声の神秘に魅せられて|まとめ6

Facebookページでやっている企画のまとめです。


声の神秘に魅せられて26

IN THIS MOMENT – Daddy’s Falling Angel

不思議と女性ボーカルって今まで興味がわかなかったのですが、この2年位積極的に聴くようにしてます。

このバンドも、「女性ボーカル メタル」とかで笑検索して、一番いいなと思ったバンドです。

テクニック素晴らしいしめちゃくちゃうまい。特にフライスクリームはほんとにお手本のような美しさ。しかしMVとかライブの演出がどうにも趣味に合わなくて、もっぱら音源だけ聴いていたいバンドなんですよね笑

しかし売れてるバンドなので、YoutubeはMVばっかり出てくるもので、この動画見つけるのに苦労しました。

ここには貼らないことにしますが、もし興味あったらMV見てみてください。

フライスクリームといえば、男性の場合は私はエアロスミスのBack in the saddleをお手本にしてます。惚れ惚れする美しいフライスクリーム。こちらもどうぞご賞味あれ。


声の神秘に魅せられて27

【完コピ】デスボイス講師が DEVILOOF – 拷訊惨獄 歌ってみた

これマジで凄い。本家も聞いてみましたが、遜色ないレベルでうまい。

いや、なんでこの人ボイストレーナーなん?ってぐらいうますぎる。ボイストレーナーが歌ってみたのレベルではない。普通にアーティスト活動しなはれやって感じなんですが。。呆れるほどのクオリティ。

勘弁してくれ。

ちなみに年明けにこの人のところへレッスン受けに行ってきます!


声の神秘に魅せられて28

Linkin Park – Numb (Throat singing cover)

リンキン・パークのNumbをトゥヴァの人(多分)がカバーしたものです。

最高に笑えます。もちろんポジティブに良すぎて笑うって方のやつですね。

口琴とイギル?のイントロから始まって、Aメロ普通に歌うんかーいからのサビはそうなるんんかーい!っていうもう最高に面白い。

そして良い!最高です。


声の神秘に魅せられて29

Can children sing throat singing? Then and now.

いや、これいい動画だな。Alashのメンバーが子供の頃の映像そのものは知ってたんですが、最近の動画との比較動画は非常に興味深い。

変わってないといえば変わってない。すくすく育っていらっしゃる。

コエダイにも現在9歳になるメンバーがいますが、ちゃんと記録を残しておいて、おとなになってからこのような比較動画が作れれば面白いですね。


声の神秘に魅せられて30

Fantastic Inuit throat singing on TV show (Veronica Usholik)

リンキンのカバーをやってるトゥヴァの人のチャンネルを見てたら素晴らしい動画がいっぱいありますね。

これも凄い。

今年のベスト・オブ寒いか暑いかわからん着こなし部門はこの人に決まり!

2021年新年のご挨拶

皆様あけましておめでとうございます。

旧年中は誠にお世話になりました。

本年もよろしくお願いいたします。

昨年このサイトではブログを44記事書いていたようで、アクセス数も前年よりかなり増えたようでした。

5000ほどviewが増えてて、それはひとえに「リモート合唱の試み」という記事によるところが大きく、この記事だけで6000view近くですので、いかにこの状況下で合唱できるかということに皆様の関心が高かったのかということがわかります。

声の神秘に魅せられて

ちなみに投稿した44の記事のうちviewが最低なのは、12/30に投稿した「声の神秘に魅せられて|まとめ5」で、5回しか見られてません笑

いやーこの企画失敗だったなあ笑

もうほんと反応が薄くて薄くて笑えちゃう。

何しろ声ということでしばりは作っているにせよ、自分の興味の範囲が広すぎて、ターゲットが定まらないんですよねえ。

でももうしばらく続けてみます。自分の興味、それから持ってる情報の整理にもなるし、これがモチベーションになって動画漁りに身が入ってる感じもするので。

ひとつわかったのは、私が声に関して持ってる情報というのは、「クラシック」「民族音楽」「デスメタル」「ビートボックス」の4ジャンルに分かれていて、その中で「クラシック」の情報が一番少ない、ということです。

というのも、不遜ながら、クラシックのジャンルの中での「声」というものに疑問があって、どうもしっくりこない、もっと違う方法があるのではないだろうかと感じているところがあって、あまり調査の対象にならないというところがあるのです。

私のライフワークとして「どういう声で歌っていたかわからない音楽を、これぞという声で歌いたい」というのがありまして、それを探求していくためにいろんな「声」にアンテナを張ってるんですね。

まあそれ以前に声の極限を追求してる人(ジャンル)に興味がある、ということもあるのですが。

そういうわけでそれが実を結ぶように今年も精進していきます。


インプットとアウトプット

昨年末某I崎さんのところへレッスンに行って、全く新しい世界がひらけたような感覚があって、学ぶことの楽しさを再確認しているところですが、明後日にもまた別の方のところにレッスンに行ってきます。

デスボとビートボックスを教えてる先生です。超楽しみ。

貪欲に取り入れて、何かを生み出していきたいです。

これまではかなりインプットに重きを置いていた感じがあるので、これからはそれらを形にしていくということに重心を移していこうと思います。


五体投地イベント

さてこの年末年始は広島に帰れなかったので、大晦日、五体投地を108回やるという徳久さんのパンクなイベントに参加してきました。

ただ五体投地するだけじゃなくて、ホーメイをうなりながら口琴を弾きながらやるという結構ハードコアな体験だったのですが、沢山の発見がありました。

意外とあっという間

30分かからなかったです。今回はいつもよりペースが早かったらしいのですが、それでも4-50分で終わるそうです。

暑い

もう10回くらいで暑くなって、セーター脱ぎました。予め脱いでおけばよかった。。

腹が減る

終わったあと凄い空腹に襲われました。昼飯もっと食っとくべきだった。

酒に酔いにくくなる

終了直後会場で35度くらいのイェーガーマイスターをロックで頂いていたのですが、不思議と全く酔わず、その後行った居酒屋で結構沢山お酒を飲んだのですが、あんまり酔わなかったです。

うつ伏せで声を出すのは難しい

五体投地をやりながらカルグラとかやるので、うつ伏せになりながら声を出さざるを得ないのですが、よだれが垂れそうで危なかったです。

声が出しやすくなる

トランス気味でコミュニケーションもなくなるので、気が外よりも内に向いて、結果声が出しやすくなりました。これは暗闇のボイトレで経験したことに近かったです。

一夜明けて

いつもの朝のルーティンをやってると形体訓練の最後の2つをやるのが難しくなってました。筋肉痛で笑

あと塵手水の手触りが劇的に変化しましたね。より肚が座った感じがしました。

というわけで、皆様も五体投地108回やるときの参考になれば幸いです笑


今年はひとまず1月のカペラとコエダイ、2月のEnsemble XENOS、5月のSalicus Kammerchorが決まっています。秋にはEnsemble Salicusでジョスカンを演る予定です。

今年はジョスカン没後500年ですからね。盛り上げていきましょう。

声の神秘に魅せられて|まとめ5

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声の神秘に魅せられて21

ギルバート慶 – 春の流れ

この人はじめて聞いたときはマジで衝撃を受けました。

でも誤解を恐れずに言うなら、私がやりたいことってこういうこと。こういう声で歌いたいってことではなくてね。

お仕着せの価値観じゃなくて、この音楽にはこの声だって自分が確信をもった声で歌いたい。

こうでなければならないって音楽は音楽的でないって学部の卒論で書いたんですけど。自分の価値観をオープンにして、知らないものに触れ続けて、常に新しい可能性を探していたいと思っています。

でもそろそろそれをひとつのかたちにまとめてもいい頃かなとも思っています。妄想してるだけじゃなくて。


声の神秘に魅せられて22

KoRn – twist

これもティーンの頃の思い出です。でも今聴いてもやっぱり凄い。これMVあったんですね笑(画質がすっごい)

これが何か、と問われると、何だろうって思う。アルバムの即興的イントロ?って感じなんでしょうけど、こういう感じのってKornの他の曲でもないですよね?

類似の曲あったら教えてほしいです。

Korn以外でも。

あとこれが何なのかスッキリした説明をお持ちの方はぜひコメントくださいませ。


声の神秘に魅せられて23

SION 通報されるくらいに

私の永遠のアイドル、sionです。

我が人生最悪の時って映画があるんですけど、ほんとに我が人生最悪の時に聴いてて、だから最近はあんまり聴けなくなってたんですけど、心臓掻きむしられるような声です。

我が人生最悪の時っていう映画は私立探偵濱マイクシリーズの最初の映画なんですが、この映像はテレビシリーズの最終回の最後のシーンです。私がSionを知ったのはこれが最初です。

それで今動画漁っててこういうのがあったんですけど、https://youtu.be/FBMRt84o2Iw これ井口くんにクリソツじゃないですか?笑

サムネが特に、あれ?井口くん?と思いました笑


声の神秘に魅せられて24

Someone Like You (from Jekyll and Hyde) – Voctave (feat. Jody McBrayer)

いやあ、久しぶりにこの動画見ましたが、異次元過ぎてもはや人の声にすら聞こえない。イントロなんてもうほぼテルミンですよね。

えっぐい。

混声のアンサンブルの混ざり方としてはもうこれ以上ないレベルなんじゃないかと思います。どこまでが女性でどこまでが男性なのかわからん。声部交差とかは基本してないんでしょうけど、声部交差されたらもっと絶望的に聴音できないでしょうね。

最後の方とかこれだけの音域差がありながらこの音量感と音色で成立してるのマジで奇跡。


声の神秘に魅せられて25

Inuit Throat Singing with two Nunavut Sivuniksavut students

カタジャックですねえ。

このご時世で最も危機に瀕している芸能と言えるのではないでしょうか。(クワイヤブックでのアンサンブルもそうです!)

是非家族内とかで伝承を引き継いでいってほしいです。

この人達、かなり凄いですけど、なんかほんと世界の広さを感じますよね。

どうやってここに行き着いたのでしょうね。ほんとに神秘。

声の神秘に魅せられて|まとめ4

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声の神秘に魅せられて16

Carcass- Incarnated Solvent Abuse

なんだかんだいってJeff Walkerの声が一番好き♡
デス味が多くてすみません。

Carcassって最初スリーピースバンドで、全員ボーカルだったんです。
つまりギターボーカル、ベースボーカル、ドラムボーカルの3人組だったんですよね。
すでにアツい。激アツ。好き♡

でギターボーカルのビル・スティアーがピッチシフター使った低〜い声で、ドラムボーカルのケン・オーウェンがキャーキャー系の高い声で、ベースボーカルのジェフ・ウォーカーが中間くらいの感じで、だんだんジェフの分量が増えていって4thアルバム(有名なHeartwork)ではほぼジェフしか歌っていなっちゃいました。

この曲は3rdアルバムの曲で、マイケル・アモットが加入して最初のアルバムです。
まだリフもソロも遠慮がちで、そこがいいんですよね。
Heartworkはアモット味が強すぎてちょっとね。
マイケル・アモットは天才だと思います。けどCarcassにあってはこのくらいが丁度いい。

ヴォーカルもジェフの分量は多いですが、まだビルもところどころ歌ってます。
ホントはケンも歌ってる1stか2ndを紹介したかったんですが、いかんせんキャッチーさが皆無なので、多少なり聴きやすいものを選びました。
どうしてもケンの声が聴きたいという方はこちらをどうぞ。

Carcassを初めて聴いたのは中学生の頃でしたが、未だに一番好きなバンドです。


声の神秘に魅せられて17

Berywam – O Fortuna (Carl Orff) – Beatbox

ビートボックス系はシェアしたいグループや人がまだ沢山いるんですけど、アカペラ好きも無視できないのはビートボックスチームですよね。

いやほんとみんな普通に歌うますぎて、もはやビートボックス練習したら歌上手くなるんじゃないかと思うくらい。


声の神秘に魅せられて18

Cuncordu e Tenore de Orosei – Boche E Notte Antica (A Una Rosa)

これ紹介しようかちょっと迷ったのですが。というのもこれを採譜して多重録音したのが以下の動画なので、本物との差が顕になって恥ずかしいという意味があって笑しかし私がテノーレスにはまったきっかけの曲でもあるのでぜひとも紹介したいという思いが勝ちました。本物と偽物の差をお楽しみください!笑


声の神秘に魅せられて19

Iannis Xenakis – Nuits

この曲はヴォクスマーナに私が最初に参加した時にやった曲なんじゃないかと思います。

ヴォクスマーナでやった曲の中で一番好きです。なんというか切実さが凄くて、ぶっちぎりの名曲だと思いました。

第二位は近藤譲の薔薇の下のモテットです。

https://apple.co/38jUBwN


声の神秘に魅せられて20

Trio Mandili – Ghameo

Facebookさんがさかんにおすすめしてきてくれるのでついつい見てしまうこの方々の動画。

う〜んあざとい!けどいい。抗えないこの良さよ。

地声発声やりたい女性は良いお手本になるのではないかと思います。

低音かなり声帯厚く使えてますが、すごく楽ちんそうですよね。

声の神秘に魅せられて|まとめ3

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声の神秘に魅せられて11

Sentenced – Drowned by Blood (2015) (FULL ALBUM)

これ以前ブログにも書きましたが、Sentencedというたまたまフィンランドのバンドを検索しててひっかかった同名バンドです。

運命的と言うか、はめられたというべきか、こっちのSentencedも最高でした笑

ピッグスクイールというテクニックがサビみたいなかんじで使われているんですが、まさに倍音唱法。笑っちゃうくらい最高です。

お忙しい方は上のリンクから20秒くらい聴いてみてください。

詳しくはブログの方を是非見てってください。

https://is.gd/LthUsT


声の神秘に魅せられて12

Alim Qasimov & Michel Godard – A Trace of Grace

最初にAlim Qasimov見たのは確かFacebookかなんかで流れてきたんだと思いますが、相当衝撃を受けました。

まさに「声の神秘」って感じ。神がかってます。

この動画はベースのループにセルパンと歌という変わった編成で、セルパンファンにもたまらない動画ではないかと思います。

めっちゃいい。タマラナイ。


声の神秘に魅せられて13

Camarón de la Isla – Como el agua (1981)

カマロンです。浜ロンではありません。ハンドマイクだとロックスターみたいに見えますね笑

かっこよ。

Paco de Luciaとのアルバムが素晴らしいのですが、youtubeには上がってないみたいです。


声の神秘に魅せられて14

Phil Minton, The Cutty Wren

饒舌に身を飾れば飾るほど、言葉は虚しくなっていく。

テクニック的には理解できないものはひとつもない。

やろうと思えば誰にでもすぐにできる。多分。

けど、この歌はこの人にしか歌えない。

そういう歌が、歌いたいものです。


声の神秘に魅せられて15

Svanholm Singers – Jul, jul, strålande jul

クリスマスですねえ。December というアルバムがスヴァンホルムにあるんですが、男声合唱のCDの中では一番好きです。

クリスマスって基本的に嫌いだったんですが、このアルバムを聴いて、クリスマスも悪くないなって思いました。12年前くらいかな?

こういうサウンドの男声合唱って、できそうで出来なくて、特にバリトンとバスが壮絶に非現実的なのかなと思ってます。日本では、なかなかこういう価値観の声を出してくれる声の低い人が少ないと思います。そういう人が8人くらいいればできるかもしれませんね。

学生時代にスヴァンホルムの録音聞かせたら、「でもこれってすぐ喉痛めるよね」って言われたのが忘れられません。