感謝感激!!

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去る9月30日、Salicus Kammerchor2018−19年シーズンのサポート会員、お申込みを締め切りました。

結果は定期会員96名様にお申し込みいただきました!

目標の100名様にはほんの僅か届きませんでしたが、かなり迫ることができました。

お申し込みくださいました皆様、誠にありがとうございました。

昨シーズンが68名様だったので、大躍進と言っていいのではないでしょうか。そしてそれに加え、今回はご寄付がかなりの口数になりまして、来年の「J. S. バッハのモテット全曲演奏会・全曲録音」に対する期待の大きさを感じました。


そろそろモテット全曲の後の構想について具体的に考えていかなければならない時期に来ているのですが、私の頭の中にはあります!しかしどのくらい勝算があるかというところがまだ詰められていないので、公表はもう少し後になります。

少しだけ漏らすと、カンタータをまたちょっとずつやろうかな。と思っています。


さて、Salicus Kammerchorの直近のイベントは、10月14日のワークショップです。

グレゴリオ聖歌と、ラ・リューのモテットを取り上げます。

定員がありますので、お申込みをお考えの方はお早めにどうぞ!

毎回参加してくださっている方でも充分得ることのあるワークショップになると思いますので、リピーターも大歓迎です。

レッツネウマ!

ところで僕のページを見てくださっている方みんながネウマをご存知とは限らないと思うので、ここで改めて紹介します。

これがネウマだ!

上にタイプしたのが写本の名前です。

これはワークショップで取り上げるグレゴリオ聖歌(11月30日のEnsemble Salicusの演奏会でも演奏します)で、全部同じ曲です。

歌詞が書いてあって、その上にあるうねうねとした記号がネウマです。一番上はラン式のネウマで、2個目以降はすべてザンクトガレン式と言われるネウマです。

これは写本による微妙な違いを比較するために作った資料なのですが、ワークショップではこれらを使って実際にどう違うのか歌ってみようと思います。

そして後半はラ・リューのモテット、これもなかなかおもしろい曲で、2つのテキスト、2つの定旋律が共存しているモテットです。

ルネサンス・ポリフォニーってどう歌ったらいいかわからないという方はぜひご参加ください。

迷いなく歌えるようになります。


そして!このワークショップの前にカペラの演奏会があります。

ビクトリアのレクイエム。有名曲ですね。しかし、グレゴリオ聖歌を交えた典礼形式での演奏となるとなかなか聴くことができないと思います。

今回6声の曲なので12人編成!と思いきやバスを強化するために西久保さんもオンステくださることになり(チラシには載っていません)、なんと13人編成の豪華な布陣!

カテドラルに響き渡る荘重なサウンドに思いを馳せるだけで涎が出そうです!

 

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Salicus Kammerchor

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公演情報

次回はEnsemble Salicusの演奏会です!

http://www.salicuskammerchor.com/concert

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CD・DVD発売中!

昨年10月に開催されたLa Musica CollanaとのジョイントコンサートのライブCD

第2回定期演奏会のライブDVD

をウェブ販売しております!

http://www.salicuskammerchor.com/goods

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サリクス通信に加藤拓未、渡辺研一郎が登場!

http://www.salicuskammerchor.com/mail-magazine-1

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櫻井元希へのお仕事のご依頼、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

バッハ→ブリテン

バッハ→ブリテン

風すごいですね。

台風来てるんでしょうか。

今日の午後はバッハカンタータアンサンブルのリハでした。

今度の演奏会はまた私が振らせていただくことになったのですが、また選曲がイイ!

102.177.180です。

102は確か学部4年の時にカンタータクラブでやりました。

g-mollミサの元曲です。

バッハにとってミサって、ざっくり言うと彼のお気に入りのカンタータの詰め合わせ的な風情なので、その元曲のカンタータって名曲揃いなんですよね。

102はその中でも一二を争う私のお気に入り。

学部の時は合唱を歌っていたので、今回振れることになって、非常に楽しみです。

180番は私が演奏委員長になった年の定期演奏会で時にやった曲で、一言で言うと天国みたいな曲です。

リコーダーとオーボエのハーモニーの中をユニゾンで進む高弦が美しい。

177は今回初めてやりますが、なんとファゴットとヴァイオリンオブリガートのテノールアリアがあります。

200曲以上近くあるバッハの声楽作品の中でこんな変態な編成はこの曲1曲です。

しかしそれにしてもバッハの作品は比類なく複雑。

絶対に聞き取れないに違いないという細かな工夫がとんでもない数散りばめられていて、それら全てに気を配りながら演奏するのは至難です。

うおおおおそこまでする必要あったかあああ?いえ、必要なくてもやるんです。聞き取れなくてもやるんです。それがエンターテインメントでない音楽の真髄なのです。

これをオケも合唱もアマチュアで、半年で演奏しようというのだから気合いが半端ないです。


夜は会場を移動して、いつも一緒に演奏している金沢青児さんのリサイタルのお手伝いに伺いました。

ブリテンのカンティクルをやるそうなのですが、それにグレゴリオ聖歌が使われていて、それをカンティクルの前に演奏するのでレクチャーして欲しいとのことでした。

今日はその2回目だったのですが、ブリテンの方の発音指導に三ヶ尻正さんがみえていて、伴奏の寺嶋陸也さんとさらに歌い手の方には春日さんがいる中で私がグレゴリオ聖歌をレクチャーするというとんでもないイベントでした(爆笑)

いやー緊張した笑

歌い手は金沢さん、春日さんに、カウンターの武川くんという編成なのですが、本当に音色が素晴らしくて柔軟性もあって、素晴らしい出来栄えになっております。

7/10の本番には私も伺わせていただきますが、非常に楽しみです。

 

そしてもう一つ運命の巡り合わせを不思議に思うのは、このリサイタルに教音(広島大学教育学部第四類(生涯活動教育系)音楽文化系コース)の後輩である近藤くんが出るということです。

金沢さんから近藤くんを紹介してほしいと言われた時はビビりました。なぜそこが繋がるのか笑。面白いですね。(一番右が近藤くんです)

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Salicus Kammerchor

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イケダギャラリーに行ってきました

イケダギャラリーに行ってきました

先週金曜、N響定期、イワン雷帝のゲネプロ後の空き時間にブルードレスに遊びに行った時、長坂さんにちょうど翌日ギャラリー見学会するから来ない?とお誘いを受けまして、翌土曜日行ってまいりました。

わたくし美術には疎くて存じ上げなかったのですが、イケダギャラリーってアンディ・ウォーホルなんかを日本に紹介した、すんごいギャラリーなのだそうです。

http://www.akiraikedagallery.com/home_j.htm

ここにいけば最先端のものが見れるということで、長坂さんは何度もこういう会を開いているそうです。

ほんと私なんかがその場にいるのが場違いなんじゃないかと思うほど浮世離れした空間でした。

今回展示されていたのは、Heribert C. Ottersbachという人の209-13年あたりに制作された作品でした。

美術館で見るのと違って限界まで近寄って見れますし、ずーーっと見てても舌打ちされないし、とても贅沢な時間でした。

今回の展示ではありませんが、イケダギャラリーのホームページの過去の展示会というところで作品が見れるようになっていました。

http://www.akiraikedagallery.com/pe%20Heribert%20C.%20Ottersbach%20tokyo%202013%20j.htm

上の写真には4人しか映ってませんが、7−8人集まられていたでしょうか、ブルードレスの代表、弁護士さんや原子力開発機構にお勤めの方など、日常生活ではまずお目にかからない方々とお話できたのも楽しかったです。

古ネウマのこともプレゼンしときました笑笑

長坂さんと1枚。イケメンや・・・。


さて、ギャラリーに行ったのは一昨日ですが、昨日から早速現実に戻って今週末本番のバッハのリハをしてきました。

今週は2つの本番がございます。

計歌会&FF古楽道場 合同発表会
イザークのミサ《いとも聡明なおとめ》

日時:
2017年11月23日(木祝)16:00開演(15:30開場)

会場:
大森福興教会

曲目:
グレゴリオ聖歌 聖母被昇天のミサ固有唱
Gregorian chant, Proprium missae de Assumptione Beatae Mariae Virginis

ハインリヒ・イザーク ミサ《いとも聡明なおとめ》
Heinrich Isaac (1450/55?-1517), Missa Virgo prudentissima

詳細

6声の壮大なミサ曲を固有唱とともに、2つのグループが合同で演奏します。

なかなか聞くことの出来ない作品ですのでお聴き逃しなく!


バッハカンタータアンサンブル第44回演奏会

日時:11月26日(日)
会場:神田キリスト教会
曲目:
J. S. バッハ
カンタータ第98番・第190番
マニフィカト(初稿)BWV243a
こちらもまたちょっと変わり種で、マニフィカトはマニフィカトでもEs-Durの初稿の方です。そろそろ待降節ですが、この初稿にはクリスマスのためのコラール他が挿入されていて、より愛らしく親しみやすい印象になっています。
190番もなかなか変わり種で、鈴木雅明・優人親子による補筆版です。
そのあたりは以前のブログに書いていますので、よろしければコチラもどうぞ。

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Salicus Kammerchor

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次回公演は2018年5月の第4回定期演奏会です!

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プロコフィエフ作曲オラトリオ〈イワン雷帝〉 ほか

プロコフィエフ作曲オラトリオ〈イワン雷帝〉 ほか

インスタバエ

このところブログが滞っていて、書きたいことが溜まってます。

ちょっと前からインスタグラムのアカウントを作ったのですが、全く楽しみ方がわからず、とりあえずインスタバエ(凄く見た目のいい蝿のこと)ってこれやろがー!っていう写真を撮って載せることにハマってます。

インスタの楽しみ方がわからないのがオジサンの始まりらしいので、頑張ってます笑

インスタバエてますでしょうか・・・。


プロコフィエフ作曲オラトリオ〈イワン雷帝〉

昨日からイワン雷帝のマエストロ稽古が始まりました。

N響定期に乗るのも東京混声合唱団にトラで乗るのも初めてなので楽しみです。

昨日も初めてN響の稽古場に行ってきたのですがなんつーかもう、えー素晴らしくいきとどいた過ごしやすそうな建物でした。

先週は別会場での合唱稽古だったのですが、近くの早稲田奉仕園スコットホールで映画の撮影をしていて、わりと私たちはその話題で盛り上がりました。

どの映画で誰を見たかとか言っていいかわからないので言わないことにしますが(多分全然問題ないけどチキンなのでやめます)、主演女優の方を見かけました。

あー嘘です。わざわざ見に行きました。

お昼の休憩時間に、K池E子いるぞ!って軽く騒ぎになりまして、「マジか!見に行こう!」ってわざわざ見に行きました。

私KジーJニーのファンで、K池E子は見たいぞ!って思いもあったのですが、それより男子のノリに乗っかって男子同士仲良くなりたいっていう思いの方が大きかったり、そんな自分かわいいと思ったり、でもそういう打算的なところが嫌いだったり躁鬱忙しいですが。

K池E子さんが実際どういう感じだったか詳述は避けますが、とりあえずお陰様で1日元気に過ごせました( ・∇・)

あとは共演者の方が、コーヒーの移動販売車を車ごと差し入れしてたのには目が皿になりました。


えー。肝心のイワン雷帝について何にも言ってない笑

以前のブログにも書きましたが、この作品はプロコフィエフが同名映画のために作曲した音楽を、のちに別の方がオラトリオとしてまとめたものです。

いわゆる劇伴というやつですがこれがなかなか侮れません。

あらゆる名作は制約があるからこそ生まれるといいますが、この劇伴という制約の中でプロコフィエフの挑戦と工夫が随所で個性的な響きを作っています。

その上で失われることのないポピュラリティー。

名曲の条件、普遍性と独創性のバランスのとれた作品だと思います。

曲調も映画の内容から制約を受けていますので全体的に暗く辛いものが多いですが、故郷を失った私たちに、タタール人に祖国を奪われたルーシの人々に被らなくもなく、なかなかジーンときます。

私たちの故郷はどこに行ったのでしょうか。もう戻ってくることはないのでしょうか。


ともあれ100人の声楽家達による合唱はもんの凄い迫力です。

普段多くても10数人のアンサンブルでしか歌ってない私としてはもうカルチャーショックです笑

私今回トップテナーなんですが、終曲ではb音をa母音で30秒くらい伸ばします。バーバーショップか!Σ\(゚Д゚;)

もちろんオクターブ上ではソプラノが同じく絶叫してます。うーむ。楽しい。

普段こういうことしないのでやけにテンション上がっちゃいます笑

こちらの公演、私はチケット持たされていませんので、チケットをお求めの際は直接N響の方までお願いいたします。

http://www.nhkso.or.jp/concert/concert_detail.php?id=691


計歌会&FF古楽道場 合同発表会 イザークのミサ《いとも聡明なおとめ》

来週末はイワン雷帝ですが、再来週は2つ演奏会がございます。

一つは11月23日計道会の発表会

私にとってメモリアルイヤーのイザーク歌い納めです。

歌い手中心の若い勉強会のFFの古楽道場と、古楽界で活躍されている器楽の方々中心の計歌会が合同で発表会を行います。

ミサをグレゴリオ聖歌の固有唱とともに歌います。

勉強会という性質のため、グレゴリオ聖歌の先唱や朗読を交代で歌うのですが、私は通常唱の先唱と福音書、主の祈りを担当します。

いつもカペラやアラミレでは研一郎がやっている部分で、なかなか出来る機会がないので、これも楽しみです。

通常唱でグレゴリオ聖歌が必要な部分は、1511年に出版された聖歌集、Graduale Patavienseを使います。

これがその聖歌集です。このまま使ってもいいのですが、ちょーっとこのタイプのネウマは読みにくいので、普通の四角譜に書き直しました。

結構きれいでしょ笑

4線は普通に赤ボールペンで書きました。

こういう作業好きなんですよねえ。楽しい・・・。

で、このキリエをもとにイテミサも作りました。

あとアニュスも作んなきゃいけないんだけどまだ出来てません笑


バッハカンタータアンサンブル 第44回演奏会

それからもう一つは11月26日のバッハカンタータアンサンブルです。

これも以前のブログにマニフィカトについて特に詳しく書いたのでよろしければこちらもどうぞ。

この団体、普段は花井先生が振られているのですが、今回代役で振らせていただくことになりました。

もーーほんとに花井先生の凄さ、大変さをヒシヒシと感じております・・・。笑

今回マニフィカトとともに演奏するカンタータBWV190は、残された資料が不完全で、一部補筆の必要な作品です。

具体的には第1曲・第2曲の金管、ティンパニ、オーボエ、ヴィオラ、通奏低音と、第7曲のヴィオラです。

この欠けた部分を補筆するのですが、結構沢山欠けているので、補筆する人次第で全然別の曲になっちゃいます。

私たちが今回使用するのは、鈴木雅明、優人さん親子が補筆し、BCJが録音し、カールスから出版された楽譜なのですが、YouTubeには色んな方の補筆版が上がっていて、もうほんと別の曲です。大変興味深いです。

Koopman版

Gardiner版

第1曲だけでも聴き比べてからお越しになると、結構面白いと思います。全然違います。

それで今回演奏するBCJ版ですが、発売されているCD音源と出版されているカールス版スコアでも、微妙に変更されている部分があるのですが、幸いカンタータクラブつながりで優人さんと面識があったため、メールで疑問点を聞くことが出来ました。

優人さんありがとうございます。

こういうのほんとにいいですよね。バッハにもメールで聞きたいこと山ほどある・・・笑

この他BWV98も演奏します。こちらは終結合唱のない短めのカンタータです。季節的にもちょうど今頃演奏された佳作です。

こちらの演奏会は毎回満員近いお客様にご来場いただいております。

お早めにご予約いただいたほうがよろしいかもしれません。

http://bachkantate.web.fc2.com/nr44.html

↑こちらのホームページ下部の連絡先よりご連絡ください。

 

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秋になれば

秋になれば

木の葉こ落ちて
どじょっこだの ふなっこだの
船っこ来たなと思うべな


秋ですね。

今日妻は広島から来た友達とミニーマウス風赤白水玉模様のスカート(友人作)をはいてディズニーランドに行きました。5時起きで。

楽しそうで大変良いですねえ。

温かい眼差しで送り出しました。笑


9月末はサポート会員募集で、10月はEnsemble Salicusレクチャーコンサートで忙しくしておりましたが、秋といえばもう一つ、そう助成金のシーズンなんですね。

未だ一円ももらえておりませんが、今年も不屈の精神で申請を出します!

それで助成金を出すのに過去の実績というのをまとめていたのですが、これがなかなか感慨深い・・・。

2015度(助成金は年度区切っているため私たちの設けているシーズンとはずれています。これがまたややこしい笑)は第1回定期演奏会のみで赤字、サポート会員募集を開始。

2016年度は第2回定期演奏会とジョイントコンサートもやってしまったためかなりの赤字、しかしサポート会員さまの応援のお陰で年度としては赤字回避。

2017年度つまり今年は第3回定期演奏会とEnsemble Salicusですが、なんと先日のEnsemble Salicusの演奏会がサリクス史上初の黒字を叩き出した為、その分録音準備金に回せそう。

3年で、赤字→トントン→黒字となりました。皆様のおかげです。本当に感謝感激でございます。

サポート会員収入も2015年529,000円→2016年610,000円→2017年816,000円と本当に順調に増えていっています。ありがたい限りです。

もちろんまだこれだけで録音が出来るわけではないのですが、来年度と再来年度の助成金が取れればかなり可能性は高くなります。おそらくそれだけで録音経費まかなえます。

なので今年は是が非でも助成金獲得したいところなのです・・・。

もちろん取らぬ狸のなんとやらですので、取れなかった場合ももちろん考えなくてはなりません。その場合は録音のためのクラウドファンディングをやることになります。

ともあれ、皆様のお力添えのお陰で徐々にSalicus Kammerchorの活動が軌道に乗りつつあります。本当に有難うございます!


さて、秋といえば普通に演奏会シーズンでもありますね。

私も例に漏れずいろいろやります。


その1

旧閑谷学校ライトアップイベント

シグナス・ヴォーカル・オクテット ミニコンサート

日時:11月4日(土)18:30

会場:旧閑谷学校(岡山県)国宝の講堂前

詳細リンク:https://goo.gl/hKDyXq

うわ。

これもう来週なのか!笑

準備しないと!

シグナスは来年春あたり2ndアルバムが出ます。

現代北欧の作品を集めたアルバムです。

買ってねー。


その2

NHK交響楽団 第1871回 定期公演 Cプログラム
プロコフィエフ(スタセヴィチ編)
オラトリオ「イワン雷帝」作品116

 日時:11月17日(金) 19時開演

     11月18日(土)15時開演
会場:NHKホール 

詳細リンク:

http://www.nhkso.or.jp/concert/concert_detail.php?id=691

ジャパンユースクワイヤの先輩 にお誘いいただいて、東京混声合唱団のエキストラとして初めて乗らせて頂きます。
芸大時代何故か2年も履修していたロシア語がようやく役に立つ時が来ました。(今までほぼ役に立ってない、なんでとったんだか・・・)

 ところがですね、楽譜が届いてびっくり。

 こういう状態なんですね。これ貸し譜なのですが、前の方の書込みが入ってるわけです。カタカナで頑張ってる!

上から、ロシア語で1番2番、カタカナで1番2番、英語で(!)1番2番とあるのですが、ロシア語の原語が印刷潰れちゃって見にくいのでその下に自分で大きく書き直したものが一番下です。

貸し譜じゃなければ英語を修正ペンで全消ししてそこに自分で大きくペンで書き込むのですが貸し譜なので書込みは鉛筆のみ。

そして次の人が必要かもしれないから前の人が書いたカタカナも消すのが忍びないためそのまま。

結果上のような大混乱に笑。段が変わるたびに目が泳ぐ泳ぐ!!笑

幸いもともと映画音楽ということもあってそれほど曲として難しくないしそれほど分量もないのでなんとかなりそうです。


その3

計歌会&FF古楽道場 合同発表会
イザークのミサ《いとも聡明なおとめ》

 

日時:
2017年11月23日(木祝)16:00開演(15:30開場)

会場:
大森福興教会

曲目:
グレゴリオ聖歌 聖母被昇天のミサ固有唱
Gregorian chant, Proprium missae de Assumptione Beatae Mariae Virginis

ハインリヒ・イザーク ミサ《いとも聡明なおとめ》
Heinrich Isaac (1450/55?-1517), Missa Virgo prudentissima

詳細リンク:https://www.facebook.com/events/1702450366474237

器楽のそうそうたるメンバーが歌います!それだけでも面白い!

そして入場無料です!おトク!でもカンパしてね!

私はこれでイザークイヤー今年、イザーク歌い納めです。6声のすんばらしいミサです。おすすめです!


その4

バッハカンタータアンサンブル第44回演奏会

 

日時:11月26日(日)

会場:神田キリスト教会

曲目:

J. S. バッハ

カンタータ第98番・第190番

マニフィカト(初稿)BWV243a

詳細リンク:

http://bachkantate.web.fc2.com/nr44.html

花井先生の代打で振らせていただくことになりました。

オケも合唱もアマチュアでカンタータ全曲演奏を遂行中の気合いの入った団体です。

マニフィカト手強いですが頑張ってます!

満員になる可能性があるので、チケットはお早めに!


11月までの演奏会をご紹介させていただきました。

我ながらバラエティーに富んでいるな。うむ。

また詳しくは追ってご紹介させていただこうと思いますが、皆様芸術の秋、演奏会へどうぞ足をお運びください!

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次回公演は2018年5月の第4回定期演奏会です!

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