Ensemble XENOS第2回演奏会|終演

Ensemble XENOS第2回演奏会|終演

昨日、Ensemble XENOS第2回定期演奏会が終演いたしました。

このような社会情勢のなか、ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。

前回の演奏会ではテノールを歌いまして、今回バスということで、田尻さんが加わってどういうアンサンブルになるか、正直全くの未知数でした。

新しいアンサンブルになったような感覚で、海斗くんが歌ってたところを歌う、しかも前回とほぼ同じプログラムでということで、何度も海斗くんが憑依して、結構大変でした。

よく、特に古楽のジャンルでは、毎回違うようにやろうというようなことを言うのですが、実際はなかなかそうはならない。

何度も何度も何度も繰り返し練習するので、本当に毎回違うようにやろうと思ったら一体手札を何枚用意しておけばいいのか、そしてその手札を出し合うことが音楽なのか、という感じもします。

今回のクセノスのリハはマジで毎回違う感じになってて、それもどうなのかという思いもありましたが、結局プローベというのはそういうものなのだと思います。

本番ではそのどれかが出る。身体が反応して勝手にどれかが出る。プローベでやってないことはまあ出ない。(出ることもあるけど)

つまり身体にいろんなパターンを経験させることによって、咄嗟の反応でその場の最適解を導けるように整える。

それがプローベなんだと思います。

本番の稽古はできない。これは武術と一緒ですね。殺し合いに練習はない。

全然段取り通りならないんですよね。ここはこうしましょうって一応決めてるんですけど。必然的にそうなるのは全然いいんですけど、必然性がないのに段取りに従ってしまうとあっという間に音楽から離れてしまう。

もう、とにかく必然性なんですよね。

それさえあれば何やったってもう、でちゃったものはしょうがないと言える。だってやむにやまれず出た声なんだから。誰も責めることはできない。


前日のリハーサル音源を当日聴きながら会場に向かったのですが、そこで思いもよらぬことがありました。

基本自分の反省のために聞いてるので、自分の声を主に聞いてるんですが、最後のMarenzioの曲で、1箇所鳥肌が立ったんですよね。

誰?なにそれどうやってんの??っていう歌でした。

不意打ちで電車の中で凄い顔をしてしまいました。

よもや自分にそんなことが起ころうとは。

今まで自分の録音聴いて、良いと思ったこと一度もなかったので。

いつも30点以下の演奏だなあと思ってたので、まさかこんなことが起きようとは思いませんでした。

もう本当に泣けました。今まで辞めないで良かったなと。今まで、諦めずに続けてきた自分を抱きしめてあげたい。本当に辛かったので。歌うことも、自分の録音を聴くのも。

結局その歌は本番では出てこなかったんですけど、少なくともそれを再現しようとしなかったことは自分としてはおっけーかなと思ってます。


本番では、Merceの最後の方、Io moroのところで自分が笑ってることに気づいて、こいつサイコパスやなと思いました。笑

今回MCを最小限にしたというのも、なるべく早く終わろう(飲食店じゃないけど20時くらいには終わろう)ということだったのですが、緊張感が持続して、こういう演奏会だと良いなと思いました。

曲の配置もなかなか絶妙で、流れを持った配置になっていたので、間があくよりかえって演奏としても良くなったのではないかと思います。


今回の演奏は後日音源販売、動画配信を行う予定です。

Baseのショップから買えるようにいたしますので、チェックしていただければと思います。28日に販売開始予定です。

Base
https://xenos.thebase.in/

各種SNS、それからYou Tubeチャンネルも今日作りました。

フォローいただけると嬉しいです。

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You Tubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCvHdbNFOdl00piWDfL-kCjA


ちょっと蛇足ですけど、今回告知に使った動画は私が作りました。

これはまだEnsemble XENOSのYou Tubeチャンネル作ってなかったので、私の個人アカウントから上がってます笑

そしてこれ。初めてマルチカム編集しました。

いやーもう音で同期とるとかいうのがもうハイテクすぎて感動しました笑

色の調整がいまいちうまくいってないし、そんなにアングルも変えてるわけでもなく大した編集ではないけど、最初にグループ名がドーンって出るとことか結構気に入ってます笑

あとさらに蛇足ですけど、今回みちこさんのアイデアで、お見送りのご挨拶の代わりに、ボイスレコーダーにメンバーの声を録音して再生するということをやってみました。

大体最近の演奏会って、演奏会後挨拶を遠慮してるので、こうしてただちょっとだけ顔を合わす時間を設けるというだけで、何かが確実に違うと思いました。

馬鹿げてるけど、それも私たちらしくていい。

私の挨拶ラインナップはこちら笑↓

2021年新年のご挨拶

皆様あけましておめでとうございます。

旧年中は誠にお世話になりました。

本年もよろしくお願いいたします。

昨年このサイトではブログを44記事書いていたようで、アクセス数も前年よりかなり増えたようでした。

5000ほどviewが増えてて、それはひとえに「リモート合唱の試み」という記事によるところが大きく、この記事だけで6000view近くですので、いかにこの状況下で合唱できるかということに皆様の関心が高かったのかということがわかります。

声の神秘に魅せられて

ちなみに投稿した44の記事のうちviewが最低なのは、12/30に投稿した「声の神秘に魅せられて|まとめ5」で、5回しか見られてません笑

いやーこの企画失敗だったなあ笑

もうほんと反応が薄くて薄くて笑えちゃう。

何しろ声ということでしばりは作っているにせよ、自分の興味の範囲が広すぎて、ターゲットが定まらないんですよねえ。

でももうしばらく続けてみます。自分の興味、それから持ってる情報の整理にもなるし、これがモチベーションになって動画漁りに身が入ってる感じもするので。

ひとつわかったのは、私が声に関して持ってる情報というのは、「クラシック」「民族音楽」「デスメタル」「ビートボックス」の4ジャンルに分かれていて、その中で「クラシック」の情報が一番少ない、ということです。

というのも、不遜ながら、クラシックのジャンルの中での「声」というものに疑問があって、どうもしっくりこない、もっと違う方法があるのではないだろうかと感じているところがあって、あまり調査の対象にならないというところがあるのです。

私のライフワークとして「どういう声で歌っていたかわからない音楽を、これぞという声で歌いたい」というのがありまして、それを探求していくためにいろんな「声」にアンテナを張ってるんですね。

まあそれ以前に声の極限を追求してる人(ジャンル)に興味がある、ということもあるのですが。

そういうわけでそれが実を結ぶように今年も精進していきます。


インプットとアウトプット

昨年末某I崎さんのところへレッスンに行って、全く新しい世界がひらけたような感覚があって、学ぶことの楽しさを再確認しているところですが、明後日にもまた別の方のところにレッスンに行ってきます。

デスボとビートボックスを教えてる先生です。超楽しみ。

貪欲に取り入れて、何かを生み出していきたいです。

これまではかなりインプットに重きを置いていた感じがあるので、これからはそれらを形にしていくということに重心を移していこうと思います。


五体投地イベント

さてこの年末年始は広島に帰れなかったので、大晦日、五体投地を108回やるという徳久さんのパンクなイベントに参加してきました。

ただ五体投地するだけじゃなくて、ホーメイをうなりながら口琴を弾きながらやるという結構ハードコアな体験だったのですが、沢山の発見がありました。

意外とあっという間

30分かからなかったです。今回はいつもよりペースが早かったらしいのですが、それでも4-50分で終わるそうです。

暑い

もう10回くらいで暑くなって、セーター脱ぎました。予め脱いでおけばよかった。。

腹が減る

終わったあと凄い空腹に襲われました。昼飯もっと食っとくべきだった。

酒に酔いにくくなる

終了直後会場で35度くらいのイェーガーマイスターをロックで頂いていたのですが、不思議と全く酔わず、その後行った居酒屋で結構沢山お酒を飲んだのですが、あんまり酔わなかったです。

うつ伏せで声を出すのは難しい

五体投地をやりながらカルグラとかやるので、うつ伏せになりながら声を出さざるを得ないのですが、よだれが垂れそうで危なかったです。

声が出しやすくなる

トランス気味でコミュニケーションもなくなるので、気が外よりも内に向いて、結果声が出しやすくなりました。これは暗闇のボイトレで経験したことに近かったです。

一夜明けて

いつもの朝のルーティンをやってると形体訓練の最後の2つをやるのが難しくなってました。筋肉痛で笑

あと塵手水の手触りが劇的に変化しましたね。より肚が座った感じがしました。

というわけで、皆様も五体投地108回やるときの参考になれば幸いです笑


今年はひとまず1月のカペラとコエダイ、2月のEnsemble XENOS、5月のSalicus Kammerchorが決まっています。秋にはEnsemble Salicusでジョスカンを演る予定です。

今年はジョスカン没後500年ですからね。盛り上げていきましょう。

2019年まとめ

大晦日ですね。
今年もお世話になりました。

今年もいろいろあったと思いますが、今のところ何も思い出せないので、軽く振り返ってから年を越したいと思います。

今年の手帳を見ながら振り返るのが一番いいと思うのですが、自宅に置いたまま帰省してしまったので、ブログ記事を見返していこうと思います。
今年どれだけまめに記事を更新したかも振り返れますね。


1月

お正月

引っ越しました

1月は2本の記事を書いたみたいです。

一つは実家で馬に乗った記事で、もう一つは引っ越しの記事でした。

そう引っ越したんですよね江戸川区に。

これなかなか大きい出来事で、自宅で音出しできるようになってレッスンもできるようになって、働き方が相当変わりました。

家で練習できるって本当に素晴らしい。

反面カラオケに全然いかなくなっちゃって、それまでは練習はカラオケでやってたので、ついでにB’z歌ったりノイズの練習したりということがあったんですが、それが全然なくなっちゃったんですよね。

っていう話を徳久さんにしたら、マイクとアンプ買ったら?と言われました。

確かに家でマイク使って練習できればノイズも上達しそう。

たださすがに苦情来ないか心配なんですよねえ。

あと江戸川区は冬暖かく夏涼しいです。

もちろん蕨に比べたらということですが。これも大きかったですね。

ほんと。全然違います。

ただ風が強いですね。あと台風の時は恐ろしかったです。荒川が。

なにしろ「ここにいてはダメ」らしいので。

一応鉄筋の4階なので孤立することはあっても流されることはないかなと思ってるんですけどね。


2月

東京藝術大学バッハカンタータクラブ2019年定期演奏会

フォンス・フローリス発表会終演

ラ・リューイヤーの締めくくり

2月は3本記事を書いたみたいですね。振り返ってみてみると一つ一つの記事が長すぎですね。

2・3記事に分けてほうがいいですよね。ほんとまめに書ければこういうことにはならないのですが、書くことがたまっちゃうんですよねえ。

今年はラリューとオケゲムを沢山演奏しましたね。

ラリューは二重人格みたいで、白ラリュー黒ラリューとか言って分類しておりましたが、オケゲムは一貫して頭良すぎて変態みたいな感じですよね。

今計道会でやってるミサプロラツィオーヌム1曲とっても、人類史上最高の頭脳の持ち主と断言したくなるような代物です。


3月

インプットな週末|BUGAKU→暗闇のボイトレ

コエダイr合唱団の日

計道会発表会2019終演

新しいアンサンブル|emulsion & Ensemble XENOS

3月は4本。結構書きましたね。週に1つかけたらたいしたもんだ。えらいぞ。

BUGAKUは今年の私の演奏や指導の一つの柱になっているような気がします。

身体と気ということをいつもテーマにしながらやってます。

土日に講座があるのでなかなか参加することができませんが、もう少しで何か掴めそうという感じがあるので、続けていきたいと思います。

暗闇のボイトレもかなり驚くべき変化がありましたね。これはほんと体験してみないとわからない感覚だと思います。

コエダイr合唱団は今年沢山かかわることができました。

何回かライブにも出ましたし、練習会にも何回か参加できました。

来年は9月にサルデーニャに行く予定になってますので楽しみです。

そう。そして今年は新しいアンサンブルがいくつか結成されたのも大きかったです。

emulsionの演奏会は来年2月6日の「二郎」の日。楽しみです。


4月

Chor Eleusis 合唱団エレウシス

リフレクソロジーと中国武術

Salicus Kammerchor第5回定期演奏会|リハ開始

Salicus Kammerchorワークショップ第7回|終了

Salicus Kammerchor第5回定期演奏会|リハ3回目

4月は5本書いてますね。今気づきましたけど、1月から1つずつ増えてますね(笑)この調子だと12月には13本の記事を書かなければならないことに(笑)

そう。今年は新しいアンサンブルが2つできた上に自分で合唱団を作ったんですよね。そら忙しいはずやわ。

二つ目は山崎絢子さんのところに施術を受けに行った時に感じたことを書き連ねたもので、なんか思考の垂れ流しみたいになってますけど、最終的に拓さんってすげえなってことに落ち着いてるみたいです(笑)

あとはサリクス関連の記事ですね。

あ、そうそう親不知抜いたんですよねええ。ほんと大変でした。

もう膿んじゃって膿んじゃってもうしょっぱい膿がどろどろ出てきて膿で飯食えるんじゃねえかって感じでした。

大変だったなあ。


5月

平成→令和

デスヴォイスとはなんぞや

Salicus Kammerchor第5回定期演奏会|終演

沢山お知らせ

5月は4本でしたね。がんばってるぞ。

そう。令和になりましたね。だからどうということはありません。

二つ目の記事はデスヴォイスの講座に行ってきた記事ですが、実はこの年末にも行ってきました。

内容は結構前回と違ってましたが、相変わらずわかってることは少ないよねっていうことでした。

圧倒的なわからなさは声の最大の魅力でもありますよね。

グレゴリオ聖歌からバッハを専門にしていてノイズボイスとテノーレスをやってる声楽家兼指揮者って多分世界に私だけだと思うので、その強みを生かしていけるよう精進したいと思います。

5月はサリクスのモテット全曲演奏会がありました。

ほんとに集大成という感じで、大変でしたが、シンガーはもっと大変だったと思います。皆に感謝。


6月

Salicus Kammerchorクラウドファンディング大成功!涙

シグナスとクセノス

6月は2本。少ないぞ。

いや、このペースで振り返ってたら年を越してしまうと思っていたのでまあいいか。

クラウドファンディングほんとにこの結果には驚きました。

目標の2倍以上なので。

6月末から7月頭にかけてはたまたまヴォーカルグループの演奏会が続きました。

カラーは全然違うグループですが、両方大森で。

今年も本当に大森福興教会にはお世話になりました。


7月

The Cygnus Vocal Octet 2nd CD 発売記念ミニコンサート in 東京|終演

Ensemble XENOS|”Vanitas”

Ensemble XENOS “Vanitas”|終演

合唱団フォンス・フローリス第12回コンセール・スピリチュエル|終演

7月は4本。結構書きましたね。

シグナスは私がアルトを継続的に歌っている唯一のグループなんですよね。

この記事には結構面白い写真が載ってるので見てみてください(笑)

クセノスは運営が結構大変でしたね。

それぞれ忙しいし、美千子さんはフランス在住なのでなかなか。

それでもお客さんの反応がとてもよかったので、やってよかったなと思いました。

次回公演はいつ頃になるか・・・。でも近々やりたいですね。

これ最後の記事はフォンスがタイトルになってますが、ほかにコエダイ、エレウシス、クラウドファンディング報告会、定期会員募集といろいろ書いてるんですよね。

タイトル決めっていつも難しくて、今後の課題です。


8月

Chor Eleusis 合唱団エレウシス|始動

夏のおわり2019|前編

8月も2本ですね。いやー今年の8月はいつにも増して忙しかったですね。

一つはエレウシスの記事。エレウシスの名前の由来なんかも書いてますのでよろしければぜひ。

二つ目は典型的に書くことがたまっちゃってタイトルつけれなくなったやつですね。

ともかく原村の写真が美しいので見てほしいです。

後編があるんですかね。全然記憶ないんですけど(笑)


9月

夏のおわり2019|後編

ヴォーカル・アンサンブル アラミレ 第12回演奏会|終演

ありましたね後編。9月も2本か。今年の後半はほんとに忙しかったな。来年はもっと書けるような生活を送るぞ。

後編はサリクスの録音についてですね。

この時はまだこの後の編集作業がどんだけ大変かということを知らずに、達成感に酔いしれておりました(笑)

録音終わった後の動画ほんといい。これは10年後とかに見返してムネアツなやつですね。

あとは8月末に受けたフースラーのレッスンはかなり大きかったです。

科学的な実際と実践的なわかりやすさと効果という意味でとても考えさせられました。

なんかずるい気もしますが、実践的にはわかりやすい方がいい場合の方が多いですよね。

アラミレは今年はオケゲムやったのですが、ほんとよくやりましたよね。振り返って思いますがオケゲム滅茶苦茶難しかったです。超ド級の難易度だったと思います。(それでもプロラツィオーヌムには及ばないですが)

来年はオブレヒトです。オケゲムに比べればはるかにわかりやすい。

伸び伸び歌えるようにできればいいなと思います。


10月

サリクスCD編集

なんと10月は1本か。うーむ。でもほんと編集大変だったんですよね。まったくブログ書く余裕がなかった。

まさかこんなに大変だとは思いませんでした。

というかもうほんと信じられないくらい何から何まで自分たちでやってますので。

実は編集が終わった後もいろいろ大変だったんですよね。

ブックレットとか、バーコードとか、ジャケットとか、キャップとか、ディストリビューターとか(現在も進行中)

という中で演奏活動や指導の方もやってるので、10月の自分をほめてあげようと思います。よくやったね。えらいえらい。


11月

価値観の刷新

11月も1本ですねーー。

12月の3つの演奏会とワークショップ、1月と2月の演奏会についての記事です。

結構いろいろやってますよね。

特に今年はトルブールという新しいグループに参加できたのが大きかったように思います。

団体を続けていくこともものすごく難しくて価値のあることですが、新しい団体を作ったり、新しく団体に参加することもとても楽しいです。

今までの自分とは違う自分を見れる感じですね。


12月

トルブール イギリスのキャロル|終演

Salicus Kammerchor第8回ワークショップ|終了

Tenores di Tokyoライブ|終了

カペラ 新潟りゅーとぴあ公演|終演

光岡英稔|韓氏意拳講座

12月は急に5本!この記事も入れると6本ですね!すごい!急にどうした!?

なんでしょう書くことも多かったということもあるでしょうが、やっぱり編集が終わって少し余裕が出たんでしょうね。

ほとんど公演、イベントの終了報告ですね。

この中で特筆すべきはやはりカペラの新潟公演でしょうか。

花井先生インフルエンザで私がスペリウス、コントラ、テノール、バスを歌いながらリードするという信じられないような出来事でした。

演奏時間が短かったのが幸いでしたが、これがミサ1曲とかだったら泣いてました。

光岡先生の講座も、BUGAKUの方になかなか行けないので、韓氏意拳の方に行ってみました。来年も続けたいです。

あとまだ書けてませんが、サリクスのCDが完成しました。

バンザーイ!

クラウドファンディングの支援者の皆様にはお送りすることができたので、年明けから一般販売に移ります。

売れるといいなあ。何しろうちに今800枚くらいあるので(笑)

今年は36本記事を書いたようです。月3本ペースならまあまあかなあと思いますが、来年はもっと書きたいですね。


2020年

来年は近いところでいうとまずカペラがあります。

バードですね。イングリッシュラテンが超斬新です。私にとって。

フレンチとはもう全然違う感じになってますのでお楽しみに。使徒書もやります。

エマルシオンのワークショップももうすぐです。ただいま絶賛準備中。

ミニコンサートもあるのでぜひお出でください。

choruscompany.com/seminar/191115emulsion/


2月はエマルシオンのコンサートがあります。

これはもう絶対面白いです。

チケットこちら→ux.nu/s8IAV

あと古楽院発表会も11日にあります。

2月29日には立教大学でシャイトのレクチャーコンサートにSalicus Kammerchorが出演します。

https://www.rikkyo.ac.jp/events/2020/02/mknpps00000126gm.html


3月は14日に【ダヴィデの声明×如来のイムヌス】と題した叔母桜井真樹子との二人コンサートがあります。これもえげつないコンサートになる予定です。

そして16日にはサリクスのオーディション。

初の試みです。沢山の方にお申込みいただきたいです。

https://www.salicuskammerchor.com/audition

とりあえず近いところで紹介はこのくらいにさせていただこうかと思います。

皆様来年もどうぞよろしくお願いいたします。

櫻井元希へのお仕事・レッスンのご依頼ご相談、チケットのお求め等は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

Ensemble XENOS “Vanitas”|終演

一昨日になりますが、Ensemble XENOS第1回演奏会”Vanitas”、満員のお客様に見守られて、終演いたしました。

ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。

photo by Junko Tomiyama

大森福興教会満員になったことなかったので、響きの変わり方に驚きましたが、それよりそれに動じない共演者に驚きました。さすがです。百戦錬磨とはこのことよ。

コントラポントでヴェスプロをやったとき、櫻田先生がテノールで、同じテノールのトミーや金沢さんが影響を受けまくってレベルがぐっと引き上がったのを目の当たりにしましたが、今回美千子さんと共演できて、私たちみんな引き上げられたと思います。少なくとも私は。自分の持っている今できる限界まで出せたと思います。

狂気と理性の狭間といいますか、この2つ、どちらをとるかということではく、どちらもとりに行く。貪欲に、妥協なく、実直に。

photo by Junko Tomiyama

しかし久しぶりに味わいました、このプレッシャー。なんとも形容しがたい、無理してる感じ。

運営もほとんど自分でやってたので、チケット管理とか、お客さんとのやり取りとか、当日の会計とか、慣れたこととはいえ、今回の歌の方のシビアさとの合わせ技でかなりこたえました。

それで昨日も今日も朝からだったので、ブログの更新が遅れてしまったのでした。まだキャリーケース片付いてないです笑

photo by Junko Tomiyama

けどほんとに沢山お客様に来ていただけてよかった。

満員なんていつぶりだろう。

多分サリクスの第2回定期演奏会のルーテル市ヶ谷公演以来じゃなかな。

やっぱり興行として成立しないと続けられないので。

今回沢山のお客様に来ていただけたので、次回の計画も進められそうです。皆様のおかげです。本当にありがとうございます!一回きりになっちゃったらやだなあと思ってたんですよね。凄く。

やっぱりアンサンブルなので、続けないとできないことってのがほんとにあるんですよね。

今回美千子さんにも言われましたが、僕とトミーってもう10年位一緒に歌ってるんですね。学部の頃から数えると。しかもかなり頻繁に一緒に歌ってる。

そうするともう合わせる必要がないんです。せえのってのが要らない。お互いノーモーションでファって出たらそれで合う。そりゃ合わないこともありますが、合わなくてもストレスにならないんですよね。あ、合わなかったなってだけで。

なかなかそれって難しいことだと思うんです。合わなかったら、やべ、合わなかった。どうしよ。自分が悪かったかな。って通常は思うんですよね。

それで今回私とトミーが両端で歌うことになったんです。

photo by Junko Tomiyama

でも今回自分テクニック的にも音楽的にもまだまだだなってことがいっぱいありました。いっぱい気づかせてもらいました。

いやね。ほんとテクニックなんてクソどうでもいいですってふうに歌うのには、クソほどテクニックがいるんですよ。

呆れるほどの精度を持ってないと、できないんです。それ。

自分はまだリスクを犯せるレベルにまで達してない。

そう思いました。

ということで、少しでも他のところで貢献しようというところがあって、解説も今回私が書かせてもらいましたが、なかなか好評だったようで良かったです。

photo by Junko Tomiyama

アンサンブルの本番はあと9月にアラミレ、10月カペラ、11月もカペラ、12月頭に中世音楽のアンサンブル、12月末にはEnsemble Salicus、来年1月カペラ、2月にはemulsionが決まっています。

ガツガツレベルアップしていきます。
明日はemulsionのリハだ!譜読みします!

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Salicus Kammerchor

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演奏会情報

次回演奏会は

12月19日のEnsemble Salicus第2回演奏会です!

https://www.salicuskammerchor.com/concert

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CD・DVD発売中!

第3回定期演奏会のライブDVD

をウェブ販売開始しました!

http://www.salicuskammerchor.com/goods

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サリクス通信

サリクスの最新情報や、ここでしか読めない特集記事を配信しています。

http://www.salicuskammerchor.com/mail-magazine-1

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Ensemble XENOS|”Vanitas”

来週月曜日本番のEnsemble XENOSは、フランス在住のソプラノ歌手、高橋美千子さんにお誘いいただいて結成したアンサンブルです。

昨年の年明けにカペラの演奏会にお越しいただいた時に、何かやりたいですねえというお話をいただき、その秋頃だったか某ワークショップで再開し、本決まりになりました。

そこからメンバーを集めて、今年10月ころ演奏会できたらいいねえみたいな話をしていたらメンバーの予定が合わなすぎて、結局7月に演奏会をやることに。

準備期間が短く、ギリギリまでどうなることかと思いましたがなんとか演奏会にこぎつけそうです。

クセノスというのは私の好きな言葉の一つで、ギリシャ語で「異邦人」という意味です。

これは西洋から見れば外国人である私たちのことでもあり、社会から見ればカタギの道を外れた私たちのことでもあり、ひとりで生まれ、生き、死んでいく私たちのことでもあります。

疎外感や孤独感、私たちにとって大きなテーマだと思いますが、そこから生まれるのが哲学であり芸術なのだと思います。

そして今回の演奏テーマは”Vanitas”、ラテン語で「空」という意味です。そらじゃないです。色即是空の「くう」です。

これって東洋の考え方かと思っちゃいますけどそうではないんですね。

旧約聖書の「伝道の書」第1章第2節には

Vanitas vanitatum omnia vanitas.
「空の空。すべては空」

とあります。

この世のよしなしごとは儚いですよ、煙を追うようなものですよって話です。

そしてこのVanitasをテーマとした芸術作品が16-17世紀には沢山作られました。

まさにこの時代のこの空気感、「空」の空気感を体現しているのがジェズアルドを筆頭としたイタリアの作曲家たちのマドリガーレです。

もう死ぬ死ぬ死ぬ死ぬゆうとります。

この演奏会、moro「死ぬ」morte「死」という単語が50回くらい出てくると思います。

生きることが「生」とは限らない
死ぬことが「死」とは限らない

そこまで言いますか?ってほど、死が身近で、リアルです。

不倫した妻を情夫ともども殺害したジェズアルドにとってはまさに「愛と死」は妄想でなく、現実のものだったんです。

この殺人事件は当時の貴族の慣例に習ったものであったそうですが、現代の我々にどれほどこの感覚がリアルに感じられるでしょうか。

でも、誰の中にもありますよね。こういう要素。
だから共感できるんですよね。


人間の綺麗事じゃないところを表現したい。
人間にはいろんな側面があるんだってこと、それをひっくるめて人間なんだということを言いたい。
私、そういう思いはいつもあって、だからこそいろんな音楽が好きで、いろいろ聞くし、いろいろやるんです。

ある一面だけ捉えて、ほら、これが人間でしょ?って言われても、まあ、そういう面もあるよねって、そのくらいに思っちゃう。

こういう面もあるけど、けどこういう面もあるよね、それも人間だよね、それが人間だよねって、そう言ってる音楽が私は好きです。

ジェズアルドってそうなんです。マレンツィオってそうなんです。ルッツァスキってそうなんです。(個人の見解です。体感には個人差があります)

でもそういう音楽だと自分が思っても、アンサンブルなので、自分がやりたいと思ったことがいつもできるわけではありません。それができない環境がほとんどです。

自分のテクニックが追いついていないということももちろんあるけれど、それ以上に、リスクを犯してまでそういうことに挑戦しようと思わせてくれる場所が、なかなかないんですね。

今回はリハから思いっきりぶつかっていけるメンバーとアンサンブルを組むことができました。

どーんとぶつかって、それを受け止めてくれる度量のあるメンバーです。

と同時に、本番何が起こるかわからない、スリリングで危険なメンバーとも言えると思います。笑

望むところですよね。

小林道夫先生の言葉でベスト5に入るお気に入りの言葉があります。

「崩壊寸前で楽しみましょう」

なんとか崩壊しませんように・・・・汗


Ensemble XENOS 第1回演奏会
Vanitas《空》
〜イタリアルネサンスの不協和的情感〜

日時:2019年7月8日(月)19:00開演(18:30開場)
会場:大森福興教会
チケット料金:
一般4,000円(当日4,500円)
学生2,500円(当日3,000円)

出演:
高橋美千子/佐藤裕希恵/富本泰成/櫻井元希/青木海斗

曲目:
カルロ・ジェズアルド Carlo Gesualdo(1566?-1613)
●”S’io non miro, non moro”「もし見ないでいいなら、私は死なないでしょう」
●”Mille volte il di moro”「日に千回も私は死んでいるのに」 
●”Moro, lasso al mio duolo”「ああ、苦しみの中で息絶えよう」 
●”Deh come invan sospiro”「ああ、なんて虚しいため息」
●”Tribulationem et dolorem”「恐怖と悲しみのどん底に突き落とされた」

ルカ・マレンツィオ Luca Marenzio (1553/54-1599)
●”Care lagrime mie”「私の愛しい涙」 
●”Dolorosi martir”「悶えるほどの苦しみ 抉られるほどの苦難」 
●”Basciami mille volte”「薔薇のように柔らかいあなたの唇で」 
●”E questo il legno”「これが聖なる血のついた木なのか? 」

クラウディオ・モンテヴェルディ Claudio Monteverdi(1567-1643)
●”Piagne e sospira”「その女は泣き ため息をつく」
●”Si ch’io vorrei morire”「ああ 死んでしまいたい」

ポンポニオ・ネンナ Pomponio Nenna(ca.1550/55-1613)
●”Sospir baci e parole”「ため息と口づけと言葉」

ベネデット・パッラヴィチーノ Benedetto Pallavicino(1551-1601)
●”O dolorosa sorte”「ああ 苦悩の定め」

チケットお申込み:tiget.net/events/51150