8月

8月

今日は8月9日でしたね。

毎年この時期になると、色んな所でいろんな情報に出会って、まあわりとげんなりするんですが、これも必要なことだなと思いながら、無意識にその情報を吸収しています。

今年出会った記事で一番ズシンと来たのが以下の記事

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1970.html?sp

ちょっと吐きそうになりました。

昨年はこんなこと書いてましたね。

夏の広島とバッハ

おお!URLコピペしたら埋め込まれた!こういう仕様なのね!


8月といえば、なぜか毎年あちこちに行く用事があるのですが、今年も例に漏れずあちこち行きます。

今日も超暑かったですが、東京が一番暑い時期に東京にいない、というのがなかなかありがたいです(笑)

今年は長野(原村)、静岡(下田)、長野(軽井沢)に行きます。

昨年まではそれに日光のカンタータクラブ合宿があったのですが、今年はそれがないのがちょっと寂しいです。

予定が空いていたら、観光がてら(カンタータではあまり観光できなかったので)聴きに行こうかなと思っていましたが、それも叶いませんでした。

原村はアラミレの合宿、下田はカンタータクラブOB会主催の「小林道夫サマーアカデミー」、軽井沢は「軽井沢国際合唱フェスティバル」です。

サマーアカデミーではメサイアのソロを歌います。これがテノールとしてのソロ・デビューです。

軽井沢は、シグナスとして招待されています。

どちらもとても楽しみな本番です。


そうそう、今日は八咫烏の練習でした。

来年1月のコンサートの選曲のために、初見で音出ししてみたのですが、皆様初見能力えぐい。

あらためてポテンシャルの高さを感じました。

コンサートは1月14・15日の予定です。どうぞお楽しみに!

あ、その前に9月9日がありましたね。初の八重桜との共演も楽しみです。

16人で16声の曲を歌います(笑)

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そしてそろそろ時効かなあと思うので、この動画をあげてみます。

公式アカウントからやると怒られそうなので、私の個人の方にあげます(笑)

暑気払いにどうぞ!

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お引越し後初ブログ

櫻井元希のウェブサイト、ようやく公開にこぎつけました。

新村氏の自宅に通い二度ほど教えを請いました(笑)。

いろいろ試しながら運用中ですので、何か不具合があったらこっそり教えて下さい。


今日は計歌会でした。

計歌会というのは、何らかの音楽のプロが集まって、計量記譜の音楽を学ぶ集まりです。

FF古楽道場というのもあるのですが、いろいろ変遷を経て、計歌会はこれのアドヴァンスド版のような扱いになっています。

今はマショーのシャンソンを学んでいます。

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このどちらも私が取りまとめ、連絡係のようなことをやっています。

今日はなんとこの計歌会に、広島の(というか熊本のというかパリのというか)田尻さんが見学に来られていました。

あ、写真撮ればよかった!コンチクショウ(T . T)


田尻さんは、広島で私は出会いましたが、熊本出身で関西の大学を出て広島で大学院を出て、今はパリに留学されている方なのですが、8月中は一時帰国されています。

本人はヴァカンスと言っていますが、昨日は関西でラフマニノフを歌ったそうですし、今日は計歌会を見学して、明後日からは原村(長野)で古楽院のデュファイの集中講座を受けるそうです。あ、でその後広島で髙田三郎の典礼聖歌の録音だそうです。

どこがヴァカンスなんだか(笑)

出稼ぎと言った方が近いのではあるまいか(笑)

CD出来るの楽しみですね。

典礼聖歌は次で第3弾なのですが、前回までは私も参加しています。

高田三郎:混声合唱のための典礼聖歌 主の祈りhttps://goo.gl/MNzqHp

高田三郎:混声合唱のための典礼聖歌II 聖週間の典礼https://goo.gl/zwoIRL

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Salicus Kammerchor | ちょっとしたアイデアでワクワクプラス

Salicus Kammerchorでは少しでも演奏会を良くするために、そしてお客様に楽しんでいたくだために、様々な工夫をしております。

先日の第2回定期演奏会では、アンケートにお答えいただいた方から抽選で、500クーポンが当たる!
ということを試みました。


その結果、昨年を大きく上回る方々がアンケートにお答えくださり、貴重な意見を頂戴することが出来ました。

その当選者の方に先日クーポンをお送りしたのですが、そのうちのお一方から、お礼のお葉書を頂きました。

そして私の友人にもコンサートの案内を送ってください。とのことでした。

こういうことがあると、やっててよかったなあと思います。

先日の「ブログ見て演奏会来ました」というケースもそうですが、ほんと、こういったちょっとしたことで、やっててよかったあと思います。

ーー・ーー・ーー・ーー

こうしたちょっとしたアイデアの一つとして、メルマガに取り組んでいます。
サリクスの最新情報、古楽にまつわる小話なんかを配信していまして、現在60名を超える方にご登録いただいております。

ここで、メルマガ登録増加のために、一つ特典をご用意することにしました。

【メルマガ会員限定動画!】
です!

先日行われた定期演奏会よりバッハの”Komm, Jesu, Komm” BWV 229の動画を、メルマガ会員の方だけに配信致します。

(注:コチラ↑は静止画です)

この動画は一般には公開しないので、視聴のチャンスはこれっきりということになると思います。

メルマガ次号の配信が16日を予定しております。この回のメルマガに限定URLを記載いたしますので、15日までにご登録いただければ、この動画をご視聴いただけます。

どうぞこの機会にご登録ください!

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Salicus Kammerchorでは今後もこのような、ちょっとしたアイデアでワクワクプラスな企画を考えてまいります。

皆様も、こんな企画どう?とか、こういう企画があったら嬉しい!とかリクエストがあったらどうぞお気軽にご連絡ください。

サリクス事務局
salicus.office@gmail.com
でも、
私個人あて
g.sakurai.office@gmail.com
でも大丈夫です。

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ヴォクスマーナ第35回定期演奏会終演

昨日ヴォクスマーナ終演いたしました。

お越しくださった皆様、誠にありがとうございました。
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メンバー、作曲家の皆様と。
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今回の作曲家の皆さんと、指揮者の西川さん。

今回私は2曲のみの乗り番でしたが、2曲とも様式が違い過ぎて、現代音楽をやる上での、スピーディでドラスティックなモードの切り替えということがもろに問われる本番でした。
古楽やってると、大体同じ時代の同じ地域ではある1つの様式があって、その範囲の中で様々な作品が生まれる、という感じなのですが、現代音楽の場合作曲家ごとに様式があるので、演奏する方は大変です。
Salicus Kammerchorの場合も、古楽と一口に言ってもグレゴリオ聖歌からバッハまでという非常に広い範囲をレパートリーとしていますので、モードの切り替えは相当必要です。
ザンクトガレンのネウマが記譜されたのが9-10世紀、バッハは18世紀ですから、ざっと800-900年の隔たりがある上、イタリア、フランス、ドイツ、たまにイギリスやスペインの作品を演奏しますので、そのレパートリーたるや異常に広範です。
その点カペラやコントラポントは、ある特定の時期、地域に的を絞って(例えば先日のスラファセでは、デュファイの作品と、グレゴリオ聖歌聖歌しか演奏していません)プログラムを組むので、こういったモードの切り替えというのはほとんど必要ありません。
ヴォクスマーナもある意味ではこれに近く「2010年代の日本の作曲家」に的を絞っているのですが、そのプログラムの内容は凄まじく変化に富んでいます。
ほんと現代の作曲家って大変だなぁと思うのは、曲を作る前に様式を作んなきゃいけないんですよね、他人がやってない自分独自のスタイルというか。
でもルネサンスやバロックの作曲家も、同じ様式の中で、それでもそれぞれの個性を出しているので、それはそれで全く違う凄さがあるんですが、、。
どっちが幸せかわかりませんね。同じ様式の中で独自性を出していくのと、様式自体で独自性を出していくのと。
でも、現代音楽を聴いていて、確かに様式は相当違うけれども、違うのは様式だけで、中身は似たようなもんやなってことも、ありますよね。
それはそれでオソロシイですね(笑)
ーー・ーー・ーー・ーー
今回個人的にとても嬉しかったのは、僕のこのブログを見て、演奏会に来ました、という方がいらっしゃって、声をかけて下さったことです。
ブログって、アクセス解析機能で、見てる人がこれだけいるっていうのはわかるんですが、見てくださってる方がどう思ってるかって、ほとんどわかんないんですよね。
だから、このブログの作用というか、反応というか、それがわかることってほんとに稀で、たまにこういうことがあるととっても嬉しいです。
なので、演奏会なんかで僕を見かけたら、ブログ読んでまっせって声かけてくれると喜びます(笑)
ーー・ーー・ーー・ーー
今日は浴衣の方が多いですがどこかで花火でもあるのでしょうか。@大井町
浴衣の方が多い町、大井町、、、
お後がよろしいようで、、、
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ヴォクスマーナ | 小出稚子/大熊夏織作品

今日もヴォクスマーナのリハーサルでした、今日は小出さんにお越しいただき、アドヴァイスいただきました。

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あんまりきれいに撮れなかった。スミマセン、、、。

小出さんの作品「春宵感懐」は、多分聴かれたほとんどの方が「良い曲、、、」って思う曲だと思います。
普遍性があります。練りに練られた曲がなんだと思います。
歌う方からすると、そんじょそこらのキチガイ現代音楽より断然難しいですが、そこを感じさせないのが曲の完成度、そして歌い手の技術だと思います。
その意味で、ちょっとこれに近いものがあります。
第24回 J. デ・プレ「オケゲムの死を悼む挽歌」

この曲実は私以前から断片的に知っていました。というのも金沢さんがしょっちゅうこの曲の一部を鼻歌(というには本気過ぎますが)で歌っていて、その部分だけ、嫌という程耳にしていたのです。
まさかその旋律を自分が歌うことになろうとは夢にも思いませんでした(去年までバリトンだったので)
でも金沢さんが気に入って鼻歌で歌ってしまうのもよくわかります。そのくらい印象に強く残るし、またテクニック的に難しいのでさんざん練習したんだと思います。
私も同じ箇所を家で100回以上歌ったと思います。「そこしか出番ないん?」と言われた程です。
歌い手の妻って大変です。
歌い手どうしの夫婦はさらなり。
ーー・ーー・ーー・ーー
大熊作品は私は降り番なのですが、今日は通しを聴けました。
すっごいです。超楽しいです。
12分くらいの曲ですが、ずっとニヤニヤしながら聴けます。
ソプラノ1のまいこさん、テノール3の清見さん、バス2の小野さんに注目です!
通しを録画したものを例によって編集しました。
音はありませんが、まぁまぁネタバレしそうな動画です。
現代音楽の演奏会って、何が飛び出すかわかんないのが楽しいっていうこともあると思うので、なかなか宣伝が難しいのですが、ネタバレギリギリのラインを攻めてみました(笑)
今回紹介した2曲はいずれも再演です。
再演されるだけはあるなぁという感じの、充実した作品だと思います。
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