく歌ってるふりしてますね笑

ほんとお馴染みのメンバー過ぎて居心地の良さが異常です笑

拓さんとは昨日のアガリアムも一緒でしたが、やってる音楽ジャンルの落差がエグいですね。

でもまぁ、同じ音楽です。大差ありません。

今回多分一番合唱として大変なのはカンタータ47番の冒頭合唱。

これは、凄い曲です。

でもそんなに凄く聴こえないんだよなー。それがまた凄さなんですが。

こんなに凄いことやってるのにさりげなくて自然なようにも聴こえる。ギリギリのところでせめぎあって、崩壊寸前で秩序が保たれている。バッハさんスゲー。

138番の方はそれに対してもうそれはそれはただの名曲。

みんな歌いながらホエーっつってアヘガオです笑。

凄い演奏会になりそうです。

演奏会詳細はコチラ

Salicus Kammerchor2016-17年シーズン定期会員の申込み締切が迫っております。

目標の50名様まであと19名様!

ここからの駆け込みに期待したいところですが、今回もなかなか厳しいですね。

締切まであと14日!

ここでも会員特典について載せておきます。

【定期会員】会費10,000円

会員特典

1.定期公演へのご招待。

第3回定期演奏会の2公演が対象となります。7000円相当!

2.ジョイント公演・ワークショップ等サリクス・カンマーコアの企画するイベントの割引。
決まっているだけで、ジョイント公演500円引き!10月のワークショップ2000円引き!4月もワークショップを行う予定ですので、そちらも併せると4500円相当!

3.前年シーズンに行われた演奏会よりハイライトCD(非売品)を贈呈。

非売品!プライスレス!収録時間50分!

4.リハーサル見学。

公演当日のゲネプロをご見学いただけます。10月のジョイントコンサートも対象となっています!

5.プログラムへの芳名記載。お名前をプログラムに掲載させていただきます。

匿名希望の方はそのようにお知らせください。

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ヴォクスマーナ | 入野義朗、伊左治直個展→カペラ | ビクトリア

ヴォクスマーナ | 入野義朗、伊左治直個展→カペラ | ビクトリア

今日はヴォクスマーナのリハーサルでした。

12-13時で入野義朗個展の男声練。

今回松井さんが乗れないので、谷本くんが初めてヴォクスマーナに参加します。


12-13時って、そういう区分で貸してる会場あるのかな、と思ったら、この為だけに午前午後まるまる借りたそうです。なんと贅沢な笑

入野義朗個展でヴォクスマーナは、「凍る庭」というピアノ付きの作品を演奏します。

普段アカペラで演奏することの多いヴォクスマーナですので、ピアノとの共演も楽しみです。ピアノは篠田昌伸さんが弾かれます。

演奏会詳細はコチラ


谷本くんは今回ヴォクスマーナ初めてですが、11月にはカペラにも初参加します。


この日私がどうしても都合がつかなかったため、代わりに入ってもらうことになりました。

カペラはクワイヤブックであったり、音律や歌い回しでもかなり普通とは違うことをやっているので(だからといって奇をてらっているわけでは全くありません。普通がおかしいのです)、なかなか代打を頼める人がいないのですが、谷本くんの尋常ならざる能力をもってすれば、カペラにあっても素晴らしく歌ってくれると思います。

サリクスで何度も歌ってくれていますしね。

カペラの演奏会詳細はコチラ


今日13-17時は伊左治練習の3回目でした。

今回から1曲1曲じっくりとしたリハーサルにシフトして、今日は4時間で1曲の途中までしかいきませんでした。

そして下の写真の3小節には1時間半をかけました。


ほんと、むずいっす。そのくらいかけないと出来ないです(いや、こんだけやっても出来てはないです)。

まだリハーサルは始まったばかり。じっくり取り組みます。


オ・マ・ケ

先日のアラミレの大森教会でのリハーサルからグレゴリオ聖歌の録音をアップします。

Graduale “Propter veritatem”

途中のソリ部分は私と渡辺くんで歌っています。我ながらブレンドが凄い笑

アラミレの演奏会についての記事はこちら↓

今年のアラミレ

ブルガリアンヴォイス→アダム・レナー

Alamire | Adam Rener “Missa beata virgine”

演奏会詳細はコチラ

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アンコール→サリクス

アンコール→サリクス

今日はヴォクスマーナ伊左治定期のリハからのサリクステノールパート練でした。

(今日は机の上をメインに撮ってみました、絵変わりがしなくて退屈かと思って笑)


なんでかわかんないんですけど伊左治さんの曲を沢山やっていると物凄く疲れます。

今まで単品でやっていた時は全く思わなかったのですが、13曲並べるとなると相当大変だということがわかりました。

集中力が必要な、つまり綿密に練られた作品であるということもあるんでしょうけれど、単純にテノールには休符が少ないような気がします笑

つらい笑


ところで、いまだかつて、

「アンコールピースを新曲委嘱初演して、そのアンコールピースだけを集めたプログラムで演奏会をする」

という試みがなされたことはあるのでしょうか?

実は世界初なんじゃないかな、このクレイジー企画。

ヴォクスマーナとしては伊佐治さんのアンコールピース初演というのは毎度のことで、当たり前のようになっているけど、そもそもアンコールを新曲でやるということ自体なかなか奇特な発想ですよね笑

ここにも書きましたが。



(昨日見てた資料です。やっぱ立奏なのかな)

今日からいよいよ、サリクスのリハーサルが始まりました。

今回からパート練習を事前に組むことにしまして、今日はテノールのパート練習でした。

私のリハーサルは基本はひとつひとつ、全てのパートの全ての箇所をこうやってーって歌うので、初めからパート練習にした方が効率がいいと判断したのでした。

なぜそういう練習になってしまうかというと、歌うのが一番てっとり早いからです。そしてどんな細かいところでも、無意識に歌って欲しくないからです。

だから結局全てのパートの全ての箇所を歌うことになってしまいます。

もちろん効率は悪いと思います。カンタータクラブのように潤沢な練習時間があるわけではないので。ロ短調ミサの全てのパート全ての箇所を歌うリハーサルなんて、カンタータクラブ以外ではできません笑
今回のテノールは、金沢青児、佐藤拓、沼田臣矢の3人です。

(あ、やべ、写真撮り忘れた、こ、ここにプロフィール写真ならあります!)

いやーテノールはほんとに人材が豊富でありがたいです。

みんなほんといつものメンバーなので、私の言うこともわかってくれます。

多分私がやってるようなリハを普通の声楽家の人が体験したら、キレて逃げると思います。

ほんとにありがたい。

それにしてもバッハのテノールは鬼畜です。(稲葉浩志ほどではないにしても笑)

テノールに声種変更してからより身につまされちゃってほんともう泣けるヽ(;▽;)ノ

でも、自分には絶対実現不可能なことでもジャンジャン要求するよ!指揮者ってなんて素敵な職業なのかしら!( ̄◇ ̄;)

ほんと、みんな嫉妬するくらい、え?こんなこともできるの?じゃあこれは?え?これもできるの?じゃあもっとこうして!

いやはや、人間は欲深い笑

みんなほんと凄いです。ぜひ聴いていただきたいな。

演奏会詳細

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演奏動画はコチラ

特典充実!

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ボイトレ、ヴォクスマーナ、アガリアム

ボイトレ、ヴォクスマーナ、アガリアム

今日は午前中ボイトレのレッスン、午後ヴォクスマーナ、夜アガリアム合唱団という日でした。

書くことがあり過ぎてどうしようって感じですけど書きます。

午前中のレッスン生さんはもう2-3年通われている方なのですが、本当に毎回声が変わっていきます。

やっぱり私も相手も生き物なので、毎回毎回違うんですよね。だから毎回レッスンも違う感じになるし、声も違う感じになる。

今まで出たことのない声とか、今までに感じたことのない感覚、とかいうのが得られると嬉しいですよね。

ああ、こういう声も出るのか!とか、おお、こういう感覚もあるのかって思えるのが醍醐味ですね。



午後はヴォクスマーナへ。何の練習かというと、なんと1/12の本番のための練習です。

準備はや!

実はこの演奏会本来は10月が本番のはずだったのですが、やんごとない事情で本番日が移ったのです。

ですが練習予定日はあらかじめ決まっていたので、せっかくだから早めにとりかかるか、ということで今日からスタートしました。

演奏会詳細はコチラ

今回の定期は伊佐治直さんのアンコールピース全曲演奏会。

全曲がアンコールで出来た演奏会なんて凄いですよね!斬新すぎる!

アンコールピースのシリーズについては過去のブログにも書いています。

そもそもこのアンコールピースのシリーズというのは、ヴォクスマーナが伊左治さんに第19回定期演奏会の際に委嘱した作品、Nippon Saudadeがきっかけだったそうです。

ヴォクスマーナに普通のドミソを歌わせたら面白いんじゃないか、というアイデアで伊左治さんがこの作品の最後の部分に、単独でアンコールピースとしても成立するコーダをつけたのだそうです。

それがきっかけで第20回定期ではこのコーダ部分《歳月》をアンコールとして再演、第21回定期からアンコールピース初演のシリーズとなったのだそうです。

そこから前回の定期まで13作品このシリーズは続いてきました。

今日全ての曲の音出しをしてみて思ったのは、これらの作品の多彩さです。

全てがアンコールピースなので、似たような作品の羅列になるんじゃないかなぁと思っていましたがどっこい。大胆さ、繊細さ、ユーモア、アイデア、斬新さに溢れた凄い作品の数々です。

これはなかなか歌いごたえ満載の、どっちかというと消耗系の笑、骨太企画です。なんというか、緩みがないといいますか、いや、雰囲気として緩んだ曲も勿論あるんですが、その芯の部分ではこう、ピリッと締まった、付け入る隙を許さないような厳しい世界がある、という感じでしょうか。

これは、まとめて出版されたりしないんでしょうか。

広く歌われて欲しいですね、、。出版されないとなかなか普通の合唱団では取り上げられませんから。


そして夜はアガリアム合唱団のリハーサルへ。

アガリアム合唱団は私のボイトレの先生、徳久ウィリアムさんの主宰する団体で、特殊発声を使った声楽アンサンブルです。

こういうのやります。

実は私喉詰め発声、カルグラ、できるんです。

一回八咫烏でもカルグラは使いました。

これの最後の音です。

サルデーニャの男声合唱テノーレスはほんと昔から心底憧れていたので、今回自分がその演奏に加われることがマジで嬉しいです。

ちょっと私の専門からは外れるけど、でも価値観の多様さと引き出しの多さは自分のセールスポイントでもあるので、これはこれで本気でやります。

喉詰めとカルグラ、それにオルティンドー、本番までに人前に出せるように鍛えます。

イベント詳細はコチラ

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